ミュンヘン空港 中央駅からSバーンでらくらく直通アクセス Munich airport easy access by Rail

日本人旅行者にとって、ドイツのゲートウェイ空港と言えばやはりフランクフルトですが、その次くらいの玄関口となっているのがこのミュンヘン空港です。

ミュンヘン空港はフランクフルト空港のようにICEなどの高速列車は乗り入れていませんが、ミュンヘン市内との間には多くの近郊列車(Sバーン)が運行していて、簡単に市内にアクセスすることができます。

空港に乗り入れているSバーンにはルートにより2系統(S1とS8)があり、空港駅と中央駅やマリエンプラッツ、カールスプラッツといった市内中心部との間を40分程度で結んでいます。

ミュンヘン中央駅からは 、ドイツ国内の各地へはもちろん、近隣の国々へも多くの ICEやレイルジェットなど の列車が運行しており、移動もとても便利と言えます。

日本からのルフトハンザや全日空などの直行便も多数運航しているミュンヘン空港。この空港からの移動にもぜひ列車をご利用ください。

なおこうしたドイツ国内の周遊旅行にはICEなどの高速列車も乗り放題のユーレイルジャーマンレイルパスがピッタリですし、1~2区間の利用には、各種割引料金での手配も可能な区間チケットの利用がおすすめです。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

オーストリアを中心に、ドイツ、ハンガリー、チェコ、スイス、イタリアなどを結ぶ高速列車 レイルジェット / Railjet Ausrtia and more

夜行列車のナイトジェットと同様、オーストリアを中心に近隣各国も結ぶ高速列車がこのレイルジェットです。ちょっと深みのあるレッドがこの列車のイメージカラーとなります。(チェコ鉄道所有の編成のみはブルー基調になります)

オーストリアの首都であるウィーンを中心に、オーストリア国内ではリンツ、ザルツブルク、インスブルック、グラーツなどのほぼすべての主要都市を結んでいます。日本の旅行客も多いウィーン⇔ザルツブルク間は高速新線を走行し、約2時間20分での運行となっています。

またさらにオーストリアと、ドイツのミュンヘンやベルリン、ハンガリーのブダペスト、スイスのチューリッヒ、チェコのプラハ、そしてイタリアのベネチアなど各国との間も結んでいます。さらに来春頃にはミラノ方面への従来のECもこのレイルジェットに置き換わる予定となっています。

レイルジェットはICEやTGVなどのようにいわゆる電車タイプの高速列車ではなく、従来型の機関車が引っ張るタイプの高速列車となります。そのためもあって最高時速はICEなどの300キロクラスに比べると控えめの230キロになりますが、その分汎用性も高く、このように各国への乗り入れが比較的容易となっているのでしょう。

客席クラスは通常の1等と2等の他に、特等にあたるビジネスクラスが付いているのが特徴的です。ビジネスクラスはセミコンパートメントタイプのゆったりした席になっており、より快適で移動が楽しめます。もちろん1等や2等も革張りのシートが配置され、快適性に問題はありません。

またこのレイルジェットは、ドイツのICEなどと同様、特に座席予約はマストでなく、乗車券やユーレイルパスなどで自由席としてそのまま利用できます。フランスTGVやイタリアのフレッチャロッサのように予約しなくても、パッと乗車できますので、その点も便利でしょう。(もちろん2~3時間以上など長めの利用の場合は座席予約がお勧めですが)

ちなみにレイルジェットに限りませんが、オーストリアでは1等の乗車券やレイルパスをお持ちの方はOBBラウンジが利用できます。ゆったりしたソファーにフリードリンクなどなかなかの快適さですので、1等利用の方はぜひ利用してみてください。

ぜひ今後もオーストリアやドイツ、チェコ、ハンガリーなど周辺国の旅行にはこのレイルジェットをご利用ください。

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オーストリア、イタリア、ドイツ、スイスなどを結ぶ、人気の夜行列車ナイトジェット / Nightjet -night train around Europe

(ナイトジェットについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

ナイトジェットはオーストリアを中心に、イタリアやドイツ、スイス、フランスなどヨーロッパの各国を運行する夜行列車になります。2016年の運転開始から徐々にネットワークを拡大している人気の列車です。

