オーストリアを中心に、ドイツ、ハンガリー、チェコ、スイス、イタリアなどを結ぶ高速列車 レイルジェット / Railjet Ausrtia and more

夜行列車のナイトジェットと同様、オーストリアを中心に近隣各国も結ぶ高速列車がこのレイルジェットです。ちょっと深みのあるレッドがこの列車のイメージカラーとなります。(チェコ鉄道所有の編成のみはブルー基調になります)

オーストリアの首都であるウィーンを中心に、オーストリア国内ではリンツ、ザルツブルク、インスブルック、グラーツなどのほぼすべての主要都市を結んでいます。日本の旅行客も多いウィーン⇔ザルツブルク間は高速新線を走行し、約2時間20分での運行となっています。

またさらにオーストリアと、ドイツのミュンヘンやベルリン、ハンガリーのブダペスト、スイスのチューリッヒ、チェコのプラハ、そしてイタリアのベネチアなど各国との間も結んでいます。さらに来春頃にはミラノ方面への従来のECもこのレイルジェットに置き換わる予定となっています。

レイルジェットはICEやTGVなどのようにいわゆる電車タイプの高速列車ではなく、従来型の機関車が引っ張るタイプの高速列車となります。そのためもあって最高時速はICEなどの300キロクラスに比べると控えめの230キロになりますが、その分汎用性も高く、このように各国への乗り入れが比較的容易となっているのでしょう。

客席クラスは通常の1等と2等の他に、特等にあたるビジネスクラスが付いているのが特徴的です。ビジネスクラスはセミコンパートメントタイプのゆったりした席になっており、より快適で移動が楽しめます。もちろん1等や2等も革張りのシートが配置され、快適性に問題はありません。

またこのレイルジェットは、ドイツのICEなどと同様、特に座席予約はマストでなく、乗車券やユーレイルパスなどで自由席としてそのまま利用できます。フランスTGVやイタリアのフレッチャロッサのように予約しなくても、パッと乗車できますので、その点も便利でしょう。(もちろん2~3時間以上など長めの利用の場合は座席予約がお勧めですが)

ちなみにレイルジェットに限りませんが、オーストリアでは1等の乗車券やレイルパスをお持ちの方はOBBラウンジが利用できます。ゆったりしたソファーにフリードリンクなどなかなかの快適さですので、1等利用の方はぜひ利用してみてください。

ぜひ今後もオーストリアやドイツ、チェコ、ハンガリーなど周辺国の旅行にはこのレイルジェットをご利用ください。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

オーストリア、イタリア、ドイツ、スイスなどを結ぶ、人気の夜行列車ナイトジェット / Nightjet -night train around Europe

(ナイトジェットについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

ナイトジェットはオーストリアを中心に、イタリアやドイツ、スイス、フランスなどヨーロッパの各国を運行する夜行列車になります。2016年の運転開始から徐々にネットワークを拡大している人気の列車です。

利用カテゴリーとしては、シングルから最大トリプルとして利用できる個室寝台、3段ベッドが2台向き合った6人定員のクシェット(簡易寝台)、そして通常の座席車があって、旅行スタイルや予算から選ぶことができます。なお個室寝台には簡易シャワーとトイレが付いたデラックスタイプもあります。

上の画像はそのシャワー等の付いたデラックス寝台になります。1人で利用する分にはかなりスペースに余裕があります。なお飲料水などのドリンクやその他スリッパ、耳栓など車内で快適に過ごすためのアメニティも一通りそろっています。

またシャワーとトイレスペースにはタオルやウォッシュ類などもそろっています。ここは洗面スペースとしても利用することとなります。

NJ DINNER

もともと特に夕食などは含まれてはいませんが、車内のメニュー表からアルコール類も含めてオーダーすることが可能です、パスタ類も(思ったより?)なかなかのグッドテイストです。

夜も更けて、寝るタイミングで、それまで座席として使用していた背もたれ部分などを倒してベッドメイキングをしてもらいます。(大体車掌さんに何時頃にセットしてもらうかを伝えておきます) シーツやまくらなどを整えると思った以上の快適な就寝空間となります。走行音は気になる人には気になると思いますが、耳栓やアイマスクなどをしてしばらくたってくると音にも慣れて、気が付くと眠りに落ちていきます。

