今年2026年夏もスイスとイタリア国境で工事のためECは乗り換えが必要! / Engineering works taken place on Swiss-Italian border in this 2026 Summer!

8 5月

(ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで)

前回ご案内したスイスのユングフラウ地方やツェルマットなどへはイタリアのミラノから訪れるる旅行者も多いと思います。ミラノとジュネーブやバーゼルなど結ぶEC(ユーロシティ)が運行していて、これを利用すると便利にアクセスできるのですが、今年2026年も6月上旬から7月下旬までこのルートでは工事が行われ、直通のECは運休となり、移動は少々大変になります。

工事は2か所で行われることになっていて、1つめは6/7~7/25間の国境駅ドモドッソーラから南側での工事で、もう1つは6/26~7/26間のドモドッソーラからさらに北側のトンネルに近い区間での工事となります。

これによりまず1つ目の工事が行われる6/7~6/25についてはミラノとブリーグ(ツェルマット方面)やシュピーツ(インターラーケン方面)とを結ぶECはドモドッソーラとスイス間のみの運転となり、ミラノとドモドッソーラ間については代行バスの利用となります。または一部のローカル列車はミラノとドモドッソーラで運行がありますので、ローカル列車とECを乗り継いで移動することも可能です。

そして2つ目の工事も行われる6/26~7/26に関しては、ECの運転はさらにブリーグまで(から)に短縮され、ミラノとブリーグ間については代行バスまたは代行バスとローカル列車の乗り継ぎとなります。

所要時間も通常ミラノとブリーグ間は2時間少々ですが、この工事期間中は乗り換えも含んで3~4時間程度になりますのでご注意ください。また特に2つ目の工事が行われる時期は利用便などにより乗換の場所や交通機関も変わってきますので、事前に良くチェックしておくことが必要です。ちなみにミラノとチューリッヒを結ぶ東側のルート(ゴッタルトルート)は特に工事などはありませんので、なるべくそちら側を利用すると便利かもしれません。

本来ミラノとブリーグなどを結ぶルート(シンプロンルート)は便利さに加えて、こうした美しい車窓風景も楽しめるのでおススメの路線なのですが、この夏の6~7月は工事の影響でバスなどを含めたちょっと大変な移動になります。この時期にイタリアとスイスの旅行をされる場合はスケジュールなどをよく確認した上で旅行を楽しんで下さい。

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ユングフラウ鉄道 今年2026年は5/1~10/31が予約マスト期間 / Jungfraujoch-Reservation needed from May to Oct in 2026!

24 4月

(ユングフラウVIPパスは当社HPまたはウェブショップよりご購入ください。)

前回もご案内したスイスのユングフラウ鉄道ですが、今年はユングフラウヨッホへの往復について5/1~10/31が予約マスト期間となっています。世界的な旅行熱でユングフラウ鉄道も混雑が続くようになり、数年前から夏のハイシーズンには予約必須となっていましたが、今年はさらにその期間が6カ月まで拡大されています。

予約が必須となるのはインターラーケンやグリンデルワルドからの往復分の全行程というわけではなく、クライネシャイデックやアイガーグレッチャーからユングフラウヨッホへの往復分のみとなります。それ以外の区間は今まで通り予約なしで好きな時間の列車で移動が可能です。

マップにもあるように、インターラーケンからユングフラウへ向かうルートには、新しい高速ゴンドラのアイガーエクスプレス利用のルートと、従来からのグリンデルワルド経由の登山鉄道ルート、同様にラウターブルンネン経由の登山鉄道ルートがありますが、予約が必要となるのは、アイガーエクスプレス利用の場合アイガーグレッチャーとユングフラウヨッホの間、登山鉄道ルートの場合はクライネシャイデックとユングフラウヨッホの間になります。

なお上はアイガーグレッチャーの登山鉄道の乗り場になりますが、こうしたゲートがあって事前の予約がないと原則としてこの先のユングフラウヨッホへの登山鉄道には乗れなくなっています。

ユングフラウヨッホの乗車口も同様です。こうしたゲートがあって予約がチェックされます。なおアイガーグレッチャー方面とクライネシャイデック方面は乗車口が別になります。