利用カテゴリーとしては、シングルから最大トリプルとして利用できる個室寝台、3段ベッドが2台向き合った6人定員のクシェット(簡易寝台)、そして通常の座席車があって、旅行スタイルや予算から選ぶことができます。なお個室寝台には簡易シャワーとトイレが付いたデラックスタイプもあります。

上の画像はそのシャワー等の付いたデラックス寝台になります。1人で利用する分にはかなりスペースに余裕があります。なお飲料水などのドリンクやその他スリッパ、耳栓など車内で快適に過ごすためのアメニティも一通りそろっています。

またシャワーとトイレスペースにはタオルやウォッシュ類などもそろっています。ここは洗面スペースとしても利用することとなります。

NJ DINNER

もともと特に夕食などは含まれてはいませんが、車内のメニュー表からアルコール類も含めてオーダーすることが可能です、パスタ類も(思ったより?)なかなかのグッドテイストです。

夜も更けて、寝るタイミングで、それまで座席として使用していた背もたれ部分などを倒してベッドメイキングをしてもらいます。(大体車掌さんに何時頃にセットしてもらうかを伝えておきます) シーツやまくらなどを整えると思った以上の快適な就寝空間となります。走行音は気になる人には気になると思いますが、耳栓やアイマスクなどをしてしばらくたってくると音にも慣れて、気が付くと眠りに落ちていきます。

朝は、 ノックの後、 前の日に車掌さんに頼んでおいた朝食が運ばれてきます。座席車を除いて、朝食はもともと寝台料金に含まれており、いくつかのアイテムから自分の好みで何種類かを選ぶことができます。朝にしてはなかなかのボリュームです。

そうして食事を終え、歯みがきや身支度をしている内に、列車は朝もやの終着駅に到着となります。

NJ mil

このナイトジェットはこの冬(12月)からさらにモダンで快適な新型車両も導入されます。またベルリンとパリやブリュッセルとの運行も開始され、より利用できる区間も増えますので、ぜひ皆さまも今度のヨーロッパ旅行の際にはこのナイトジェットを利用してみてください。

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ローマ フィウミチーノ空港とテルミニ駅を結ぶレオナルドエクスプレス Leonardo Express direct access from/to Fiumicino airport

イタリアの玄関口と言えばローマのフィウミチーノ空港ですが、このフィウミチーノ空港と市内の中央駅にあたるテルミニ駅とを結ぶのがこのレオナルドエクスプレスです。

レオナルドエクスプレスは空港アクセス列車として早朝の5時位から夜の12時位まで、概ね15分おき(時間帯によっては30分おき)に運行されていて、両駅間をノンストップで大体30分程度で結んでいます。利用された方も多いと思いますが、とても便利な列車です。

空港駅は空港ターミナルと連絡通路でそのままつながっていて、スムーズにたどり着くことができます。(ターミナル3とほぼ直結しています)


チケットについては、画像のような駅の自動販売機でも購入できますし、事前にHP上などから購入しておくこともできます。どちらかと言えば事前にHPから購入しておく方がより便利でしょう。なおHP購入の場合、チケットのタイプによってはスマホ上でチェックインしておく必要があります。 ホーム入場の際にはチケットゲート(改札)があってチケットの読み取りや提示が必要となります。

このレオナルドエクスプレス は、「エクスプレス」と付いてはいますが、特にフレッチャロッサのような高速列車ではなく、いわゆる快速のような列車になります。 特に予約は不要で、その場で間に合う列車を利用することができます。 クラスは1等席のみになりますが 、全席自由席となっています。

車両は通常の近郊列車タイプになりますが、荷物置き場が広くとられ、旅行客が利用しやすいようになっています。

なおこのレオナルドエクスプレスの車内では検札もありますので、行われていま必ず有効なチケット(またはパスなど)を持って乗車してください。 (検札時に有効なチケットを持っていないとほぼ自動的に不正乗車扱いされますので)

空港からはノンストップで約30分後にはテルミニ駅に到着です。ローマのフィウミチーノ空港到着または出発でのイタリア旅行の際にはぜひ便利で快適なこのレオナルドエクスプレスをご利用ください。もちろん弊社で事前にチケットは手配可能です!

