10月よりジャーマンレイルパスの秋のキャンペーンがスタート/German railpass New campaign

9月残り1週間ほどとなり、すっかり秋めいてきましたが、来月10月からドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンがまた新たにスタートとなります。
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ジャーマンレイルパスのキャンペーンは今年の8月にも実施されましたが、10月からは秋冬のキャンペーンとして再スタートとなります。今回のキャンペーンは、10/1から12/8までの購入分を対象として、3日料金が通常の10%、7日料金が通常の20%の割引(フレキシーと連続の両タイプとも対象)となる他、このキャンペーン限定の2日料金も販売されることが特徴です。またジャーマンパスのキャンペーンの場合は、ツインやユースなどの割引料金も適用になってさらに安くなるのがおトク感が強いところです。

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まだ10月料金が確定していこともあって、正確な金額は何とも言えませんが、今月料金で、例えば一番安い2等連続3日は2人用ツイン料金で1人当り¥20600ですが、これが計算上ほぼ¥18000程度となります。また2等7日のフレキシーあたりですと、通常大人料金は¥39500ですが、このキャンペーンを利用すると20%オフで¥31000程度となって5日料金よりも安くなり7日も使わないという場合でもメリットがあります。また限定販売の2日料金は当然3日の割引料金より安くなりますので、かなり割安にドイツの内のICEをはじめとした列車ネットワークを乗り放題で利用できることになります。

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ただキャンペーン商品ということで、制限もあって、購入したパスの利用期限は来年の1月末までとなります。また購入後の変更や取り消し、払い戻しなどはできませんのでお求めの際は注意が必要かもしれません。

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ドイツでは、看板列車のICEなどがフランクフルト、ケルン、ミュンヘン、ベルリンなどの主要都市間をくまなく結んでいて、列車での移動がとても便利ですし、またICEも全席予約制ではなくパスのみでそのまま利用できることもあって、レイルパスがとても利用しやすい国と言えます。またイギリスやフランスのような一極集中がなく、主要都市が観光スポットが各地に点在し、移動する機会が多いこともあって、このジャーマンレイルパスは国別パスの中でも一二を争う人気のパスとなっています。

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また11月下旬頃からはドイツの多くの街ではクリスマスマーケットが開かれ、美しいイルミネーションが街全体を包みます。ドレスデン、ハンブルク、ケルンなどが有名ですが、ちょうど今回のジャーマンパスのキャンペーンはこのクリスマスマーケットのシーズンにぴったり符合します。ぜひこのキャンペーンを利用して秋からクリスマスシーズンへのドイツの列車旅を味わってほしいと思います。

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ユーレイルグローバルパスのキャンペーンがスタート!9/15販売分まで/ Eurail Globalpass canpaign

さて今日から9月に入りまして、それなりの暑さは続いているもののちょっと秋っぽい雰囲気になってきた気はします。そんな今月ですが、15日までの販売分を対象に、ユーレイルグローバルパスの割引キャンペーンがスタートとなりました。
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このユーレイルグローバルパスは西はポルトガルやアイルランド、北はスウェーデンやフィンランド、東はポーランドやトルコ、そして南はイタリアやギリシャなど、イギリスを除くほぼヨーロッパ全域の28カ国等で利用できる「本家ユーレイルパス」とも言えるレイルパスで、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人料金とユース料金が、日数などに応じて10%程度から最大30%以上割引となるのです。

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フレキシータイプのパスや利用日数が長めのパスの方が割引も比較的大きくなりまして、例えば1等連続15日ですと通常¥83500が¥78600とそれほどの割引でもないですが、1等フレキシー5日の場合で通常¥65500が¥50300と25%程度、1等フレキシー15日なら¥128400が¥87500、また一番長い1等3ヶ月になると通常¥228200が¥159900と、30%ほどの大幅な割引になります。具体的な料金の詳細は下の料金表をご覧下さい。

