スイス ツェルマットピークパス 1日&2日料金が新登場! / Zermatt Peakpass 1&2days

18 3月

スイスアルプスで、ユングフラウと人気を二分する名峰と言えば、切り立った迫力ある山容が印象的なマッターホルンと言えるでしょう。そのふもとの山岳リゾート地ツェルマットの登山鉄道やゴンドラなどが乗り放題で、このマッターホルンやモンテローザなどの山々の魅力を最大限楽しめるツェルマットピークパスに、今シーズンから1日料金と2日料金が新登場となりました!

matterhorn

今までこのツェルマットピークパスは最短が3日で、1~2泊程度の滞在の多い日本の旅行客にはやや利用しづらかったのですが、この1日パスと2日パスができたおかげでぐっと利用しやすくなります。この1日&2日は、スキーシーズンの終わる来月24日から利用スタートとなります。

ZMT

このツェルマットピークパスはツェルマットエリアのほぼ全ての交通機関が利用できるわけですが、ツェルマットには大きく3つのピーク(展望スポット)があります。1つ目はマッターホルンの展望台として有名なゴルナーグラートで、ここへは登山鉄道(ゴルナーグラート鉄道)で向かいます。頂上のホテルも有名です。

GORNER

2つ目は山岳ゴンドラ等のヨーロッパ最高駅(3883M)としても知られるマッターホルングレッシャーパラダイス(クラインマッターホルン)です。ここへはフーリ(FURI)などでロープウェイを乗り継いでいきます。また頂上には氷河に関するアトラクション施設もあります。

ZMT GP

また3つ目はスネッガ+ロートホルンです。ここはまずスネッガまでは登山鉄道で、そしてその先はゴンドラを乗り継いでいくこととなります

SUNNEGGA

またこうした山岳交通機関の他、さらにグリーンとレッドの2ルートで運行している村内のバスや、大駐車場のあるテーシュなどへの列車にもがお使いになれます。もちろん昨年までと同様スイストラベルパスやハーフフェアカードなどをお持ちの方には割引の設定もあります

to zmt

このツェルマットへは今年から、スイストラベルパスだけでなく、スイスで有効な各種のユーレイルパスでも普通に行けるようになり、ぐっと鉄道旅行に組み込みやすくなりました。氷河特急などとも合わせて、ぜひこのツェルマットピークパスでこのマッターホルンの山々の魅力を満喫してほしいと思います。

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ドイツ ロマンティック街道バス 今年も4/10から運転開始/ Romantic road Bus runs from 10Apr

11 3月

3月も中旬でだんだん日差しもあったかくなってきましたが、そんな毎年春から運行するドイツの人気路線観光バスのロマンティック街道バス(ヨーロッパバス)は、今シーズンは4/10からの運行スタートとなります。

FRA HB

今年もルート的には昨年と同様、フランクフルトからフュッセン方面行の南下ルートのバスは途中ミュンヘンには停車しなくなっています。ですので、フランクフルトやローテンブルクなどからミュンヘンにいらっしゃりたい場合には手前のアウグスブルクで降りて、ここからICEなど列車に乗り換えて頂くこととなります。ミュンヘンからフュッセン方面へこのバスで行かれたい場合も同様にアウグスブルク乗り継ぎとなります。(もっとも、単純にミュンヘンからフュッセンへ行くのであれば、列車を利用した方が便利です) 一方フュッセンからフランクフルト方面への北上ルートのバスに関しては今まで通りミュンヘンに発着します。

Ebus

ちなみに今シーズンの運行期間は、フランクフルト発の南下ルートが4/10から10/16まで、フュッセン発の北上ルートが4/11から10/17までとなっています。また、昨年同様、南下ルートのバスはロマンティックロードクラシックツアー(Romantic road classic tour)、北上ルートのバスがロマンティックロードエキスプレス(Romantic road Express)というネーミングになっています。

Romantic road 2017

ロマンティック街道は列車ではなかなか行きづらいこともあって、やはり旅行者にはこのルート上をそのまま観光できるこのバスが人気となっています。大きなゆったりとしたバスで、車内ではWIFIや日本語の音声サービスも利用可能ですし、もちろんトイレも通常ついていますし、ビールやワインなどの車内販売もありますので、移動と観光が時間が過ごせます。ただ1日でフランクフルト/フュッセン間を一気に乗車するのはさすがに疲れるとは思いますので、ローテンブルクなど宿泊してちょっとゆっくり観光するのをお勧めします。

