ストックホルムとハンブルクを結ぶ夜行列車(SJ ユーロナイト)が今月より運行開始! / SJ Euronight into service from Sep

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

以前からヨーロッパでは「夜行列車の復権」ということで、パリ/ウィーン間やアムステルダム/チューリッヒ間のナイトジェットなど、夜行列車の運行が徐々に再開されていますが、さらにこの9月からはスウェーデンのストックホルムとドイツのハンブルクを結ぶ夜行列車が運行をスタートしました。

SJ.EN
image: www.sj.se

この新しい夜行列車は、スウェーデン国鉄のSJによる運行でSJユーロナイトとネーミングされていて、このストックホルム/ハンブルク間を、途中デンマークのユトランド半島を経由するルートで結びます。

TIMETABLE
image: www.bahn.com

上がその運行スケジュールとなりますが、ハンブルク発の場合は出発がほぼ夜10時位で、途中マルメやリンショーピンなどスウェーデンの各都市に停車しながらストックホルムにちょうど12時間後の9:55の到着となります。またストックホルムからの場合は出発が17時半過ぎとやや早めですが、これもスウェーデンの各都市などに停車して翌朝6時半頃にハンブルクに到着となります。(なお下の画像はハンブルクの中央駅になりますが、このSJユーロナイトが発着するのはハンブルクのアルトナ駅になります)

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時間に余裕のある方はゆっくり全区間の移動で列車旅を楽しむのにいいと思いますし、またはドイツとスウェーデン南部のマルメやルンドなどとの間の夜の移動にもお勧めできる列車です。なお車内ではちょっとした軽食やドリンクの販売はありますので、ストックホルムからそのまま乗り込んでも特に翌朝までひもじい思いをするということもないでしょう。

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なお客室(客席)は、料金や利用人数に合わせて、シングル~3人用またはシングル~2人用の個室寝台、4人または6人用で相部屋利用も可能なクシェット(簡易寝台)、 通常の2等座席(オープンサロンまたは5人までのコンパートメント)が設定されています。なお個室寝台利用の場合は自動的に朝食のサービスがついてきます。

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image: www.sj.se

なおこのSJユーロナイトの他に、ベルリン/ストックホルム間でも以前よりSnälltåget社による夜行列車が運行されています。ヨーロッパではコロナによる行動制限はほぼ撤廃されていますし、日本でも帰国時のPCR検査もようやく今月中に不要となることになりました。ぜひこれからの秋冬のヨーロッパ旅行ではこうした夜行列車などに乗車してゆったりとした列車旅を楽しんで欲しいと思います。

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ウィーンとミュンヘン間で4月より新規鉄道会社のウエストバーンが運行開始中/ Westbahn Austria-Germany

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ヨーロッパ内ではもうコロナは通常のカゼ扱いとなってほぼ今までの日常が戻ってきていますが、そんな中、オーストリアの新規鉄道会社のウエストバーン(Westbahn)が4月より国境を越えて、ウィーンとドイツのミュンヘンとの間での運転をスタートしています。

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ウエストバーンは、EU内での列車運行の自由化に伴い、新規鉄道会社として2012年からオーストリアのウィーンとザルツブルク間で運行を開始しました。(ウエストバーンという名前は、オーストリア内の高速新線の名称から来ています) そしてコロナ禍で予定よりはやや遅れたものの、この4月からドイツのミュンヘンへの乗り入れを開始したのです。

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ウエストバーンは今のところこのウィーン/ミュンヘン間を、1日片道あたり6便ずつ、大体2時間おきに運行しています。また所要時間も4時間少々で、便利さの点では、ライバルにあたるOBB(オーストリア連邦鉄道)のレイルジェットと遜色ないと言えるでしょう。なおウィーンの発着駅が西駅になりますので、この点ではレイルジェット(中央駅発着)と差別化が図れているかもしれません。

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車両はレイルジェットとはやや対照的な電車タイプの2階建ての新型車両(シュタッドラー製)が使用され、最高運転時速は200キロに達します。車内も比較的とカジュアルな雰囲気で居心地も上々な感じです。また座席クラスは2等と1等の他、ややゆったりとした中間クラスの2等コンフォートが設定されている点も特徴的です。

