今週末は連休期間のため、このブログも1回お休みとなります。皆さまどうぞ楽しい秋の週末をお楽しみになってください!
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ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで
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10月も残り少々となりました。先週に続いてまた週末は台風が来るそうで雨続きです。
さて前回は12/10からの新線開通に伴うドイツの新スケジュールをお書きしましたが、それと同時に、以前にもご案内したドイツの新型車両ICE4が、この12/10から営業運転を開始します。
このICE4は昨年より試運転が続けられてきた「期待」の新型車両で、コンセプトとしては、現在の主力車両のICE3とは方向性を変えて、一概にスピードアップということではなく(最高時速は250キロ)、効率や環境性能にも配慮し、マルチに使えるICE車両ということで開発されています。
12月からICE4が投入されるのは主にミュンヘン⇔シュトゥットガルト⇔ハンブルクの区間になります。この区間は現在は機材としてはICE車両として最初に造られたICE1が使用されていますが、これを置き換えるかたちでICE4が新たに運転をスタートさせます。といってもこの区間のすべての便がICE4で運転されるわけではなく、当面ICE1やICETなど便によっていくつかのタイプの車両が使用されるようです。
ICE4は外観デザインとしては、ホワイトとレッドの「DBカラー」で、ICE3より直線的なスタイリングになっています。また車内は従来のICEと同じイメージですが、シートも含めどちらかというとよりシンプルな雰囲気となっています。新型車両らしく車内のWIFIはもちろん完備されていますし、食堂車もちゃんと連結され、かなり快適な移動が楽しめそうです。また車両は12両編成で座席数はトータル830席とかなりのキャパシティーがあり、余裕をもって乗車できそうです。
(image : deutschebahn.com)
これからの時期ドイツではクリスマスマーケットの飾り付けも華やかなシーズンとなってきます。またICEを含めたドイツ内の列車が乗り放題のジャーマンレイルパスは、1月末の利用分まで割引キャンペーンも実施されています。ちょうどこの時期新型車両のICE4もデビューしますので、合わせてジャーマンレイルパスのキャンペーンを使って、ドイツのクリスマスマーケット巡りなどいかがでしょうか? 年末年始の旅行にもぜひおすすめです。
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毎年ヨーロッパの各鉄道会社の全般的な運行ダイヤは12月上旬に夏スケジュールから冬スケジュールに切り替わるのですが、今年はその切り替え日が12/10で、各社でスケジュール改正が行われます。そしてドイツでは、このスケジュール改正に合わせ、ニュールンベルクとエアフルト間の190キロに及ぶ高速新線が開通し、このルートを走行するベルリン⇔ミュンヘン間のICEなどが一気にスピードアップされ、大きくスケジュールが変わります。
このベルリン⇔ミュンヘン間は以前の東ドイツのエリアも含んでいることもあって、もともと線路や運行施設の整備などが遅れていました。昨年にはエアフルトとライプチヒ間の高速新線が開通し、かなりスピードアップされましたが、それでも現時点ではICEで6時間以上を要しています。
これがさらに新線が開通する12/10から最大2時間以上短縮され、最短で3時間55分(ICEスプリンター)、通常の便でも4時間半程度で結ばれるようになるのです。6時間かかるというとなかなか列車で移動という気持ちにはならないかもしれませんが、4時間位ということならぐっとICE利用が有力な選択肢に入るでしょう。また便数も1時間に2便程度で利用しやすくなります。
image:DB- vde8.de
また同時にライプチヒとミュンヘン方面や、ベルリンとニュールンベルクなども一気に時間が短縮されます。要はこの高速新線開通により、ドイツのベルリンやライプチヒなどの東部と、ミュンヘンやニュールンベルクなどの南部との間の列車移動がぐっと便利になるわけですね。下のリストが現在と12/10からの大体の所要時間になりますが、かなりのスピードアップっぷりがわかると思います。またフランクフルトとベルリン間のICE(エアフルト経由)も多少ながらスピードアップされます。
image:DB- vde8.de
12月よりこの時期はライプチヒやニュールンベルクに代表されるようにドイツの美しいクリスマスマーケットのシーズンでもあります。ぜひ、より便利になるICEを利用して、冬のドイツ旅行を楽しんでほしいと思います。
なお次回は、同時にこの12/10から営業運転デビューとなる新型車両のICE4について触れたいと思います。