Bus inside

またジャーマンレイルパスやユーレイルパスなどドイツで有効な鉄道パスをお持ちの場合は20%の割引もありますので、列車周遊と合わせての利用にもぴったりです。また往復の場合は帰路分が半額となる往復割引や、60歳以上のシニア料金や21歳までのユース料金もありますので、行程や年齢などでおトクに利用することも可能です。

ICE FRA

詳細は こちらの当社HPをご覧ください。ぜひ今年もこのバスを使って旧き良きドイツ(GOOD OLD GERMANY)を満喫してほしいと思います。

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チューリッヒ⇔ミラノ間 新トンネル開通でぐっと便利に! /Zuerich-Milan via Gottard base tunnel

4 3月

さて前にもお伝えしましたように、先の12月にスイスアルプスを南北に貫く全長57キロの新トンネル(ゴッタルドベーストンネル)が開業し、そのルート上のチューリッヒ⇔ミラノ間の高速列車(EC)も一気にスピードアップされました。それまではこの両都市間は片道およそ4時間くらいかかっていましたが、それが3時間20分台まで短縮され、また運行本数も増えて、ぐっと便利になったのです。

ZRH EC

この区間のECは車両的にはイタリアのETR610が使用されています。最高速は250キロを誇り、またカーブで内側に傾くチルト機能がついていて、こうした山岳ルートでもより速く走ることが可能にできています。デザインやカラーリングもイタリアっぽさを強く感じます。(レッド&ホワイトのスイスカラーの車両も走っています)

ETR610

また車内もジウジアーロデザインで、モダン&シンプルな、なかなか居心地のいい雰囲気です。クッションの効いたシートなどインテリアも快適で、乗り心地も上々です。ただ書きましたようにカーブで内側に傾くこともあって、乗り物に弱い人はあまり外を見続けない方が安全かもしれません。

INSIDE

また今ではヨーロッパでも少なくなってきた食堂車もこのECではまだ健在です。この食堂車もなかなかモダンな雰囲気で、グルメの国イタリアの会社の運営となっています。山々や湖水など変わりゆく車窓の風景を見ながらの食事はなかなか格別な感じがあります。

BISTRO

なお途中、新ゴッタルドトンネルに入る前には一度トンネルに入る旨のアナウンスがあります。このトンネルは我が国の青函トンネルを超える57キロの長さで、今のところ鉄道トンネルとして世界一の長さを誇っています。トンネルに入るともちろん外は真っ暗ですが、ほぼ直線のため揺れもなく快適です。

tunnel

スイスアルプスの山々や湖水、急流、そしてトンネルと、車窓風景も変化に富んでいて、この区間はそうそう退屈することのない3時間20分と言えます。スイスとイタリア2か国のユーレイルパスも今年からできましたので、今シーズンはぜひこのルートも利用して、スイスとイタリアを合わせての鉄道周遊がおすすめです!!

MIL

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ナイトジェット クラスとサービス/ Nightjet classes and service

25 2月

さて前回に引き続き、12月から運転を開始した新夜行列車のナイトジェットですが、そのクラスやカテゴリーなどは大きく言うとは3つに分かれます。

NJ BED

まず1つ目はいわゆる寝台(SLEEPER)です。この寝台車の場合は、1つの部屋に通常3段分のベッドがついていて、その利用人数に応じてシングル、ダブルまたは3人部屋として利用します。室内には洗面台やタオル、リネンも備わっています。車内アメニティーとして、ミネラルウォーター、ウェルカムドリンク(私が利用したときはスパークリングワイン)、スナック類もついています。天井はかなり高く1人や2人であればそれなりにゆったりできると思います。ベッドを3段出しても3人部屋として使うとやや狭い感じはありますが、もちろん1人当たりの料金は利用人数に反比例しますので、一番エコノミーに利用が可能となります。

NJ INSIDE

さらにその中で、シャワーとトイレ付きのデラックス寝台もあります。あまり広いスペースとは言えませんが、トイレとシャワーがついていて、室内で一通りの用を済ませることが可能です。なおデラックス以外の寝台の方用にもちろん車両内に共用のトイレもついています。(なお下の画像のように一応同じ場所に共用シャワーもありますが、少々使いにくいようで、あまり利用する人は見かけない気がします)

