2019年商品情報 全ての各種ユーレイルパスにシニア料金が新設定など/ Eurail passes new Senior fare!

22 12月

さて今年も残りわずかとなりまして、また来年の商品情報ですが、まずはユーレイルグローバルパスと1か国パスの全てのユーレイル関連パスについて、来年販売分よりシニア料金が新しく設定されます。
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シニア料金は利用開始時に60歳以上の方に適用となる料金で、今まではイギリスのブリットレイル関連のパスには設定されていましたが、来年より各種のユーレイルパスにも導入となります。それも個別にどのパスというわけではなく、ユーレイルの名前の付く全てのパスに設定されます。日本でもシニア層の方の海外旅行は多くなっていますので、タイムリーな変更とも言えるでしょう。料金的には概ね大人料金から10%程度安い金額となります。

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なおその一方で、2名様以上同行のミニグループ割引のセーバー料金は来年から設定がなくなります。多くの方に利用されてきた割引料金で少々残念ですが、これで来年よりユーレイルパスの年齢等による料金設定は大人(28~59歳)、ユース(~27歳)、シニア(60歳~)の3タイプとなります。ちなみに11歳までのお子様については、大人と同行する場合で大人1名につき2名まで無料となり、それ以上人数の場合はユース料金が適用となります。なおユーレイルの場合のユース料金は27歳までですが、ブリットレイルパス関連やスイストラベルパス関連は25歳までとなります。少々ややこしいですが国や商品によって年齢の枠も違ってきますので、利用の際は気をつけてください。

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またシニア料金以外では、今年の途中から試験的に導入されていたユーレイルグローバルパスの2等料金が通常のラインアップに加わります。これにより、来年販売分からは全てのユーレイル関連パスについて1等と2等から同じように選択が可能となるのです。今までユーレイルパスと言えば1等メインで、2等はユースなど一部のみでしたので、これは結構画期的なことと言えます。

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来年のユーレイル関連パスについては、1等と2等から、それぞれ大人、ユース、シニアの料金を選ぶことができるというシンプルでわかりやすい構成となります。ぜひ来年もパスを利用してヨーロッパの列車旅行を楽しんで欲しいと思います。

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なおこれ以外にも来年からのパスの変更等がありますので、また次回にご案内したいと思います。

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2019商品情報 ユーレイルグローバルパスの3日と1か国パスの6日が新設定

15 12月

さて来年は各種のユーレイルパスについて多くの変更が予定されていますが、その内の1つがこのグローバルパスと各1カ国パスの日数設定の追加です。
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まずグローバルパスについては新たに最短の3日のフレキシーが追加となります。1ヶ月の内で日を選んでとびとびに利用できるフレキシータイプのパスですので、長期の旅行にももちろん利用可能です。現時点で一番短いのはフレキシー5日ですので、それよりもぐっと短くなり、そしてその分グローバルパスにしてはかなり安めの戦略的な料金設定となる予定です。大きな移動を伴う場合でも気楽に利用できそうで、料金には期待したいところです。

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グローバルパスは、これにより来年は連続タイプの15日/22日/1ヶ月/2ヶ月/3ヶ月とフレキシータイプの3/5/7/10/15日(3/5/7日は1ヶ月中、10/15日は2ヶ月中)のワイドバリエーションとなり、さらに利用しやすくなります。ぜひ来年のヨーロッパ各国周遊にはこのグローバルパスをご利用ください。

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またイタリアやベネルクス、オーストリアなど多くの人気国が含まれる各1か国パスについては、来年より新しく6日が追加となります。1カ国パスはもともと全て1ヶ月中有効のフレキシータイプのパスで、これにより来年からは3日/4日/5日/6日/8日の5タイプからの選択となります。今年までは5日の次が8日でやや日にちがあいていましたが、これによりさらにきめ細かく選ぶことができるようになります。ヨーロッパの内の1国を回るというご旅行にはぜひこの1カ国パスがお勧めです。

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なおフランスに関してはもともと1日から8日まで1日刻みのフレキシータイプとなっていて今回は日数設定の変更はありません。またドイツはジャーマンレイルパス、スイスはスイストラベルパス、イギリスはブリットレイルパスといった、独自のパスとなっていますので、今回のユーレイルパスの変更の影響はありません。

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ユーレイルパスにはこれ以外にもまた変更等がありますので、来週以降もご案内したいと思います。

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ユーレイルセレクトパスと1か国パスのキャンペーンもスタート/ Eurail select passes & one country passes campaign

