Goldenpass Line / Luzern-Interlaken

2012年5月18日

5月も半ばを過ぎて日本でもちょっと夏っぽくなってきましたね。
引き続き夏に大人気のスイスのゴールデンパスですが、まずは東側のルツェルン/インターラーケン間をご案内しましょう。ルツェルンはチューリッヒから50分ほどの、湖沿いの美しい街です。近くにピラタスやリギなどアルプスの山々も望めますし、また建国のゆかりの歴史ある地としても知られます。

このルツェルンとインターラーケン間にはパノラマ列車のゴールデンパスパノラマ(Goldenpass Panoramic)が1日に5本ほど運行されています。所要時間はちょうど2時間です。この列車の場合、1等はパノラマ車と通常車両、2等は通常車両のみの連結となっていますので、パノラマ席の場合には1等を選ぶことになります。なおパノラマ席は1等であっても4列配置になっていますので、通常席(3列)と比べると少しタイトになります。また氷河特急などとは違って、特に座席予約はマストではなく任意ですが、パノラマ席に確実に座りたいということであれば予約をおすすめします。車内では簡単な食堂車もありますので風景を楽しみながらの食事も可能です。線路幅が狭い(1000ミリ)こともあって車両はややスリムですが、別に窮屈ということはありません。

ルツェルンからの場合、列車は出発するとまずルツェルン湖沿いに進み、岩山をトンネルで抜けて行きます。そしてサルネン湖などを過ぎるとブリューニック峠(Brunig)越えにさしかかりますが、ここの区間は、登山列車かと思うような急勾配を、ラックレールに歯車をかませて登っていきます。木々の間から見える蒼い山々や湖水の眺望も相まってちょっと感動的ですね。峠を越えるとまた湖や緑の草原沿いに走り、途中のマイリンゲン(Meiringen)で進行方向が変わります。そして蒼い湖水が印象的なブリエンツ湖が見えてユングフラウの山々が近づいてくると、やがてインターラーケンに到着となります。

この区間は標高は最高で約1000メートルとさほどではありませんが、イメージ以上の本格的な山々のパノラマ風景が楽しめます。チューリッヒからインターラーケンへの移動の際にもぜひ乗ってみてください!

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Goldenpass Line – between Luzern & Montreux

2012年5月15日

さて先週までのユングフラウにもつながるスイスの観光ルートで、毎年人気がアップしているのがこのゴールデンパスラインですね。このゴールデンパスラインは、スイス建国ゆかりの地ルツェルンと、レマン湖沿いのモントルーとの間をインターラーケンを経由して列車を乗り継いでいくルートです。スイスの玄関口となるチューリッヒやジュネーブからも比較的近く日帰りも可能な点など、わりと手軽に行けて本格的なアルプスのパノラマが楽しめる点が人気の理由と言えるのでしょう。ちなみにこのゴールデンパスの「パス」は特にそうした名前のレイルパスなどがあるわけではなく「峠」の意味のpassから来ています。

IMAGE:Goldenpass

このゴールデンパスラインは途中いくつかの列車を乗り継ぐことになるのですが、そのルートは大きくルツェルンとインターラーケン間の東側と、インターラーケンとモントルー間の西側とに分かれます。ルツェルン/インターラーケン間は途中険しいブリューニック峠越えていく区間で、その迫力とルツェルン湖とブリエンツ湖の眺望が魅力です。

インターラーケン/モントルー間は途中ツバイジンメンで乗り換えるのですが、ツバイジンメン/モントルー間は高原の中を走る感じで、レマン湖越しにモンブランの山塊も大パノラマで広がります。またこの区間は車両の先頭からそのまま景色が楽しめるVip席(グランビュー)や、レトロ車両を使って雰囲気を楽しむゴールデンパスクラシックなど特色のある列車や車両設備も話題です。そしてモントルーでは、チョコレートやチーズのファクトリーを訪ねるチョコレートトレインや、多くのアルプスの眺めが楽しめる展望台ロシェドネー山など、列車を使って1日楽しめるアトラクションや観光スポットも多く用意されています。