SHOWER

2つ目は日本語で簡易寝台とも呼ばれるクシェットです。これはイメージとしては相部屋のドミトリーといった感じになり、2段ベッド×2の4人部屋と3段ベッド×2の6人部屋があります。通常特に男性女性も関係なく利用するかたちになります。一部には女性専用ルームもついていますし、もちろん家族で1部屋を占有することもできます。洗面やトイレは車両について共用のものを使うことになります。(一応ミネラルウォーターはついています) 6人部屋でフルに6人乗車ですとさすがに窮屈な感じはあり、あまりプライバシーも保てませんが、グループやファミリーまた料金重視だけど横になって休みたい方にはお勧めです。

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image : oebb.at

そしてもう1つはもちろん一番シンプルな座席車です。通常3人掛けが向かい合わせになった6人部屋(コンパートメント)になっていて、特に治安上も問題はなさそうです。クシェットの3段ベッドと比べれば、むしろスペース感は広い感じはあります。料金優先の方ももちろん短い区間を利用する方など、サクッと気軽に利用するにはいいと思います

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image: oebb.at

なお座席車以外のクシェットと寝台には朝食のサービスがついています。寝台の場合は、前回お書きしたようにチョイス式のフルブレックファーストですが、クシェットの場合は簡単にコーヒーとロールパンという感じになります。

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なおこのナイトジェットになって、乗務員の対応も以前よりソフトで、ホスピタリティー感も向上しているイメージです。もちろん走行中はこのナイトジェットでもそれなりの揺れや振動などはあり、耳栓は個人的には必需かと思いますが、ちょっと慣れるとあまり気にならなくなってそれなりに結構眠れると思います。

Corridor

またエクステリアに関しては、新しいNIGHTJETの塗装になっているのは一部の車両のみで、今のところは通常のOBB(オーストリア鉄道)カラーの車両などが混在している感じです。今後は新型車両も導入されるいうこともあって、ナイトジェットカラーに統一されていくのでしょう。

ZRH

ややざっとした説明になりましたが、今後さらなるサービスアップも期待されるこのナイトジェット。ヨーロッパの列車旅行の際にはぜひお試しください!

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新夜行列車 ナイトジェットはサービス充実! / NightJet, better sevice offered

17 2月

日本では一部を除いて夜行列車はほぼ消滅してしまいましたが、ヨーロッパでは以前よりはかなり減ったとは言え、まだまだそれなりに夜行列車が運行されています。その中で「気を吐いている」のがオーストリア鉄道(OBB)が昨年12月よりヨーロッパ各国で運行をスタートさせたこのナイトジェットです。

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このナイトジェットは以前のシティナイトラインの路線も引き継いで、人気区間のミュンヘン⇔ローマ、ベルリン⇔チューリッヒウィーン⇔ベネチアなど、オーストリア発着だけでなくドイツ、スイス、イタリアなど各国の主要都市間を運行しています。なおネーミングもOBBの昼間の看板列車「レイルジェット」と合わせたものになっていて、OBBの戦略としてはレイルジェットとこのナイトジェットを今後の2枚看板にしていくということなのでしょう。
map Map : obb.at

さてこのナイトジェットで充実しているのが画像のようなアメニティグッズにみられるサービスです。アメニティー類に関してはクシェットなどを除く通常の寝台を利用すると付いてくるものですが、ウェルカムドリンクのスパークリングワイン、ミネラルウォーター、スナックやゼリー飲料、タオルや石けん類、さらに今まであまり見かけることはなかった室内スリッパや耳栓、ボールペンまで入っています。

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多くにナイトジェットのロゴが入った専用品で、実用性に加えてちょっとウレシイ感じもあります。なおこの他に洗面台やシャワールームには通常のタオル類やシャンプーなども備わっていてホテルのように利用できます。(アメニティー類の内容は列車等によっても変わります。またシャワールームはデラックス寝台のみの設備となります)

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またもちろん別途朝食もついていて、寝台利用の場合には、ホットコーヒーやロールパン、各種のハムなどの中から6アイテムをチョイスできます。なおこの朝食は乗車時にオーダーして、翌朝モーニングコール代わりに乗務員が部屋まで運んできてくれます。

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新しくなって、よりスペシャル感のアップしたこのナイトジェット。ヨーロッパの列車周遊には一度試して欲しい列車です。次回のブログではこのナイトジェットのクラスや全般的な情報などご案内するようにします。