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今日から12月に入りましたが、先週ご案内したグローバルパスのキャンペーンに続いて、ユーレイルセレクトパスと各ユーレイル1か国パスについてもウィンターキャンペーンがスタートとなりました。このキャンペーンは今月中(12月末まで)の購入分について、通常料金からセレクトパスについては一律20%オフ、国別の1か国パスについては一律で15%オフのキャンペーン料金でお求めになれるというものです。
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このキャンペーンではセレクトパスの2/3/4か国、そして各国の国別のパスの全てが対象となります。つまりセレクトパスなら何か国のパスでもどの国の組み合わせでも対象になりますし、また1か国パスもどの国が対象ということもなく全ての国のパスがキャンペーン対象となります。なかなか門戸の広いキャンペーンといえます。

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また各パスにはセーバーやユースといった割引料金の設定がありますが、そうした割引料金についてもこのキャンペーンの対象となります。ダブルで安くなりますので、かなりのおトク感があると思います。

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具体的な料金としては、例えばセレクトパスですと売れ筋の1等3か国セーバー(同行割引)5日で¥46800(ハイ料金)が¥37500になりますし、国別パスですと人気のフランスパスの2等セーバー3日¥19000が¥16200となります。いずれもかなり魅力的な料金と言えるでしょう。

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なお今回の割引キャンペーンについては、お求めの期限は12月末までですが、パスは発券日から11か月後まで利用が可能ですので、既にお決まりであれば来年以降の旅行にもお使いになれます。ゴールデンウィークやさらには夏の旅行にも利用可能なわけです。ただキャンペーン料金のため、購入後は変更やキャンセル、払戻しなどは一切できませんので、いずれにしても確実に旅行をすることが決まってからお求めになった方がいいでしょう。

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今月はこれで全タイプのユーレイル関連パスがキャンペーンとなっています。これからのウインターシーズンは夏に比べるとどうしてもヨーロッパ旅行の方は少なくなりますが、これからの時期もクリスマスのイルミネーションなどさまざまな魅力があります。ぜひこのキャンペーンを利用して、お得にヨーロッパの周遊旅行を楽しんで下さい!

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ユーレイルグローバルパス 「ブラックフライデー キャンペーン」中!/ Eurail Global pass ‘Black Friday’ campaign

24 11月

11月も残り少々となりましたが、この11月4週目の金曜は、アメリカなどで始まって、最近は日本でも浸透してきたブラックフライデーのバーゲン時期で、これに合わせてユーレイルグローバルパスのキャンペーンも昨日からスタートしました。
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このユーレイルグローバルパスは西ヨーロッパのほぼ全体にあたる27カ国をカバーする人気のレイルパスで、元祖ユーレイルパスと言っていい商品です。主要国ではイギリスを除いてほぼ全ての国で利用できるパスと思っていいでしょう。今回のブラックフライデーキャンペーンでは、このグローバルパスが日数やクラスなどに応じて10%程度から最大で30%以上のディスカウントとなります。以前のキャンペーンでは1人用の大人料金とユース料金のみが対象でしたが、今回は2人以上用のセーバー料金も含め、全てのタイプでキャンペーンが利用できるようになっています。

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上の料金表のように、全体としては比較的日数が多く料金が高めのパスの方が割引率も高めになりまして、例えば1等5日フレキシーの場合通常¥65000が¥50000ちょうど、1等15日のフレキシーで通常¥127400が¥86900、一番長い1等3ヶ月の場合で通常¥226600が¥158800とかなりの大幅割引になります。特にフレキシータイプを中心にかなりお得で太っ腹なキャンペーンといえます。

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これからの晩秋やクリスマスシーズン、そして年末年始時期などにヨーロッパ各国の周遊を予定している方にはこのキャンペーンの利用がぜひお勧めです。またパスは発券日から最大11ヶ月以内に利用開始すればお使いになれますので、もしご旅行が確定していれば今後の夏のご旅行などにもお使いになれます。

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ただお買い得な一方で、もちろんキャンペーンゆえの制約もあって、このキャンペーン料金を利用した場合には購入後の変更やキャンセル等は一切できませんのでその点は注意が必要です。確実に旅行が決まってからのお求めが安全でしょう。

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なおこのブラックフライデーキャンペーンの販売の期限は来週中までの予定ですが、さらにその後にも各種ユーレイルパスのキャンペーンは続けれられる予定となっていますので、また次回に詳細をご案内したいと思います。

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レイルジェットが12/9より、スロバキアにも乗り入れ開始/ Railjet to Slovakia