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ジャーマンレイルパス、各種ユーレイルパスと続きまして、今回はイギリスのブリットレイルパスのキャンペーン情報です!毎年恒例とも言えますが、今シーズンも来月11月利用分からブリットレイル関連パスの冬のキャンペーンがスタートとなります。
このブリットレイル関連のパスのキャンペーンは、来月11月1日から翌年の2月末までの利用分を対象に、大人料金が通常の20%割引で購入できるという内容になります。ブリットレイル関連のパスは利用エリア等に応じていくつかのパスに分かれていますが、その中でキャンペーンの対象となるのは、ブリテン島全体をカバーするブリットレイルパス/フレキシーパス、主要部のイングランド地方で利用できるブリットイングランドパス/フレキシーパス、ロンドンからイングランドやウェールズ南部など南西エリアで有効のブリットサウスウェストパス/フレキシーパスと、北部のスコットランドで利用できるブリットスピリットオブスコットランドパスになります。それぞれのパスのカバー範囲は下のマップのようになります。
このキャンペーンを利用すると料金的には、例えばブリットレイルパスの1等4日連続が通常¥45600のところ、約20%オフの¥36500となります。またブリットイングランドパスの一番ベーシックな2等3日連続は通常¥20600が¥16600とかなりお手頃価格になります。またこのキャンペーンのパスは購入後も通常のパスと同様に払い戻しが可能ですので、利用しやすいキャンペーンと言えます。
なおこのキャンペーン料金は、25歳までのユースや60歳以上のシニア、3人以上で同行利用のセーバーなど、すでに割引になっている料金には適用とはなりません。キャンペーン料金は金額的にはセーバー料金とは同額で、シニア料金よりは安く、ユース料金よりは高くなっていますので、シニアの方や3人以上のグループの方はこのキャンペーン料金を、ユースの方はユース料金を利用するのがおトクです。
イギリスは、フランスやイタリアなどと違って、人気のヴァージントレインなど長距離の高速列車でも原則的に座席予約なしで乗れますので、レイルパスがとても利用しやすい国と言えます。(もちろん座席予約も可能です) またブリットレイルパスなど主要パスは空港列車のヒースローエキスプレスも利用が可能です。なお1等はもちろんゆったりしてますし、列車によっては食事等のサービスもありますので、多少高くても1等を選ぶメリットはあると思います。
なおイギリスの区間チケットにはアドバンス料金などの割引料金があって、早めに購入するとかなり安くなる場合もあるのですが、直前や当日にチケットを買うとかなり高めのノーマル料金(エニタイム料金)になってしまうことも多々あります。ですのでイギリス内で列車を使って自由に旅行したいという場合には、料金的な点や使い勝手なども考えると考えて、こうしたレイルパスは総合的にとても便利だと思います。
これからクリスマスシーズンにかけては街のイルミネーションも一番美しい時期です。またロンドンではセールなども行われ、ショッピングもバッチリ楽しめます。ぜひこの秋冬にはこのブリットレイルパスのキャンペーンを使ってお得にイギリス旅行を満喫してください!
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今週から10月に入りましたが、前回ご案内したジャーマンレイルパスのキャンペーンと合わせて、今月からユーレイル関連パスの20%割引キャンペーンもスタートしました。
このキャンペーンは、昨シーズンも実施されましたが、ユーレイルグローバルパス、セレクトパス(2/3/4か国)、各国の国別パスといった全てのユーレイルの関連パスを対象に、今月から年末の12月末までの購入分について、通常料金から20%オフのキャンペーン料金でお求めになれるというものです。ユーレイルのパスにはセーバー料金やユース料金といった割引料金の設定がありますが、それもこのキャンペーンの対象となり、ダブルで安くなりますので、かなりのおトク感があると思います。
例えばグローバルパスの1等連続15日の場合、今月は通常¥85500ですが、キャンペーン利用の場合は¥68400と一気に安くなります。またセレクトパスですと、売れ筋の3か国セーバー(同行割引)5日で¥48100(ハイ料金)が¥38500になりますし、国別パスですと例えば人気のイタリアパスの2等セーバー3日¥19800が¥15900となります。いずれもなかなか魅力的な割引となっています。
なお今回のキャンペーンは、購入の期限は12月末までですが、パスは発券日から11か月後まで利用が可能ですので、既にお決まりであれば来年以降の利用にも可能です。ただキャンペーン料金のため、購入後は変更やキャンセル、払戻しなどはできませんので、いずれにしても確実に旅行をすることが決まってからお求めになった方がいいでしょう。
これからの秋冬のシーズンは、気候などの関係で夏に比べるとどうしてもヨーロッパ旅行の方は少なくなりますが、このヨーロッパも紅葉やクリスマスのイルミネーションなどしっとりしたさまざまな魅力があります。これからのヨーロッパ旅行をお考えの方はぜひこのキャンペーンを利用して、お得に列車周遊を楽しんで下さい!
