ユーレイルパスはイタロやウエストバーンなどの新規運行会社で利用可能?/ Eurail for new train operator Italo or Westbahn

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。またイタロなどの予約もお任せ下さい)
6月も中旬に入って、夏の旅行シーズンもまもなくとなりました。この時期は長い旅行の方も多く、ユーレイルグローバルパスなどのレイルパスも販売が多くなる時期です。ユーレイルパスはエリア内の列車が乗り放題ということで人気ですが、その一方でヨーロッパの列鉄道は運行の自由化が進み、もともとの国鉄系の鉄道会社以外の運行会社が列車を運行することも多くなってきました。
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このタイプの新規運行鉄道会社で一番有名なのはイタリアのイタロでしょう。イタロは今やイタリア内のメインルートのローマ、フィレンツェ、ミラノ、ベネチア、ナポリ、トリノからさらにサレルノやベローナなど多くの主要都市間を結び、もともと国鉄系のトレンイタリアのライバルとして、毎日多くの列車を走らせています。さてこの人気のイタロですが、残念ながらユーレイルパスは今のところ利用できません。ユーレイルパス利用の場合はトレンイタリアの列車に乗っていただくことになりますのでご注意下さい。なおイタロは区間や便にもよりますが、比較的安めの料金で利用できることが多いので、パスとは切り離して割引料金で利用するのがいいでしょう。

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また最近知られてくるようになったのはオーストリアのウエストバーンです。ウエストの名のように中心都市のウィーンから西側のリンツやザルツブルクとの間を運行する新規運行会社で、このルートでは国鉄系のOBB(オーストリア連邦鉄道)のレイルジェットと同等のスピードで運行し、ライバル関係となっています。このウエストバーンは運行開始当初はユーレイルパスは利用できませんでしたが、現在はユーレイルパスで利用が可能です。この列車は座席予約なしでも乗車できますので、パスで気楽に利用できるでしょう。(なおヨーロピアンイーストパスではウエストバーンは利用できませんのでご注意下さい)

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オーストリアのお隣のチェコを中心に運行しているのがレギオジェットとレオエキスプレスです。特にレギオジェットはプラハとウィーン間の主要ルートも運行し、オーストリアのレイルジェットのライバルになりつつありますが、この2社も昨年の秋からユーレイルパスが利用できるようになりました。なおレギオジェットはもともとバスをメインに運行している会社で、バスについてはユーレイルの対象外となります。

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そしてこの他にも、バス会社のFLIX社が運行するドイツのFLIXトレインはパスは利用できないなど、新規参入の鉄道会社でユーレイルパスが利用できるかは、会社によってまちまちとなっています。今後も運行自由化のさらなる進展で、こうした国鉄系以外の新規運行会社による列車は増えていくと思いますので、少々手間ではありますがそれぞれの列車についてユーレイルパスで利用できるかどうか確認してご利用ください。ぜひユーレイルパスで楽しいヨーロッパ旅行を!

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ついに6/26よりマドリッド/グラナダ間のAVEが運行スタート!/ Spanish AVE to Granada

(スペインの列車手配については当社ユーリンクよりお求め下さい)
6月も2週目に入りましたが、いよいよ待望されていたグラナダへのAVEがついに今月の26日から運行を開始することとなりました。マドリッドとグラナダ間の高速列車(以前はアルタリア)は2015年から工事のため運休となり、その後何度もそろそろ新線が開通してAVEが運行すると言われていながら伸び伸びとなっていたのですが、ようやく6/26からの運転開始が確定し、今週から予約がスタートとなりました。(6月の運転が6月に入ってから確定するというのもスペインらしいですが)

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(image renfe.com)

このマドリッドとグラナダ間はこのAVEの運行開始で、ぐっと便利になって最短3時間5分で結ばれることになります。今のところは列車利用の場合、AVEと代行バスを乗り継ぎの場合で4時間ほど、または一時運行再開中の直通のタルゴですと5時間少々かかりますので、それに比べて乗換なしで3時間いうのははるかに便利といえます。もちろん日帰り往復も可能な時間ですので、グラナダがぐっと身近になると言えるでしょう。また中間にあるコルドバとはわずか1時間半ほどで結ばれますし、約6時間半とやや所要時間は長めになるもののバルセロナとの間にも直通便が運行されます。