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ローマやミラノ、フィレンツェなど、イタリア主要駅のホーム入場ゲート Ticket gate in Italy stations

ヨーロッパの駅は従来いわゆる公共施設的な扱いで、日本のような改札口がなく、チケットのない人でもホームまで入って見送りなどができるのが一般的でしたが、近年はスペイン、フランス、そしてこのイタリアでも入場の際のゲートが設置される駅が増えてきました。

イタリアでは現時点で、利用客の多い主要駅にあたる、ミラノ中央駅、ローマテルミニ駅、フィレンツェSMN駅、ナポリ中央駅にこうしたゲートが設置されています。

これらの駅で列車を利用する場合には、まずはこのチケットゲートでその係員にチケットやコンファメーションを提示して、ホームへ入場することとなります。場所によってはチケット上のバーコードによって自動的に開くタイプのゲートもあります。

上の画像のように「FAST TRACK」の名前で、トレンイタリアやイタロの1等や特等などのアッパークラスの利用客を対象によりスムーズに入場できるゲートもできています。

ただそれほど細かいチェックをしているわけではないので、この入場時に行列ができて何分も待たされるということはないようには思います。ちなみに出場時は日本の改札のようなチェックがあるわけでななく、下のようにそのまま退出していくだけとなります 。

このイタリアのゲートについては、日本の改札口のように厳密にチケットをチェックするというよりは、チケットの有無を確認し、列車の利用に関係ない人をなるべくホームに入れないようにして、駅ホームの混雑解消や治安改善につなげるという目的もあるかと思います。確かにこれで以前ホームを用もなくウロウロしていた人達はガクッと減って全般的に駅のガラはかなり良くなった気がします。

イタリアの高速列車(フレッチャロッサやイタロ)は主要路線での運行本数も多いですし、スピードも速く、料金も手ごろですので、イタリア旅行の移動手段としてゼッタイおすすめです。これからの秋の旅行シーズンにぜひご利用ください。

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イタリア 高速列車 フレッチャロッサの今のフラッグシップ車両 FR1000(ETR400) / Trenitalia highspeed train FR1000

前回ご案内したETR500に次いで、2015年からフレッチャロッサの新たなフラッグシップ車両としてデビューしたのがこのFR1000(形式名ETR400またはETR1000)です。

ETR500に比べるとよりアグレッシブなデザインで、真っ赤なカラーリングと相まっていかにも速く走りそうなイメージです。車両上の最高時速は360KMに達します。(営業上は今のところ300KM)

この車内外のデザインを担当したのは車のデザイナーとしても有名なベルトーネで、その躍動感が印象的と言えます。(ちなみにETR500のデザイナーはフェラーリでも知られるピニンファリーナ)

その内装については比較的シンプルで、シートは革張りのモダンなデザインとなっています。ETR500と比べるとややライトなイメージですが、もちろん快適さは十分以上です。

大きくとられた窓からは車窓の風景も楽しめます。なおフレッチャロッサの車両は画像にもあるように多くは4人掛け(2+2席)や2人掛け(1+1席)といったボックス駅になります。(2人掛けは1等のみ) 2名での利用の場合は通常横並びではなくて向かい合わせの席になります。それだけイタリア人はコミュニケーション好きなのかもしれませんね。

なおフレッチャロッサの1等にはこうしたドリンクやお菓子などのスナック類のサービスも付いています。こうしたちょっとしたサービスも車内の居心地をぐっと高めているように思います。

ぜひ次のイタリア旅行にも、車両形式はFR1000かETR500かはともかくとして、このフレッチャロッサをぜひご利用ください!

