ハイクオリティーな夜行列車として人気のシティナイトラインですが、そのコペンハーゲン発着便が11/3から運行休止となりました。コペンハーゲンからは現在、ケルンなどを経由するアムステルダム便、フランクフルトなどを通るバーゼル便、ベルリンなどにも停車するプラハ便が運行していますが、それらがみな11/2発までの運行となります。この区間のシティナイトラインはドイツやその周辺国(オランダ、スイス、チェコ)とデンマークや北欧の間を移動するのに便利で、個人的にも1年少々前にコペンハーゲンからプラハ便をドレスデンまで利用したことがあるのですが、今後は運行されなくなりますので利用を予定されている方はご注意ください。
やはり、日本ほどではないにしても、ヨーロッパでも全般的に夜行列車の運行は縮小していく傾向にあります。有名なところではスペインとフランスやイタリアなどを結んでいたエリプソス(タルゴ夜行)も去年に運行終了となりましたし、またシティナイトラインでもさらに12月のスケジュール改変ではフランスのパリ発着便が運行休止の予定となっています。コストとの絡みでしょうがないところもあるかと思いますが、こうした長く運行されていた夜行列車がなくなっていくのはさびしい気はしますね。
ただそれでもこのヨーロッパ内ではまだ多くの夜行列車が運行され各国の主要都市間を結んでいます。このシティナイトラインのようにシャワーなどの設備も付いた便もありますので、ヨーロッパの列車周遊であれば一度くらいこうした夜行列車に乗ってみるのも印象的で楽しいと思います。
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