ユーロスターのアムステルダム⇒ロンドン便がついに4/30から運行スタート/ Eurostar Amsterdam to London

(ユーロスターについては当社ユーリンクよりお求め下さい)

ユーロトンネルを通ってイギリスとフランスやベルギーを結ぶ人気のユーロスターですが、延期されてきたオランダのアムステルダムからロンドンへの便がついに4/30より運行を開始することとなりました。

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ロンドンからアムステルダム行きのユーロスターの運行は2018年にスタートしていたのですが、その一方アムステルダムからの便の運転がなかなか始まらなかったのは、ユーロスターの独自のチェックインシステムのためと言っていいでしょう。乗られた方は分かるかと思いますが、ユーロスターは、基本的にどの駅から乗車する場合でも、乗車時にチケットのチェックや荷物のチェック、そして出国だけでなく到着国の入国の手続などを全て済ませるシステムになっています。(イギリスはシェンゲン協定に入っていないため大陸ヨーロッパの国々との間にはきっちりした出入国の管理が行われています) 

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これはこれでとても便利なのですが、逆に言いますと、乗車駅にそうした出入国の設備や関連のスタッフなどがないと、ユーロスターを出発させることができないのです。これがやっとアムステルダムで設置のめどが立ち、今回4月末から運行開始に相成ったわけです。

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こうした経過を経て運行を開始するこのアムステルダム/ロンドン間のユーロスターは、下のタイムテーブルにもありますように当面朝7:48発と夕方18:48発の1日2便となります。オランダとイギリスは時差が1時間ありますので、所要時間としてはおよそ4時間10分ほどで、列車で移動するのに便利なちょうどいい時間と言えるでしょう。ブリュッセルで30分ほど停車時間があってやや長めになりますが、街の中心から中心を結ぶのでトータルで見て時間のロスが少なく、また天候などの影響も受けづらく運転が安定していますから、充分飛行機と比べても選ぶ理由はあると思います。

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(image: eurostar.com)

そして5/18からはオランダの経済の中心地とも言えるロッテルダムからの乗車も可能となり、その後はさらに1日あたり3便または4便程度への増便も予定されています。そうなれば利用の機会がぐっと増え、観光旅行の方もビジネス利用にもさらに便利になります。またちなみに先月末でイギリスはEUを離脱しましたが、利用に当って直接その影響は当面ありませんし、日本からの旅行客にとっては昨年からイギリス側の入国が自動ゲートを通れるようになって、むしろユーロスターは以前より利用しやすくなってると言えるでしょう。

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ぜひ今後もオランダなど大陸ヨーロッパの国々とイギリスの旅行にはこのユーロスターをご利用ください。車内も快適ですし、1等には引き続き食事のサービスもついていますので!

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ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ノルウェー オスロの空港列車も2タイプ FLYTOGETとVy / Norway Oslo airport train

(ノルウェーのチケットについては当社ユーリンクウェブショップよりお求め下さい)

ここのところのコロナウイルスの騒動で海外旅行を控える方も出ているようです。早めにおさまってもらいたいところです。

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先々週にヒースロー空港のアクセス列車の情報をお伝えしましたが、空港の規模こそ違うものの、北欧ノルウェーのオスロの空港にも2タイプの空港列車が運行しています。

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1つが空港専用特急のフリートーゲ(FLYTOGET)です。「TOGET」はノルウェー語で列車のことで、その名の通りの空港列車を意味しています。フリートーゲは空港駅とオスロ中央駅間を最短19分で直結し、通常の時間帯では10分おきに運行し、予約なしで利用が可能です。特急用の車両が使われていて、荷物置き場も広く空港利用者にはまさに便利な列車と言えます。その分料金はやや高めで、独立した会社が運行しているためレイルパスは対象外となります。