SZG

なおウエストバーンはこのタイプの新規参入の鉄道会社にしては珍しくユーレイルパスでも利用が可能で、座席予約もマストではないので、ユーレイルユーザーでも気にせず利用することができます。
今後のオーストリアのウィーンやザルツブルクとドイツミュンヘンの移動などには、従来からのレイルジェットと合わせて、このウエストバーンも利用してみて下さい。

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「ユーロスター」と「タリス」が合併へ! / Eurostar & Thalys to be merged

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ヨーロッパ内を走る国際高速列車として有名なユーロスターとタリスですが、以前よりこの両者の間で進められてきた合併計画が、先月末に欧州委員会で承認され、いよいよ統合に進んでいくことが確定となりました。

ERS

この合併計画はコロナ前の2019年に「グリーンスピードプロジェクト」としてスタートしましたが、この直後にコロナ流行の影響を受け、旅客急減やユーロスターの資金難などにより計画も一時休止の状態となっていました。これが昨年後半頃にようやくコロナの状況がやや落ち着き、旅客数もそれなりに戻って再度前進し、今回の欧州委員会の承認に至ったわけです。

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ユーロスターは現在イギリス、フランス、ベルギー、オランダで、タリスはフランス、ベルギー、オランダ、ドイツで運行しており、ネットワーク自体もかなり共通しています。またどちらも元々フランス国鉄SNCFが中心になって運行されており、株式の過半も所有していますので、なるべくしてなるといった印象もあります。

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なお統合のスケジュールはまだ確定ではないようですが、合併後はユーロスター社としてブリュッセルに本部がおかれる予定で、そして2024年頃には現在のタリスの名称も変更される見通しとなっています。今後、実際に統合が進めば、5カ国を運行する高速列車としてネットワークが拡大し、チケットや情報の共通化や乗り継ぎの利便性向上なども進められ、利用者側にとっても今まで以上に便利になるでしょう。

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ヨーロッパ内では列車運行の自由化(オープンアクセス化)が進められ、他国の鉄道会社が別の国の路線の運行に参入することが一般的になりつつあります。ユーロスターの運行するロンドン/パリ間でも、スペイン国鉄(RENFE)のAVEが参入を計画しており、またドイツ鉄道(DB)も機会をうかがっています。もちろんLCCを含む航空会社との競合も含め、今後こうした競争によりヨーロッパの高速列車ネットワークがさらに発展していくことに期待したいと思います。

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ドイツのミュンヘン/シュトゥットガルト間のウルム周辺の高速新線が12月に開業 /New highspeed line in Germany

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ウクライナでの戦争はこう着状態で少々長引きそうな雰囲気ですが、こうしている間にヨーロッパではコロナの流行は続いてはいるもののやや落ち着いてきて、イギリスやフランス、ドイツなど主要国では多くの行動制限がほぼ撤廃されるようになりました。早く日本からの旅行がフツーにできるようになって欲しいものですが、そうした中以前よりドイツ南部で建設が進められてきたウルム周辺の高速新線が今年12月に開業することとなりました。

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今回開業するのはドイツの主要路線の1つであるシュトゥットガルト/ミュンヘン間の内の、シュトゥットガルトの東のヴェンドリンゲン(Wendlingen)とウルムの間のおよそ59キロになります。既に先月より既にICE車両による試運転も開始されていて、今回年内12月(冬スケジュール改定時)の開業がアナウンスされました。

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image: www.bahnprojekt-stuttgart-ulm.de

そして開業後、この区間はICEなどにより最高時速250kmで運行され、シュトゥットガルトとウルムやミュンヘンの間の所要時間が25分程度短縮されることとなっています。現在シュトゥットガルトとウルム間の所要時間は1時間弱、ミュンヘンまでの場合は2時間少々になりますが、これが開業後はウルムまでの場合で30分を切ることとなります。このあたりはビジネス客を中心に日本からの旅行者も多い区間ですので、かなりのメリットになるでしょう。

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今後はさらに2025年開業の予定で、今回の新線区間につながるシュトゥットガルト周辺の新線も建設が進められています。このシュトゥットガルト周辺の新線計画(名称S21)は、新しい中央駅や空港駅の建設も含めた大きなプロジェクトで、これが完成するとさらに西側の高速線ともつながり、シュトゥットガルト一帯の列車利用は大きく変わることとなります。

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image: www.bahnprojekt-stuttgart-ulm.de

さらにこのルートはドイツ内のみではなく、パリとストラスブール、シュトゥットガルト、ミュンヘン、ウィーン、ブダペストを結ぶ大きなヨーロッパ内の列車ネットワークの一部ともなっています。今後計画が進めばドイツ内はもちろん、フランス、オーストリア、ハンガリーなどを含め、ヨーロッパの列車利用がより便利で快適になりそうです。ヨーロッパの列車の将来に期待しましょう!