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ただ今回キャンペーンは同行割引のセーバー料金は対象となりませんので、2人以上での利用の場合にはセーバー料金とよく金額を比較して決めていただくのがいいと思います。またこのキャンペーン料金のパスについては、料金が安くなっていることもあって、お求めになった後は変更やキャンセル等はできませんのでその点も注意しておく必要があるでしょう。

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なお今回のキャンペーンはあと2週間程度で9/15の販売分で終了となりますので、このグローバルパスのキャンペーン利用を予定の方はお早目のお求めが安心でしょう。なおパスは購入してから最大1年程度の間に利用すれば大丈夫ですので、もしお決まりであれば、今後の秋や年始年末などの旅行にもお使いになれます。

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ぜひこれからの秋冬シーズンのヨーロッパの列車旅に、こうしたキャンペーンをうまくご利用ください。

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今月末まで!ジャーマンレイルパス10日と15日の20%オフキャンペーン / German railpass campaign in Aug.

8月ももう後半に入りまして、このブログでの案内が遅くなりましたが、現在今月販売分限定でドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンが実施されています。

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ジャーマンレイルパスのキャンペーンは年に何回か行われるのですが、今回のキャンペーンは去年の夏と同様、連続タイプとフレキシータイプを含め全ての10日と15日の料金が通常より20%割引安くなるという内容になります。通常の大人料金だけではなく、ツイン(2人用)やユース(25才まで)といった割引料金もさらに20%安くなりますので、なかなかのインパクトのキャンペーンと言えるでしょう。例えば1等15日フレキシーの通常の大人料金は¥96900ですが、このキャンペーンを利用すると¥77600となります。さらに2人利用の場合はツインのキャンペーン料金を使えば1人あたり¥58000となり、ダブルでお得となるわけです。

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ドイツは、高速列車のICEやICなどが主要都市間をくまなく結んでいて国内での列車移動がとても便利ですし、またICEはフランスTGVのように全席予約制ではなくパスのみでも利用できることもあって、レイルパスがとても利用しやすい国と言えます。またドイツの場合は、イギリスのロンドンやフランスのパリのように首都に一極集中しておらず、フランクフルト、ミュンヘン、ケルン、ベルリンなど主要都市が各地に分散して、各都市間を移動する機会が多いこともあって、このジャーマンレイルパスは各国別のパスの中でも1/2を争う人気のレイルパスとなっています。

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またさらに、ドイツ内の列車に限らず、ドイツ鉄道(DB)が運行するベルギーのブリュッセルとの間のICEやイタリアのベローナやベネチアとの間のEC、さらにポーランドやチェコとの間のICバスにも利用できる点もジャーマンレイルパスのメリットです。また、人気のロマンティック街道バスの割引(20%)の特典も利用できるなど、魅力満載と言えます。

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なお今回のキャンペーンは今月末(8/30)までが販売期間となります。ただそのキャンペーン料金のパスは9月末までの旅行に利用できますので、夏休みから秋口くらいまでの旅行にお使いになれます。ただキャンペーン商品のため購入後の変更や取り消し、払い戻しなどはできませんので、確実に旅行が決定してからのお求めがベターでしょう。

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ここ数年、テロや難民問題などでドイツへの旅行はイマイチな状況でしたが、今年くらいから人気が盛り返してきているようです。ぜひ夏休みから秋口のドイツ旅行にこのジャーマンレイルパスのキャンペーンをご利用ください。

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ユーレイルグローバルパスとセレクトパスの2等大人料金が年内販売/Eurail Globalpass & Selectpass 2cl adult fare