そんなさまざまな魅力をもったゴールデンパスラインについて何回か書いていきたいと思います。詳しくはこちらのページもご覧ください。

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Jungfrau Railways with Swisspass or Eurailpass

2012年5月11日

5月も中旬で、すっかり陽射しも強くなってきました。日によっては夏の雰囲気ですね。

images:JB

さて何週かにわたって書いてきました、このユングフラウ鉄道を実際に利用するにあたって、かなりの方はスイスパスやユーレイルパスなどをお持ちかと思います。パスによって割引の範囲なども異なってきますので整理しておきましょう。

まずはスイスパスです。スイスパスの場合はユングフラウ鉄道内でも、インターラーケンとグリンデルワルド、ウェンゲン、そしてラウターブルンネンからロープウェーと列車を乗り継ぐミューレンの間はそのまま有効範囲になります。そしてそこから先のユングフラウヨッホまでのメインルートは25%の割引となります。なおメインルート以外のメンリッヘンやフィルストなどへは50%割引となります。なおフレキシーパスの場合も同様ですが、通常の有効区間を利用する場合には日にちのカウントが必要です。

またスイスカードの場合は、最初と最終の利用日はスイスパス同様にグリンデルワルド、ウェンゲン、ミューレンまでが利用可能で、その利用日以外の日やそれ以外の区間はユングフラウヨッホまでのルートをを含め全て50%割引で利用できます。

一方セレクトパスなどスイスを含むユーレイルパスの場合は、特にそのまま利用できる区間はなく、インターラーケンとユングフラウヨッホ間のメインルートの区間が25%割引となります。なおメインルート以外のメンリッヘンなどへの割引はありません。なお割引を受けるにあたって日付のカウントは不要です

また前回に書きました、ユングフラウパスについては、センテナリーパスの場合いずれのパスでも割引料金がありますが、6日パスの場合はユーレイルの場合は特に割引等もありません。このように利用する鉄道パスによっていろいろ扱いが異なってきますので、ご注意ください。なお現在弊社で販売中のユングフラウの乗車券/パスの料金は整理するとしたのようになります。(詳しくはこちらから)

インターラーケン/ユングフラウヨッホ往復 
 通常料金¥19500 スイスパス/フレキシーパス所持¥15000 
 スイスカード所持¥10000 ユーレイル所持¥15000
グリンデルワルド/ユングフラウヨッホ往復
 通常料金¥17500 スイスパス/フレキシーパス所持¥13500 
 スイスカード所持¥9000 ユーレイル所持¥13500
ユングフラウセンテナリーパス3日
 通常料金¥21000 スイスパス/フレキシーパス所持¥17500 
 スイスカード所持¥17500 ユーレイル所持¥17500
ユングフラウパス6日
 通常料金¥22000 スイスパス/フレキシーパス所持¥16500 
 スイスカード所持¥16500 ユーレイル所持¥22000

しばらくユングフラウ鉄道について書いてきましたが、ユングフラウ鉄道はやはりその実際のスイスらしい風景やさまざまなアトラクションなどの魅力、また全通100年を経たという風格の点で、一番お勧めのスイスの登山列車と言えるでしょう。「ユングフラウJungfrau」はドイツ語で「若い女性」の意味ですが、まさにユングフラウ鉄道はスイス登山列車の「女王」と呼べるでしょうね。どうぞ今シーズンもこの美しい感激をスイスを訪れる方たちに味わってほしいと思います!!