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もう1つがもともとの国鉄にあたるVyが運行する通常の近郊列車です。この列車の場合はオスロ市内だけではなく他の方面にも運行しているため行き先をちゃんと確認する必要はありますが、オスロ中央駅までは25分程度で到着し時間的にはフリートーゲと遜色はありませんし、こちらも15分おき程度には運転していますので、さほど待たされることもありません。料金的にはフリートーゲよりかなり安くなります(半額程度)し、こちらはユーレイルパスの利用も可能です。ちなみに先日私はパスを持っていたためこのVyの列車を利用しました。

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VY INSIDE

なおどちらの列車も発着する駅自体は変わりませんが、空港駅に関してはフリートーゲは専用の乗り口になっていて自動改札が設置されています。またVyの近郊列車はヨーロッパの通常の列車とと同様改札なしでそのまま列車に乗り込み、車内にて検札が行われます。

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より便利さと快適さを求めるならフリートーゲですし、それほどでなければVyの近郊列車でも十分だと思います。オスロでの空港アクセスはいずれにしても列車利用がお勧めです。
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ミラノ⇔リミニ間などでETR700によるフレッチャアルジェントが増便中/ETR700 run as Frecciargento

(イタリアの列車については当社ユーリンクよりお求め下さい。)

今日から2月に入りました。コロナウイルスの騒動が続いていますが、早めに収束して欲しいところです。

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さてイタリアのミラノやボローニャと、リミニやアンコーナさらにバーリを結ぶアドリア海沿いの路線では、昨年の6月から新しく高速車両ETR700によるフレッチャアルジェントの運行がスタートし、12月のスケジュール改正ではさらに増便が進んでいます。今までこの区間はフレッチャビアンカが多く運転していましたが、そのフレッチャアルジェントへの置き換えが進んでいるのです。

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image: trenitalia.com

このETR700ですが、これは最近に新型車両として作られたものではなく、実は以前オランダの高速列車のフィーラ用として作られたV250という車両でした。それでオランダ内高速新線で運行をスタートしたのですが、この車両がオランダの寒さに対応できず故障が相次いだため、結局使用されなくなり、それをトレンイタリアが引き取って大リニューアルをして、ETR700としてイタリア内の列車に再利用することとなったのです。

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そのスタイリングはかなり独特で、ちょっとユーモラスな感じですが、カラーリングがシルバー(グレー)とレッドのアルジェントカラーに塗り直され、なかなか精悍なイメージとなっています。性能的にも最高時速は250キロに達し、従来のフレッチャビアンカに比べるとミラノとの間で30分ほど所要時間が短縮され、ミラノ/ボローニャ間で高速線を走るフレッチャロッサよりは少々時間がかかりものの、ミラノ/リミニ間を約3時間、アンコーナの場合はおよそ3時間半で結んでいます。
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image: trenitalia.com

またクラス設定は通常のフレッチャアルジェントとは違って、1等(ビジネス)と2等(スタンダード)の間に、フレッチャロッサ都同様の2等プレミアムを加えた3クラス制となっています。また車内はWIFIも完備され、より快適な利用が可能となっています。

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image: trenitalia.com

12月からはイタリアの「かかと」にあたるレッチェまで運行ルートが延び、このアドリア海沿いのルートはこのETR700によるフレッチャアルジェントが主力列車となっています。今後リミニやバーリなどへ旅行される場合にはぜひこのフレッチャアルジェントをご利用下さい。

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ロンドン 空港アクセス ヒースローエキスプレスとTfLレイル / Heathrow Express and TfLRail

(ヒースローエキスプレスやオイスターカードについては 当社ウェブショップ よりお求め下さい。)

今回も先週に引き続いてイギリス情報です。ヒースロー空港はイギリス最大なのはもちろん、世界でも有数の規模を誇る大空港ですが、このヒースロー空港とロンドン市内を結ぶアクセス列車がヒースローエキスプレスとTfLレイルです。どちらも市内中心部パディントン駅とヒースロー空港間を結んでいます。

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まずヒースローエキスプレスの方はもちろん特急的な列車で、パディントンと空港間をわずか15~20分で結びます。1998年に運行を開始した時は、それまで地下鉄やバスで1時間近くかかっていただけにその早さに驚いたものです。ヒースローエキスプレスは、空港専用列車として途中ノンストップで運行し、荷物置き場も広く取られた専用車両が使用されているなど、空港利用者に便利に作られています。