5月ももう後半に入りましたが、今月5月から、従来1等のみだったユーレイルグローバルパスとセレクトパス(3/4か国)の大人料金とセーバー料金(2名以上同行)に2等が追加となりました。
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今までずっとユーレイルのグローバルパスとセレクトパス(3/4か国)は、25歳までのユースを除く大人に関しては1等のみの設定でした。それが今年に入ってまず2月~3月に2等の大人料金が試験的に販売され、おそらくその反応がなかなかよかったのかと思いますが、今月よりついに正式に年内販売されることになったのです。もともとこれ以外の1か国パスやセレクトパスの2か国には2等料金が設定されていましたので、これで全てのユーレイル関連のパスに1等2等両方が用意され、より利用しやすくなったと言えます。下に今回追加になったグローバルパスとセレクトパスの当社の料金を貼りましたのでご参照下さい。(ちょっと見づらいかもしれませんが)
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なおこの新しい2等料金は特にキャンペーンというわけではないですので、特に旅行時期や変更リファンド等についての制限などの特別な利用条件はなく、通常のパスと同じようにお使いになれます。安心してご利用になれると言えるでしょう。

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またこの2等料金は、1等料金と比較すると大体20%程度安くなった金額となっています。もともとの1等と比べてぐっと安く列車周遊ができると言っていいでしょう。一方でドイツやスイスなど国によっては1等と2等の料金差が50~60%程度の場合もあることを考えると、相対的には1等がお買い得と言えないこともないと思います。ですのでなるべく安く利用したいという場合は2等が、また相対的にお得にという場合には1等がお勧めかもしれません。

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これからいよいよ夏の旅行シーズンを迎え、こうしたレイルパスでの旅行のお客様は多くいらっしゃると思います。2等が追加されバリデーションが増えてより利用しやすくなったこれらのユーレイルパスを使ってぜひこの夏のヨーロッパ旅行を楽しんで欲しいと思います。

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各種ブリットレイルパスとユーレイルグローバルパスがキャンペーン中!/Britrail passes & Eurail Globalpass campaign

連休も終わってちょっとずつ初夏の雰囲気になってきましたが、今回は、先月よりスタートしたブリットレイルパスやブリットイングランドパスなどの+1日キャンペーンと、今週より始まったユーレイルグローバルパスの割引キャンペーンについてです。(どちらもわりと急にスタートとなりました)

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まずブリットレイルの方ですが、対象となるのは、ブリテン島全体をカバーするブリットレイルパス(フレキシーパス)、イングランド内で利用できるブリットイングランドパス(フレキシーパス)、イングランド南西部とウェールズの一部などをカバーするブリットサウスウエストパス(フレキシーパス)、そしてロンドンを中心とした近郊エリアでお使いになれるブリットロンドンプラスパスになります。内容としては以前と同様に、通常と同料金で1日分多く利用できるというもので、例えば3日のパスであれば同じ料金で自動的に4日分、4日であれば5日分、8日ならば9日分が利用可能となります。料金などは下の画像を参照して下さい。

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なお他のキャンペーンとは異なって、このキャンペーンの場合は特に利用時期や払戻等の制限はなく、通常のパスと同じコンディションで利用できるのも安心ポイントです。またこのキャンペーン今月22日発券分までの限定となっていますので、ご利用の方はぜひお早めにお申し込み下さい。なおパスの有効期間は購入時より11か月間ですので、今の時期だけでなく、今後の夏の旅行などにも利用可能です。

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一方、今週スタートしたユーレイルグローバルパスのキャンペーンですが、これはグローバルパスの大人料金とユース料金を対象に日数等に応じて10%程度から最大30%以上料金が割引となるキャンペーンになります。
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比較的日数が多く料金が高めのパスの方が割引率も高めになりまして、例えば1等5日フレキシーの場合通常¥66900が¥51400、一番長い1等3ヶ月の場合で通常¥233100が¥163400とかなりの割引になります。下がその料金表になりますが、特にフレキシータイプを中心になかなか太っ腹なキャンペーンといえます。

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ただこのキャンペーンは2人以上のセーバー料金は対象となりませんので、2人以上でのご利用の場合にはセーバー料金とよく料金を比較して決めていただくのがいいと思います。またこのキャンペーンパスについては購入後の変更やキャンセル等はできませんのでその点も合わせて考えておく必要があるでしょう。なおキャンペーンの期限は6月2日の手配分までとなりますので、このグローバルパスのキャンペーン利用を予定の方はそれまでのお求めが必要です。またブリットレイルと同様にパスは発券日から11ヶ月間有効ですので今後の夏のご旅行などにもお使いになれます。