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Jungfrau Pass – Centenary pass & 6days pass

2012年5月8日

5月も2週目に入りましたが、連休もあっという間に過ぎた感じですね。

image: JB

引き続きの、スイスユングフラウ鉄道ですが、実際に利用するにあたって便利な鉄道パスがこのユングフラウ鉄道パスです。今シーズンも、今月1日から利用開始となりました。そしてこの人気のユングフラウ鉄道パスにはユングフラウセンテナリーパス3日とユングフラウパス6日の2つのタイプがあります。

センテナリーパスは去年まではVIPパスと呼ばれていましたが、ユングフラウヨッホへのメインルートとミューレンやシーニゲプラッテなどの主要路線をカバーする3日間有効のパスですね。ユングフラウヨッホまでの区間は1往復分のみの利用となりますが、それ以外の区間は乗り放題で、インターラーケンやグリンデルワルドなどに2~3日滞在してユングフラウヨッホなど主要なスポットを見て回るのにぴったりのパスです。ですので3日あれば1日はユングフラウヨッホを往復し、1日は各地の展望ポイントを見て回り、もう1日はどこかお好きなポイントでハイキングを楽しむなんてプランがお勧めですね。

もう1つのユングフラウパス6日間ですが、このパスはセンテナリーパスとは日数だけではなくその通用範囲も異なっています。6日パスはより多くの路線で使えるのが特徴ですね。センテナリーパスの路線に加えて、メンリッヘンまでや、グリンデルワルドのバス路線もご利用になれます。ただ逆にセンテナリーパスで1往復分利用できる、アイガーグレッチャーからユングフラウヨッホまでの区間についてはカバーしておらず50%割引の対象となりますのでご注意ください。それでセンテナリーパスより日数が長く利用範囲も広いにもかかわらず、同じくらいの料金となっているわけですね。このパスは、じっくり腰をすえてより本格的なハイキングやトレッキングなども楽しむ方にもピッタリです。

なおいずれのパスも連続の3日/6日となりますので、とびとびではご利用になれません。このユングフラウエリアに滞在される方は宿泊日数や行きたい場所、その目的に応じて、最適のパスを選んでいただければと思います。料金についてはこちらをご覧ください。なおこうしたユングフラウのパスや乗車券にはスイスパスなどをお持ちの場合割引があるのですが、それはまた次回に。

Top of Europe – Highest station in Swiss

2012年5月1日

ゴールデンウィークも前半が過ぎ今日から5月ですね。日によって暑いほどになりました。

images:JB

さて話は、夏でもひんやりの標高3400メートルに位置するユングフラウ鉄道の終着駅ユングフラウヨッホです。ここは富士山の山頂にも近い高さにあるわけですが、もちろん単に山の上にある駅というわけではなく、お客さんが楽しく過ごせるための様々な「アトラクション」があります。こんな急な山の頂きにこれだけのものを造ったというのは驚きでもありますね。

もちろんこのユングフラウヨッホでの一番の楽しみはアルプスの大パノラマです。エレベーターで上っていく標高3573mのスフィンクス展望台からは、ユングフラウ、メンヒ、アイガーの三山や、世界遺産にも認定されたアレッチ氷河など360度のパノラマが広がります。(私が前に行ったときは残念ながら吹雪でしたが。。) また一方のプラトー展望台では雪原の上をを歩くこともできますし、またSNOWFUN というスノーパークでは大パノラマの中でソリなど簡単なスノースポーツも楽しめます。

一方屋内にはアイスパレス(氷の宮殿)という氷の彫刻の展示スペースもありますし、また今年はアイスパレスとスフィンクスを結ぶ250メートルの通路が、アルパインセンセーションとしてユングフラウの歴史や風景などを3Dシアター等で楽しめるスペースとなりました。またレストランはセルフサービスのカジュアルなタイプからちゃんとサービスも付いた本格的なタイプまで、シチュエーションや気分に(もちろん予算にも)合わせて選ぶことができます。ぜひアルプスの眺望をバックにワインなども飲みながらゆっくりランチをエンジョイしてほしいと思います。また他にも各種のショップなどもありますのでお土産などもじっくり選ぶことができます。

