ロンドンの主要ターミナル駅は? / Major stations in London

ロンドンにはお伝えしてきたユーロスターやヒースローエキスプレスなど多くの列車が発着していますが、そのロンドン側の発着駅は列車や方面によっていくつかに分かれています。今回はそうした列車ごとのターミナル駅をご案内しましょう。

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まずはユーロスターが発着し、国際的にロンドンの代表駅となったセントパンクラス駅です。この駅はユーロスターの発着駅が以前のウォータールーから移ってきた2007年に大改装され、多くの旅行客のための設備も整えられました。またユーロスター以外でも長距離線ではレスターなどのミッドランド地方との間の列車も発着しています。堂々とした壮麗な駅外観も印象的です。

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またそのセントパンクラスと道を隔ててすぐ隣にあるのがキングスクロス駅です。地下鉄の駅名では合わせてキングスクロス-セントパンクラス駅となっていますので、ほぼ同じ場所にある駅と言ってもいいかもしれません。このキングスクロスからはイギリスの南北を結ぶ主要幹線の「東海岸線」の列車が発着し、ヨークやリーズ、ニューカッスル、そしてエジンバラとの間を結んでいます。このキングスクロスも近年改装が行われ、かなり近代的で利用しやすくなりました。

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そしてもう1つの主要幹線の「西海岸線」の列車が発着するのがユーストン駅です。このユーストンもセントパンクラスやキングスクロスと歩ける程度の距離にあります。ユーストンからはバーミンガムやマンチェスター、リバプール、そして湖水地方やグラスゴーなどとの間の列車が発着しています。またスコットランド方面との間の夜行列車もこの駅発着になります。

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ヒースローエキスプレスの発着駅としても知られるのがパディントン駅です。この駅からはその他にも、オックスフォード、バース、ブリストル、カーディフ、エクセターなどイングランド南東部やウェールズとの間の多くの列車が発着しています。

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長距離列車が発着するのは大体上の4駅ですが、それ以外でも、もともと大陸方面との間の列車の玄関駅でイングランド南部との間の列車が運行するヴィクトリア駅、以前のユーロスターの発着駅で現在もソールズベリなどイングランド南東部の一部との間を結ぶ列車が発着するウォータールー駅、イングランド南西部との間の便が運行するリバプールストリート駅など、いくつかのターミナル駅があります。

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ロンドンではこのように方面などによって発着する駅が分かれていますので、乗る際はどの駅発なのかよく確認してから利用するようにしてください。多少見づらいですが下のマップもご参考に。

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ロンドンヒースロー空港と市内を直結!ヒースローエキスプレス!!/ Heathrow Express

前回までのユーロスターに続いて、今回はロンドン市内とヒースロー空港を結ぶヒースローエキスプレスです。このヒースローエキスプレスは1998年に運行を開始しましたが、それまで地下鉄やバスで1時間近くかかっていたこの区間をわずか15分で結び、そのスピードや便利さに驚いたものです。

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そのヒースローエキスプレスの市内側の発着駅はパディントンになります。パディントンは地下鉄のサークルラインなどの各路線やロンドンとバースやブリストルなどイングランド西部方面との間の列車が乗り入れるターミナル駅となっていてアクセスはとても便利です。駅はなかなかにぎやかで多くの飲食店やショップ、スーパーなどが並んでいます。

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イギリスの一般の列車は通常、日本と同様に乗る前に改札(自動改札)がありますが、このヒースローエキスプレスに関しては改札はなくそのままホームに入ることができます。特に座席予約などはありませんので、止まっている列車にそのまま乗り込むことになります。チケットのチェックは全て車内の検札にて行われます。

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ヒースローエキスプレスにはもちろん他のイギリスの列車と同様に1等と2等があります。1等は1+2列のゆったりした配置で新聞や雑誌などのサービスも付いています。

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2等は通常と同様の2+2列となっていますが、ただ所要時間が15分程度で、あまりゆっくり過ごすというわけでもないですので、一般的な利用であれば2等で必要充分かもしれません。

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ヒースロー空港側はターミナル2/3とターミナル5の2ヶ所に駅が設けられています。パディントンから乗車した場合はターミナル2/3、ターミナル5の順に停車することとなります。ターミナル4についてはターミナル2/3で乗り換え(ヒースローコネクト)が必要となります。(ターミナル1は現在工事で閉鎖中) 駅はコンクリートのやや無機的な雰囲気で各ターミナルとはそのまま通路でつながっています。

