2017レイルパス情報 ユーレイルのイタリア+スイスパスが新登場/ Eurail selectpass Italy+Swiss

19 11月

さて先週のフランスパスに引き続き、来年2017年のレイルパスの情報です。
来年からユーレイルセレクトパスの2か国パスにイタリアとスイスのパスが新登場します。
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ユーレイルセレクトパスには4か国と3か国と2か国があり、4か国と3か国は隣り合った国々から好きに利用国を選択できるのですが、2か国に関してはあらかじめ国の組み合わせが決まっていて、今年まではイタリアとスイスは組み合わることができませんでした。イタリア+フランスや、スイス+オーストリア、スイス+ドイツといった2か国パスはあるのに、この人気の2か国のパスがないのがやや不思議でしたが、ようやくその声が現地に届いたのか、または来月11日に新ゴッタルドトンネルが本格開通し両国間の列車移動がぐっと便利になるからか、いよいよ来年からは新しく2か国パスとして利用が可能となります。

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イタリアとスイスは少々テイストは違うものの、観光客にとってヨーロッパ有数の人気の国であることは間違いないでしょう。また書きましたように来月12/11には、ミラノとチューリッヒ間のルート上にスイスアルプスを貫く全長50キロ超の新ゴッタルドトンネルが開通して、スイスとイタリアはぐっと「近づき」ます。ミラノ/チューリッヒ間は現在から約30分も短い3時間半ほどで結ばれ、さらに便数も増えて、一気に便利になります。また他にも、ミラノからはジュネーブ方面にも直通列車が走っていますし、サンモリッツからのベルニナ線はミラノに抜けるのも定番ルートとなっています。

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またスイスに関しては、来年から今までユーレイル関連のパスが半分しか利用できなかった氷河特急が全区間で使えるようになります。この点からもユーレイル関連パスを使ってスイスを周遊するケースは多くなるでしょうし、またはスイスメインの旅行でフライトの玄関口をミラノにする場合などにもこのパスはおすすめと言えます。

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このイタリアとスイスの列車移動はさらに便利になりますし、この2か国の旅行にぴったりのパスがやっとできるというわけです。来年からのスイス旅行そしてイタリア旅行にはぜひこのパスをご利用ください。!!

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11月のレイルパスキャンペーン : ユーレイル/ブリットレイル/ジャーマンレイル / Railpasses campaign on Nov

5 11月

今年も11月に入って残りもわずか2か月となりました。毎年ながら早いものです。そんな今月はオフシーズンということもあって、ご案内していますようにユーレイルパス全般とイギリスのブリットレイルパス、そして一部ですがドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンが実施されています。それぞれ内容も期間もまちまちとなってややこしいですので、一応おさらいをしておきましょう。
eurail newimage: eurail.com
まずユーレイル関連パスのキャンペーンは、今年12月末までの購入分を対象に、全てのユーレイルパスについて料金タイプや利用日数にかかわらず一律20%割引となるというものです。ユーレイルパスといってもさまざまあって、ヨーロッパ全般をカバーするグローバルパス、ヨーロッパ内から2~4か国を選択するセレクトパス、またイタリアやスペイン、オーストリアなど各国用の1か国パスなど多くのパスがありますが、その全てがキャンペーンの対象となっています。またそれぞれのパスにおいて、2名以上のセーバーやユースなど多くの料金設定もありますが、その全タイプでこのキャンペーンの適用を受けることができます。ですので対象となる範囲がとても広く、また一律に20%オフとなりますのでとても分かりやすいキャンペーンとも言えます。また特に利用期間の制限もありません。

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ただこのキャンペーンで一点だけ注意は一度購入するとその後の変更や取消等はできない点です。旅行が完全に決まってから購入した方が安全でしょう。ただパスの有効期間は購入から11か月ほどありますので、また次の旅行に利用することもできます。

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次にブリットレイルパスのキャンペーンですが、これはイギリスのパスの中でメインとなる、ブリットレイルパス(+フレキシーパス)、ブリットイングランドパス(+フレキシーパス)、ブリットサウスウエストパス(+フレキシーパス)とブリットスコットランドパスの、大人料金が2月末までの利用分について20%オフになるという内容になります。ですのでロンドンプラスパスなどの一部の地域的なパスや、ユースやセーバー料金については対象外となります。ただ手配後の取消や変更等は通常料金のパスと同様に可能で。その点は安全なキャンペーンと言えます。

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そしてドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンについては7日利用分のみが対象で、販売期間は12/10まで、利用期間は1月末までに限定となります。フレキシーの7日は通常料金の20%オフとなり、またもともと設定のない連続7日のキャンペーン料金が設定されます。なお7日であれば大人料金でもユースやツインなどの割引料金でもキャンペーンの適用が可能です。ただユーレイルパスと同様に手配後の変更や取消などは不可となります。