なおユングフラウヨッホへの登山鉄道は予約制ではありますが、都市間の通常の列車のように座席指定などはありません。大体座席数に見合う人数分が予約可能となっており、座席定員制と言ってもいいでしょう。お席は乗車時にお好きな場所に座って頂くこととなります。

なお、もし予約なしで現地に到着した場合には、駅窓口やインターネットで予約を取ることも可能です。ただ直前になりますと満席となる便も多くなりますので、早めの予約がベターとは思います。

ユングフラウヨッホへの予約はもちろん当社でもお受けしていますので、お日にちやお時間を決めて頂いた上でぜひお申し込みください。

詳細情報は当社のHPまたはウェブショップよりどうぞ!

ユングフラウ滞在なら今年もゼッタイお勧めのユングフラウVIPパス / Jungfrau VIP pass, best choice for Jungfrau trip!

10 4月

(ユングフラウVIPパスは当社HPまたはウェブショップよりご購入ください。)

スイスの登山鉄道でもっとも人気があるのはやはりユングフラウ鉄道でしょう。玄関口のインターラーケンをベースにグリンデルワルド、ユングフラウヨッホ、メンリッヘンなど見どころもたくさんです。そのユングフラウの観光にお勧めなのがユングフラウVIPパスです。

このパスはユングフラウヨッホも含めて上の画像のようなエリアで3日分利用できるパスで、有効範囲や有効期間、そして割安に設定された料金の点で、日本からの旅行客にぴったりフィットしたパスなのです。ちょうど今週から今年の利用期間もスタートとなりました。

このパスは、従来からのグリンデルワルドやラウターブルンネン経由の登山鉄道、新高速ゴンドラのアイガーエクスプレス、メインとなるユングフラウヨッホへの登山鉄道など、インターラーケンから上の登山鉄道や山岳交通機関をカバーしています。ハイキングなどにも人気のメンリッヘンやフィルストなどにももちろん利用できます。

また有効期間は3日のみの設定ですが、大体日本からの旅行の方はインターラーケンかグリンデルワルドあたりに2泊程度して観光しますので、3日あると宿泊の前後にも利用できてジャストフィットという感じです。このエリアに数日滞在して観光するのにピッタリのパスと言えます。

また料金面がこのパスの大きなアドバンテージです。現時点(2026年4月現在)でVIPパスの当社料金は¥46500となりますが、これはインターラーケン⇔ユングフラウヨッホの通常の往復乗車券(ハイシーズン)料金の¥55000(乗車券分)よりかなり安く、バーゲン料金となっているのです。ですので3日滞在でなくても単純なユングフラウヨッホ往復の1日観光にもお勧めできます。

ただこのVIPパスにはスイスハーフフェアカードやスイストラベルパスなどの利用者への割引は特にありません。ですので特に割引率の高い(50%オフ)のハーフフェアカードを利用の場合には半額割引の往復乗車券を利用してもいいと思います。

またもっと長めに滞在される場合は、最大日数が8日で、カバー範囲も少し広くなるユングフラウトラベルパスの利用もおすすめです。このユングフラウトラベルパスにはハーフフェアカードなどの割引もありますのでそれもアドバンテージと言えるでしょう。ただユングフラウヨッホへの往復には別途追加料金が必要となります。

なおVIPパスは利用の際、当社からお送りするバウチャーをこうしたユングフラウ鉄道の駅窓口で本券に引き換えて利用スタートとなります。

今シーズンのユングフラウVIPパスの利用期間は12/12までとなりますので、ぜひ今年もVIPパスを利用して便利でお得にユングフラウ地方の旅行を満喫して欲しいと思います。
なお今年は5~10月のユングフラウヨッホ観光には予約が必要となっていますので、次回はそれについてご案内します。
詳細情報は当社のHPまたはウェブショップよりどうぞ!

手軽に本格的な山岳パノラマの車窓風景が楽しめるルツェルン・インターラーケンエクスプレス/luzern-Interlaken Express Scenic train ride!