個人的に言えばこのユングフラウヨッホには見て回るのに1時間と食事の1時間で短くとも2時間は滞在したいところです。せっかく時間もお金もかけてここまで来るわけですので、ある程度時間をかけてこのユングフラウの魅力をじっくり楽しんでほしいと思います。なおこのユングフラウヨッホには残念ながら宿泊施設はありませんので、泊まりたい方はクライネシャイデックまで下りて我慢してくださいね。

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Jungfraujoch – En route

2012年4月27日

いよいよ明日からゴールデンウィークに入りますね。特に前半は天気もよさそうで絶好のお出かけ日和になりそうです。

さてユングフラウ鉄道ですがその出発地はインターラーケンです。ブリエンツ湖とトゥーン湖に挟まれている(Inter-lakes)のでこの名前が付いているのですが、ちなみに乗車する駅はOST(東)駅になります。WEST(西)の方が賑やかですがお間違えのないように。

 

ここからユングフラウヨッホへはまず左回り(西回り)の場合グリンデルワルドに、右回り(東回り)の場合はラウターブルンネンに向かうことになります。電車はいずれにしても数両編成のかわいい車両でいかにもアルプスの山の中に入っていくという感じですね。そしてグリンデルワルドの場合は30分少々で到着です。日本人にも人気のこの町ですが、アイガーへの眺めもきれいですね。またラウターブルンネンの場合は20分ほどで着きます。車窓からも見える滝が印象的ですね。

グリンデルワルド/ラウターブルンネンからはクライネシャイデック行きに乗り換えです。なおラウターブルンネンからは途中リゾート地のウェンゲンを通りますが、ちなみにこのウェンゲンまたはグリンデルワルドまでがスイスパスが使える範囲になります。こうしてユングフラウやメンヒなどの景色が雄大になっていくと、クライネシャイデックに到着です。このあたりはもう家などがなく本当にアルプスの山の中という感じになります。

そしてここからがユングフラウヨッホに向かうハイライトです。急勾配用に席がもともと傾けてある電車に乗り込み、そして途中のアイガーグレッチャーを過ぎるといよいよ山肌に沿って掘られたトンネル内に入ります。「特別な電車に乗っている」感がありますね。こんなトンネルを100年も前に作ったとは驚きです。そして途中のアイスメーア(Eismeer)などの休憩と写真撮影のための駅に止まり、出発から50分ほどでついにヨーロッパ最高駅3454Mのユングフラウヨッホに到着です。何回も電車を乗り継ぎトンネルを抜けてことで、感慨もひとしおという感じになります。ただここは富士山頂に近いくらいの高度ですので、ちょっと体をならしてから行動するのがベターでしょう。

乗換えはいずれも階段の乗降もなく簡単です。乗り換えそのものは5分もあれば十分ですが、夏のシーズンには混雑し次の列車まで待たされる場合もありますので、スケジュールには余裕を持った方が良さそうです。

ユングフラウヨッホの「アトラクション」についてはまた次回に。

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Jungfrau Railways – Anniversary 100years

2012年4月24日

いよいよ今週末からゴールデンウィークに入りますね。すっかり暖かくなってきてどこか行きたくなるシーズンです。スイスもそんな行きたくなる国の1つですが、先週のマッターホルンに続き、今週はスイス登山鉄道一番人気のユングフラウ鉄道ですね。こちらもツェルマット同様、私も冬に行ったばかりですので印象も新鮮なところです。

images:JB

今年はユングフラウ鉄道は全線開通100周年という記念すべき年です。100年も前にこんな山の上にトンネルなどを通して列車を走らせたことも驚きですし、そうして運行を開始した鉄道が今でもこれだけ人気であり続けていることもすごいですね。山上のユングフラウヨッホは標高3454Mで現在もスイスの鉄道駅の中で最高地点にあります。