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このヒースローエキスプレスの最大のウリはやはりそのスピードと言えるでしょう。ヒースロー空港と市内を結ぶ移動手段は地下鉄(ピカデリーライン)やバス(ナショナルエキスプレス)、もちろんタクシーなどいくつかありますが、ヒースローエキスプレスはパディントンと空港間をわずか15分(ターミナル5は約20分)ともっとも早く結びます。また便数もほぼ15分おきに運行され、長く待たされるということもありません。地下鉄でのんびり1時間近く揺られるのも悪くはないですが、旅行中の限られた時間を有効に使うにはこのヒースローエキスプレスが一番便利でしょう。

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(image: heathrowexpress.co.uk)

料金的には当社の販売料金で2等片道¥4600とあまり安いとは言えませんが、その価値は充分にあるように思います。またブリットレイルパスをお持ちの方はこのヒースローエキスプレスにも利用可能です。(当社ユーリンクでのお求めはこちら)

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イギリス旅行の空港アクセスにぜひ早くて便利なこのヒースローエキスプレスをご利用ください。

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ユーロスターの乗車前の手続は? / Eurostar how to board!

さて先週も取り上げたユーロスターですが、このユーロスターを利用する上で特徴的なのは乗る時の手続きと言えるでしょう。それは、ヨーロッパではホーム入場時はもちろん乗車時にも改札やチェックがなくそのまま乗れてしまう列車が多い中、ユーロスターは乗車前にチケットのチェックそして荷物のチェック、そして出発国の出国手続、さらに到着国の入国手続も行ってしまうところです。そしてその時間のためにユーロスターは30分前までチェックインが必要となっています。

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ロンドンの乗車駅は上の画像にもあるようにセントパンクラス駅(ST.PANCRAS)です。ユーロスターの乗り場は正面の入り口から進んで右側の位置にあります。ここではまずチケットのチェックを受けて奥へ進みます。なおEチケット等の場合は自動改札で、紙チケットなどは有人のゲートへ向かいます。

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1等ノーマル(特等)にあたるビジネスプレミアだけは専用のゲートがあり、出発の10分前までの手続で乗車できることとなっています。

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ここから先は、まず荷物チェックが行われまた金属探知機のゲートを通ります。ただ飛行機に比べるとそれほど厳しくないのでそれほどは大変ではないと思います。この先ロンドンからの乗車の場合はまずイギリスの出国手続があり、それが終わるとEUの入国手続があります。それが終わると売店やカフェなどのある待合スペースになります。なおユーロスターへの乗車自体は、出発の15~10分前程度になってからスタートとなります。また荷物は預けるわけではないのでそのまま車内に持ち込むこととなります。

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パリからの場合は乗車駅は北駅(NORD)になります。パリ北駅ではユーロスターは、他のタリスやTGVと同様に通常の1Fホームでの発着となりますが、乗車口は階段を上った2階になります。

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乗車までのプロセスはロンドンからと同様ですが、イギリス入国の際には入国カードが必要のためその記入が必要です。(カードは乗車口への通路等に置いてあります) そしてチケットのチェック、そして荷物等のセキュリティチェック、EUの出国、イギリスの入国と続いていきます。イギリスに入国手続には時間がかかりがちですので、ロンドン行きの場合は多少早めにチェックインしてもいいかもしれません。

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そして手続を終えるとまたこうした待合スペースとなります。パリは数年前にユーロスターの駅施設がリニューアルされ、以前よりだいぶスペースも広くなって快適になりました。

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イギリスは大陸の国と異なり独自の出入国管理を行っていることもあって、ユーロスターは乗車時にこうしたプロセスを経ることとなります。なお今年からロンドンからアムステルダムへもユーロスターが運行を開始しましたが、一方でアムステルダム発の便が運行がないのはこの点が理由で、オランダ内には現時点でこうしたチェックインや出入国に対応できる設備等がないためなのです。いずれアムステルダムなどでもこうした設備が出来上がればオランダからイギリスへのユーロスターも運行がスタートとなるでしょう。

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イギリスと大陸ヨーロッパを移動するのに一番便利といっていいのはこのユーロスターです。ご利用の際は出発の少しだけ早めに乗車駅にいらして下さい。

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ユーロスターの新しい主力車両e320 / Eurostar new trainset e320

ユーロスターも早いもので1994年の運行開始から20数年が経ちましたが、当初からの車両も徐々に古くなり、そのリプレースのため2015年末から導入が始められたのがこの新型車両のe320(cl374)です。それから2年半が過ぎて、ユーロスターのロンドン⇔パリ間でもブリュッセル間でもその大半がこのe320による運転となりました。