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イタリアの高速列車フレッチャロッサ  運転開始以来の主力車両ETR500/ Italian high speed train Frecciarossa ETR500

列車大国のイタリアを代表する高速列車と言えば、赤いカラーリングが印象的なフレッチャロッサですが、そのフレッチャロッサのデビュー以来使用されている車両がこのETR500です。このETR500自体は1990年代に運用が開始され、車内外のリニューアルを経て現在までフレッチャロッサの主力車両の1つとして親しまれています。

最初の登場から30年とはいえ、最高時速は300キロと動力性能的には問題なく、より新型のフレッチャロッサ1000(ETR1000)と一緒に 現在まで、 ミラノ⇔フィレンツェ⇔ローマ⇔ナポリといったイタリアの高速ルートを運行しています。

上の画像は1等車両ですが、実際に乗車すると、革張りのゆったり目のシートは長時間座っていても快適ですし、車内の造りもモダンかつ落ち着いた雰囲気でくつろげます。

またボックス席はこうした感じで通路からパーティションで仕切られていて、プライバシーも配慮されています。個人的には新型のフレッチャロッサ1000よりも重厚感や高級感があってインテリア的にはこちらの方がグレードが上のように感じます。

そろそろ新型の1000の方が車両的には増えてきて、乗り合わせる機会も多くなっていますが、まだまだしばらくはこのETR500もイタリアの高速路線を元気に走り回ってくれると思います。

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スイスとイタリア間のパノラマルート チェントバーリ鉄道/ Centovalli railway Ticino – Italy

前回ご案内したゴールデンパスラインを含め、スイスには多くのパノラマルートがありますが、その1つとして忘れてならないのはこのチェントバーリ鉄道です。この鉄道はスイスのロカルノと国境を越えたイタリアのドモドッソーラとを結んでおり、チェントバーリ(ハンドレッドバレー/百の谷)の名前の通り、多くの谷や峠を越えて走る観光ルートなのです。

ドモドッソーラのチェントバーリ鉄道の乗り場は、通常のトレンイタリアのホームとは少し別の場所にあり、入口から地下に入り、スロープを降りていくとそこがホームとなっています。時間帯によって窓が大きめのパノラマ仕様の車両も利用できます。

なおこの鉄道は西半分はイタリア内を運行しますが、鉄道会社自体はスイス側に属していて、スイストラベルパスでもそのまま利用可能です。

列車はドモドッソーラを出ると、いくつもの山や谷そして村々を縫うように走っていきます。

特に数千メートル級の山々の大パノラマがバーンとひろがっているというわけではないのですが、より優しい雰囲気の山々の風景が楽しめるといったイメージです。またちょこちょこと小さな駅に停車し、住んでいる方の生活の息吹も感じられます。

その名前の通りのこうした深い谷もいくつも越えていきます。そうしてロカルノまではおよそ2時間の見どころいっぱいのショートトリップになります。

ロカルノもまた地下駅となっていて、他の駅と比べて近代的な施設になっています。ここからエスカレーターを上がるとスイスとイタリア間のECなども停車する通常の鉄道駅の目の前に到着です。このあたりはスイスでもティチーノ地方と呼ばれるイタリア語圏になります。

チェントバーリ鉄道は、氷河特急やベルニナ特急のような専用パノラマ列車などはないため、それほどは有名となっていませんが、スイスとイタリアとの移動の間に組み込むと、いわゆるスイスアルプスのイメージとは少し異なった山々の風景が楽しめると思います。なおスイス関連商品の手配やお求めは下の当社のショップHPからぜひどうぞ!

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今夏から本格運行開始!乗り換えなしの直通パノラマ列車ゴールンデンパスエクスプレス / Goldenpass Express now fully operated!

(スイス関連チケットについては当社ショップよりお求め下さい)

ユングフラウなどの玄関駅でもあるインターラーケンと、ジュネーブにも近いモントルーを結ぶ観光ルートがゴールデンパスラインですが、このルートを乗り換えなしで結ぶ 話題のパノラマ列車がこのゴールデンパスエクスプレスです。昨年12月の運行開始からしばらくは車両の技術トラブルが続きましたが、ようやくこの夏からようやく本格運転を開始しました。

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このルートはもともと2つの鉄道会社にまたがっており、それぞれのレール幅が違う(1435mと1000m)ために、従来どうしても途中のツバイジンメンでの乗り換えが必要でした。しかし今回のゴールデンパスエクスプレスには新開発の軌間可変車両(いわゆるフリーゲージ車両)が導入され、念願の直通運転が可能となったのです。 (このためにしばらく車両トラブルが続いたわけですが)