27 3月

前回ご案内したルツェルンと、ユングフラウの玄関口インターラーケンとの間を、途中ブリューニック峠を越えて結ぶのが、このルツェルン-インターラーケンエクスプレスです。(駅名そのまんまのネーミングではありますが) チューリッヒからも手軽に利用できる列車ですが、それでいて本格的なスイスらしい車窓風景が楽しめるのです。

このルツェルン-インターラーケンエクスプレスはこの区間を1時間おきにおよそ2時間で結んでいます。エクスプレスという名前は付いていますが、氷河特急のような観光客専用の列車ではなく、沿線の住民の生活利用と観光利用をミックスした列車と言えるでしょう。座席予約は可能ですがマストではありません。

車両は近郊電車タイプになりますが、窓が大きく、ルーフにもまたがっていて、パノラマ仕様になっています。両側の切り立った山の稜線などもばっちり楽しむことができます。

このように沿線には多くの湖が点在し、変化にとんだ風景が続きます。

ブリューニック峠が近づくと一気にこのような急勾配を上っていきます。峠の標高自体は1000メートル程度で大したことはないのですが、ラックレール(いわゆるアプト式)も使ってかなりの角度で登っていきます。

峠が近づくとこうしたちょっと幻想的な風景も楽しめます。

2時間ほどのショートトリップですが。このルツェルン-インターラーケン間はなかなか盛りだくさんのスイスらしい風景が楽しめるのです。

なおこの列車にはこうした結構本格的なダイニングカー(食堂車)も連結されています。この食堂車でスイスらしい地元のグルメやワインなどを車窓風景と合わせて味わうのも楽しそうです。

車両インターラーケンからはまた折り返してルツェルン行きとなります。なおこのルートはスイス鉄道SBBの路線でZentralbahnという名称がついています。

インターラーケンなどに行かれる際は、片道分はこのルツェルン-インターラーケンエクスプレスに乗るのがお勧めです。なお書きましたように座席予約はマストではないですが、観光シーズンは混雑しますので、車窓をガッツリ楽しみたい場合は座席予約をして席を確保しておくのがベターです。当社のHPもご参照ください。

次回はこのインターラーケンが玄関口となるユングフラウ鉄道についてお書きしたいと思います。

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スイスの古都で、交通のジャンクション駅のルツェルン/ Luzern SBB station

13 3月

前回ご案内したスイスの南部ティチーノ地方から、ゴッタルトトンネルを越えて到着するアルプスの北側の街がこのルツェルンです。湖に面した美しい街で、この中心部に駅は位置します。

スイスの古都(スイス独立からの歴史ある街)として観光客にもおなじみですが、このルツェルン駅は古都のイメージとは別に、近代的な造りの大きな駅となっていて、地下街には多くのカフェやショップなどが並び、多くの人が行き交います。

スイスの中心都市のチューリッヒにも近く、またインターラーケン方面へのゴールデンパスルートの発着地でもあるルツェルンの駅はこの地方の列車のジャンクション駅と言えます。駅の掲示板にもびっちりと多くの列車が表示されています。

また駅はターミナル形式の構造となっていて、規模も大きく、たくさんのプラットホームが並び、多くの列車がひんぱんに発着します。チューリッヒやインターラーケンやルガノなどスイス国内はもちろん、イタリアのミラノまで直通のECも運転しています。

また列車だけではなく、駅の外に出ると駅前広場の向こう側はすぐ湖になっていて、ここの港からは多くの湖船も発着しています。このルツェルン湖(フィアバルトシュテッター湖)の湖船はもちろん観光客にも人気ですが、同時に湖沿いの多くの町の人たちにとっての交通機関にもなっています。

また駅前には何レーンもの多くのバス乗り場も並んでいて、ひっきりなしにバスが発着しています。ちなみにピラトゥスのゴンドラ乗り場との間のバスもここからの発着となります。なおルツェルンではバスは2台が繋がった連接バスやトロリーバスが多く走っているのも特徴的です。

駅は市内の中心部に位置し、ルツェルンの市街地の散策などにも便利です。スイスらしく金融機関の大きなビルも見られます。トロリーバス用の架線も見えますね。なおスイストラベルパスをお持ちの方はこうした市内のバスなどの交通機関も利用が可能です。