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このe320は、従来車両のようにフランスのTGVベース(アルストム社製)ではなく、ドイツ(ジーメンス社)のICE3がベースになった車両で、その点も物議をかもしましたが、その以前のTGVベースの車両と比べるとエクステリア的にはクリーンでシンプルになったイメージです。(一応下の画像のように以前のフランス車両もまだ一部運転を続けています)

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また車内の客席やインテリアも、以前の比較的重厚な雰囲気から、よりシンプルな感じになっています。20年の技術の進化もあるでしょうが、スペース的にはより広くなっています。

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1等はサービス等によって、ビジネスプレミアとスタンダードプレミアに分かれていますが、客席はいずれも1+2列のゆったりとした配置になっています。画像はスタンダードプレミアですが、時間帯に応じた食事のサービスも付いています。なお2等は2+2列の4列配置となっています。またシートのカラーリングは1等がグレーベースで2等はブルーがベースとなっています。

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また現代の車両としては当然の設備としてWIFIももちろん利用が可能となっています。画像のように映像やゲームなど車内での専用コンテンツも整えられています。

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車内にはもちろんのバー車両も連結されており、ドリンクや軽食はもちろんメトロなどのチケットも販売していてなかなか便利です。

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このユーロスターも開業当初ロンドン-パリ間でほぼ4時間近い所要時間だったものが、現在は2時間20分程度に短縮されて便利になってきました。同時にその分、車両も車内サービスも全般的にライトでシンプルな方向に向かっているのでしょう。

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いずれにしてもロンドン-パリ間やロンドン-ブリュッセル間は、ユーロスターの方がフライト利用よりも、トータルの所要時間はもちろん、快適性や利便性で大きく上回っていると思います。新型車両の導入でより便利で快適になっていくユーロスター。今後もロンドンとパリやブリュッセルとの間の移動はこのユーロスターが断然おすすめです!

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新TGVの’TGV-inOUI’ パリ大西洋線で 運行中/ TGV-inOui run on Atlantic line

フランスの高速列車と言えばもちろんTGVですが、昨年6月の新線開通からパリとボルドーなどを結ぶTGVのアトランティック線ではそのリニューアル版のTGV-inOUIが運行をスタートしています。

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車両的には従来の2階建てデュープレックスを改良したもので、外見はデザインの国フランスらしくシャープで現代的でなかなかのカッコ良さです。シルバーとグレーの間に赤いストライプが入って今までのブルーとシルバーのカラーリングとは一気に雰囲気が変わっています。また先頭車両はホワイトとレッドのコントラストが新鮮です。

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また車内も今までのTGV車両から大きくイメージチェンジされ、インテリアはちょっと感動するくらい新鮮です。この時は1等で2階席でしたが、席にはちょっとしたデスクのように、電源コンセントや各種スイッチ、ブックバンド、ドリンクホルダーなどが備わって、便利で見た目にもオシャレなイメージになっています。

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これで、ちょっとPCやスマホ、ドリンク、スナックなどを置いてくつろぐと下のような感じになります。

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また1等車の場合シートはヨーロッパの列車としては珍しく基本的に進行方向に向かった席になり、一部の席は日本のようにシートが回転するとのことです。これで進行方向後ろ向きの席が苦手の人も安心かもしれません。

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ちなみに2等車両は従来通り固定のシートですが、これもシート周りはかなりリニューアルされ新鮮なイメージです。

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また国内線のTGVには1等でも特にドリンクなどのサービスは付いていないのですが、もちろん車内には画像のようなバー車両が設置されていて、ここでドリンクや軽食類などいろいろ購入することができます。従来のTGVに比べてもなかなかメニューも充実していますし、ちゃんとしたボックスタイプのテーブル席で食事をとることもできます。

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今回利用したのはボルドーからパリ間でしたが、この区間は去年のスケジュール改正まで3時間から3時間半程度かかっていたものが、現在はほぼ2時間ほどにまで短縮され本当に便利になりました。

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今後フランス国鉄SNCFでは、リニューアル車両の投入とともに従来のTGVをTGV-inOuiブランドでの運行に変えて、2020年頃までにTGV全体を、ハイクオリティーな通常版のこのinOuiと、より格安なLCC版のOuigoの2つに分けて展開していく予定となっています。このTGV-inOuiの投入で今後フランスでの列車利用がさらに便利で快適になりそうです。

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パリなどフランスの主要駅のTGV用のチケットゲート/ Gate for TGV in French stations!