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このようにそれぞれの適用対象や販売時期、利用期間、取消の可否等はまちまちとなっています。これからの冬のシーズンにヨーロッパ旅行される方はこうしたそれぞれのパスのキャンペーン内容等を理解した上でぜひお得に列車周遊を楽しんでほしいと思います。当社のパス料金については こちらをご覧ください

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新ゴッタルドトンネル(ゴッタルドベーストンネル)12月から本格開業/ Gottard base tunnel

29 10月

スイスアルプスを南北に貫く世界最長のトンネルとして6月に開通した新しいゴッタルドトンネル(ゴッタルドベーストンネル)が、いよいよウィンタースケジュールの12/11より本格開業となり、通常の営業運行がスタートとなります。
sbb-g2 image:sbb.ch

このトンネルは1990年代より17年かけて建設され、ようやく今年開通を迎えました。全長は57kmで、日本人としてはやや複雑ですが、今まで最長だった青函トンネルを抜いて世界一の長さのトンネルとなりました。このトンネルはもともとスイス国内だけでなく、ドイツなど北部とイタリアなど南部とを結ぶヨーロッパ南北間の交通ルート上にあり、このトンネルの建設と開業は、スイスのみならずヨーロッパにとっての一大プロジェクトと言ってもいいでしょう。 

map image:sbb.ch

このトンネルの12月からの本格開業により、現在ミラノ/チューリッヒの間を4時間くらいかけて走っているECは、30分以上スピードアップされこの区間を3時間半未満で結ぶようになります。(ちなみにこのトンネルは最高で時速250kmでの運行に対応可能となっています。) また運行本数も増やされ、時間帯によって1~2時間おきの運行となり、イタリアとスイスがぐっと近くなります。同時に、チューリッヒやルツェルンなどスイス北部とルガノやベリンツォーナなど南部を結ぶIC(ICN)も、同様にスピードアップされ、スイス内の南北間の移動も一気に便利になります。

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その反面、現在のゴッタルド峠越えの旧線ルートはかなり本格的な山岳風景が楽しめる区間で、今後そのパノラマが楽しめなくなるのは旅行者としては少々寂しくは思います。ただその分便利になるので致し方ない面はあるでしょう。またこの旧線の方も特に廃止されるわけではなく、ローカル列車の運行は今後も続きますので、車窓風景を楽しみたい場合はあえてこのルートを通ることもできます。

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いずれにしてもこの新トンネルの本格開業でスイスの南北間とスイス/イタリア間がぐっと近づきます。12月からのヨーロッパ旅行はイタリアとスイスを合わせて周遊してみてはいかがでしょうか?

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新夜行列車 NightJet(ナイトジェット)12月から運行開始/ New night train ‘NightJet’

22 10月

10月も下旬で徐々に冬も近づいてきましたが、12/11からのウィンタースケジュール時期より、オーストリアを中心にドイツ、スイス、イタリアの主要都市間を結ぶ夜行列車が、新たに「NIGHTJET(ナイトジェット)」の名前で運行スタートとなります。

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image : OBB blog

このナイトジェットはオーストリア国鉄(OBB)が運行を担当し、運行区間はオーストリア内のウィーン/ブレゲンツ、フェルドキルヒ/フィラッハ、グラーツ/フェルドキルヒと、国際区間のウィーン/チューリッヒ、チューリッヒ/グラーツ、チューリッヒ/ベルリン/ハンブルク、ウィーン/ハンブルク、ウィーン/デュッセルドルフ、インスブルック/ミュンヘン/ハンブルク、インスブルック/ミュンヘン/デュッセルドルフ、ウィーン/フィレンツェ/ローマ、ウィーン/ミラノ、ウィーン/ベネチア、ミュンヘン/ローマ、ミュンヘン/ミラノ、ミュンヘン/ベネチアの各路線になります(その他季節運行の路線もあります)。

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image : OBB blog

それぞれ現時点でも夜行列車が運転されている区間で、これらが12月から新しくナイトジェットという統一のブランドで運行されることとなるわけです。チューリッヒ/ハンブルクやミュンヘン/ベネチアなど現在シティナイトラインとして運行されている区間も6路線含まれています。シティナイトラインの撤退表明以来ヨーロッパの夜行列車がどのようになるのか、注目されていましたが、その路線の多くはこのナイトジェットに引き継がれることになり、夜行列車ファンにとっては一安心といえるでしょう。

