今シーズンのスイストラベルパスは3タイプ! How to choose Swiss travel passes

まもなくサマーシーズンに入るスイスの観光列車や登山鉄道について何回か書いてきましたが、ここで今シーズンから大きく変わったスイストラベルパス(旧スイスパス)についてその変更点などを再度ご案内しておきましょう。

STP

まず変わったのはその名前です。昨年までのスイスパス/スイスフレキシーパスから、今年は、連続タイプのスイストラベルパス、フレキシータイプのスイストラベルパスフレックス、フレキシータイプでハーフフェアカード付きのスイストラベルパスフレックス(ハーフフェア)コンビの3タイプとなりました。(上の画像が今月のそれぞれの料金となります)

STF

また利用上で変わったのはフレキシータイプの場合の割引利用の扱いです。昨年までは、他の国のパスと同様フレキシータイプの場合はその有効期間内で利用中であれば日数をカウントしない日でも、列車や登山鉄道などの半額程度の割引を受けることができましたが、今年からは通常のトラベルパスフレックスの場合は日数をカウントしない日はこうした割引特典等が受けられなくなりました。そしてそうした割引を希望の場合にはハーフフェアカードがプラス(その分の料金もプラス)されたフレックスコンビを利用していただくことになったわけです。昨年までのスイスフレキシーパスが、今年はトラベルパスフレックスとトラベルパスフレックスコンビの2タイプになったと言ってもいいでしょう。

ENGELBERG

他にも、今シーズンから、今まで多く利用されてきた2人以上同行用のセーバー割引料金は設定がなくなり、すべて1名様用の料金となっています。その一方でユース料金はすべてのタイプに設定されるようになりました。また通用日数も変わり、いずれのタイプについても3日、4日、8日、15日で共通になっています。

Lauterbrunnen

今シーズンのスイスの鉄道旅行にはこれらの点を踏まえたうえで、どのパスを選ぶか決めるのがいいでしょう。他にも1つの目的地を往復するタイプの旅行であればスイストランスファーチケットと、その割引付きタイプのスイストランスファーチケットコンビもお勧めです。またはスイス内でそれほど登山列車等を利用しない場合にはユーレイル関連のパス(オーストリア/スイスパスやジャーマン/スイスパスなど)を利用する手もあります。これらの選択肢からぜひベストマッチのパスを選択してスイス旅行を楽しんでください。

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