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なおこのマドリッドとグラナダ間AVEは当面は1日各3便で、スケジュールは大体下のようになります。まだ高速新線が完全には完成おらず、暫定的な運転開始ということで便数も少なめになっているようですが、今後新線が完全に出来上がれば、さらにスピードアップされ、また便数も倍くらいにはなると思われます。

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(image renfe.com)

ともかくも夏の旅行シーズン前に、スペインを代表する観光都市のグラナダに直通のAVEが運行スタートとなるのは、スペイン旅行を予定されている方には本当にグッドニュースと言えます。ぜひこのAVEを利用して、マドリッド、バルセロナ、コルドバそしてグラナダなど、夏のスペインの旅行を楽しんでください。

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イギリス東海岸線で日本の新型車両「AZUMA」が先月より運行中/ New train AZUMA run in UK

(イギリスのブリットレイルパスなどについては当社ユーリンクHPよりお求め下さい)
いよいよ今日から6月に入りました。梅雨入りも間近で、そろそろジメジメしてくる時期になりますが、以前にもご案内したように、日本の新型車両の「AZUMA」が先月の15日からイギリスのメインルート、東海岸線のロンドン/リーズ間で運転を開始しています!

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この「AZUMA」は名前のように、日本の日立製作所によって開発された新型車両で、既にロンドンから西方面のバースやブリストル間などでは運行をスタートしていましたが、今回いよいよロンドンとヨークやエジンバラなど結ぶ主要幹線の東海岸線ににもお目見えとなりました。なお名前の「AZUMA」は東海岸線を走るところから命名されており、もともとの鉄道発祥の国のイギリスで、日本の車両がこうしたネーミングで呼ばれることはなかなか日本人としてうれしい限りです。

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この「AZUMA」は従来車両のIC225などよりも、静粛性や信頼性が格段に向上し、客席スペース等も拡大され、WIFIや車内設備も改良されるなど、快適な利用が可能となっています。当面はこのロンドン/リーズ間で運行が開始され、今年中に各区間に運行が拡大される予定です。さらには数年中にロンドン/エジンバラ間等でのスピードアップも予定されており、このあたりで「AZUMA」もその能力をフルに発揮というところでしょう。

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今後こうした多くの日本車両の導入もあって、イギリス内での列車利用がさらに便利で快適になっていきそうです。ぜひこれからもイギリス内での移動の際には列車をご利用下さい。その際には乗り放題パスのブリットレイルパスやブリットイングランドパスもお勧めです。(詳細はこちら⇒ブリットレイルパス/イングランドパス)

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ユーロスター イギリスの入国手続がぐっと簡単になりました!/ Eurostar to UK

(ユーロスターについては当社ユーリンクHPよりお求め下さい)

イギリスと言えば入国手続の際に、入国カード(Landing card)の記入が必要だったり、係官にムダ(?)にいろいろ聞かれたりして、そのための手続待ちの行列が続くなど、旅行者には少々「悪名」高かったわけですが、その入国手続が先週5/20より日本人向けには一気に簡略化されました。今まで自国の他EU関連のパスポートを持っている人のみが利用可能だったパスポートの自動ゲート(e-gate)が日本やアメリカ、オーストラリア、シンガポール、スイスなどのパスポート所持者も利用できるようになったのです。そしてそれはヒースローなどの空港だけでなく、フランスやベルギーからのユーロスターの利用の際にも早速適用となりました。

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ユーロスターを利用してイギリスに入国する際は、やや変則的にパリやブリュッセルなどの乗車駅にて、イギリスの入国手続きが行われます。順序的にはまずユーロスターのチケットのチェックイン、そしてその次に荷物や衣服などのセキュリティチェックが行われ、その後にEU側の出国(出域)手続、そして最後にイギリス側の入国手続が行われます。その最後のイギリス側の入国手続が人によっては時間がかかり、そのためにユーロスターの乗客の列がそこで「渋滞」し、乗り場までなかなかたどり着けないという状況にありました。

