12月より、ウィーンとベルリン間にナイトジェットが運行開始/ NightJet between Berlin-Wien

さて今年はヨーロッパ各国の鉄道会社では12/9からウィンタースケジュールに切り替えとなります。こうした切り替えの際にその際に多くの国や区間で列車スケジュールが改定されるのですが、今回の冬スケジュールでは新しくオーストリアの夜行列車のナイトジェットがウィーンとドイツのベルリンとの間で運行を開始します。

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このウィーン⇔ベルリン間は以前通常の国際間の夜行列車のユーロナイトが運行していましたが、2年ほど前に運行を休止し、それ以降は乗継便のみとなっていました。それが久しぶりにナイトジェットによって運行が再開されるという感じです。この両都市間は訪れる人も多く待望の運転再開といったところでしょう。

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スケジュールについては下の画像のようになりますが、運行ルートに関しては従来のユーロナイトのプラハやドレスデンなどを通るルートではなく、チェコからポーランドのブロツワフなどを通るルートとなっているのが特徴です。発着時間を見る限り、ウィーンとこうしたポーランドの南部や西部との間の利用もターゲットとしている印象です。

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なおこのナイトジェットは、オーストリア国鉄が2016年の冬から、以前のシティナイトラインを引き継ぐ形で運行を開始したハイクオリティさが売りの夜行列車です。現在はオーストリアやドイツ、スイスを中心にイタリアなどの、多くのメジャーな都市間を運行しています。

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車両には、1人から最大3人まで利用できる個室寝台(sleeper)、ミニグループや相部屋として利用される4人または6人のクシェット(couchet/簡易寝台)、そして一番ベーシックに気楽に利用できる座席車の3タイプが連結されていて、それぞれの旅行のニーズに合わせて利用できます。また個室寝台にはさらにシャワーやトイレの備わったデラックス寝台もあって、ほぼホテルの利用と同じような快適さで一晩を過ごすことができます。

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またこのナイトジェットはアメニティグッズや朝食にみられるような各種のサービスも魅力です。サービス内容は利用クラス等によって異なりますが、寝台利用の場合には室内に、ウェルカムドリンク(ワイン)、ミネラルウォーター、スナックやゼリー飲料、タオルや石けん類が用意され、朝はホットコーヒーやロールパン、ハムなどのフルブレックファーストが提供されます。

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なおこのナイトジェットは今後さらに下の画像のような、よりプライバシーなどを重視し快適性などを向上させた新世代の車両が導入される予定となっています。車両は来年頃に完成し、運行自体は2021年頃スタートとなる予定ですが、これが導入されるとさらにナイトジェットの魅力高まりそうです。

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Photo : oebb.at

オーストリアやドイツ、中欧の旅行ではこのウィーンとベルリンの両方を訪れるケースは多いと思います。その際にはぜひ新しく運行をスタートするこのナイトジェットを一度試して欲しいと思います。

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