朝は、 ノックの後、 前の日に車掌さんに頼んでおいた朝食が運ばれてきます。座席車を除いて、朝食はもともと寝台料金に含まれており、いくつかのアイテムから自分の好みで何種類かを選ぶことができます。朝にしてはなかなかのボリュームです。

そうして食事を終え、歯みがきや身支度をしている内に、列車は朝もやの終着駅に到着となります。

NJ mil

このナイトジェットはこの冬(12月)からさらにモダンで快適な新型車両も導入されます。またベルリンとパリやブリュッセルとの運行も開始され、より利用できる区間も増えますので、ぜひ皆さまも今度のヨーロッパ旅行の際にはこのナイトジェットを利用してみてください。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ローマやミラノ、フィレンツェなど、イタリア主要駅のホーム入場ゲート Ticket gate in Italy stations

ヨーロッパの駅は従来いわゆる公共施設的な扱いで、日本のような改札口がなく、チケットのない人でもホームまで入って見送りなどができるのが一般的でしたが、近年はスペイン、フランス、そしてこのイタリアでも入場の際のゲートが設置される駅が増えてきました。

イタリアでは現時点で、利用客の多い主要駅にあたる、ミラノ中央駅、ローマテルミニ駅、フィレンツェSMN駅、ナポリ中央駅にこうしたゲートが設置されています。

これらの駅で列車を利用する場合には、まずはこのチケットゲートでその係員にチケットやコンファメーションを提示して、ホームへ入場することとなります。場所によってはチケット上のバーコードによって自動的に開くタイプのゲートもあります。

上の画像のように「FAST TRACK」の名前で、トレンイタリアやイタロの1等や特等などのアッパークラスの利用客を対象によりスムーズに入場できるゲートもできています。

ただそれほど細かいチェックをしているわけではないので、この入場時に行列ができて何分も待たされるということはないようには思います。ちなみに出場時は日本の改札のようなチェックがあるわけでななく、下のようにそのまま退出していくだけとなります 。

このイタリアのゲートについては、日本の改札口のように厳密にチケットをチェックするというよりは、チケットの有無を確認し、列車の利用に関係ない人をなるべくホームに入れないようにして、駅ホームの混雑解消や治安改善につなげるという目的もあるかと思います。確かにこれで以前ホームを用もなくウロウロしていた人達はガクッと減って全般的に駅のガラはかなり良くなった気がします。

イタリアの高速列車(フレッチャロッサやイタロ)は主要路線での運行本数も多いですし、スピードも速く、料金も手ごろですので、イタリア旅行の移動手段としてゼッタイおすすめです。これからの秋の旅行シーズンにぜひご利用ください。

フレッチャロッサやイタロなどヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

イタリア 高速列車 フレッチャロッサの今のフラッグシップ車両 FR1000(ETR400) / Trenitalia highspeed train FR1000

前回ご案内したETR500に次いで、2015年からフレッチャロッサの新たなフラッグシップ車両としてデビューしたのがこのFR1000(形式名ETR400またはETR1000)です。

ETR500に比べるとよりアグレッシブなデザインで、真っ赤なカラーリングと相まっていかにも速く走りそうなイメージです。車両上の最高時速は360KMに達します。(営業上は今のところ300KM)

この車内外のデザインを担当したのは車のデザイナーとしても有名なベルトーネで、その躍動感が印象的と言えます。(ちなみにETR500のデザイナーはフェラーリでも知られるピニンファリーナ)

その内装については比較的シンプルで、シートは革張りのモダンなデザインとなっています。ETR500と比べるとややライトなイメージですが、もちろん快適さは十分以上です。

大きくとられた窓からは車窓の風景も楽しめます。なおフレッチャロッサの車両は画像にもあるように多くは4人掛け(2+2席)や2人掛け(1+1席)といったボックス駅になります。(2人掛けは1等のみ) 2名での利用の場合は通常横並びではなくて向かい合わせの席になります。それだけイタリア人はコミュニケーション好きなのかもしれませんね。

なおフレッチャロッサの1等にはこうしたドリンクやお菓子などのスナック類のサービスも付いています。こうしたちょっとしたサービスも車内の居心地をぐっと高めているように思います。

ぜひ次のイタリア旅行にも、車両形式はFR1000かETR500かはともかくとして、このフレッチャロッサをぜひご利用ください!

フレッチャロッサなどヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

イタリアの高速列車フレッチャロッサ  運転開始以来の主力車両ETR500/ Italian high speed train Frecciarossa ETR500

列車大国のイタリアを代表する高速列車と言えば、赤いカラーリングが印象的なフレッチャロッサですが、そのフレッチャロッサのデビュー以来使用されている車両がこのETR500です。このETR500自体は1990年代に運用が開始され、車内外のリニューアルを経て現在までフレッチャロッサの主力車両の1つとして親しまれています。

最初の登場から30年とはいえ、最高時速は300キロと動力性能的には問題なく、より新型のフレッチャロッサ1000(ETR1000)と一緒に 現在まで、 ミラノ⇔フィレンツェ⇔ローマ⇔ナポリといったイタリアの高速ルートを運行しています。

上の画像は1等車両ですが、実際に乗車すると、革張りのゆったり目のシートは長時間座っていても快適ですし、車内の造りもモダンかつ落ち着いた雰囲気でくつろげます。

またボックス席はこうした感じで通路からパーティションで仕切られていて、プライバシーも配慮されています。個人的には新型のフレッチャロッサ1000よりも重厚感や高級感があってインテリア的にはこちらの方がグレードが上のように感じます。

そろそろ新型の1000の方が車両的には増えてきて、乗り合わせる機会も多くなっていますが、まだまだしばらくはこのETR500もイタリアの高速路線を元気に走り回ってくれると思います。

フレッチャロッサなどヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

スイスとイタリア間のパノラマルート チェントバーリ鉄道/ Centovalli railway Ticino – Italy

前回ご案内したゴールデンパスラインを含め、スイスには多くのパノラマルートがありますが、その1つとして忘れてならないのはこのチェントバーリ鉄道です。この鉄道はスイスのロカルノと国境を越えたイタリアのドモドッソーラとを結んでおり、チェントバーリ(ハンドレッドバレー/百の谷)の名前の通り、多くの谷や峠を越えて走る観光ルートなのです。

ドモドッソーラのチェントバーリ鉄道の乗り場は、通常のトレンイタリアのホームとは少し別の場所にあり、入口から地下に入り、スロープを降りていくとそこがホームとなっています。時間帯によって窓が大きめのパノラマ仕様の車両も利用できます。

なおこの鉄道は西半分はイタリア内を運行しますが、鉄道会社自体はスイス側に属していて、スイストラベルパスでもそのまま利用可能です。

列車はドモドッソーラを出ると、いくつもの山や谷そして村々を縫うように走っていきます。

特に数千メートル級の山々の大パノラマがバーンとひろがっているというわけではないのですが、より優しい雰囲気の山々の風景が楽しめるといったイメージです。またちょこちょこと小さな駅に停車し、住んでいる方の生活の息吹も感じられます。

その名前の通りのこうした深い谷もいくつも越えていきます。そうしてロカルノまではおよそ2時間の見どころいっぱいのショートトリップになります。

ロカルノもまた地下駅となっていて、他の駅と比べて近代的な施設になっています。ここからエスカレーターを上がるとスイスとイタリア間のECなども停車する通常の鉄道駅の目の前に到着です。このあたりはスイスでもティチーノ地方と呼ばれるイタリア語圏になります。

チェントバーリ鉄道は、氷河特急やベルニナ特急のような専用パノラマ列車などはないため、それほどは有名となっていませんが、スイスとイタリアとの移動の間に組み込むと、いわゆるスイスアルプスのイメージとは少し異なった山々の風景が楽しめると思います。なおスイス関連商品の手配やお求めは下の当社のショップHPからぜひどうぞ!