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それが今週からは従来の有人ゲートではなく自動ゲートが利用できるようになり、入国カード記入も不要になりました。これでユーロスターのロンドン方面行きの乗車の際の手間や労力はぐっと少なくてすむようになったと思います。(ただこれでイギリスの入国のスタンプは押されなくなるそうですので、その点はちょっとさびしい気はします)

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今回のこの入国手続の簡略化は、今後のBREXIT(EU離脱)を控えて、今のうちに人の流れをスムーズにして、イギリスの経済やビジネスにダメージが出ないようにという意図かと思いますが、旅行者にとってはもちろん歓迎すべきことでしょう。これでイギリスへの旅行の時間的また心理的な負担が少なくなって、より旅行しやすくなったと思います。ぜひこれからユーロスターなどを利用してイギリスへ気楽にご旅行して欲しいと思います。

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ノルウェーナットシェル 今月からハイシーズン入り!/Norway in a Nutshel Fjord tour

(ノルウェーナットシェルについては当社ユーリンクHPよりお求め下さい)
スイスと並んで、これからの初夏~夏の時期にハイシーズンとなるのがスカンジナビア半島などの北欧です。特に初夏は北欧の白夜の時期ということもあってぐっと旅行する方も増えてきます。そんな北欧で、特に観光客に人気なのはノルウェーのフィヨルド観光といえるでしょう。そのフィヨルド周遊ルート(周遊チケット)のノルウェーナットシェルは今月よりハイシーズンに入りました。

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このノルウェーナットシェルは、オスロやベルゲンから、人気のソグネフィヨルドを観光するための、列車移動と山岳鉄道(フロム鉄道)、フィヨルド観光船、バスなどがセットになった周遊ルート(チケット)となっています、観光のハイライトとなるのはミルダールとフロム間の山岳鉄道のフロム鉄道と、フロムとグドバンゲン間のフィヨルドの観光クルーズで、これに列車移動などを組み込んだルートと言えます。このルートは冬も含め通年利用可能なのですが、ハイシーズンとなる5月からは、こうしたクルーズ船、フロム鉄道、列車区間もそれぞれ増便され、周遊がぐっと便利になるのです。

一応簡単にこの周遊ルートを紹介しますと、人気のオスロ⇒ベルゲン場合は、まずベルゲン特急とも言われる特急列車で、ノルウェー国鉄最高地点(1222M)を越えてミルダールへ移動し、ここで山岳鉄道のフロム鉄道に乗り換えます。

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ここからフロムへは1時間程度ですが、車窓風景はこの観光ルートのハイライトの1つで、は断崖から流れ落ちる滝など絶景の連続です。途中景観スポットで撮影のための停車タイムもあります。

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そしてフロムからは桟橋で待つフィヨルド観光船に乗ってフィヨルドクルーズとなります。パッと見の雰囲気は山の中の湖といったイメージですが、船の大きさがここが海であることを感じさせてくれます。観光船のデッキからは入江と見上げる山々のコントラストも印象的です。数年前からは、従来からの観光船(クラシック)に加えて新型船(プレミアム)が就航して、より魅力がアップしています。新型船はよりスタイリッシュで快適ですし、従来船もなかなか船旅的な味があってどちらも楽しめるでしょう。

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そしてクルーズはグドバンゲンまでで、ここからは峠越えのバスで急勾配を登ってボスへ向かいます。そしてボスからは再び列車に乗り換えて、程なく港町ベルゲンに到着となります。

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なおルートとしてはオスロ/ベルゲンでの利用が一番人気ですが1日の移動時間が長くなりすぎるということもあり、より短い時間で楽しめるベルゲンからの往復(周遊)もおすすめです。またもちろん1日で周遊される方が多いですが、フロムなどで宿泊してゆっくり観光すると、こうしたフィヨルドの魅力をさらに楽しめると思います。またユーレイルパスなどをお持ちの方には割引料金もありますので、北欧の列車旅行と合わせての周遊もおすすめです。