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ドイツ ICEの新型車両「ICE3neo」が初公開!年内に運転開始!!/ ICE3neo newly introduced!

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ヨーロッパでは、相変わらずオミクロン株の流行が続いていますが、イギリスやスイス、デンマークなど行動制限の緩和もどんどん進められてきています。これから春になってくれば今度こそコロナ問題も収束へ向かうのかもしれません。

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image: inside.bahn.de

そんな中先週の2/1に、ドイツの高速列車ICEの新型車両ICE3neo(ICE3-408系)がベルリンで初公開されました。このICE3neoはICEの現在のフラッグシップ車両であるICE3の改良版で、 メーカーのジーメンスではVelaroと呼ばれるタイプの車両になります。上の画像でもわかるようにパリとの間のICEで使用されているICE3-407や、ユーロスターに採用されたe320(VelaroD)と見た目はほぼ同じで、もともとのICE3をややエネルギッシュにしてちょっとICE4に寄せたとデザインと言えるかもしれません。

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mage: inside.bahn.de

また最高営業運転速度は今までどおり320KPHで、画像でも見れますが従来のICE3よりも座席の設備や車内照明がさらに改良され、荷物スペースも拡大し、バリアフリー性も向上するなど、より快適で便利な利用ができるようになっているとのことです。

MUC

この新型のICE3neoはドイツICEの主力車両の1つとして今後2026年までに30編成が導入される予定で、まずは今年2022年末のウィンタースケジュール時期から、ミュンヘン、フランクフルト、ケルン、デュッセルドルフなどを結ぶ路線で運転がスタートする予定となっています。

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またヨーロッパへの旅行が再開され、ドイツが旅行できるようになった際にはこうしたICEやICなどの列車をぜひ利用して欲しいと思います。

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2021年もありがとうございました!/ 2022 will com soon!

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2021年ももう残り1週間ほどとなりました。今年も当社を利用いただいた方や当ブログをご覧頂いた方々にはありがとうございました。少々早めではありますが当社の2021年の営業は本日までとなります。今年は昨年に続き、旅行業にとって厳しい年となりました。コロナの流行は収まったりまた急に流行したりとなかなか先が読めませんが、来年前半にはある程度海外旅行も復活することを期待して今後に望みたいと思います。

なお今のところ来年からの新商品や商品の変更などの情報は余り入ってきていないのですが、人気のスイストラベルパス(フレックスも同様)に1月から新しく6日料金が設定されるようですので、今後料金も含め確認できましたらご案内するように致します。

なお新年の当社の営業は連休明けの11日からになります。2022年もぜひ当社ユーリンクと当ブログをよろしくお願いいたします。よいお年をお迎え下さい!

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ウィーンとフランクフルトをボーデン湖ルートで結ぶレイルジェットが今月から運行開始/ Railjet via Bodensee

(レイルジェットの手配については当社ユーリンクにご依頼下さい)

今年も早いもので残り半月あまりとなりましたが、その今週末12/12の冬スケジュール時期からオーストリアのウィーンとドイツのフランクフルト間を、途中インスブルックやボーデン湖沿いのリンダウやフリードリッヒスハーフェンそしてウルムなどを経由して結ぶレイルジェットが新しく運行を開始します。レイルジェットはご存知のようにオーストリア鉄道(OEBB)の高速列車です。

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下にOEBBからのマップを貼りましたが、ご覧になって分かるようにルートとしてはウィーンとフランクフルトを直結するためのものではなく、もともとオーストリアを東西に結ぶレイルジェット(ウィーン/ブレゲンツ間)に、さらにボーデン湖沿いを経由してフランクフルトまでの区間をつなげたような経路になっています。全区間をそのまま乗車すると12時間近く(ウィーン空港駅発着の場合は12時間以上)かかりますので、この列車でウィーンとフランクフルト間を乗り続ける人はほぼいないでしょうが、ボーデン湖沿いのフリードリッヒスハーフェンやリンダウなどと、フランクフルトやシュトゥットゥガルトなどドイツ主要都市との間や、インスブルックなどオーストリア東部とのアクセスにはとても便利な列車となっています。