ルツェルンの駅近くからもピラトゥスの山がキレイに望めます。ルツェルンはピラトゥスやリギなどの山岳観光の滞在地としてもお勧めです。

ぜひスイスやヨーロッパの周遊の際は、美しい山々に囲まれ、また街並みもきれいなこのルツェルンにお立ち寄りください。その際にはスイストラベルパスやスイスハーフフェアカード、またユーレイルグローバルパスの利用もお勧めです。

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ミラノとスイスのルガーノなどティチーノ地方を結ぶ近郊列車TILO / Tilo rail network Milan and Swiss Ticino

27 2月

ミラノの中央駅はイタリア内の列車のハブとなる駅ですが、同時にスイス方面との間の列車の玄関駅でもあります。スイスのチューリッヒやルツェルンなどとの間にはECが運行し、南部のルガーノやロカルノとの間では多くの近郊列車も運転しています。

ルガーノやロカルノなどのスイスの南部エリアはティチーノ地方と呼ばれるスイスのイタリア語圏で、このエリアの列車ネットワークは国境を越えてミラノを中心に一体化されており、イタリア国鉄系のトレノルドとスイス鉄道SBBが、TILOの名前でこうした近郊列車を共同で運転しています。

ミラノ中央駅からの列車はこのようにイタリアのコモから国境を越えてスイスのルガーノやロカルノの間を結びます。またミラノ市内以外でも、マルペンサ空港駅からスイス方面への列車なども運行されるなど、鉄道ネットワークが作られています。

車両は近郊型ながら、シートもしっかりしていて1時間少々程度の乗車であれば特に利用も問題ないでしょう。また1等席も連結されています。

この区間の車窓風景もなかなかです。山あいを走ってミラノからコモへは30分少々、コモからルガーノの間は40分少々で、ミラノとルガーノ間は1時間15分ほどになります。

コモ湖など湖沿いにも走りますので、ミラノからであれば右側席、スイス方面からであれば左側席を選ぶのがお勧めです。

ルガーノはこのティチーノ地方の中心都市になります。前にもこのブログで取り上げましたが、駅と湖畔の中心街との間は小さなケーブルカーが結んでおり、なかなか印象的で華やかな街です。またティラノとの間のベルニナバスの発着駅にもなっていて、観光客にもおなじみです。

なおミラノとルガーノ間はもちろんECも運転していますが、これくらいの距離でしたらこのTILOの利用でも特に問題ないでしょう。またECの場合は全席予約制となっていることもあり、特にユーレイルパスなどを利用する際には、予約なしでパスのみでそのまま利用できて便利とも言えます。

ぜひこのミラノやコモとスイス南部との移動などには長距離用のECと合わせて、この近郊列車のTILOもご利用ください。

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スイスとフランスを直結するTGVリリア / Direct connection between Swiss & Frace TGV-Lyria

29 8月

先日もご案内した、スイスとフランスをダイレクトに結ぶのがこのTGVリリアです。このバーゼルやチューリッヒ、ジュネーブ、ローザンヌとフランスのパリやディジョン、マルセイユなどの間を運転しています。

TGVリリアは、パリと、ジュネーブやバーゼルとの間を約3時間、ローザンヌとは約3時間40分、チューリッヒとは約4時間で結び、列車移動にちょうどいい距離と言えます。特にパリとジュネーブやバーゼルの間は便数も多く、フライトよりもはるかに便利でしょう。

車両にはこうした2階建て車両が多く使用されています。下の画像がその2F席なりますが、特に窮屈感もなくゆったりくつろいで利用することができます。

なおTGVリリアの利用クラスにはもちろん1等と2等とがありますが、その1等の中で、通常1等よりもさらにハイグレードな1等シグネチャーというカテゴリーも設定されています。席配置などは変わりませんが、シグネチャーの場合は、車内での食事やドリンクなどのサービスが付き、また乗車前のラウンジやコワーキングスペースの利用が可能です。観光旅行にもビジネス利用にも、ハイクオリティな移動をご希望の方にお勧めです。