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ぜひこれからの初夏から夏に向けての鉄道旅行に、こうしたキャンペーンをうまく使ってお得に旅行を楽しんでください。

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ICEやTGVなどスイスきっての国際ジャンクション駅 バーゼルSBB駅/ Basel SBB station 

今週から4月に入りましたが、今回は前回までのドイツからちょっと南下して、スイスの北端にあるスイスの主要都市のバーゼルにです。このバーゼルはスイスのビジネスの中心地の1つですが、同時に列車利用上の要衝でもあります。

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このバーゼルの中央駅にあたるのがバーゼルSBB駅です。この駅はチューリッヒやジュネーブなどスイス各地との間の列車はもちろん、ドイツ方面とのICE、フランス方面とのTGVも多く発着し、まさに国際的な鉄道のジャンクション駅と言えます。乗換などでも利用する機会が多く、鉄道駅としての重要さから言うとスイス内ではチューリッヒ中央駅より上かもしれません。(なお「SBB」は国鉄にあたるスイス連邦鉄道の略称になります)

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国内に関して言えば、バーゼルからはチューリッヒ、ルツェルン、ベルン、ローザンヌ、ジュネーブ、ザンクトガレン、インターラーケン、ブリーグなどまさにほぼスイス全方面との間の列車が発着しています。高速列車のICやICN、また多くのローカル列車などが頻繁に運行しています。

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またドイツとはフランクフルトやケルンさらにはベルリンとの間など数多くのICEが発着しています。バーゼルとドイツ各都市間は距離は結構長いものの平坦なため運行スピードも速く、意外に便利にアクセスができます。フランクフルトの空港駅との間のICEも多いなど、運行体系上はドイツと一体化していると言っていいでしょう。なおSBB駅から1駅北の国境を越えた場所にバーゼルのドイツ駅とも言えるバーセルBAD駅があります。ここにもICEは止まりますので利用する場合にはSBB駅とこのBAD駅は間違えないように気をつけてください。

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フランスのパリとの間には大体2時間に1本程度の間隔でTGVが運行しています。このスイスとフランス間のTGVはTGVリリアと名づけられていて、ハイクオリティなサービスも売りで、フランス内高速線を疾走してパリとの間をおよそ3時間で結びます。

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またフランスとの間ではストラスブールやミュールーズ方面のローカル列車も運行しています。TGVは普通にSBB駅のホームに発着しますが、これらのローカル列車はSBB駅と隣接したバーゼルSNCF駅での発着となっています。SBB駅とこのSNCF駅との間は、ジュネーブのTGVホームと同様に出入国審査ができる通路を通って行き来します。実質的には同じ駅ですが、乗る場所は少々離れていますのでちょっと注意です。なおSNCF駅は現在リニューアル工事が進められていて、今後はSBB駅との一体化が進められる予定です。

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またこのバーゼルにはさらにはイタリアのミラノとの間のECも乗り入れています。このルートは2016年末から新しくできたゴッタルドトンネルを通るようになってさらにぐっと便利になりました。また湖や山越えの車窓風景も楽しめます。

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スイス国内はもちろん周辺各国との間の国際的なハブ駅として乗換にも便利なのがこのバーゼルSBB駅です。駅内には多くのショップやレストランなどもありますので、ぜひこのバーゼルを経由してヨーロッパ各地の鉄道旅行を楽しんで欲しいと思います。

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ドイツの新型ICE車両 ICE4 昨年12月より営業運転中/ New German ICE4

さて今回も引き続きドイツネタですが、昨年末から新世代のICE車両として営業運転を開始したのがこのICE4です。

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このICE4車両は昨年12月から運転を開始し、今のところ、主にハンブルク⇔フランクフルト⇔シュトゥットゥガルト⇔ミュンヘン間のICEに使用されています。このICE4の特徴は、最高時速は250キロに抑えるなど高速性能は控えめにして、その分効率や環境性能を重視し、ドイツ内の各線で汎用に使用できるように造られた車両という点です。つまり300キロを超える高速性能などを追求した現在のフラッグシップのICE3の後継というわけではなく、メインルートから準幹線までそこそこの高性能でいろんな路線で使えるマルチ車両といったところでしょう。