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これから夏の時期にぜひ北欧ノルウェーの旅行を楽しんでほしいと思います。ノルウェーナットシェルの詳細については当社HPも参照下さい

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スイスハーフフェアカードで、クレバーなスイス旅行を!/ Swiss half fare card : clever way to travel

(スイスハーフフェアカードなどのお求めは、当社 スイスショップよりどうぞ)

先週はスイストラベルパスについていろいろご案内しましたが、さらにより長めの期間、スイスを旅行する場合などにもお勧めなのがこのスイスハーフフェアカードです。スイスハーフフェアカードはその名の通り、スイスの交通機関がほぼ全て半額割引で利用できるという割引カードで、旅行客向けは有効期間が1ケ月となります。

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このスイスハーフフェアカードはその1ケ月の期間中、スイス内の鉄道(主要路線もローカル線も)はもちろん、登山鉄道やロープウェイなどの多くの山岳交通機関、また鉄道がカバーしていない細かい村々を結ぶポストバス、またレマン湖やルツェルン湖など多くの湖船など、スイス内の交通機関のほぼ全てが、通常料金の半額で利用できるというスグレものになります。ハーフフェアカード自体の料金は5月現在の当社販売料金で¥14800となりますが、スイスの交通機関は高いものが多く、ちょっと列車や登山鉄道に乗っただけでも¥3000~4000などしたりしますので、これが全て半額になるのはとても大きいと言えるでしょう。

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もちろんスイストラベルパスでしたら通常の列車や湖船はそのまま乗れますし、登山鉄道の割引もありますが、日数が長くなってきますとどうしても割高になってきます。またトラベルパスフレックスは大きな移動の日だけ選んで利用できて便利ですが、日にちをカウントしない日については割引等の適用はありません。またどちらも一番人気のユングフラウについては25%のみの割引となってしまいます。その点、このハーフフェアカードは1ヶ月間中、常に半額で利用でき、必要に応じてチケットを買い足していくことができますし、登山鉄道にしてもユングフラウを含めて半額で利用できるのです。

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このスイスハーフフェアカードはより長めの期間クレバーにスイスを旅行するための強い味方と言えるでしょう。なお当社でもハーフフェア割引で多くの区間のチケットは販売できますので、出発前にハーフフェアカードと利用予定区間の半額割引乗車券を合わせて手配していくことももちろん可能です。

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ぜひ今後のスイス旅行に、このスイスハーフフェアカードもスイストラベルパス/フレックスやユーレイルグローバルパスと比較して選んでいただければと思います。

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スイス旅行を「ガッツリ」楽しむためのマストアイテム!スイストラベルパス&フレックス / Swiss Travel Pass & Flex

(スイストラベルパスなどのお求めは、当社 スイスショップよりどうぞ)
日本では今日からゴールデンウィークに入り、旅行シーズンたけなわですが、今年のスイスの夏の旅行シーズンも近づいてきました。このブログでも何回かスイス関連の商品は取り上げていますが、やはりスイスを列車旅行するための「王道」の商品と言えば、このスイストラベルパス/スイストラベルパスフレックスでしょう。数年前まではスイスパス/スイスフレキシーパスと呼ばれてきたパスで、日にちを連続して利用するタイプがスイストラベルパス、とびとびで選んで利用できるのがスイストラベルパスフレックスになります。
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スイストラベルパスとフレックスは日にちのカウント以外は同じ内容となりますが、このスイストラベルパス(フレックス)で特徴的なのは、利用できる範囲が鉄道だけに留まらす、バスや観光船などその他の交通機関やさらにミュージアムなどの観光施設まで含まれることです。この点が「レイルパス」ではなく「トラベルパス」と名乗っている理由なのです。

