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ようやく日本では緊急事態宣言が全面解除され、ヨーロッパでも徐々にロックダウンが緩和されて列車運行も段階的に正常化が進められていますが、そんな中で先週5/21に通常運行への第一歩としてスケジュール改正をしたのが、このイタリアの新高速列車のイタロです。イタロはイタリアでの鉄道のオープンアクセス化に合わせて2012年に運行を開始しましたが、そのデビュー以来主力車種となっているのがこのAGV(575)です。
AGV575はフランス系のアルストム社製で、もともとTGVなどの技術をベースにしていて、イタロでの最高運転速度は300KPH(設計上は360kph)に達し、ライバルのフレッチャロッサ500や1000に引けを取りません。また外見上はこの落ち着いたレッドの色合いがイメージカラーとなっています。
また利用クラスは、4タイプに分かれていて、それぞれ、スマート(2等)、コンフォート(中間クラスで席は1等と同等)、プリマ(1等)、クラブ(特等に相当/個室もあり)となっています。なおプリマにはドリンク等のサービスが、さらにクラブには食事のサービスもついています。(下の画像はスマートになります)
もともとの国鉄であるトレンイタリアが運行するライバルのフレッチャロッサに比べると、車内や乗務スタッフの雰囲気はどちらかと言うとカジュアルなイメージです。どちらが優れているというよりは、利用する側の好みやその時の旅行スタイルなどで利用する列車を決めるのがいいと思います。
ぜひ今後、またヨーロッパとの間の渡航が普通に可能になって、イタリアを旅行される際にはFロッサなどと合わせてこのイタロもご利用ください。
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