10 11月

先々週からの続きですが、オーストリアの高速列車のレイルジェットエキスプレス(RJX)が12/9の冬スケジュールより新たにスロバキアのブラティスラバへの運行を開始します。

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今回ブラティスラバへの乗り入れを開始するのは1日各1便で、現在チューリッヒとウィーンを結んでいるレイルジェットが1往復分ブラティスラバまで延長されるかたちとなります。今までウィーンとブラティスラバの間は近郊区間として、原則ローカル列車のみの運行でしたが、今回初めて特急的な列車が運転されることとなります。

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スケジュール的には下のようにウィーン⇒ブラティスラバは20:42発、ブラティスラバ⇒ウィーンは6:10発と、一般の旅行者にはやや使いづらい時間帯ですが、ウィーンだけでなくザルツブルクやリンツといったオーストリアの他の都市などとも直結しますので、意味合いは大きいように思います。

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image:oebb.at

レイルジェットはオーストリアの高速列車ですが、国際間にも着々とネットワークを広げ、スイスのチューリッヒやドイツのミュンヘン、さらにハンガリーのブダペスト、チェコのプラハ、昨年からはイタリアのベネチアにも運行するようになっていて、これにさらに12月からはスロバキアのブラティスラバが加わることとなります。なおチェコ行きの車両だけはチェコ国鉄CDが所有し、下のようなブルーのカラーリングの車両となっています。

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加えて、レイルジェットではないですが、12月からはスロバキア東部のコシツェやルーマニア北部のクルージナポカへもウィーンとの間でICが運行開始することとなっています。(さらに来年4月頃からはポーランドの人気都市クラクフへも運行予定です) 下がウィーンとベルリン間のICEとナイトジェットを含めた、12月以降のオーストリア発着のレイルジェットなどの国際間のマップとなりますが、このようにかつてのハプスブルク帝国の領域を思わせるようにネットワークが広がることとなります。

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image:oebb.at

今後レイルジェットをはじめとしてオーストリアを中心に中央ヨーロッパでの列車利用がより便利になりそうです。ぜひ今後の旅行プランにお加えください。

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12月より速達便のレイルジェットが「レイルジェットエキスプレス」に!/ New Railjet Xpress

27 10月

お伝えしてきましたように12月のスケジュール改変時には、オーストリア関連では新しくウィーンとベルリンとの間のICEや夜行列車ナイトジェットが運行を開始するなどいろいろな改正点がありますが、それに加えてオーストリアの看板列車のレイルジェットにもちょっとした変更があります。12/9よりウィーン/ザルツブルク/インスブルック間などを走るレイルジェットの中で停車駅の少ない速達タイプの便については、新たにレイルジェットエキスプレス(RAILJET XPRESS)に名前が変わるのです。

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下のOBB(オーストリア鉄道)のタイムテーブルでもRJXの名称で表示されていますが、新たにレイルジェットエキスプレスの名前が付けられることで、レイルジェットの中でもより速い便としての位置づけを明確にし、利用客により分かりやすく、よりアピールするようにということのようです。

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もともとはじめにレイルジェットが運行を開始した際は、通過駅の多い速達タイプの便がレイルジェットで、より停車駅の多い便はICとして運行されていましたが、その後当時のICもレイルジェットに置き換えられ、どちらも同じレイルジェットとして運行されるようになっていました。これを再度名前を分けることで、お客様に分かりやすくしようということなのでしょう。

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このレイルジェットは、落ち着いたレッドのカラーリングが印象的で、高速新線メインのウィーン/ザルツブルク間を2時間20分程度で結び、またチロル地方のインスブルックへも山がちのルートにもかかわらず4時間少々で走ります。300キロオーバーのスピードを誇るドイツのICEやイタリアのFロッサのような派手さはありませんが、それでも最高時速230kmの俊足の持ち主で、オーストリアのほぼ全ての主要区間を結び、まさにオーストリアを代表する列車となっています。

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またさらにオーストリア内だけでなく、ドイツのミュンヘンやスイスのチューリッヒ、ハンガリーのブダペスト、チェコのプラハなど多くの国際区間も結んでいます。そしてこの12月からは新たにお隣りのスロバキアのブラティスラバに乗り入れを開始します。このあたりのレイルジェット(エキスプレス)のネットワークなどについてまた次回にご案内したいと思います。

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ベルリンとウィーンを結ぶ直行のICEが12月から運行開始/ New Direct ICE Berlin-Wien