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

イタリア ローマフィウミチーノ空港とナポリを直結するフレッチャロッサが7月より運行中!/ Frecciarossa Fiumicino & Napoli

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

ヨーロッパではややムリヤリながらも脱コロナが進められており、夏の旅行シーズンに合わせて各国で列車についても増便などが行われています。そうした1つがこのローマ空港とナポリ間でのFロッサの運行開始といえるでしょう。

FR rom ap
image: trenitalia.com

ローマのフィウミチーノ空港(レオナルドダビンチ空港)はローマそしてイタリアの玄関にあたる空港で、もちろん鉄道路線も乗り入れています。この空港駅を発着する列車の多くは、ローマテルミニ駅との間を結ぶレオナルドエキスプレスなどの近郊列車ですが、高速列車のフレッチャロッサも以前から1日数本ながらフィレンツェやベネチアとの間で運行しており、そして先月より新たにナポリと間を乗換なしで直結する便が運転をスタートしています。

ROM

この空港とナポリ間の便はスケジュールとしては空港からは9:38発の11:33着、ナポリからは朝5:45発の7: 52着となっています。ナポリ発の便はかなり早朝ですが、フライトの時間に合えばとても便利な便といえるでしょう。それにやはり空港との間で乗換えなしで2時間でアクセスできるというのは大きなメリットです。またフィレンツェやベネチアと空港を結ぶ便も時間が合えばぜひお勧めです。

NAP

なお画像にもある高速車両のフレッチャロッサ1000(ETR400)は最高運転速度350KPHを誇るトレンイタリア(イタリア国鉄にあたる)のフラッグシップ車両になります。イタリアらしいダイナミックなデザインも印象的ですし、もちろん車内の居住性や快適性も優れていますので、イタリア旅行の際はぜひご利用になってください。

FR1000 SIDE

ドイツのフランクフルト空港やまたはフランスパリのシャルルドゴール空港では多くのICEやTGVが発着し、都市を経由しないでそのまま各目的地との移動がスムーズにできるようになっています。さらに今後こうした空港とダイレクトに結ぶ高速列車が増えてくると、イタリアの旅行もより便利になるでしょう。

fr1000

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

フレッチャロッサが4/5よりフランスのパリ/リヨン間での運転をスタート!/Frecciarossa Paris/Lyon

(Fロッサについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

日本では海外からの帰国の際の隔離などの手続が緩和され、徐々に海外旅行への機運も高まってきましたが、そんな中、昨年末からパリ/リヨン/ミラノ間で運転を開始したイタリアの高速列車フレッチャロッサが、今月の5日より、さらにフランス内のパリ/リヨン間のみでの運行もスタートしました。

fr parlys
image: trenitalia.com

このパリ/リヨン間はフランスで初めて高速新線が開通しTGVが運行を開始した区間で、日本の東京と大阪間にあたるようなまさにフランス一番のメインルートとなります。今回運行をスタートしたフレッチャロッサは1日各1便で、これにもともと運行していたパリ/リヨン/ミラノ便を加えて、現在1日あたり各3便がこの区間を運行しています。現時点で便数は少なめですが。今後6月にはもう2便増便されて1日5便となる予定となっています。

LYON

このパリ/リヨン間はTGVが1時間に数便程度とひんぱんに運行していますので、当面はこの区間でTGVの優位は揺るがないでしょうが、フレッチャロッサも所要時間は約2時間とTGVと同程度ですし、車内の快適性は互角かそれ以上ですので、今後はライバル関係ができてくるかもしれません。

FR1000 INSIDE
/>

なおヨーロッパでは国を越えた列車運行の自由化(オープンアクセス化)が進められ、各国の鉄道会社が他の国の運行に参入するケースも増えています。フランス国鉄(SNCF)も出資するイタロはローマ/フィレンツェ/ミラノなどのイタリアの主要路線を運行し、すっかりイタリアの高速列車として定着した感があります。また最近ではスペイン内のマドリッド/バルセロナ間でもともとのスペインの高速列車AVEに対し、フランスTGVが昨年OUIGOとして参入を開始し、さらに今後年内にはこのイタリアのフレッチャロッサがスペインのエアラインと組んで参入する予定となっています。