またこうしたビストロ車両も連結されていますので、2等や通常の1等利用の場合でも、ドリンクや軽食を購入して、ここで食べたり、または席に持ち帰ることもできます。食にこだわるフランスの列車とあってなかなかのクオリティです。

パリは市内の中心部に近いリヨン駅の発着となります。空港への移動もなく街の中心部と中心部を結び、長い待ち時間や面倒な荷物チェックなども不要で、移動手段としてとても便利で快適と言えます。

ぜひこのTGVリリアを今後のヨーロッパ旅行でもご利用ください。
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スイスの玄関駅といえばバーゼルSBB駅/ Basel SBB -Gateway station to Switzerland

1 8月

前回はイタリアの高速列車のハブ駅としてミラノ中央駅を紹介しましたが、スイスの鉄道の玄関駅と言えばやはりこのバーゼルSBB駅でしょう。スイスの街としてはチューリッヒやジュネーブの方がもちろん有名ですが、列車の玄関となるのはドイツやフランスに面したこのバーゼルなのです。

このバーゼルSBB駅はスイスの中では有数の利用客の多い駅になります。なおこのSBBは日本のJRにあたるスイス鉄道(SBB)のことで、バーゼルにはこの他にドイツ側のバート(BAD)駅などもあるため、この名前が付いています。

この駅は街の中心部にも近く、宿泊などの際のアクセスなどにも便利です。駅前にはトラムやバスなども多く発着しています。

この駅にはスイス内の列車はもちろんですが、ドイツ側からはこうしたICEが数多く運転しています。ドイツの南北を運行するICEのかなりの便がこのバーゼルSBB駅発着となっており、フランクフルトやケルン、ベルリンなどとの間の便がひんぱんに運行しています、

そしてフランスのパリ方面には多くのTGV(リリア)が運転しています。パリとはおよそ3時間と所要時間も短く、便数も2時間おき程度に運転していて、かなりアクセスも便利です。

またフランス方面についてはTGV以外にもストラスブール方面へのローカル列車も運転しています。このローカル列車はTGVのホームとは別の、もともとのSNCF駅のホームの発着になります。

やや年季の入った車両ながらフランスらしい色遣いやデザインでのこだわりが感じられます。

このフランスのローカル用ホーム(旧SNCF駅)への通路には以前パスポートコントロールの設備も設置されていて、ちょっとわかりづらく行きにくかったのですが、そのコンコースは今はきれいに改装されお店もできて、スイス側ホームとの一体感も高まっています。

スイスの観光の面ではあまり目立たないバーゼルですが、列車を利用する際には乗り換えなどかなり使用する機会の多い駅になります。(もちろんビジネスなどでバーゼルを目的地とする方も多いですが)

またこの駅はカフェや売店、レストランなど数多くのショップもあって、乗り換え時間などが長くても特に困ることはないでしょう。何気に利用する機会も多い駅ですので、ぜひ今後のヨーロッパ旅行でスイスのターミナル駅として利用してください。

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イタリアの高速列車ネットワークのハブステーション ミラノ中央駅 / Milano Centrale hub station for highspeed train

18 7月

フレッチャロッサやイタロなど高速列車大国イタリアの、国際路線も含んだハブ駅となっているのがこのミラノ中央駅です。この駅には画像のように多くの高速列車が発着しています。まずそうした中で代表的な車両と言えば、トレンイタリア(旧イタリア国鉄)の看板車両フレッチャロッサ1000でしょう。ミラノとフィレンツェやローマなどを結ぶ高速新線で主に使用され、イタリアらしい躍動的なデザインとカラーリングが印象的です。なおもともとの製造メーカーを日本の日立が買収し、現在はイタリアの日立レールにて製造されています。

またこのちょっとユーモラスな造形のこの車両はETR700になります。これもイタリア製で、もともとはV250という名前でオランダ向けに作られた車両でしたが、紆余曲折を経て、イタリアに里帰りし、現在は主にミラノとベネチアの間のフレッチャロッサで使用されています。

また上の車両はフレッチャロッサの運行開始以来の主力車両として活躍しているETR500になります。デビューから30年以上経っているものの、高速新線では時速300キロ運転も可能で、フレッチャロッサの各路線で使用されています。徐々に主力の座はFR1000に移ってきていますが、ゆったりしたシートなどインテリアの出来はなかなか秀逸です。

