(ロンドンの各種チケットについては当社HPよりお求め下さい)
ヨーロッパではイギリスなど国によっては新規陽性者は増えているものの、ワクチンの普及もあって重症者や死者数などは抑えられており、これに合わせて各種の外出などの制限がかなり緩和され、徐々に普通の夏の日常生活が戻ってきつつあります。(それでも交通機関などクローズドな空間でのマスクの着用は引き続き大体マストですが) そんなイギリスで、以前より注目のロンドンのエリザベスラインがいよいよ来年の前半に開通するとの発表がありました。
image: tfl.gov.uk
このエリザベスラインはロンドン周辺の鉄道建設プラン「クロスレイル(Crossrail)」のメインプロジェクトで、まさにロンドン中心部の、リバプールストリート、トッテナムコートロード、ボンドストリート、パディントンのルートで新路線が造られています。建設がかなり長引き、今まで何度も開業予定が先延ばしにされてきたのですが、今回はどうやら来年前半の開業で堅そう(?)です。
このエリザベスラインは地下は走るものの地下鉄(Underground)としての運行ではなく、このルートをロンドン中心部と郊外との間の電車が乗り入れていくこととなります。(パリのRERのイメージに近いかもしれません) 特に西側のパディントンの先はそのままヒースロー空港まで列車が直結することになりますので、市内中心部と空港のアクセスがさらに便利になります。(現在のヒースローとパディントン間のTfLレイルの路線がそのまま組み込まれることとなります)
また東側もドックランドの再開発エリア(カナリーワーフなど)にヒースロー空港や中心部から電車が直結するようになります。いずれにしてもロンドンを訪れるビジネス客にも観光客にも大きなメリットがあるでしょう。
また開業はひょっとすると延期されることもあるかもしれませんが、おそらく来年中の開業は確実かと思います。遅くとも来年には日本とヨーロッパの一般の旅行も再開になると思いますし、今後このエリザベスラインが開業しましたらロンドン旅行の際にぜひご利用ください。なおその際には当社で取り扱いのロンドンオイスターカードの利用がぜひお勧めです!
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(なお当ブログの次回の更新はお盆休み期間の後の8/20の予定となります)