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image : OBB blog

なおこのナイトジェットは、区間にもよりますが、現在のシティナイトラインなどと同様、利用タイプ(クラス)には、シャワー付きのデラックス寝台(1人/2人/3人用)、通常寝台(1人/2人/3人用)、クシェット(簡易寝台-4人/6人用)と座席車が用意され、人数や予算、旅行コンセプトなどに応じて幅広く選択が可能です。また、ベッドや車内インテリアもより快適にリニューアルされることとなっています。

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ヨーロッパ内でも夜行列車はここ最近、運行路線や本数がどんどん減ってきていましたが、このナイトジェットの登場で少なくともここしばらくはメジャーな移動手段として残っていきそうです。今後数年内にはさらに新型車両も投入される予定となっていますので、これからのヨーロッパ旅行にこうした夜行列車をぜひ利用してみてください。

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ユーレイル関連パス 20%オフキャンペーン スタート / Eurailpasses 20%off campaign

1 10月

今日から10月に入りましたが、9月末までのエキストラデイキャンペーンに代わって、今月からユーレイル関連パスの20%割引キャンペーンが新たにスタートしました。

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このキャンペーンは、ユーレイルグローバルパス、セレクトパス(2/3/4か国)、多くの1か国パスといった全てのユーレイルの関連パスを対象に、今月から再来月の12月末までの購入分について、通常料金から20%オフのキャンペーン料金でお求めになれるというものです。昨年もグローバルパスとセレクトパスはこうした同様のキャンペーンがありましたが、イタリアやオーストリア、スペインといった1か国パスを含め、全てのユーレイルのパスが一律で割引となる点は、なかなか画期的と言えます。またそれぞれセーバー料金やユース料金といった割引料金についても対象となり、さらに安くなりますので、かなりのお買い得感があると思います。

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例えばグローバルパスの1等連続15日の場合ですと、今月の通常料金は¥71700ですが、キャンペーン利用の場合は¥57400と一気に安くなります。下がそのグローバルパスの場合の料金の比較になりますので、見てみてください。

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去年のキャンペーンでは利用期間が年末までといった制限がありましたが、今回のキャンペーンにはそうした期間の制限もなく、通常通り発券日から11か月が有効期間となって使いやすくなっています。ただ1点、こうしたキャンペーン料金のため、購入後は変更やキャンセル、払戻しなどはできません。確実に旅行をすることが決まってからお求めになった方がいいでしょう。また、有効期間が11か月ありますので、購入後行けなくなってしまっても、来年までの旅行には利用することができます。

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これからのシーズン、夏に比べるとどうしてもヨーロッパを周遊する方が少なくなりますが、秋冬のヨーロッパもクリスマスのイルミネーションなどさまざまな魅力があります。そろそろ治安も全般的に落ち着いたきたようですので、夏にヨーロッパをあきらめた方もこのキャンペーンを利用して、ぜひこれからのしっとりした秋冬のヨーロッパ周遊を楽しんで下さい!

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寝台車のシングル/ダブル/3人部屋は、実は同じ部屋!/ Single, Double, T3 sleeper

10 9月

さて今回はヨーロッパの寝台車についてです。
ヨーロッパでも夜行列車は近年徐々に本数も減ってきていますがそれでもドイツやオーストリアなどの中欧諸国を中心にまだまだ主要な移動手段として運行されています。

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その夜行列車ですが、多くの列車の場合、利用設備のタイプとしては寝台車(sleeper)、簡易寝台車(Couchet)、そして座席車(通常2等座席)が連結されています。座席車はその通り昼間と同様のシート車両、簡易寝台はその通りベッドのみの簡素な寝台で、通常3段ベッド×2の最大6人利用のドミトリータイプとなっています。ちゃんとした個室タイプなのが寝台車ですが、この寝台車は多くの場合、シングル/ダブル(2人部屋)/3人部屋の3タイプから選びことができます。もちろん料金的にはシングルが一番高く、ダブル、3人部屋の順で安くなっていきます。(下はシングル利用の場合の寝台です)

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普通にこう聞くと寝台列車にはホテルのようにもともと1人用、2人用の部屋などの各タイプが用意されているように思うでしょうが、実はこのシングル/2人部屋/3人部屋は同じ部屋なのです。つまり同じ部屋に3段分のベッドが装備されていて、それを1段だけ使うとシングル、2段で使うと2人部屋、3段出すと3人部屋になるのです。