またフレッチャロッサとライバル関係にあるのがイタロですが、イタロの当初からの主力車両がこのAGV(ETR575)です。イタロの運営会社にはフランス国鉄SNCFも出資していることもあり、この車両はフランスのアルストム製になります。長いノーズと深みのある赤いカラーリングが映えています。最高営業速度は300キロに達し、主にミラノとローマ間などのメイン路線で運行されています。

またそのイタロの新型車両として2017年から導入が開始されたのがイタロEVO(ETR675)になります。この車両は最高時速を250キロと控えめにして、その分効率やエコ性能を重視しており、ベネチア方面など準幹線などをメインに運行しています。なかなかアグレッシブなスタイリングも印象的です。

また国際的なハブ駅ということで、スイスとの間の車両も多く発着しています。これは以前にもご案内したETR610で、ミラノとスイスのジュネーブ方面との間のECに使用されています。カーブでも早く走行できるペンドリーノ機能(車体傾斜機能)がついているのも特徴的です。

これも前にご案内したスイス車両のGIRUNOで、ミラノとチューリッヒ方面を結ぶゴッタルトルートのECに使われています。デザインにもスイスらしい緻密さと合理性が感じられます。

ミラノの中央駅にはこうした各地との間の高速車両が発着しています。ぜひ今後のヨーロッパ旅行でもターミナル駅として利用してください。
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スイスユングフラウ グリンデルワルドの2つの駅 – グリンデルワルド駅とターミナル駅 / Grindelwald station & Terminal station

4 7月

ユングフラウ地方で人気のマウンテンリゾートと言えばこのグリンデルワルドでしょう。玄関駅となるインターラーケンも宿泊地としては便利なのですが、アイガーが目の前にそびえたつこのグリンデルワルドにはやはりアルペンリゾート感があふれています。(画像は冬の時期のものになりますが)

このグリンデルワルドと、山上のアイガーグレッチャーとを結ぶ新ゴンドラのアイガーエクスプレスが運転を開始(2020年末)してから4年少々が経ちました。グリンデルワルドからのユングフラウヨッホ観光には、この新しいアイガーエクスプレスルート(アイガーグレッチャー乗換)と従来からの登山鉄道の乗継ルート(クライネシャイデック乗換)があるわけですが、ここでその乗り換えのルートなどを再確認しておきましょう。

上がユングフラウエリアのマップになりますが、まずアイガーエクスプレスの場合はオレンジの点線+赤の点線のルートでの移動になります。アイガーエクスプレスはもともとのグリンデルワルド駅ではなく、1駅分インターラーケン寄りに新しく造られたグリンデルワルドターミナル駅からの出発となります。ですのでグリンデルワルドの町中に滞在している場合は、電車かまたはバスでターミナル駅に移動してからの乗車となります。

そしてアイガーエクスプレスに乗り込んで出発するとこの最新ゴンドラは飛ぶように斜面を上っていき、アイガグレッチャーまではわずか15分ほどで到着です。ここからは登山鉄道に乗り換えて、ユングフラウヨッホに向かうこととなります。

一方従来からの登山鉄道ルートは、マップ上ではグリーンの線と赤の点線の乗り継ぎになります。グリンデルワルドはもともとの街中のグリンデルワルド駅からの出発となり、まずは伝統の登山鉄道でクライネシャイデックに向かいます。

そして山上のクライネシャイデックからはさらに別の登山鉄道に乗り換えてユングフラウヨッホに上がっていくこととなります。

グリンデルワルドからユングフラウヨッホへはこの2ルートになります。アイガーエクスプレス利用の場合は必ずターミナル駅に移動しての利用となります。なおこの両ルートはどちらも風景的にも雰囲気的にも楽しめますので、グリンデルワルドからユングフラウヨッホを往復する際には、行きと帰りで別ルートにすると変化があってより楽しめるでしょう。

ぜひ今年もユングフラウ鉄道で美しいスイスアルプスの山々を楽しんで欲しいと思います。
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