20 10月

以前にウィーン⇔ベルリン間の夜行列車ナイトジェットの運行開始をお伝えしましたが、同様に12/9から、同じ区間で昼間の直通列車として、ドイツのICEが運行をスタートします。

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ドイツとオーストリア間では、以前よりICEがフランクフルトやニュールンベルクとウィーンを、レイルジェットがウィーンやザルツブルクとミュンヘンを結んでしますが、さらにこれにベルリンとウィーンを結ぶICEが加わることとなります。ドイツとオーストリア両国の首都同士が直行便で結ばれるのはなかなかシンボリックなことにも感じられます。

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この区間の新しいICEは1日あたり各1便の運行で、下の画像のタイムテーブルのように、ベルリン発の場合10:05発で17:45着、またウィーン発の場合10:15発で17:58着となります。所要時間は7時間半程度と少々長めですが、朝そこそこの時間に出発し、ちょうど夕方頃に到着するスケジュールですので、朝ゆっくりめに出て移動に1日かける前提であればなかなか利用しやすい時間帯のようにも思います。

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この区間のICEはドイツ内はエアフルトとニュールンベルク間の高速新線などを経由しての運行となります。また途中ドイツのエアフルトやニュールンベルクまたオーストリアのリンツなどにも発着しますので、ベルリンとオーストリアの西部や、ウィーンとドイツの南部や東部といった区間での利用にも便利です。

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使用される車両は画像のようなICE-Tで、ICE3のような300キロのスピードは出ませんが、カーブで車体を傾けて走行する機能(Tiltling機能-振り子式)がついていて、高速新線以外の区間でも早いスピードでの運転が可能となっています。

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これからの時期はドイツもオーストリアもクリスマスに向けて、クリスマスマーケットや街のイルミネーションなどで一段と輝く時期でもあります。ぜひクリスマスシーズンや年末年始などのご旅行にはこの新しいICEをご利用になってみてください。

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12月より、ウィーンとベルリン間にナイトジェットが運行開始/ NightJet between Berlin-Wien

29 9月

さて今年はヨーロッパ各国の鉄道会社では12/9からウィンタースケジュールに切り替えとなります。こうした切り替えの際にその際に多くの国や区間で列車スケジュールが改定されるのですが、今回の冬スケジュールでは新しくオーストリアの夜行列車のナイトジェットがウィーンとドイツのベルリンとの間で運行を開始します。

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このウィーン⇔ベルリン間は以前通常の国際間の夜行列車のユーロナイトが運行していましたが、2年ほど前に運行を休止し、それ以降は乗継便のみとなっていました。それが久しぶりにナイトジェットによって運行が再開されるという感じです。この両都市間は訪れる人も多く待望の運転再開といったところでしょう。

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スケジュールについては下の画像のようになりますが、運行ルートに関しては従来のユーロナイトのプラハやドレスデンなどを通るルートではなく、チェコからポーランドのブロツワフなどを通るルートとなっているのが特徴です。発着時間を見る限り、ウィーンとこうしたポーランドの南部や西部との間の利用もターゲットとしている印象です。

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なおこのナイトジェットは、オーストリア国鉄が2016年の冬から、以前のシティナイトラインを引き継ぐ形で運行を開始したハイクオリティさが売りの夜行列車です。現在はオーストリアやドイツ、スイスを中心にイタリアなどの、多くのメジャーな都市間を運行しています。

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車両には、1人から最大3人まで利用できる個室寝台(sleeper)、ミニグループや相部屋として利用される4人または6人のクシェット(couchet/簡易寝台)、そして一番ベーシックに気楽に利用できる座席車の3タイプが連結されていて、それぞれの旅行のニーズに合わせて利用できます。また個室寝台にはさらにシャワーやトイレの備わったデラックス寝台もあって、ほぼホテルの利用と同じような快適さで一晩を過ごすことができます。

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またこのナイトジェットはアメニティグッズや朝食にみられるような各種のサービスも魅力です。サービス内容は利用クラス等によって異なりますが、寝台利用の場合には室内に、ウェルカムドリンク(ワイン)、ミネラルウォーター、スナックやゼリー飲料、タオルや石けん類が用意され、朝はホットコーヒーやロールパン、ハムなどのフルブレックファーストが提供されます。

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なおこのナイトジェットは今後さらに下の画像のような、よりプライバシーなどを重視し快適性などを向上させた新世代の車両が導入される予定となっています。車両は来年頃に完成し、運行自体は2021年頃スタートとなる予定ですが、これが導入されるとさらにナイトジェットの魅力高まりそうです。

