氷河特急も発着するツェルマット(MGB)駅 / Zermatt MGB station
最近豪雨による水害で日本の地上波テレビでも取り上げられるなどちょっと話題となってしまったツェルマットですが、そのツェルマットのいわば中央駅的な駅がこのツェルマットのMGB(マッターホルンゴッタルト鉄道)駅です。
ここには世界中から多くの観光客が訪れており、 駅自体もかなり近代的で、大きめの造りとなっています。列車も隣の大きな駐車場のあるテーシュとの間のシャトル電車も含めると10~20分に1本程度が運行しています。あまり標高1600メートルの山村という雰囲気ではありません。
ホームもかなりの番線があり、氷河特急はもちろん多くのローカル列車が発着できるキャパシティがあります。またコインロッカーなどの設備ももちろん備わっていて旅行客が快適に過ごせるようになっています。
ツェルマットとブリーグを結ぶ鉄道区間は洪水により6月下旬からバスによる代行運転となっています。ただ代行バスはきっちり運行しているようですので、それほどの不便はなさそうです。この代行運転はしばらく月単位では続きそうで、氷河特急もその間はブリーグとサンモリッツ間の短縮運転となります。観光シーズンでもありますので、早く鉄道が復旧することが望まれます。
そのツェルマットとブリーグの間、列車は山合いの谷間を縫うように走っていきます。 岩山なども続いてなかなかの車窓風景ですので、個人的にも早く運行を再開して欲しいところですね。
ぜひ猛暑の日本から避暑も兼ねて、またツェルマットなどスイス旅行にいらしていただければと思います。
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