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移動手段のメインとなる町と町を結ぶ列車、またさらに細かいエリアを結ぶポストバス(路線バス)、湖の観光船、トラムやバスなどの市内交通機関をカバーし、そして観光用の登山鉄道やロープウェイ、ゴンドラなどの山岳交通機関は原則50%割引で利用が可能となっています。さらにスイス内の500ほどの美術館や博物館にも入れるなどまさに旅行全体をカバーするパスと言えるでしょう。スイスをガッツリ旅行したい方には最適のパスといえます。

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なおこのパスは、日数的には3日/4日/8日/15日の4タイプで、フレックスの場合はこの日数を1ケ月の間で選んで利用することになります。列車やバスなどの移動が毎日くらいある場合には通常のスイストラベルパス、何か所かに滞在して数日おきに列車等を使うのであればフレックスがお勧めです。なおフレックスの場合、日にちをカウントしない日は登山鉄道や列車などの割引を受けることができませんのでこの点はご注意ください。(割引などを多く使う場合にはハーフフェアカードを併用してもいいかもしれません)

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またクラスとしてはもちろん1等と2等の両方の設定があります。1等はもちろん少々高めにはなりますが、席はゆったりとしていますし、混雑することも少ないので利用しやすいでしょう。また15歳までの同行のお子様が無料になるファミリーカードや、25歳までの方にはユース料金もありますので、年齢によってはかなり割安に利用が可能です。

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なお一方で、スイストラベルパス/フレックスはこうしたスイスの旅行全般が含まれていることでユーレイルグローバルパスと比べてもやや料金が高めになっているのは確かでしょう。特に1等は差がありますので、スイス旅行でもほぼ列車だけしか利用しな場合には「レイルパス」のユーレイルグローバルパスを、列車だけでなく交通全般や観光も含めたい場合には「トラベルパス」であるスイストラベルパスを利用するのが、賢いように思います。

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とにかくガッツリのスイスを満喫したい方にはこのスイストラベルパス/フレックスはゼッタイお勧めです。

なお来週はゴールデンウィーク期間のためこのブログはお休みとなります。皆さまも楽しい連休をお過ごし下さい!

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便利でお得なユーレイルパス、利用の際のご注意/ Eurailpasses : Steps to use

さて今年から各種ユーレイルパスについてはセレクトパスがなくなり、全体をカバーするグローバルパスと、一部の国や地域をカバーするナショナルパスとに整理されましたが、いちおうここで現地にてその各種ユーレイルパスを利用する際のプロセスを簡単にご案内しておきましょう。
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パスは購入した時点では特に何も記入されていないサラの状況ですが、そのままで列車に乗り込んだりすることはできません。まずは最初の一番大事なプロセスは「バリデーション」です。これは意味的には有効化するということで、駅の窓口での使用開始手続を指します。「バリデーション」の際は通常駅の窓口にて、今日から利用する(または明日から使う)など伝えて、駅員にパスの有効期間を記入してもらい、スタンプを押してもらうこととなります。これでパスは「有効化」されその有効期間の間利用可能となります。下のサンプル画像で、左側のFirst day,Last dayと右側のStampの箇所になりますが、この有効期間の日付等の記入はご自身でしてはいけないこととなっていますので、気をつけてください。

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そして、フレキシータイプのパスの場合は次に必要なのがご自身での利用日の記入です。現在グローバルパスの連続タイプを除くほとんどのパスは日にちを選んでとびとびで利用できるフレキシータイプとなっていますが、その場合パスに利用日数分の日付を記入するマス目が印字されていますので(上のサンプル画像ですと7日になります)、ここに実際の利用日を最初の乗車前に利用者自身で記入する必要があります。記入するとそれで初めてそのパスはその日有効という意味になります。なおここで日にちを間違えて記入しますと原則それで1日分は利用してしまったことになりますので、記入の際は本当に気を付けて下さい。なお例えば4月20日の場合は先に20、次に4という順番で、ヨーロッパ式(日月)の順序で書くことになりますので、その点も気をつけましょう。なお利用日の記入は1日ずつで、先の利用日まで記入する必要などはありません。