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Photo : oebb.at

オーストリアやドイツ、中欧の旅行ではこのウィーンとベルリンの両方を訪れるケースは多いと思います。その際にはぜひ新しく運行をスタートするこのナイトジェットを一度試して欲しいと思います。

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ユーレイルグローバルパスのキャンペーンがスタート!9/15販売分まで/ Eurail Globalpass canpaign

1 9月

さて今日から9月に入りまして、それなりの暑さは続いているもののちょっと秋っぽい雰囲気になってきた気はします。そんな今月ですが、15日までの販売分を対象に、ユーレイルグローバルパスの割引キャンペーンがスタートとなりました。
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このユーレイルグローバルパスは西はポルトガルやアイルランド、北はスウェーデンやフィンランド、東はポーランドやトルコ、そして南はイタリアやギリシャなど、イギリスを除くほぼヨーロッパ全域の28カ国等で利用できる「本家ユーレイルパス」とも言えるレイルパスで、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人料金とユース料金が、日数などに応じて10%程度から最大30%以上割引となるのです。

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フレキシータイプのパスや利用日数が長めのパスの方が割引も比較的大きくなりまして、例えば1等連続15日ですと通常¥83500が¥78600とそれほどの割引でもないですが、1等フレキシー5日の場合で通常¥65500が¥50300と25%程度、1等フレキシー15日なら¥128400が¥87500、また一番長い1等3ヶ月になると通常¥228200が¥159900と、30%ほどの大幅な割引になります。具体的な料金の詳細は下の料金表をご覧下さい。

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ただ今回キャンペーンは同行割引のセーバー料金は対象となりませんので、2人以上での利用の場合にはセーバー料金とよく金額を比較して決めていただくのがいいと思います。またこのキャンペーン料金のパスについては、料金が安くなっていることもあって、お求めになった後は変更やキャンセル等はできませんのでその点も注意しておく必要があるでしょう。

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なお今回のキャンペーンはあと2週間程度で9/15の販売分で終了となりますので、このグローバルパスのキャンペーン利用を予定の方はお早目のお求めが安心でしょう。なおパスは購入してから最大1年程度の間に利用すれば大丈夫ですので、もしお決まりであれば、今後の秋や年始年末などの旅行にもお使いになれます。

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ぜひこれからの秋冬シーズンのヨーロッパの列車旅に、こうしたキャンペーンをうまくご利用ください。

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ユーレイルグローバルパスとセレクトパスの2等大人料金が年内販売/Eurail Globalpass & Selectpass 2cl adult fare

19 5月

5月ももう後半に入りましたが、今月5月から、従来1等のみだったユーレイルグローバルパスとセレクトパス(3/4か国)の大人料金とセーバー料金(2名以上同行)に2等が追加となりました。
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今までずっとユーレイルのグローバルパスとセレクトパス(3/4か国)は、25歳までのユースを除く大人に関しては1等のみの設定でした。それが今年に入ってまず2月~3月に2等の大人料金が試験的に販売され、おそらくその反応がなかなかよかったのかと思いますが、今月よりついに正式に年内販売されることになったのです。もともとこれ以外の1か国パスやセレクトパスの2か国には2等料金が設定されていましたので、これで全てのユーレイル関連のパスに1等2等両方が用意され、より利用しやすくなったと言えます。下に今回追加になったグローバルパスとセレクトパスの当社の料金を貼りましたのでご参照下さい。(ちょっと見づらいかもしれませんが)
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なおこの新しい2等料金は特にキャンペーンというわけではないですので、特に旅行時期や変更リファンド等についての制限などの特別な利用条件はなく、通常のパスと同じようにお使いになれます。安心してご利用になれると言えるでしょう。

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またこの2等料金は、1等料金と比較すると大体20%程度安くなった金額となっています。もともとの1等と比べてぐっと安く列車周遊ができると言っていいでしょう。一方でドイツやスイスなど国によっては1等と2等の料金差が50~60%程度の場合もあることを考えると、相対的には1等がお買い得と言えないこともないと思います。ですのでなるべく安く利用したいという場合は2等が、また相対的にお得にという場合には1等がお勧めかもしれません。

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これからいよいよ夏の旅行シーズンを迎え、こうしたレイルパスでの旅行のお客様は多くいらっしゃると思います。2等が追加されバリデーションが増えてより利用しやすくなったこれらのユーレイルパスを使ってぜひこの夏のヨーロッパ旅行を楽しんで欲しいと思います。

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