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所要時間が短いこともあって座席予約はありませんが、通常の2等だけでなく、1等も連結されていて、より快適な移動が可能(席配置は1+2列で新聞や雑誌などのサービス付き)となっています。なお2等は通常と同様の2+2列で、一般的な利用であれば2等でも特には問題ないと思います。

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また一方のTfLレイルについては、以前ヒースローコネクトとして運転されていた列車で、それがTfL(ロンドン交通局)の運行下に入り、この名前となっています。(TfLレイルはこの区間のみの運行ではないので、正確にはTfLレイルのヒースロー線と言っていいでしょう) この列車の場合は途中停車駅が何駅かあり、所要時間もおよそ30分程度になります。また使用車両も通常の2等のみの近郊列車タイプで、空港と関係ない一般のお客さんも利用しますが、その分ヒースローエキスプレスよりはかなり安めの料金となり、オイスターカードやロンドントラベルカードで一般の電車として利用が可能です。

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どちらも15分おき程度で頻繁に運行され長く待たされることもありませんので、料金と便利さとの比較でこのヒースローエキスプレスとTfLレイルどちらを選んで頂いてもいいと思います。またブリットレイルパスでいずれも利用可能ですが、その場合はヒースローエキスプレスを選んだ方がもちろん便利でしょう。オイスターカードやロンドントラベルカードをお持ちならTfLレイルの利用が料金的にはかなり有利になります。

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また空港側については、ヒースローエキスプレスは空港セントラル駅(ターミナル2/3)とターミナル5駅の2ヶ所に、TfLレイルの場合はセントラル駅とターミナル4に停車します。利用するターミナルでどちらを利用するか選んでもいいかもしれません。(セントラル駅とターミナル4やターミナル5の間は無料で利用可能で、空港ターミナル間の移動用に使うことができます)

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なお利用の際はどちらも日本の電車と同様に乗車時も降車時も自動改札を通ることとなります。以前ヒースローエキスプレスは改札がなくそのままホームに入場し乗車することができましたが、このTfLの本格運転開始に伴って、どちらを利用したかチェックするためと思われますが、パディントンでも空港でも自動改札を通ることとなりました。

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ぜひヒースロー空港とロンドン市内の移動にはこのヒースローエキスプレスやTfLレイルを利用ください。ちなみにTfLレイルは今後さらにエリザベス線(クロスレイル)として運行区間が東に伸びて、トッテナムコートロードなどの中心部を通って、ロンドン東部とつながることになっていますので、それが開通するとさらにTfLレイルを利用する方も増えてくるでしょう。またさらにカジュアルに安く移動したい場合にはもちろん地下鉄ピカデリーラインもお勧めです。

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イギリス 西海岸線 12月からヴァージントレインに代わってアヴァンティ社が運行中!/ UK Avanti Westcoast

(イギリスでお使いになれるブリットレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい)

イギリスで、ロンドンとバーミンガムやマンチェスター、リバプール、湖水地方、グラスゴーなどを結ぶ西海岸線(West coast mail line)は、ロンドンとエジンバラなどを結ぶ東海岸線などと並んで、旅行客の利用も多いまさに主要路線ですが、この区間の列車運行が先月より今までのヴァージントレインズ社から新会社の「アヴァンティウエストコースト」社へと切り替わりました。

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image: www.avantiwestcoast.co.uk

イギリスの列車運行の契約は他の国とは違ってやや独特で、それぞれの路線ごとの運行権(フランチャイズ)を入札などにより5~10年程度の期間で契約するシステムとなっていて、今回はその契約の更新によりヴァージントレインズからアヴァンティによる運行になったのです。

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今のところ(1月上旬現在)現地ではまだ列車のエクステリアの変更などはまだ間に合わないようで、西海岸線は今までの上の画像のようなヴァージンカラーから塗装を落として下のような真っ白の車体での運行となっています。車内には次の画像のように一応AVANTIのロゴの入ったヘッドレストカバーなども付いていて、新体制による運行になったことを感じさせます。