FR1000 SIDE

今回のパリ/リヨン間もトレンイタリアがフレッチャロッサで殴りこみという感じですが、こうした参入によりヨーロッパ各地で列車間の競争が活発になり、旅行者にメリットがもたらされればと思います。ヨーロッパではすっかりコロナ規制も撤廃が進み、今年の夏は日本からの一般の旅行もそれなりに再開されそうです。その際は皆さんにぜひまたこうした列車旅行を楽しんで欲しいと思います。

PAR LYON

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

イタリアのフレッチャロッサが12月よりミラノ/パリ間の運行を開始中!/ Frecciarossa Milan-Paris

(Fロッサについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

2月も後半に入りましたが、以前から運行が計画されてきたミラノとパリ間のフレッチャロッサがついに昨年の12月から運転をスタートしています。フレッチャロッサはもともとこの区間で2020年の開業が予定されていましたが、コロナなどの関係もあって1年少々遅れての運行開始となりました。

FRPARMIL
image: trenitalia.com

このミラノ⇔パリ間のフレッチャロッサは、途中イタリアのトリノや、フランスのリヨンやシャンベリーなどを経由して1日各2便運行し、パリ/ミラノ間を約6時間半~7時間程度、パリ/トリノを約4時間40分程度、リヨン/ミラノを約4時間20分程度でそれぞれ結びます。この区間には以前よりフランスのTGVが運転されていて、所要時間的には概ね同じくらいか便によってややフレッチャロッサが早いかといったところです。ミラノ/パリ間の所要時間はいずれにしてもやや長めですが、途中の国境付近では山々の車窓風景も楽しめてそれほど退屈はしないように思います。

FR1000NAP

また車両には新型のフレッチャロッサ1000(ETR400)が使用されています。さすがイタリアンデザインといったイメージのダイナミックな外観は文句なくカッコいいと思いますし、また車内は通常の1等(ビジネス)と2等(スタンダード)、特等にあたるエグゼクティブの3クラスとなっていて、快適な移動が楽しめるようになっています。特にエグゼクティブクラスは超ゆったりの1+1列の2列配置になっていて、多少長めの時間の乗車でもリラックスできると思います。(なお下の画像は1+2列配置の1等になります)

FR1000 INSIDE

フランス側(SNCF)のTGVに対してイタリア側(トレンイタリア)は長らく夜行列車(Thello)を運行させてきましたが、この夜行はコロナ禍の昨年に運行が終了となりました。そしてそのリベンジ(?)も含めて、今回トレンイタリアはこの区間にフレッチャロッサで再参入し、TGVとのガチンコの競争をスタートさせたわけです。今後もこのライバル関係から、イタリア/フランス間の列車利用がさらに便利になることを期待しましょう。(ちなみにミラノの発着駅はフレッチャロッサは中央駅で、TGVはポルタガリバルディ駅になります。TGVはややイタリア側から冷たくされているのかもしれませんね)

milan

そろそろヨーロッパではコロナの規制も緩和が進んできました。日本からの一般の旅行がいつ再開されるかはまだ見通しが立ちませんが、旅行ができるようになった際にはぜひまたヨーロッパ内での鉄道旅を楽しんで欲しいと思います。

PAR LYON

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

2021年もありがとうございました!/ 2022 will com soon!

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

2021年ももう残り1週間ほどとなりました。今年も当社を利用いただいた方や当ブログをご覧頂いた方々にはありがとうございました。少々早めではありますが当社の2021年の営業は本日までとなります。今年は昨年に続き、旅行業にとって厳しい年となりました。コロナの流行は収まったりまた急に流行したりとなかなか先が読めませんが、来年前半にはある程度海外旅行も復活することを期待して今後に望みたいと思います。

なお今のところ来年からの新商品や商品の変更などの情報は余り入ってきていないのですが、人気のスイストラベルパス(フレックスも同様)に1月から新しく6日料金が設定されるようですので、今後料金も含め確認できましたらご案内するように致します。

なお新年の当社の営業は連休明けの11日からになります。2022年もぜひ当社ユーリンクと当ブログをよろしくお願いいたします。よいお年をお迎え下さい!

???????????????????????????????

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで