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ヨーロッパでは、変異株の影響もあって感染状況は国やエリアなどによって一進一退というところですが、ワクチンの普及もあり大体どの国でも社会経済活動回復の方向へ舵を切ってきています。これを受けて列車についても徐々に運行再開となる便が多くなってきており、イギリスとフランスやベルギーなどを結ぶユーロスターも9月からまた増便が予定されています。
一時ユーロスターはロンドン/パリ間とロンドン/ブリュッセル間でそれぞれ1日各1便ずつと最低限の運行本数となり、資金面で経営的にも少々追い込まれていたようですが、今年の春頃からはヨーロッパでのワクチンの普及に伴って、徐々に運行を再開してきました。そしてようやくこの9月(の6日)からは日にもよりますが、ロンドン/パリ間ではおおむね1日各5便、ブリュッセルとの間は各3便となり、ブリュッセル便の内1~2便はさらにアムステルダムとの間での運行となります。
なお当面ユーロスターの利用に際しては、やはり原則ワクチン接種証明か直近の陰性証明が必要で、またどの国からどの国へ利用するのか、もともとの居住国はどこで、この前はどの国に滞在していたかなどによって、必要な書類や手続、また自主隔離の要否などが異なってきます。もし利用の場合にはユーロスターのHP等でよく確認された方が良いかと思います。
さまざまな制限はまだ当分残るものの、各国でいわゆるワクチンパスポートの利用も進んできて、徐々にヨーロッパ内でも列車も含め各国の国内外で移動が活発化してきています。日本もワクチン普及が進んできていますので、早く海外との渡航が正常化して、以前のように旅行が楽しめるようになって欲しいものです。
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