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なおスケジュールや各種のサービス等は当面今までのヴァージントレインズと変わらず、以前に手配したチケットでのそのまま利用可能です。ですのでこれから利用する方も特に運行会社が変わったなどは意識することなく乗車できます。また今後はさらにこうした上の画像のペンドリーノ車両のリニューアルや、新型の日立製車両の導入も進められ、さらに便利で快適な利用ができるようになる予定です。

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このアヴァンティは、イギリス内外で列車など各種の交通機関を運営するファーストグループと、イタリアの国鉄に相当するトレンイタリアとのパートナーシップで運営されています。このトレンイタリアによるイギリス進出も少々話題になりましたが、この西海岸線で多く使用されるこうしたペンドリーノ車両はもともとイタリアで開発されたものですので、そのあたりも今回のフランチャイズ契約の理由の1つにはあるでしょう。また今後イギリス内でもHS2という本格的な高速新線が開業する予定で、その点も見据えてそうした高速列車運行のノウハウを多く持つトレンイタリアとタッグを組んだとも言えるでしょう。

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一方のヴァージントレインズの方は、これにより列車運行事業から当面撤退(東海岸線の運行も2017年で終了)となりました。音楽や航空会社で知られるヴァージングループの鉄道事業として、1997年の参入以来多くの話題を提供してくれたヴァージントレインズですので、この状況は少々さびしい気もしますが、この列車運行事業から締め出されたわけではなく、今後別の路線などでまた復活する可能性もあるようです。

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イギリスの列車は今後もいろいろ変わっていきそうです。さらに便利になることに期待しましょう。

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スイス 「グリンデルワルドターミナル」駅が先月14日から開業/ Swiss Jungfrau region ‘Grindelwald terminal’ station

今回は2020年に入ってからの初ブログとなります。今年も当ブログではさまざまなヨーロッパの列車情報などをご案内いたしますので、ぜひご覧頂ければと思います

(ユングフラウ鉄道については当社ウェブショップまたは当社HPよりお求め下さい。)

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さてスキーシーズンもいよいよスタートとなる先月12/14に、スイスのグリンデルワルドで新しく「グリンデルワルドターミナル」駅が開業しました。グリンデルワルトと言えばもちろんユングフラウエリア観光の中心地となる山岳リゾートですが、今回、昨年から架替工事のため運休となっていたグリンデルワルド/メンリッヘン間で新ゴンドラが運行開始するのに合わせて、そのゴンドラ駅に隣接した場所に新たに駅ができたのです。

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(image:v-bahn.jungfrau.ch)

この「グリンデルワルドターミナル」駅は、下の地図の赤い星の位置で、もともとのグリンデルワルド駅から見ると一駅インターラーケン寄りに下がった場所になり、距離的には1~2キロくらいでしょうか。ですので今後メンリッヘンへのゴンドラに乗る際には今までのようにグリンデルワルドの本駅やグルンド駅からではなく、この新駅を利用して頂くこととなります。

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(image:v-bahn.jungfrau.ch)

なお今のところは「グリンデルワルドターミナル」駅はこのメンリッヘンのゴンドラとの接続に留まりますが、今後さらに今年の12月頃にはこの「グリンデルワルドターミナル」駅とアイガーグレッチャー駅を直結する新ゴンドラの「アイガーエキスプレス」も開業する予定となっています。これが開業すると今までグリンデルワルドからクライネシャイデックを経由していたユングフラウヨッホへの観光ルートが大きく変わり、この駅がまさに「ターミナル」として、各種の観光用の設備やショップ、駐車場なども整備され、ユングフラウ観光の中心駅となることになっています。(VBAHNプロジェクトと呼ばれています)

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ちなみに「グリンデルワルドターミナル駅」が開業しても、従来のグリンデルワルド駅の列車の発着には影響はなく、もちろん今まで通り乗り降りが可能です。特にグリンデルワルド駅が移転したとか、もともとのグリンデルワルド駅に列車が止まらなくなるというわけではないですのでご安心ください。逆にこれからグリンデルワルドの町に行かれる方は誤ってグリンデルワルドターミナル駅で降りてしまわないよう気を付けた方がいいかもしれません。

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今後さらに便利になるスイスユングフラウへ、ぜひ今シーズンもご旅行にいらして下さい!

