ウィーン空港駅 市内行きもオーストリア各地への列車も発着/ Flughafen Wien

2025年もスタートとなりました。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

さてヨーロッパには、フランフルトやパリなど空港に直結したターミナル駅がいくつもありますが、やや小ぶりながらその内の1つがこのウィーン空港駅です。

上の画像にもあるように、空港のターミナルと駅ホームは直結していて、列車マークの表示に従ってターミナルから降りていくとそのまま列車ホームとなります。この空港駅からは、市内中心部のミッテ駅との間の空港専用列車CAT(シティエアポートトレイン、市内各地への近郊列車Sバーン、そしてリンツやザルツブルクなどへの高速列車レイルジェット(オーストリア鉄道OBB運行)など数多くの列車が発着しています。

空港専用列車CATと、レイルジェットなどオーストリア鉄道(OBB)の列車は発着ホームも異なっています。CATはグリーン、OBBはレッドのイメージカラーとなっていますので分かりやすいですが、乗る際はちょっと気をつける必要があるでしょう。なおレイルジェットなどOBBの列車はユーレイルパスで利用可能ですが、CATは利用できませんのでご注意ください。

OBB側ホームからは画像にもあるようにレイルジェットなどが発着します。レイルジェットはもちろん長距離用の列車ですが、ウィーン市内への移動のみでも利用可能です。ただ中央駅の着発になりますので、シュテファン広場など市内中心部へはCATやSバーンの方が便利かもしれません。

レイルジェットはちょっとシックな赤がイメージカラーとなっています。なおこの駅は始発駅(または終着駅)になりますので、お客はここで全て入れ替えとなります。 また下がレイルジェットの1等の車内ですが、クリーンな雰囲気でなかなかの快適さです。1等は画像のような1+2列の配置で、2等は2+2列になります。セミコンパートメントとなった特等にあたるビジネスクラスも付いています。

空港駅とウィーン中央駅の間は途中ノンストップで、所要時間はおよそ15分程度になります。(なおCATはミッテ駅まで16分、Sバーンは市内駅まで25分程度) もちろん空港駅からリンツやザルツブルクなどの主要都市へは直通で行けますし、 またウィーン中央駅で乗り換えれば、オーストリア国内はもちろん、近隣のドイツやハンガリー、チェコ、スイス、イタリアなどへもアクセス可能です。

ウィーン空港はこのように列車アクセスもとても便利になっています。この空港をお使いの際は、ぜひこうした列車ネットワークを利用してオーストリアや近隣国の旅行を楽しんで下さい。

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