先週は、パリなどフランスとスイスを結ぶTGVリリアについてお書きしましたが、そのリリアも発着するフランスのパリリヨン駅も含め、現在フランスの主要駅ではTGVに乗車する際のチケットゲート(自動改札)が設置されるようになっています。

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最近までヨーロッパでは、ほとんどの場合で駅に改札などがなく、チェックなしでそのまま列車に乗ることができてしまうのが一般的でした。TGVもそうした列車の1つでしたが、ここのところの高速列車の発達やテロ等の緊張の高まりもあって、乗車前にチェックのある駅や列車が増えており、TGVもその仲間入りというところです。

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こうしたゲートはそれぞれホームに入場する位置に設置されていて、ゲートを通過する際にはチケットに通常印字されているバーコードをゲートの読み取り機の部分にかざすことになります。飛行機に乗る際のチェックイン機に似たイメージです。(下の画像の機械はたまたま作動していなくてそのまま通れましたが)

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チケットチェックだけで荷物やパスポートのチェックなどはありませんので、特にゲートを通るのに時間がかかるということはありません。そうしたバーコードの付いてないチケットを利用の際には近くの駅員などに声をかけて通ることになるでしょう。ゲート設置の目的としては、治安のアップ(テロ防止)と効率化(車内での検札を簡略化)かと思いますが、こうしたゲートにもデザイン性を求めているところがフランスっぽいと言えるでしょうね。

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なお現時点で、こうしたゲートが設置されているのはパリのリヨン駅、北駅、モンパルナス駅、東駅、リヨンのパールデュー駅、マルセイユのサンシャルル駅、ボルドーのサンジャン駅、レンヌ駅、ナント駅など十数駅で、これ以外の駅では今まで通りそのまま乗車して、車内で検札を受けることとなります。お客さんが多い時間帯は下の画像のように混雑するケースもあると思いますので、多少早めに駅についていた方が良いかもしれません。ちなみ下車の際は今までと同様チェックなどはありません。

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今までチェック無しにそのまま乗車できることに慣れてる身からは少しだけわずらわしい気もしますが、駅にほぼ必ず改札がある日本から見ると、逆にチケットチェックを受けて乗車した方が安心という人も多いように思います。今後おそらくさらにゲート設置は進んでしょう。ヨーロッパでの列車の乗り方もさらにいろいろ変わっていきそうです。

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スイスとフランスを直結!TGVリリア!!/TGV Lyria between Swiss and France

先月4月からフランスでは政府の国鉄改革に反対するSNCFの組合のストライキが続いていてゴタゴタしていますが、そのTGVの内で、フランスとスイス間を結ぶのがこのTGVリリアです。

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TGVリリアは主にパリと、ジュネーブやローザンヌ、バーゼルまたチューリッヒといったスイスの主要都市間を結んでいて、観光での利用ももちろん、ビジネスのお客さんにも人気の列車です。パリ/ジュネーブ便は所要時間はほぼ3時間で、1~2時間に1便が運行されていますし、パリ/バーゼル/チューリッヒ便はバーゼルまではほぼ3時間、チューリッヒはほぼ4時間で、いずれもフライトで行くよりも安心で便利と言えるでしょう。なおパリは以前は東駅発着の便もありましたが、現在は全てリヨン駅発着で統一されています。またパリ発着便の他にも1日1便ですがジュネーブとマルセイユ、ニース間も運行しています

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車両には専用のホワイトとレッドのロゴがペイントされなかなか印象的です。フランスっぽいおしゃれさとスイスっぽい誠実なイメージが伝わってくるような気がします。

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車内はもちろん画像のような1等と2等があり、1等は2+1列のゆったりした配置で、2等は通常の2+2列の配置となっています。また昨年の12月からは1等が、従来からの食事サービスなどが付いた1等ビジネスと、シンプルに席のみの1等コンフォートに分かれています。

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食事もフランス発着らしくなかなかハイレベルで(上の画像は少し以前のものですが)、これを目的に1等ビジネスを選んでも損はないと思います。もちろん下の画像のようなバー車両も付いていて軽食などを取ることもできますので、1等コンフォートや2等の場合でもひもじい(?)思いをすることはありません。

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これからの時期、スイス旅行のシーズンに入りますが、フランスと合わせての旅行の場合には、スイスとフランス間の移動は快適さからも便利さの点でもこのTGVリリアをぜひお勧めいたします。

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ユーレイルグローバルパスとセレクトパスの2等大人料金が年内販売/Eurail Globalpass & Selectpass 2cl adult fare