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例えば上の画像は2人部屋としてセットされた寝台になります。少々わかりにくいかもしれませんがこの場合は、昼間は座席となる下段と、天井に近い上段の2段分を出して利用しています。その間には壁に中段が格納されていて、3人部屋の場合にはこの3段すべてを出して使うこととなるのです。なお夜行列車では2人部屋を通常ダブルと呼びますが、室内は2段ベッドとなりますので、もちろん通常のホテルのようにダブルベッドになることはありません。3人部屋利用の場合は3段ベッドとなりますので、個人的にはやや窮屈に感じる場合はあると思います。

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なおシティナイトラインなど一部の列車については、通常の寝台車(洗面台のみあり)の他に、シャワーやトイレの付いたデラックスタイプも連結されています。これも同様にベッドが3段ついていますので、最大3人部屋までで使うこととなります。
またノルウェーやフィンランド、スペインの車両ではベッドが2段のタイプもあり、この場合はシングル/ダブルとして利用されます。(2段ベッド×2の4人部屋もスペインなどにはあります。)

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ヨーロッパの夜行列車は運行区間は減ってはきましたが、夜汽車の雰囲気もあって、旅行中に一度は利用してみると楽しいと思います。その場合には人数などに応じてベストなタイプの寝台を利用してください。

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ローマ、ミラノにもホームへのゲートがあります/ Gate to board in Roma & Milano

3 9月

前回はブリュッセルの空港駅のゲートについて書きましたが、イタリアでも去年からローマテルミニ駅、ミラノセントラル駅、フィレンツェSMN駅の、3つの駅にはホームとコンコースなどとの間にゲートが設置されています。

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この、イタリアの場合はブリュッセルとは違って、有人のゲートになっています。画像のように駅の各ゲートには、駅スタッフがそれぞれ立っていて、チケットがあるなしをチェックします。そしてチケットのある人のみがホームへ入場できるようになっています。

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特にパスポートや荷物のチェックまではないので時間もそれほどかかるわけではなく、もともと駅に改札があるのが当たり前の日本人にとっては特に違和感はないですが、一応これらの駅から列車に乗る場合には少し早めにチケットを取り出しておいた方がよさそうです。なおこのゲートで確認されるのはチケットを持っているかどうかだけですので、実際の検札は引きつづき乗車後の車内にて行われます。

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ちなみに下車の際は一応ゲートは通りますが、もちろんチケット等のチェックはありません。また、出迎えや見送りなどに行く場合は、今までのように列車のホームまでというわけにはいかず、残念ながら飛行機と同様のイメージで、このゲートでということになります。

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なおこのゲート設置の目的は、ブリュッセルのように料金の徴収ということではなく、ホームでの混雑防止による利便性や安全性の向上、また犯罪やテロなどの治安対策にあるそうで、実際スリなどはこのゲートができてから何割か減ったそうです。ヨーロッパの駅もあまり変わらないようでいて、実際にはその時の状況に合わせて変化しています。今後もそれぞれの駅がより便利で安全で、そしてより楽しく旅行ができるように変わっていて欲しいと思います。

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ユーレイル関連パス「エキストラデイキャンペーン」7月より再開! / Eurail ‘Extra day campaign’ again!

2 7月

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さて今週も前回に引き続きEU離脱で話題のイギリスのブリットレイルパスについてお書きしようと思ってましたが、今月より各種のユーレイルパスが同料金でより多い日数が利用できる「エキストラデイキャンペーン」が再開されましたので、ちょっと寄り道して、このキャンペーンついてご案内しておきます。

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このキャンペーンはヨーロッパ全体をカバーするユーレイルグローバルパス、ヨーロッパ各国から2/3/4か国を選択するユーレイルセレクトパス、そしてイタリアやオーストリア、スペインなどの各国用のユーレイルの1か国パスといった、すべてのユーレイル関連パスを対象として、グローバルパスに関しては日数に応じて1日から5日、それ以外のパスについては一律で1日が「エキストラデイ」として通常よりも多く利用できるというものです。(グローバルパスは詳しくは5日/7日が+1日、10/15日が+2日、22日が+3日、1か月が+5日)

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今年の2月から4月にもこのキャンペーンは実施されましたが、今回は7月から9月末までの購入分(発券分)が対象となります。一年のうちでも一番の旅行シーズンですし、ユーレイル関連のパスの全てが対象ですので、多くの方がこのキャンペーンでメリットを受けられると思います。ただ今回のキャンペーンの多少のマイナスポイントとしては、このキャンペーンを利用した場合、購入後のパスの変更や払い戻しは不可となる点です。ですの購入の際には完全に日程などが確定してからの方がよさそうです。ただパスは購入から11か月程度有効ですので、今年の夏だけでなく秋冬の旅行にも利用することは可能です。

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料金等はこちらのページからもご覧ください。イギリスのEU離脱などなかなか落ち着かないイメージのヨーロッパですが、やはり夏がなんといっても一番の旅行シーズンです。この夏のヨーロッパの列車旅にはぜひこのキャンペーンをご利用ください。!!

