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TGVは1981年にフランスのパリとリヨン間で運転を開始したヨーロッパの高速列車の草分け的存在ですが、それから40年以上そのネットワークは拡大を続けていて、その重要路線の1つとして2007年に開業したのがパリとストラスブールやさらにドイツ方面との間を結ぶTGV東線(TGV-Est)です。
TGV東線はその名前と同様パリのEst駅(東駅)を起点とします。東駅はユーロスターなどの発着する北駅とも近く、またメトロの駅もあって、アクセスには便利な場所にあります。また駅構内はパリっぽくきれいにリニューアルされ、カフェなどの飲食店や各種のショップが並んでいます。
またドイツ方面の列車が発着する駅らしく、TGVの隣にはフランクフルトなどとの間のICEも並んでいます。
今回パりから乗車したのはTGVデュープレックス(2階建て車両)の2階でした。1等ですので1+2列の席配置で、スペースにも余裕があります。天井はラウンドしていますが特に圧迫感もなく快適な乗り心地です。
2階席は視点が高いので車窓風景もより楽しめます。上り下りもそれほど気にならず、ドアの開閉音なども余り聞こえないので、1階席より快適かもしれません。
そうこうしている内、結構あっという間にTGVはストラスブールに到着となります。乗車時間はおよそ1時間40分程度。TGVの開業前はECがトコトコと5時間くらいかけて運転していたことを思うと時代の進歩(?)を感じます。
ストラスブールはライン川の支流の中洲のような場所にできていて、川の流れと旧市街のコントラストが美しいとても趣きのある街です。TGVを利用してこうしたフランスの各地をぜひ訪れて欲しいと思います。
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