そしてこのユングフラウヨッホには今シーズンからアルパインセンセーションというユングフラウやスイスの歴史/自然などを映像等で楽しめるアトラクションがオープンしています。これはヨッホ内のスフィンクス展望台とアイスパレスの間の長さ250Mの間に作られ山上での滞在がより魅力的になっています。またこの5月1日からは100周年記念パスのユングフラウセンテナリーパスも利用スタートとなり、今年のユングフラウはさまざまにスペシャル感満載です。

なおこのユングフラウ鉄道のルートを簡単に紹介しておきますと、まずその玄関口になるのはインターラーケンです。チューリッヒ、ルツェルンなど他のエリアからの列車は全てこのインターラーケンまでとなります。そしてここを起点として、アイガーの眺めも美しいグリンデルワルド、滝の流れるラウターブルンネン、山上のクライネシャイデック、そしてユングフラウヨッホがいわゆるメインルートになります。またさらにシルトホルンのふもとのミューレン、展望台のあるシーニゲプラッテやハーダークルムなどにも路線が伸びています。よくこんなところを列車が!という驚きも感じさせる路線網ですね。


次回はそんなユングフラウの沿線ルートを案内したいと思います。詳細はこちらをどうぞ

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All Peaks in Zermatt / Zermatt Peak pass

2012年4月20日

さてツェルマットの後編ですが、その前に今週末のイタリアのストライキ予定をお伝えしておきます。明日の4/21土曜21時からの日曜22日21時まで列車の24時間ストが予定されていまして、一応現時点での運行予定はこちらのようになっています。運休の列車はあまり多くなさそうですが、ご旅行の方は情報にご注意ください。

このツエルマットは三方を山に囲まれた谷間になっていますので、ゴルナーグラート以外にもいくつもの登山鉄道/ロープウェーなどが運行しています。まず有名なのはクラインマッターホルンへのゴンドラですね。このクラインマッターホルン(マッターホルングレッシャーパラダイス)は、標高3800Mを越え、スイスで最も高い位置にある展望台ですね。このクラインマッターホルンへは途中フーリとトロックナーシュテークでゴンドラを乗り換えていくのですが、さすがにそうしてたどり着いた山上からのマッターホルンなどの大パノラマは360度の絶景と言えますね。「氷の宮殿」というアトラクションもありますし、名前の通り氷河(グレイシャー)も見ることができます。(Images : zermatt.ch)

なお標高差はツェルマットから2000M以上ありますので、途中トロックナーシュテークで休憩したり、クラインマッターホルンではあまり急な運動をしないようにするなど体調に気を付けた方がいいでしょう。帰りは少しルートを変えて湖のあるシュバルツゼーを経由していくとより楽しめると思います。なおこのクラインマッターホルンへのゴンドラ乗り場はちょっと町の中心から外れてますのでご注意ください。

そしてもう1つツェルマットの展望台がロートホルンですね。こちらもツェルマットからはまずスネガまでケーブルカーで、その先はゴンドラに2回乗って到着することになります。このロートホルンも標高は3000メートルを越え、マッターホルンなどの大パノラマが楽しめます。またこのあたりはスネガも中心にハイキングのメッカでもありますので、帰りなどはハイキングで下りてきても楽しいと思います。

なおこうしたゴルナーグラートやクラインマッターホルン、ロートホルンなど、ツェルマットエリアの山々を「踏破」したい方にお勧めなのはこうした登山鉄道やゴンドラなどに乗り放題のツェルマットピークパスですね。一番短い3日のパスで¥18000~(6/10までのプレシーズン)ですので、数日以上じっくり滞在される方にピッタリかと思います。(詳しくはこちら)

これからの春夏のシーズンにはぜひ氷河特急の行き帰りなどにもこのツェルマットを訪れてください。ご当地「ゆるキャラ」のWolliくんも待ってますので。

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Zermatt / Gornergrat bahn – View of Matterhorn

2012年4月17日

さて今週は氷河特急のターミナルであるツェルマットと周辺の登山列車についてお書きしましょう。実はツェルマットには1月に入ったばかりで個人的に記憶も新しいところです。(ただそのため写真が冬のものが多くなってます。。)

ツェルマットはご存じのようにスイスでもトップクラスの人気マウンテンリゾートで、独特の切り立った山容が印象的な名峰マッターホルンのふところにある町です。ウィンターシーズンはスキーのメッカとしても有名で、また一般のクルマは立ち入れないカーフリーリゾートとしても知られています。(一般車は隣駅のテーシュの大駐車場に駐車し、テーシュから電車を利用することになります) 

さてこのツェルマットエリアには周囲の山々に上るためのいくつもの登山鉄道やロープウェイなどがあるのですが、そのうちでもっとも人気なのはやはりゴルナーグラート鉄道ですね。標高3100メートル近いゴルナーグラートはマッターホルンをはじめモンテローザなど4000M級のアルプスの山々のの展望台として知られています。ゴルナーグラート鉄道は距離およそ9キロ、標高差約1500メートルをラックレールを使って33分かけて上っていきます。急勾配を上ってたどり着くや山上からの山々のパノラマはやはり圧巻です。またここにはレストランなどもあってゆっくりアルプスの展望を楽しみながら食事もできますし、人気の山岳ホテルもありますので、(夏は予約が取りづらいかと思いますが)宿泊も可能です。また少し下ったリッフェルベルクなどは湖もあってハイキングのメッカですので、途中ここで下車してあとはハイキングしながらツェルマットに下りてくるというのも楽しいと思います。

いずれにしてもツェルマットに滞在するならこのゴルナーグラートはぜひ訪れてほしい絶景ポイントですね。料金などより詳しくはこちらをどうぞご覧ください。

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Bernina Express – Route!

2012年4月13日

さて今日はベルニナ特急の「後編」です。ちょうど今テレビの「世界の車窓から」ではこの区間をやってますね。

images : RHB

ベルニナ特急はクールからの便の場合はまず、氷河特急と同じくサンモリッツ方面へアラブラ線を走ります。自然の美しさと当時の鉄道技術が評価され、途中のThusisから先、アラブラ線/ベルニナ線はユネスコの世界遺産にも認定されています。その建設技術の1つがループ線として建設され、撮影ポイントとしても有名なランドバッサー橋ですね。

さてサンモリッツも標高1800Mにあるのですが、ここから先列車はさらに高度を上げ、次第に車窓は植生が変わり、高山的な風景になってきます。4000M級の山々に囲まれ、独特の白い湖水が美しいラーゴビアンコ(イタリア語で白い湖)をすぎると、登山列車以外ではスイスで最高地点である2253Mのベルニナ峠(Ospizio Bernina)に到着です。そしてここからはループなどを使って急勾配を下り、湖の美しいポスキアーボなどを過ぎ、イタリアに入ってほどなくティラノに到着します。

列車としてのベルニナはここまでですが、ここから先はベルニナバスがルガノまで接続しています。このバスもベルニナ特急同様、全席予約制ですので別途座席予約券が必要で、またレイルパスが利用できます。(クラスは2等扱いになります) 列車同様に赤く塗られたこのバスはカーブの続く美しい山道を走り、コモ湖沿いのゴージャスな雰囲気のリゾート地ルガノまでを3時間ほどで結びます。

このベルニナ特急はもちろんティラノからでもご利用になれますので、サンモリッツからの日帰り往復や、ベルニナバスに乗っての1日周遊、そしてミラノへのアクセスとしてなど、いろんな旅程で利用が可能です。書きましたようにティラノやベルニナバスのルートはイタリア内にありますが、全てスイス内扱いになりますので、スイスパスやスイスの入ったユーレイルパスでカバーします。ぜひスイス鉄道旅行には組み込んでみて下さい。詳しくは弊社サイトをどうぞ。では来週は氷河特急のもう1つの出発地ツェルマットについて書きます。
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