5月ももう後半に入りましたが、今月5月から、従来1等のみだったユーレイルグローバルパスとセレクトパス(3/4か国)の大人料金とセーバー料金(2名以上同行)に2等が追加となりました。
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今までずっとユーレイルのグローバルパスとセレクトパス(3/4か国)は、25歳までのユースを除く大人に関しては1等のみの設定でした。それが今年に入ってまず2月~3月に2等の大人料金が試験的に販売され、おそらくその反応がなかなかよかったのかと思いますが、今月よりついに正式に年内販売されることになったのです。もともとこれ以外の1か国パスやセレクトパスの2か国には2等料金が設定されていましたので、これで全てのユーレイル関連のパスに1等2等両方が用意され、より利用しやすくなったと言えます。下に今回追加になったグローバルパスとセレクトパスの当社の料金を貼りましたのでご参照下さい。(ちょっと見づらいかもしれませんが)
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なおこの新しい2等料金は特にキャンペーンというわけではないですので、特に旅行時期や変更リファンド等についての制限などの特別な利用条件はなく、通常のパスと同じようにお使いになれます。安心してご利用になれると言えるでしょう。

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またこの2等料金は、1等料金と比較すると大体20%程度安くなった金額となっています。もともとの1等と比べてぐっと安く列車周遊ができると言っていいでしょう。一方でドイツやスイスなど国によっては1等と2等の料金差が50~60%程度の場合もあることを考えると、相対的には1等がお買い得と言えないこともないと思います。ですのでなるべく安く利用したいという場合は2等が、また相対的にお得にという場合には1等がお勧めかもしれません。

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これからいよいよ夏の旅行シーズンを迎え、こうしたレイルパスでの旅行のお客様は多くいらっしゃると思います。2等が追加されバリデーションが増えてより利用しやすくなったこれらのユーレイルパスを使ってぜひこの夏のヨーロッパ旅行を楽しんで欲しいと思います。

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各種ブリットレイルパスとユーレイルグローバルパスがキャンペーン中!/Britrail passes & Eurail Globalpass campaign

連休も終わってちょっとずつ初夏の雰囲気になってきましたが、今回は、先月よりスタートしたブリットレイルパスやブリットイングランドパスなどの+1日キャンペーンと、今週より始まったユーレイルグローバルパスの割引キャンペーンについてです。(どちらもわりと急にスタートとなりました)

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まずブリットレイルの方ですが、対象となるのは、ブリテン島全体をカバーするブリットレイルパス(フレキシーパス)、イングランド内で利用できるブリットイングランドパス(フレキシーパス)、イングランド南西部とウェールズの一部などをカバーするブリットサウスウエストパス(フレキシーパス)、そしてロンドンを中心とした近郊エリアでお使いになれるブリットロンドンプラスパスになります。内容としては以前と同様に、通常と同料金で1日分多く利用できるというもので、例えば3日のパスであれば同じ料金で自動的に4日分、4日であれば5日分、8日ならば9日分が利用可能となります。料金などは下の画像を参照して下さい。

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なお他のキャンペーンとは異なって、このキャンペーンの場合は特に利用時期や払戻等の制限はなく、通常のパスと同じコンディションで利用できるのも安心ポイントです。またこのキャンペーン今月22日発券分までの限定となっていますので、ご利用の方はぜひお早めにお申し込み下さい。なおパスの有効期間は購入時より11か月間ですので、今の時期だけでなく、今後の夏の旅行などにも利用可能です。

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一方、今週スタートしたユーレイルグローバルパスのキャンペーンですが、これはグローバルパスの大人料金とユース料金を対象に日数等に応じて10%程度から最大30%以上料金が割引となるキャンペーンになります。
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比較的日数が多く料金が高めのパスの方が割引率も高めになりまして、例えば1等5日フレキシーの場合通常¥66900が¥51400、一番長い1等3ヶ月の場合で通常¥233100が¥163400とかなりの割引になります。下がその料金表になりますが、特にフレキシータイプを中心になかなか太っ腹なキャンペーンといえます。

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ただこのキャンペーンは2人以上のセーバー料金は対象となりませんので、2人以上でのご利用の場合にはセーバー料金とよく料金を比較して決めていただくのがいいと思います。またこのキャンペーンパスについては購入後の変更やキャンセル等はできませんのでその点も合わせて考えておく必要があるでしょう。なおキャンペーンの期限は6月2日の手配分までとなりますので、このグローバルパスのキャンペーン利用を予定の方はそれまでのお求めが必要です。またブリットレイルと同様にパスは発券日から11ヶ月間有効ですので今後の夏のご旅行などにもお使いになれます。

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ぜひこれからの初夏から夏に向けての鉄道旅行に、こうしたキャンペーンをうまく使ってお得に旅行を楽しんでください。

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