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外観のデザインはICE3に比べるとエッジの効いたスタイリングで、やや好き嫌いが分かれそうですが、カラーリングはもちろんホワイトとレッドのDBカラーで、新しいICE車両としての新鮮なイメージは伝わってきます。

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乗車してみると室内のインテリアもややシンプル目で、プラスチック素材を多めにつかったライトな雰囲気です。今までのICE車両のゴージャス感などは余りありませんが、さっくり乗るにはいい感じに思います。車内にはもちろん今までのICEと同様にレストラン車両なども連結され、またもちろん車内WIFIは完備しています。

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スマートでクレバーな位置づけの新しいICE車両と言えるのでしょう。これから初代ICE車両のICE1のリプレースや、現在はICとして運転している列車のICE化に、このICE4が使用されていく予定です。今後はドイツ内のICEネットワークでは一番の高速メインルートはICE3、それ以外は主にICE4が使用されていくことになり、ドイツ旅行でも乗り合わせる機会が増えるでしょう。またさらにドイツでの列車利用が便利になりそうです。

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ドイツ⇔スイス⇔イタリアの直行のECがペンドリーノ車両ETR610で運行中/ EC train Germany-Italy via Swiss!

今回もドイツ関連の情報になりますが、昨年12月のスケジュール改正から、フランクフルトとイタリアのミラノを直結する国際列車ECが運行をスタートしています。途中スイスを越えて両国間を結んでいるのですが、これまでドイツとイタリアを結ぶ直通列車は夜行列車のみでしたので、昼間の列車の運行はなかなか画期的なことです。

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この新しいECは、車両に関してはご覧のようにイタリアのETR610というペンドリーノ車両(車体傾斜機能付車両)を使用しています。この車両は最高速度250キロを出しつつも、山沿いでカーブの多いルートでも車体を傾けて早く走ることが可能で、こうしたスイスのような山の多い区間でその威力を発揮するというわけです。この車両がドイツに乗り入れるのは初めてで、こうしてフランクフルトの駅でICEなどと混じって見かけるとなかなか新鮮です。

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山岳路を早く走れるとは言ってもフランクフルトとミラノ間はもともとかなりの距離がありますので、トータルの所要時間としては7時間半くらいの所要時間となります。通しで乗るにはやや長めの所要時間ですが、途中のスイス内ではルツェルン湖やルガーノ湖などの湖の景色や切り立ったアルプスの山々などなかなかの車窓風景を楽しませてくれます。また2016年に開通した新ゴッタルトトンネルも通るのも話題性があります。

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この列車は全区間を通しで利用するのももちろんですが、ドイツ内では途中でマンハイムやカールスルーエ、フライブルクなどの各都市にも停車しますので、ドイツの南部あたりとスイス南部やイタリアとの間で利用するのにも便利だと思います。ドイツとイタリアの間を移動しながらスイスの景色も楽しめる、なかなかお勧めの列車ですので、今後ぜひご利用ください。

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フランクフルト空港駅 ICEとSバーンは別ホームから発着/ Frankfurt Airport stations

さて今回は1月の旅行でも立ち寄ってきたフランクフルトの空港駅です。フランクフルトはドイツの空の玄関として日本から多くの直行便も運行する旅行客にメジャーな都市で、ここの空港にはフランクフルト市内はもちろんドイツ各地やさらに周辺国への直通列車も発着する空港駅があります。

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ご存知の方も多いかと思いますが、この空港駅は実は空港内に2か所あります。上の画像の案内表示でお分かりになると思いますが、近距離線用のREGIO駅(Regionalbahnhof)と長距離線用FERN駅(Fernbahnhof)で駅ホームが別に分かれているのです。なおbahnhofはドイツ語で駅を意味します。