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そもそもこのルートでの運行はドイツのウルムとフリードリッヒスハーフェンの区間が電化されたことも理由だそうです。フランクフルトにオーストリアの高速列車であるレイルジェットが乗り入れるのはこれが初めてですので、その点ではエポックメイキングかもしれません。ちなみにリンダウは以前にも紹介した新駅のReutin(ロイティン)駅発着となります。

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なおレイルジェットは、ゆったりとしたシートとドリンクなどのプラスサービスが売りの「ビジネスクラス」(特等にあたる)と従来からの1等2等の3クラスから座席を選べるのもアドバンテージの1つです。またドイツのICEなどと同様に、座席予約がマストでなく、パスや乗車券のみでも利用できますので、自由旅行の方には利用しやすい列車と言えるでしょう。

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ヨーロッパが以前のように旅行できるようになるのは来年からになりそうですが、今後また再開されましたら、ぜひこのレイルジェットを利用してオーストリアやドイツなどの列車旅を楽しんで頂きたいと思います。

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ナイトジェットのアムステルダム/チューリッヒ便が12月から運行開始/ Nightjet Amsterdam-Zuerich from Winter

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前にご案内したパリ/ウィーン便に加えて、来月12月のウィンタースケジュール期間から、夜行列車ナイトジェットのアムステルダム/チューリッヒ便が運行スタートすることとなりました。

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ナイトジェットは、以前のシティナイトラインの路線などを引き継いで2016年に新たに運行をスタートした夜行列車で、それ以来徐々に運行区間の拡大を続け、今年に入ってからは5月にアムステルダム/ミュンヘン/ウィーン便が運行を開始し、そして12月からはパリ/ウィーン便とこのアムステルダム/チューリッヒ便も運行をスタートすることとなりました。なおパリ/ウィーン便は週3便ですが、このアムステルダム/チューリッヒ便はデイリー(毎日)の運行になります。

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image: nightjet.com

上がそのスケジュールとなりますが、見てみるとなかなかゆっくりできる時間帯になってるかと思います。またアムステルダムとチューリッヒ間はもちろんですが、そのルート上のバーゼルやユトレヒト発着での利用もできますし、時間帯的にはチューリッヒやバーゼルとドイツのケルンを結ぶ列車としても使えるようになっています。オランダとスイス間にはもちろん、ドイツ北部とスイスまたはオランダとドイツ南部といった区間の移動にも対応可能ですので、わりと幅広く利用できる夜行列車かと思います。

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ナイトジェットは区間にもよりますが、プライバシーと設備重視のデラックス個室寝台(1~3人で使用)からベーシックに利用できる座席車まで、その時の旅行コンセプトや人数また予算などに応じて、利用カテゴリーを選ぶことができます。また車内では簡単な食事も取ることは可能ですし、個室寝台利用の場合は朝食のサービスもついています。

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また前もお伝えしたように、来年2022年末までの予定でナイトジェットには、より快適で、プライバシー性を重視した新型の個室寝台やカプセルタイプのクシェット(簡易寝台)も導入される予定となっています。

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image: nightjet.com

また今後普通にヨーロッパ旅行ができるようになったら、ぜひこのナイトジェットで便利で快適なヨーロッパの夜行列車旅を楽しんで欲しいと思います。

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ベルリン/ケルンのICEが12月からノンストップ最短3時間台で運転開始/ New ICE-Sprinter Berlin/Koeln

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お伝えしているようにヨーロッパでは12/12からの冬スケジュールに切り替え時に今年も多くのダイヤ改正が行われますが、前回のチューリッヒ/ミュンヘンに続いて、新たにスピードアップが行われるのがベルリン/ケルン間です。

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首都ベルリンとライン地方の中心都市ケルンを結ぶ主要路線として、この区間にはドイツの高速列車ICEが多く運行しており、現在は速い便でも大体所要時間が4時間半くらいなのですが、この12月からは快速版ICEのICEスプリンターが運転を開始し、最速の便では4時間を切る3時間台で運行するようになります。