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ブリットレイルの冬キャンペーンはまもなく終了です! / Britrailpasses offpeak fare

10 2月

さて今週は土曜が祝日のためこのブログも本来はお休みですが、各種ブリットレイルパスのウィンターキャンペーンが間もなく終了となりますので、これだけご案内しておきましょう。

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このキャンペーンはブリットレイルパスやイングランドパスなどの主要なイギリス内のパスの大人料金が通常の20%オフになるというものですが、これが今月末までの利用分で終了となります。一応出発ギリギリまで手配は可能ですので、これから直近でイギリスを旅行される方はぜひご利用ください。

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では東京でも雪が降るなど寒い日が続いてますが、皆さまどうぞ楽しい週末を!

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ジャーマンレイルパスの5/7/10/15日の割引キャンペーンもスタート!/German railpass campaign

4 2月

2月に入って相変わらず寒い日が続いていますが、日差しはちょっとずつ暖かくなってきた気がします。さてそんな今月よりユーレイルのキャンペーンと同時に、ドイツの人気パス、ジャーマンレイルパスのキャンペーンもスタートしました。

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ジャーマンレイルパスのキャンペーンはユーレイルの日数追加とは違って、5日/7日/10日/15日の料金が通常料金から10~20%安くなるという内容になります。具体的にはツインやユースなども含め、全ての5日料金がおよそ通常の10%割引、7日と10日と15日料金が20%割引となります。例えば通常の1等7日の大人料金は¥50100ですがこのキャンペーンを利用すると¥40100となります。さらに2人利用の場合でツインのキャンペーン料金を使うと1人あたり¥30100となり、ダブルでお得となるわけです。かなりお得感のあるキャンペーンと言えるでしょう。 

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なおキャンペーン期間としては販売が来月3月末までで、実際のご利用期間は5月末までとなります。今から春休み、そして連休くらいまでの旅行にお使いになれます。ただキャンペーン商品のため購入後の変更や取消、リファンドなどはできませんので、完全に旅行が決まってからお求めになるのが安全でしょう。

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ドイツは、フランスやイタリアなどと違い、高速列車のICEやICが全席予約制ではなくレイルパスのみで利用できることもあって、パスがとても利用しやすい国と言えます。また主要都市がフランクフルト、ケルン、ミュンヘン、ベルリンなど各地に分散していて旅行中で都市間の移動の機会が多いこと、またその都市間をICEなどが便利に結んでいることもあって、このジャーマンレイルパスは国別のパスの中でも一二を争う人気のレイルパスとなっています。

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これから春までにドイツを旅行予定の方はもちろん、またヨーロッパでもどこに行こうか迷ってる方も含め、ぜひこのキャンペーン中のジャーマンレイルパスにご注目ください。

なお来週は土曜が祝日のため、次回のブログは再来週となります。

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2月より各種ユーレイルパスの日数追加キャンペーンがスタート!/Eurailpasses extraday campaign

28 1月

1月も残り数日となりましたが、その来月2月からまた各種ユーレイルパスの「エキストラデイ キャンペーン」がスタートとなります!
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このキャンペーンは去年も実施されたもので、ユーレイルパスには、それぞれの国ごとの1か国パス、ヨーロッパ各国から2/3/4か国を選択するセレクトパス、ほぼ全ヨーロッパをカバーするグローバルパスがありますが、その全てのパスを対象に、通常と同料金でより多い日数が利用できるキャンペーンとなります。

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追加となる日数は、1か国パスとセレクトパスとについては一律+1日で、グローバルパスについてはパスの日数に応じて、5日/7日が+1日、10/15日が+2日、22日が+3日、1か月が+5日となります。なおグローバルパスの2か月と3か月については期間がもともと長いこともあって対象外となっています。

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なおこのキャンペーンは3月末までの販売分が対象となっています。3月末までに購入すれば、その後でも最大11か月後まで利用できますので、これからの学生シーズンはもちろん、その後のゴールデンウィークなどの旅行にもおすすめです。ただこのキャンペーン料金を利用の場合、一度パスを購入しますと、通常のパスとは異なって、その後のキャンセルや変更等は一切できなくなります。ですので完全に旅程などが決まってから購入するのが安全です。もちろん万が一その旅行に行けなくなったとしても、有効期間が11か月ありますので、次の旅行の際に使うこともできます。

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去年は難民騒動などでばたばたしたヨーロッパですが、今年はさすがに落ち着いてきそうです。このキャンペーンを使ってお得にヨーロッパの列車旅を楽しんでほしいと思います。

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なお同時にドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンも2月よりスタートとなりますので、次回はそれについてご案内します。

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ブリットレイル関連パスのユース料金が今月より大幅値下げ!!/ Britrail passes youth fare!