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イタリア 高速列車フレッチャロッサ 運行拡大中/ Italy Frecciarossa network

4 6月

イタリアを代表する高速列車といえばトレンイタリアの看板列車フレッチャロッサですが、このフレッチャロッサが5月からさらに、ローマ/フィレンツェ/ベネチアとミラノ/ベネチアというイタリアの代表的なルートでさらに多く運行されるようになました。

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ローマ/フィレンツェ/ベネチアについては、もともとはすべて、弟分(?)でカーブ走行にも強いフレッチャアルジェントが運行していましたが、昨年よりフレッチャロッサもこの区間で運行されるようになり、現在はほぼ半分程度はフレッチャロッサの運行となっています。

FR ROM-VCE image:trenitalia.com

またミラノ/ベネチアについては、以前はほとんど、白がイメージカラーのフレッチャビアンカの運行でしたが、このルートでも今年の1月からこのフレッチャロッサの運行が開始され、現在ではこちらの区間も半分くらいはフレッチャロッサの運行に置き換わっています。

FR MIL-VCEimage:trenitalia.com

ローマ/フィレンツェ/ベネチアでも、ミラノ/ベネチアでも、どちらによる運行でも特に所要時間は変わりませんので、利便性の点では変わらない(それぞれ約3時間40分と約2時間半)のですが、やはりフレッチャロッサの場合は看板列車ということもあって、車内の快適さはよりハイレベルと言えるでしょう。車内空間はより広い感じですし、インテリアの雰囲気もハイクオリティーです。またフレッチャロッサの場合、通常の1等(ビジネス)と2等(スタンダード)の他、よりハイグレードな1等エグゼクティブと2等プレミアも設定されていて、より幅広いタイプから選ぶことができます。

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これらの区間を利用の際には、スケジュール的に特に問題がなければ、フレッチャロッサの方を選んでみてもいいと思います。ただミラノ/ベネチアの場合はフレッチャビアンカの方が料金が安めですので、もちろんその点も選択のポイントにはなるでしょう。

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ぜひイタリア旅行の際には、ぜひこうしたフレッチャロッサなどの高速列車をご利用下さい。

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ユーレイル/フランス/ジャーマンのパスキャンペーンは今月末まで!/Eurail, Francerail, Germanrail passes campaign

5 3月

さて今週から3月に入ってそろそろ旅行シーズンも近づいてきました。先月末でブリットレイル関連パスの割引キャンペーンは終了しましたが、2月よりスタートのユーレイル関連パスとフランスレイルパス、ジャーマンレイルパスのキャンペーンは引き続き今月もキャンペーン期間となります。
eurail new (image : eurail.com)
それぞれのキャンペーン内容を再度ご案内しますと、まずユーレイルについては、「エキストラデイ」キャンペーンということで同料金でより多くの日数が利用できるキャンペーンになります。ユーレイルパスには、グローバルパスやセレクトパスそして各種の国別パスなどとても多くのパスがありますが、その全てのパスについて適用で、追加される日数はグローバルパスが+1~5日、それ以外のセレクトパスや国別パスはいずれも+1日となります。もともと多めの日数を利用する予定の方には実質値下げと言ってもいいでしょう。このユーレイルのキャンペーンについては特に利用やリファンドの制限などはなくとても利用しやすいキャンペーンとなっています。

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またフランスレイルパスのキャンペーンは20%の割引キャンペーンになります。このキャンペーンを利用すれば、利用日数やクラスなどにかかわらず、すべてのフランスレイルパスについて一律20%オフとなります。セーバーやユースなどすでに割引になっている料金にもさらに適用となりますので、その場合は「ダブル」でお得と言えますね。ただフランスレイルパスのキャンペーンパスについては、一度購入した後の変更やキャンセル等はできませんのでご注意ください。

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そしてジャーマンレイルパスについては、7日料金を対象にした20%割引キャンペーンとなります。こちらも大人料金だけでなく全ての料金タイプを対象に、フレキシーの7日が通常の20%割引となり、また連続タイプの7日がキャンペーン料金として新設定されています。なおこのジャーマンパスのキャンペーンについては、利用期間が5月末までに制限される点と、フランスパスと同様にお求めになった後の変更やキャンセル等はできない点にご注意ください。

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これらの今月までの限定のキャンペーンをぜひうまく利用して、これから春からゴールデンウィークのヨーロッパをおトクに旅行してください。なおパスの料金は こちら! からご確認ください

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