スイスアルプスで、ユングフラウと人気を二分する名峰と言えば、切り立った迫力ある山容が印象的なマッターホルンと言えるでしょう。そのふもとの山岳リゾート地ツェルマットの登山鉄道やゴンドラなどが乗り放題で、このマッターホルンやモンテローザなどの山々の魅力を最大限楽しめるツェルマットピークパスに、今シーズンから1日料金と2日料金が新登場となりました!
今までこのツェルマットピークパスは最短が3日で、1~2泊程度の滞在の多い日本の旅行客にはやや利用しづらかったのですが、この1日パスと2日パスができたおかげでぐっと利用しやすくなります。この1日&2日は、スキーシーズンの終わる来月24日から利用スタートとなります。
このツェルマットピークパスはツェルマットエリアのほぼ全ての交通機関が利用できるわけですが、ツェルマットには大きく3つのピーク(展望スポット)があります。1つ目はマッターホルンの展望台として有名なゴルナーグラートで、ここへは登山鉄道(ゴルナーグラート鉄道)で向かいます。頂上のホテルも有名です。
2つ目は山岳ゴンドラ等のヨーロッパ最高駅(3883M)としても知られるマッターホルングレッシャーパラダイス(クラインマッターホルン)です。ここへはフーリ(FURI)などでロープウェイを乗り継いでいきます。また頂上には氷河に関するアトラクション施設もあります。
また3つ目はスネッガ+ロートホルンです。ここはまずスネッガまでは登山鉄道で、そしてその先はゴンドラを乗り継いでいくこととなります
またこうした山岳交通機関の他、さらにグリーンとレッドの2ルートで運行している村内のバスや、大駐車場のあるテーシュなどへの列車にもがお使いになれます。もちろん昨年までと同様スイストラベルパスやハーフフェアカードなどをお持ちの方には割引の設定もあります
このツェルマットへは今年から、スイストラベルパスだけでなく、スイスで有効な各種のユーレイルパスでも普通に行けるようになり、ぐっと鉄道旅行に組み込みやすくなりました。氷河特急などとも合わせて、ぜひこのツェルマットピークパスでこのマッターホルンの山々の魅力を満喫してほしいと思います。
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