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そしてさらにこれは数年前からですが、各種ユーレイルパス利用の場合は乗車ごとにその乗車区間をパスカバーの所定欄(トラベルダイアリー)に記入する必要があります。これも乗車前の記入が必要で、何日に何時の便で、どこからどこまで乗車するかを書くこととなります。乗車前は結構バタバタしていたりして、うっかり忘れがちですし、いろいろ書かないとなりませんので少々手間でもありますが、これもきっちり記入する必要があるのです。

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これらのことをしないで、列車に乗車し、検札などでそれが見つかりますと、不正乗車とみなされて最大で200ユーロの罰金が課される可能性があります。200ユーロというと相当な金額になりますので、乗車前によく注意してください。また同時に多くの他の乗客の前で、不正乗車として扱われるのも多分に気分のいいものではないですので、乗車の際のルールとして心に刻んでおくといいでしょう。

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なおフランスのTGVやイタリアのフレッチャロッサ、スペインのAVE、夜行列車の寝台などを利用の際には、こうしたユーレイルパスの他に座席予約、寝台予約が必要となりますので、検札の際はパスと予約券を合わせて提示することとなります。

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一方、フレキシータイプのパスで、一部の観光船やバスなどを対象とした割引特典を利用する場合には、特にパスに日付などを記入する必要はありません。有効期間内であれば利用可能です。
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では上の利用に関してのステップを踏まえた上で、ぜひこのユーレイルパスでヨーロッパ旅行を存分に楽しんで欲しいと思います。

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今年のロマンティック街道バスは大変わり/ Romantic road bus 2019

ドイツの人気観光ルートと言えばまず思いつくのはロマンティック街道ですが、そのルート上を運行するロマンティック街道バスが先週からようやく一部区間で運行を開始しました。ただ今年の運行は昨年から大きく変更となっています。

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まずこのバスは昨年までずっと毎日運行で、これが1つの売りでしたが、今年からは運行する曜日が限定され、毎週水曜日と土曜日(5/7~9/11のみ)と日曜日の週2~3便となります。今後乗車をお考えの方はまずこの運行日は旅行の予定に合うかご確認下さい。
そしてそのバスも昨年までのように1台のバスがずっと運行するのではなく、今年はフランクフルト⇔ローテンブルク間のバスとミュンヘン⇔ローテンブルク間のバスがそれぞれ運行し、通しで利用する場合にはローテンブルクで乗換えることとなります。また運行期間もそれぞれの区間で異なり、フランクフルト⇔ローテンブルク間は4/24~10/6、ミュンヘン⇔ローテンブルク間は少し長めの4/3~10/30がそれぞれの運行期間となります。(この間の水日+土が運転日となります)

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またその運行ルート自体も大きく変わっています。まず昨年までバスはフランクフルトとフュッセンの間を結んでいましたが、上でもお書きしましたように、今年はフランクフルト/ローテンブルク/ミュンヘン間に短縮されています。人気のノイシュバンシュタイン城へはこのバスではアクセスできなくなりましたのでご注意下さい。フュッセンへはミュンヘンなどから列車で別に移動していただくこととなります。

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さらにそのルート上の発着地についても、昨年からかなり変更となり、経由しなくなった場所がかなりあります。特にミュンヘン/ローテンブルク間で顕著ですが、途中のアウグスブルクは経由しなくなりましたし、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、ドナウヴェルトもリクエストストップとなり、乗り降りする人がいない場合は発着しない可能性があります。街道上のど小さ目の町での利用を考えている方は発着するのか確認した方が良いでしょう。(なおミュンヘンの発着地は下の中央駅向かいのカールシュタットデパートの前になります)

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また昨年まで多くの発着場所で設定されていた、ちょっとした観光のための停車時間もフランクフルト/ローテンブルク間のバスで一部残るのみとなっています。昨年まではこのバスに乗るとざっとロマンティック街道全体を観光できるというイメージでしたが、今年はこのバス(特にミュンヘン/ローテンブルク間)は単純な移動手段としてみた方がいいかもしれません。(フランクフルトの発着地は去年と同様下の中央駅前になります)