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

今年もありがとうございました!2020年もよろしくお願いいたします!/ 2020 will come soon!!

当社の2019年の営業も本日までとなりました。今年も当ブログをご覧頂いてありがとうございました。
来年もぜひユーリンクと当ブログをよろしくお願いいたします。(なお新年の当社の営業は7日からになります)

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2020年レイルパス情報 グローバルパスの最短日数が4日に!またラトビアとエストニアも利用国に!! /Eurail Globalpass 2020

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

今月の5日からフランスではストライキが続いていて、ご旅行のお客様も心配されているところかと思います。これからクリスマスに向けて、収まっていく方向にはあるようですが、早めに収束してもらいたいところです。詳細は下の各HPでもご確認ください。
https://en.oui.sncf/en/train/strike 
https://twitter.com/sncf (フランス語)
https://www.thalys.com/be/en/traffic-info/27959
https://www.eurostar.com/rw-en/disruption/service-update

さてまた来年の販売分から、レイルパスについてもいろいろ商品変更が予定されていますが、その内の1つがこのユーレイルグローバルパスの日数設定の変更と利用可能国の追加です。
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グローバルパスについては今年からフレキシーの日数設定が大きく変わり、現在は3日が一番短い日数となっていますが、来年は一番短い日数が3日から4日へと変更になります。現在の3日についてはグローバルパスにしては安めの戦略的な料金設定となっていますが、来年の4日料金もこれを引き継いでかなり割安の料金となる予定です。少なくとも1日あたりの料金としては今年の3日より来年の4日の方が安くなるでしょう。来年も2~3か国程度の鉄道旅行にもこのグローバルパスの利用はお勧めです。

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ちなみにグローバルパスの日数のバリエーションはこれにより来年は連続タイプの15日/22日/1ヶ月/2ヶ月/3ヶ月とフレキシータイプの4/5/7/10/15日(4/5/7日は1ヶ月中、10/15日は2ヶ月中)となります。旅行の日数や列車利用の頻度によってぴったりのものを選ぶことができます。

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また同時に来年よりバルト3国の内のエストニアとラトビアの2か国がグローバルパスの利用可能国に加わります。今年からリトアニアでは既にグローバルパスが使えるようになっていますので、これで来年からバルト3国はいずれもグローバルパスの利用範囲となります。バルト3国は東はロシア、南はポーランドに接し、バルト海を挟んで北はフィンランド、西はスウェーデンに面していますが、今のところあまり鉄道が発達しておらず、3国間での国際列車も運転されていないなど、少々利用しづらい面も実際あります。ただ今後は国際間も含め鉄道網の充実に力を入れるようですので、これからに期待したいところです。

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image: eurailmap

ぜひ来年もヨーロッパの列車周遊には、さらに便利になるこのグローバルパスをご利用ください。

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ナイトジェットのウィーン⇔ブリュッセル線が1月から週2便運行開始/ Nightjet new route to Brussel

(ナイトジェットについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

今年も残りわずかとなってきましたが、来月から人気の夜行列車ナイトジェットが新たにベルギーのブリュッセルへの運行を開始します。

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ナイトジェットはオーストリアを中心にヨーロッパ各国間を運行する国際夜行列車ですが、最初の運転開始から徐々にネットワークを拡大し、昨年にはウィーン/ベルリン線でも運転が始まり、そして来年の1/19からこのウィーンとブリュッセル間の運行がスタートとなります。

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もっともこの区間の運行はデイリーというわけではなく当面週2便で、ウィーン発は水曜と日曜、ブリュッセル発は月曜と木曜の運転(翌日着)となります。ウィーン⇒ブリュッセル便は20:38発で10:55着、ブリュッセル発が、そブリュッセル⇒ウィーン便は18:04発で8:27着と、途中のケルンなどでの利用も考えたスケジュールのため、ブリュッセルの出発が少々早めで、到着は少々遅めになりますが、その分ゆっくり休んで移動することが可能と言えるでしょう。