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早いもので今日で9月も終わりとなりますが、来月10月からドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンが新しく「パワーアップ」して再スタートとなります。
ジャーマンレイルパスのキャンペーンは先月より今月末まで夏のキャンペーンということで実施されていますが、これは一度今月で終了し、来月からは秋のキャンペーンとして再スタートとなります。内容的には現在のキャンペーンは対象が10日と15日料金のみでしたが、これが新しいキャンペーンでは3日と4日を除いた、5日以上の料金が全て対象となります。
今回のキャンペーンを細かくご案内しますと、ジャーマンレイルパスの来月1日より12月9日までの購入分(発券分)を対象に、ツインやユースなどの割引料金も含め、5日料金が通常料金の一律10%オフ、7日/10日/15日料金が一律20%オフになるという内容になります。例えば当社での10月料金で、通常の1等10日フレキシーは¥69500ですが、このキャンペーンを利用すると¥55600となり、1万円以上もお得になります。また5日料金を10%オフすると、通常の4日料金よりも安くなりますので、5日も使わないという場合でもメリットがあります。
ただキャンペーン商品ということで、制限もありまして、購入したパスの利用期限は来年の1月末までとなります。また購入後の変更や取り消し、払い戻しなどはできませんのでお求めの際は注意が必要かもしれません。
ドイツは、高速列車のICEやICなどが主要都市間をくまなく結んでいて列車での移動がとても便利ですし、また特に全席予約制ではなくパスのみでも利用できることもあって、レイルパスがとても利用しやすい国と言えます。またイギリスのロンドンやフランスのパリのように首都に一極集中しておらず、ベルリン、フランクフルト、ケルン、ミュンヘンなど人気都市が各地に点在し、移動する機会が多いこともあって、このジャーマンレイルパスは国別パスの中でもスイスと並ぶ人気のパスとなっています。
ここのところ難民問題などでドイツへの旅行は人気がイマイチですが(なのでこうしたキャンペーンが続けられているのでしょうが)、ぜひこうしたキャンペーンを機会に、これからクリスマスシーズンの魅力にあふれるドイツの列車旅を味わってほしいと思います。
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9月ももう下旬になりました。今週は土曜日が祝日のためこのブログもお休みとなります。土曜は天気はイマイチのようですが、どうぞ皆様楽しい週末をお過ごしください。
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9月も後半に入りましたが、以前にもお伝えしたようにフランスやベネルクスなどを運行する高速列車のタリスが12月10日運行分から新しく3クラス制となり、今週よりその販売もスタートとなりました。
タリスは現在はヨーロッパの他の列車と同様に、1等(コンフォート1)と2等(コンフォート2)の2クラスですが、これが12月からは「プレミアム」、「コンフォート」、「スタンダード」の3クラスへと変わります。簡単に言いますと、現在の1等が2つに分かれて、食事などのサービスありタイプが「プレミアム」、サービスなしが「コンフォート」となり、そして従来の2等が「スタンダード」になる、と言えるでしょう。またそうした客席やサービスのレベルに加え、変更や取消等が可能がどうか(フレキシブルさ)にも違いがあります。
Image:thalys.com
こうしたそれぞれのクラスの内容をタリスのHPから簡単に説明すると、まず「スタンダード」については、席は通常の2+2列配置で実用上は十分な広さと言えるでしょう。また車内WIFIも無料で完備していて、ドリンク等は車内のバー車両にて購入が可能です。変更や取消等については、一部可能なセミフレキシータイプと、変更等が一切不可でその分より安いノンフレキシータイプの2種類から選ぶことができます。
また「コンフォート」は2+1列のゆったりとしたシート配置になっています。スタンダードと同様にWIFIも完備していて、ドリンクなどはバー車両にて購入頂くこととなります。変更取消等については、一部可能なセミフレキシータイプとなります。
Images:thalys.com
そして「プレミアム」も同様の2+1列配置のゆったりした席で、さらに時間帯に応じた食事や、各種の新聞や雑誌などのサービスも付いていて、もちろんWIFIも利用できます。また出発前の駅のラウンジも利用可能となっています。変更等については最大限に可能なフルフレキシータイプとなっています。
Images:thalys.com
ゴージャスな旅行を楽しみたい方や、ビジネス利用で最大限に予定をフレキシブルにしたい方は「プレミアム」、ゆったりとしたスペースで特にプラスアルファは求めない方は「コンフォート」、実用本位で料金も重視する方は「スタンダード」がお勧めと言えます。なおいずれも料金はその時の空席等の状況に応じて何段階かに変動することになっています。一般的には乗車日が近づいてくるとより高い料金となるでしょう。
Images:thalys.com
12月から、より選択肢が増えるタリス。ご利用の際にはその時の旅行のコンセプトなどに応じて最適なクラスをチョイスしてください。