こうして誕生したゴールデンパスエクスプレスは上のタイムテーブルのようにインターラーケンとモントルー間を1日4往復分運行しています。所要時間は3時間10分程度ですので、移動と車窓風景の観光を兼ねて程よい長さかもしれません。

また車両デザインはフェラーリなども手がけた有名デザイナーのピニンファリーナが担当し、なかなかのスタイリッシュっぷりです。車両は全てパノラマ仕様で、各席から車窓風景が満喫できるようになっています。

また車両的には、通常の2等と1等に加え、特等にあたるプレステージクラスが連結されているところも特筆ポイントです。 ちなみに席配置は2等は通常の2+2列で、1等は2+1列。そしてプレステージクラスは2+1列は変わりませんが席の位置が高めになって仕切りも付くなどより高級感あふれた配置となっています。

また車内では、簡単なドリンクや朝食から、ゴージャスにキャビアやシャンペンまで、ケータリングサービスも充実しています。 予約時にこうしたケータリングを合わせて手配しておくことも可能です、

なおプレステージクラスは 座席予約は 必須となっています。 通常の1等や2等も、予約は必ずしもマストではありませんが、運行以来人気が続いていますので、確実に予約しておくのがおススメです。

ぜひこれからのスイス旅行にはこのゴールデンパスラインを組み込んでより華やかな列車旅を楽しんで欲しいと思います。なおゴールデンパスラインのご手配等は下の当社のショップHPからぜひどうぞ!

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ユングフラウヨッホ クライネシャイデック経由の登山鉄道の利用ももちろんおススメ! / Mountain train via Kleinescheidegg

ヨーロッパでの標高最高駅のユングフラウヨッホで山上からの眺めやトレッキング、ショッピング、ランチなどを楽しんだら、ここから帰路はまた登山鉄道で下りていくことになりますが、行きはアイガーエクスプレスでアイガーグレッチャー乗り換えで来たのであれば、帰りはやはりクライネシャイデック経由の伝統の登山鉄道の乗り継ぎがおススメです。

ユングフラウヨッホの駅の乗車ゲートはアイガーグレッチャー行きとクライネシャイデック行きとで始めから乗車口が分かれています。

ここも行きのグリンデルワルドターミナル駅やアイガーグレッチャー駅のように予約ありの方(グリーン)と予約なし(イエロー)の方でレーンが分かれていて、予約があるとグリーンのレーンからスムーズに入場することができます。

こうしてクライネシャイデック行きの車両に乗車となります。アイガーグレッチャーで降りる場合は乗車ゲートの時点で間違えないよう気を付けて下さい。

列車はユングフラウヨッホからのトンネルを抜けると、まずはアイガーグレッチャーに停車し、さらに下っていきます。

そしてここクライネシャイデックに到着です。この時期はまたかなりの雪が残っていました。ここからは行きとは別ルートのラウターブルンネンへの登山鉄道に乗り換えます。 (もちろんグリンデルワルド方面への登山鉄道に乗り換えることもできます。)

車両はルーフ近くまで窓が取られていて、車内からの外の風景が楽しめるようになっています。

列車は徐々に高度を下げ、途中カーフリーリゾートとしても知られるウェンゲンを通っていきます。 こうしてラウターブルンネンに到着となります。

ラウターブルンネンからはインターラーケンへの列車が接続しています。 やはりインターラーケンからユングフラウヨッホの往復の際は、行きはグリンデルワルド経由でアイガーエクスプレスを使って一気に山上まで上がり、帰りはこのクライネシャイデックでの登山鉄道の乗り継ぎでラウターブルンネン経由で戻ってくるのが、乗り物的にも風景的にも変化があって一番楽しめると思います。ようやくコロナ明けで、観光を楽しめる時期が戻ってきましたので、ぜひ今年これからスイスに行かれる方はこのユングフラウの観光を楽しんで欲しいと思います。詳細情報はこちらの当社HPもご覧ください。

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