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このナイトジェットには、1人から最大3人まで利用できる個室寝台(sleeper)、ミニグループや相部屋として利用される4人または6人のクシェット(couchet/簡易寝台)、そして一番ベーシックに気楽に利用できる座席車の3タイプが連結されていて、それぞれの旅行のニーズに合わせて利用できます。また個室寝台にはさらにシャワーやトイレの備わったデラックス寝台もあって、ほぼホテルの利用と同じような快適さで一晩を過ごすことができます。

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またサービスのクオリティには定評があり、利用クラス等によって個室であればタオルや各種アメニティ用品も提供され、到着前には朝食も提供されるなど、各種のサービスも魅力です。有料ですが、頼めば下のような夕食を取ることもできます。

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ここ10年くらいはヨーロッパでも夜行列車の運行縮小が続き、ブリュッセル発着の夜行もしばらくなくなっていましたが、このナイトジェットの運行開始により久しぶりにブリュッセルに夜行列車が発着することとなります。ここのところヨーロッパでは環境意識(CO2の削減等)の高まりにより、特に長距離移動での夜行列車の役割が見直されています。来年にはアムステルダムへのナイトジェットも運行がスタートとなる見通しで、今後ヨーロッパの夜行列車がどこまで「復権」するか楽しみなところです。ぜひ皆さまもヨーロッパ旅行の際にはこの夜行列車の利用を試してみてください。

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各種ユーレイルパスのウィンターキャンペーン(一律10%オフ)スタート!今月末まで!!/ Eurail winter campaign

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

12月に入っていよいよ今年も残りわずかとなってきましたが、そんな今週12/3からまたユーレイルパスの割引キャンペーンがスタートとなりました。
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今回のキャンペーンは、ユーレイルグローバルパスと各国の国別パス(ナショナルパス)を合わせた全てのタイプのユーレイルパスを対象に、今月12月末までの購入分について一律で10%割引でお求めになれるというものになります。先週にもグローバルパスのキャンペーンはありましたが、今回はイタリアやフランス、オーストリアなど全て国別パスも含む、ユーレイルパス全体を対象としたキャンペーンとなります。またさらに、通常の大人料金だけでなく、ユースやシニア料金などの割引料金にも適用となりますので、そうした方にはダブルでお得になると言えます。

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10%割引になりますので、例えばグローバルパスの一番ベーシックな3日(フレキシー)ですと、当社の通常料金で現在1等大人¥38400のところが¥34600になりますし、また少々長めの旅行に人気の1等連続15日ですと通常¥77600が¥69900なります。また国別パスでは例えばイタリアの1等3日ですと¥22500が¥20300、オーストリアの1等8日でしたら¥45400が¥40900となり、かなりのお得感と言えるでしょう。

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2か国以上行かれる場合はグローバルパス(北欧ならスカンジナビアパス)、また国を限定しての旅行なら国別パスをうまく選んでいただければと思います。またグローバルパスは今年からイギリスも利用できるようになって、今まで以上に、ヨーロッパであればどこでも利用できるパスになっています。

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なお今回のキャンペーンは、料金が割引となっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行がお決まりになってからのお求めが安心かと思います。ただパスは発券日から最大で12ヶ月程度後まで利用可能ですので、今後の春休み時期やゴールデンウィークなどのご旅行にお使いになることも可能です。

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またこのキャンペーンは、ユーレイル関連のパス(ユーレイルと名の付くパス)が対象となりますので、スイストラベルパスやドイツのジャーマンレイルパス、またイギリスの各種ブリットレイルパスなどは割引になりません。ご注意ください。(ブリットレイルパスについては別の15%割引キャンペーンが実施中です)

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ぜひ今回のキャンペーンをうまく利用して今後のヨーロッパ旅行をお得に楽しんで欲しいと思います。

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