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image: www.bahn.de

上に貼ったのが、DB(ドイツ鉄道)のHPから切り取ったこの区間の便の、冬スケジュールからのスケジュールのサンプルになります。このICEはもともとボン発でケルンを経由してベルリンに向かいますが、ケルンの中央駅(HBF)を6:18に出てからベルリンのSpandau駅に着くまではノンストップで、終着のベルリン中央駅(HBF)には3時間54分後の10:12の到着となります。このルートのICEは通常は途中のハノーバーなどに停車するのですが、途中停車駅をなくしたこともあって、大幅な所要時間の短縮が可能となっています。やはり3時間台になればイメージ的にもぐっと近くなり、今後利用する人がさらに増えてくるでしょう。

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なおこうしたICEの車両には現在、最高運転速度320KPHを誇るフラッグシップのICE3と、エコ仕様でオールラウンダーのICE4が主に使用されています。どちらにしても車内の快適さには問題がありませんし、WIFIも装備され、食堂車(bord restaurant)も連結されています。ゆったりしたシートでは仕事をしたり食事をしたりと車内の時間を有効に使うことができます。

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ようやくコロナ流行も世界的に落ち着いてきており、今後近日中にはヨーロッパへの通常の渡航が可能になりそうです。その際ドイツを旅行される場合はさらに便利になるこうしたICEもぜひ利用して欲しいと思います

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チューリッヒ/ミュンヘン間のECが12月からスピードアップされ3時間半で運行!/ Zuerich-Munich EC(EEC)

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ヨーロッパでは、コロナ流行の影響などで予定通りに行かない区間も多いものの、12/12からの冬スケジュール期間への切り替え時にまたさまざまなダイヤ改正が行われます。前回ご案内したナイトジェットのパリ/ウィーン間の運転開始もそうですが、続いての大きなニュースがこのスイスのチューリッヒとドイツのミュンヘン間を走るEC(EEC)のスピードアップになります。

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この区間のECはスイスとドイツの主要都市を結び、観光にもビジネスにも利用の多い人気の列車です。昨年まではずっと従来の客車タイプの車両での運転でしたが、昨年12月にドイツ区間での電化や路線改良に伴って新たに電車タイプのETR610による運行となり、その前より40分短い約4時間での運転となっていました。それが今年の12月からはスイス内の改良も終了し、さらに30分スピードアップされてほぼ3時間半で両都市間を結ぶようになります。下がDB(ドイツ鉄道)から切り抜いたスケジュールのサンプルになります。

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image: www.bahn.de

ルートはオーストリアを含めた3か国にまたがり、途中スイスのチューリッヒ空港やザンクトガレン、オーストリアのブレゲンツ、ドイツのリンダウなどを経由していきます。また便数的には当面現在と同様の各6便の運行が予定されています。チューリッヒ/ミュンヘン間ももちろんですが、さらにチューリッヒ空港からスイス東部や各地への移動、ミュンヘンとドイツ南部やオーストリアなどとの移動にも便利に利用できます。

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運行車両はフランクフルト/チューリッヒ/ミラノ間やジュネーブ/ミラノ間などでも使用されているETR610ですので、車内の快適さも定評があります。もちろん1等と2等が連結され、食堂車(bord restaurant)も用意されています。(画像は現在運行しているフランクフルト/ミラノ間のものになります)

ETR610

なおリンダウは、以前はボーデン湖の島内の旧市街にある中央駅の発着で、ベネチアのように列車が橋の上を走って島内に入り、車窓からボーデン湖の風景が楽しめたのですが、昨年の路線改良の際に陸側に新駅のReutin駅ができて、以来このECもReutin駅発着となっています。(旧中央駅もInsel駅に改称) 車窓の楽しみが少し減ってはしまいましたが、それもあって大幅なスピードアップが可能となりぐっと便利になったと言えるでしょう。

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今後コロナ明けでヨーロッパへの通常の渡航が可能となり、スイスとドイツを旅行される場合は、さらに便利になるこのECもぜひ利用して欲しいと思います。ただ直近での利用の際は、ドイツではFFPマスクの着用がマストでまた各国の入国には特別ルールがあるなどいろいろな制約がありますので、よく確認されるのがベターでしょう。
なおこれ以外にも多くの区間で12月からスケジュール改正などがありますので、また今後このブログにて情報をご案内していきたいと思います。

ZRH

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