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昨年まではバスが遅れがちだったり、日によってはかなりガラガラだったりという状況があって、今年の運行からそれに対応したということのようですが、昨年までとは大変わりしていますので、利用の際にはご注意ください。去年までとは別の乗り物と思った方がいいかもしれません。また今年はバスの運行会社や販売する会社も去年から変わっていて、今のところ現地の対応もばたばたの状況のようです。直近での利用の方以外はもう少し現地が落ち着いてから予約された方が安全かもしれません。

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情報は こちらの当社HPもご覧ください。なお料金的には昨年までのように。往復割引やユース/シニア料金も設定されており、またジャーマンレイルパスなどドイツで有効なレイルパスをご利用の方には20%の割引もありますので、列車周遊と合わせてのご利用もおすすめです。鉄道などではなかなか行きづらい、ロマンティック街道を個人で旅行する方にはやはり便利なバスだと思います。今年もドイツ旅行を予定の方はご注目ください。

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スイス ゴールデンパスラインで手軽に本格的な車窓風景を満喫/ Swiss goldenpass line

4月に入って観光シーズンも近づいてきましたが、スイスに数あるパノラマルートの中で、チューリッヒやジュネーブなどからのアクセスが良く、わりと気軽に本格的な山岳風景が楽しめるのがこのゴールデンパスラインです。このゴールデンパスラインは、ジュネーブに近いレマン湖沿いのモントルー、ユングフラウの玄関口のインターラーケン、そして橋でも有名なルツェルンとの間の観光ルートで、それほど標高も高いわけではないのですが、アルプスの山々や湖水の眺めなど、なかなか本格的なスイスらしいパノラマを楽しめるルートなのです。

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このゴールデンパスラインは、大きく言うと、東側のルツェルン/インターラーケンと、西側のインターラーケン/モントルーとに分かれており、それぞれ趣きの違った風景が楽しめます。まず東側のルツェルン/インターラーケン間は所要時間は2時間ほどで、1時間おきに列車が運行され、いずれの便にもパノラマ車両が連結されています。このルートでは途中のザルネン湖の美しい青い湖水やブリエンツ湖越しのユングフラウの眺望などが楽しめますし、また急勾配をラックレールを使って登っていくブリューニック峠越えはなかなかの迫力ものです。また風景を眺めながら食堂車での食事も楽しめます。

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またインターラーケン/モントルー間は途中のツバイジンメンで乗り換えて大体2時間半くらいの行程となります。そのツバイジンメン/モントルー間は、モダンな全席パノラマシートのゴールデンパスパノラマと、「旧き良き時代」をイメージしたレトロ車両のゴールデンパスクラシック(ベルエポック)が運行され、このゴールデンパスラインでも一番の人気区間と言えます。

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車窓からの風景を存分に楽しみたいならパノラマ、レトロな雰囲気を味わいたいならクラシックということで、旅行スタイルに応じて選ぶのがいいと思います。もちろんいずれも車内で軽食やワインなどを楽しむことも可能です。なお今シーズンは残念ながら、最前席で風景を楽しめる人気のVIP席については車両内の改装のため予約が不可となっています。また来シーズンに期待しましょう。

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もちろん1日でそのまま全ルートに乗ることもできますが、せっかく途中でインターラーケンも通りますので、滞在してユングフラウやシルトホルンなどに登ってみるなど、ゆっくり日数をかけての周遊がお勧めです。モントルーに滞在するなら、チョコレートなどの試食も楽しめる列車パッケージのチョコレートトレインも楽しいと思います。

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なおこれらのゴールデンパスの列車は座席予約なしでも利用はできますが、これからのハイシーズンには、人気の高いゴールデンパスパノラマやクラシックについては、特に予約しておいた方が安全でしょう。詳細情報などはこちらの当社HPもご覧ください。

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ぜひ今シーズンもゴールデンパスラインで気軽にスイスの車窓風景を満喫して欲しいと思います。

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