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その1つめの近距離線用のREGIO駅は空港ターミナル直下の地下にホームがあります。

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ここは空港ターミナルからわりとすぐで、近郊列車のSバーンが頻繁に発着し、フランクフルト中央駅(HBF)やヴィースバーデンなどの近郊エリアはここから乗車することになります。中央駅へは10分おき位に頻繁に運行していますので、特に出発時間などを気にすることもなく、そのまま駅ホームに行って次の電車を待つことになります。

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そしてもう1つがICEなどドイツ各地やヨーロッパ周辺国などとのICEやICが発着する長距離列車用のFernbahnhofです。ちなみにFernはドイツ語で「遠い」の意味になります。

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ここは空港ターミナルからは少し連絡通路(連絡橋)を歩いた位置にあり、REGIO駅とは違って地上にホームがあります。画像にあるように窓口や案内所、レストランなどもあって、ここから各地へ移動する旅行者のための駅機能が整っています。

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このようにフランクフルトから列車に乗る場合はその行き先によって乗る場所が変わってきますので、初めて行かれる方などは利用の際注意してください。ちなみにREGIO駅もFERN駅もターミナル1内にありますので、ターミナル2に到着した場合はいずれにしても空港内のアクセス電車か連絡バスでターミナル1へ移動が必要となります。(ちなみにドイツではデュッセルドルフの空港駅も似た感じで市内へのSバーンと各地へのICEなどの駅が別々になっています)

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フランクフルト空港からのドイツ内の移動には、こうした駅ホームが2箇所ある点を理解したうえで、ぜひICEやICそしてSバーンなどの列車をご利用ください。

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2018年のレイルパス料金の変動は?/ Railpass fares on 2018

新年あけましておめでとうございます。2018年ももうスタートとして2週間近くになりましたが、今年も当ブログではヨーロッパの列車などに関する情報をお伝えしていくつもりですので、ぜひ引き続きご覧いただければと思います。
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さて毎年ユーレイルなど各種のレイルパスは、通常この1月に料金や商品内容等が改定されますが、今年特に大きく料金が変更となったのはユーレイルの1か国パスです。このユーレイル1か国パスには、イギリス(ブリットレイルパス)、ドイツ(ジャーマンレイルパス)、スイス(スイストラベルパス)を除いた、フランス、イタリア、オーストリアなどの各国のパス該当し、利用国に応じて6段階の料金レベルが設定されています。当然大きい国や列車網が発達している国、西ヨーロッパの国などは高い方の料金レベルになるわけです。

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その料金レベルが、今年は国によってかなり入れ替えられ、このため料金が大きく変動となりました。ベネルクス、フィンランドなどは昨年が3番目のレベルだったのが4番目に、チェコ、スロバキア、ブルガリアなどについては5番目だったのが一番安い6番目となり、それぞれかなり値下がり(ベネルクスなどは15~20%程度、チェコなどは30%程度)となりました。人気の国も多いですのでこれらの国に旅行される方には朗報といえるでしょう。一方でフランスとルーマニアについては料金レベルが上げられ(フランスは3番目→2番目、ルーマニアは6番目→5番目)、値上がり(15~20%程度)となっています。また料金レベルは同じでも今年は5日や8日など日数の長いものは全般的に料金が安くなっています。

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またこれ以外でも、ジャーマンレイルパスやスイストラベルパス関連はそこそこの値上がりとなっています。また一方でブリットレイルパスなどイギリス関連のパスは多少の値下がりとなっています。ユーレイルのグローバルパスやセレクトパスについては日数やクラスなどでまちまちとなっています。全体的な詳細の料金情報はこちらの 料金表 でもご確認ください。

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このように今年はパス料金の変動がありましたが、こうした中で最適のレイルパスをうまく利用して、お得で便利な列車旅行を今年も皆さんに楽しんでいただきたいと思います。

ところでこの正月期間に自分自身もヨーロッパをある程度周遊してきましたので、次回以降そのトピックを何回かご案内していきたいと思います。

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