21 1月

1月も下旬で一年で一番寒い時期になりました。昨日も東京では雪が舞いました。オフィスもなかなか暖かくならなくて冷えたままです。

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さてまもなく学生さんの卒業旅行の時期となりますが、イギリス旅行を予定している25歳までの方にここで朗報です。ブリットレイルパスやブリットイングランドパスなどイギリス関連のレイルパスのユース料金が今年より大きく値下げとなりました。

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昨年までブリットレイル関連パスのユース料金は大人料金から大体20%引きくらいの金額で、3名以上のミニグループ用のセーバー料金や、2月までのウィンターキャンペーン料金と同額でした。これが今年からぐっと安くなり通常の大人料金からほぼ40%オフの金額となったのです。例えば一番ベーシックなブリットレイルパスの2等連続3日の場合先月のユース料金¥17300でしたが、今月は大人料金は値上げとなったにもかかわらずユース料金は¥13700へと安くなりました。もちろん1等や、もっと長い日数の場合は、さらに値下げ金額は大きくなっています。

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学生旅行にちょうどのタイミングですのでぜひヨーロッパやイギリスの旅行を予定している場合ぜひお勧めします。なおユース料金は25歳までの方に適用ですので、もちろん学生さんに限らず、その年齢であれば社会人の方でもどなたでも利用は可能です。

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なおイギリス内の列車については、通常特に予約はマストではありませんが、もちろんロンドン-エジンバラや、マンチェスターなど所要時間が長く、また人気の路線では座席予約がおすすめです。ちなみにこのブリットレイルパスを利用しての座席予約は予約システムの関係で昨年まで予約システムの関係で日本では手配不可となっていましたが、今年から再開され、以前と同様に出発前に列車予約が可能となりました。プラス料金は必要となりますが、事前の予約できる安心感は大きいと思います。もちろん現地の駅でも座席予約は可能です。

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ポンド安でより行きやすくなったイギリスの旅行にはぜひこの便利なブリットレイルパスがおすすめです!

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ユーロスターのパスホルダー料金が今年から改訂/ New Eurostar Eurailpass holder fare

14 1月

2017年もほぼ半月が過ぎましたが、今年の利用分からロンドンとパリやブリュッセルを結ぶ人気の高速列車ユーロスターのレイルパスホルダーの料金が大きく改訂されました。

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これはユーロスターがユーレイルパスのパートナーとなり通常のカバー範囲に入ったことによるのですが、ユーレイル関連パス(グローバルパスか利用区間に応じてフランスまたはベネルクスで有効なセレクトパスや1か国パス)で、ユーロスターを利用する場合、そのパス用料金が大幅に安くなりました。昨年まではパス利用料金は、空き状況によって1等で安くて¥15000~20000程度、2等で¥10000~15000程度でしたがこれが1月発券では1等¥6500、2等¥5400と一気に利用しやすくなったのです。ぜひユーロスターとユーレイルパスを合わせて利用して、フランスなどヨーロッパ大陸とイギリスの周遊旅行をお勧めします。

EURAILPASS COVER

なおフレキシータイプのパスはユーロスター利用の際、日にちのカウントが必要で、また乗車の際には通常より少し早めの出発の45分前までのチェックインが求められます。また空席の状況によってはこのパスホルダー料金では利用できない場合もありますので事前に空きがあるかどうか確認しておくのがいいでしょう。

britlogo sma

ただその一方、昨年まではイギリスのブリットレイルパスやイングランドパスについてもユーレイルパス同様に、ユーロスターの割引料金の適用がありましたが、残念ながら今年から割引の適用はなくなりました。わかりやすくなったといえなくもないですが、ブリット関連のパスとユーロスターは今年からは切り離して利用していただくこととなります。もちろんパスとは関係のない通常の割引料金もいろいろ設定されていますので、それをうまく使っていただくのがいいでしょう。

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ぜひ今年は、ユーレイルのパスとユーロスターをうまく組み合わせておトクにかしこくヨーロッパの鉄道周遊を楽しんでいただければと思います。

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