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先週からの引き続きのロンドンオイスターカードです。
私個人もかなり以前から持っていてロンドンに行くたびに使っていますが、使い方としては簡単で、日本でパスモなどを使うのと同様に、地下鉄の場合は、自動改札にあるオイスターカード用の黄色いリーダーにカードをタッチして入場し、また自動改札を出る際にリーダーにタッチし、その際に料金が自動的に支払われることとなります。その際にはその時点での残額も表示されます。
また地下鉄以外でも一定のエリア内であればいわゆる列車(National rail)にも利用が可能ですし、テムズ川の再開発エリアを走るDLRにもお使いになれます。
もちろん同様に、赤いダブルデッカーで知られるロンドン内のバスにも利用できます。なおバスを利用する場合はリーダーにタッチするのは乗車時のみとなります。また1日の最大額(プライスキャップ)は地下鉄とは別枠で£4.5となり、3回乗るとモトが取れます。
さてロンドンで普通に地下鉄などを使って市内を回ると1日で£7~10程度が料金としてチャージ額から差し引かれることとなります。そこでチャージ額が減ってきた際の入金ですが、これは日本も同様ですがやはり駅の自動販売機でカンタンにすることができます。
自動販売機の例の黄色いリーダーのところに、カードを当てて表示に従って進むと、その時のそのカードの残額といくら入金(add)するかのボタンが表示されます。そしてその希望の金額にタッチして(または希望の金額を入力することも可能です)、あとはお金を入れればチャージ完了となります。個人的にも、このチャージでとまどったことはありませんので、さほど難しいことはないと思います。最近は、機械によっては日本語表示ができるものもあるようです。
なお、このオイスターカードには現地のロンドン在住者用の通常タイプと、当社でも販売している旅行者向けのビジターオイスターカードとがあります。現地の通常タイプはクレジットカードと連動させての自動チャージや、ウィークリーなど定期券としての利用も可能ですが、やはり普通に旅行で数日くらい利用するという程度であればこのビジターオイスターカードの方が使いやすいと思います。なおビジターオイスターカードは現地ロンドンでは現在販売していませんので、出発前に購入が必要です。
またロンドン交通局では省力化とサービス向上のため、徐々に窓口を減らし、従来の紙のチケットもなくしていく方針を進めており、既にロンドンでの地下鉄やバスの利用はこのオイスターカードを使うのが当たり前になりつつあります。(バスはもう現金では利用できなくなっています) いずれにしてもロンドン旅行にはこのオイスターカードを買って損はないと思います。
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ご案内していますように、今月15日までブリットレイルパスなどの+1日キャンペーン(フリーディキャンペーン)が実施されますが、そんなイギリス旅行の際にぜひ合わせてお勧めなのが、このロンドンオイスターカードです。もうロンドンでもすっかり定着しましたが、これは、ロンドンの地下鉄やバスまた列車(一部)などの公共交通機関に利用できるプリペイド式のICカードで、ロンドン版のスイカやパスモ(イコカ)的なものと言っていいでしょう。
このオイスターカードをおぜひ勧めする理由は何点かあるのですが、まずはもちろんスイカなど同様に、乗車駅と降車駅でカードを自動改札の黄色いリーダーにタッチ(バスの場合は乗車時)して、自動的に料金を支払うシステムになっていますので、チケット購入の手間や時間が省け、とても便利という点です。ロンドン地下鉄の自動販売機はお釣りが出ないことも多く信頼性もあまり高くないですし、窓口は行列ができている場合も多いです。(駅によっては窓口自体もなくなっています) あまり勝手のよくわかっていない旅行者にとっては、とりあえずそのまま乗れるという点でそのメリットはより大きいでしょう。
また同時に大きいのは、通常のチケットを購入して使うより、オイスターカードを使った方が料金が安く利用できる点です。これはスイカなどにはあまりないメリットで、例えば今年の料金で、ロンドン市内のゾーン1の中で地下鉄に乗った場合、通常チケットを購入すると£4.9かかるのに対し、オイスターカードを使った場合の料金は£2.4で済むのです。この料金差は大きいです。
そして料金的なことで言えばさらに、オイスターカードには1日の利用金額が一定額(例えば地下鉄のゾーン1/2の場合で現在£6.6)に達すると、もうそれ以上は料金がかからなくなるプライスキャップという特典があります。これはロンドントラベルカードの機能を組み込んだものと言え、観光やショッピングなど1日何度も乗り降りする場合でも料金を気にせず安心して利用することができます。
また、旅行者向けのビジターオイスターカードについて言うと、さらにハードロックカフェなどのレストランやカフェ、またショッピングなど多くの提携施設での割引などの特典があります。ロンドン街歩きにはうれしいプラスアルファです。
そして個人的に言えば、やはり「カッコイイ」という点も見逃せないでしょう。地下鉄やバスの乗り降りがすべてスマートにできて、ちょっとロンドンっ子になった気分も味わえます。
さてこんな魅力いっぱいのロンドンオイスターカードですが、その実際の使い方等についてまた次回お書きしたいと思います。
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