(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)
スイスは国が小さくまた山が多いこともあって、お隣りのドイツやイタリアのような時速300キロクラスの高速列車は運行していないのですが、最高時速200キロで通常のICとともにスイスの主要路線を運行しているのがICN(Intercity Neigezug)で、その使用車両がRABDe500になります。ちょっとおどけた感じのカワイイ見た目が特徴的です。
ICNは2000年から運転を開始し、スイスの主要ルートの中でも比較的カーブの多いジュネーブ-(ビール経由)-チューリッヒ-ザンクトガレン間やバーゼル-チューリッヒ-ルガノ間などを主に運行しています。「Neigezug」は傾いて走る列車の意味で、イタリアのペンドリーノなどと同様にカーブで車体を傾けスイスイとハイスピードで走っていきます。
車内は他の列車と同様1等と2等から構成されており、1等は1+2の3列配置のゆったりした座席となっています。また赤がアクセントとなった車内インテリアもモダンで快適ですし、レストラン車両も連結され、車内で食事を取ることも可能です。
そろそろヨーロッパ内では観光の旅行なども復活してきました。コロナ後のスイスの旅行の際にはこのICNやICを利用して快適な移動を楽しんで欲しいと思います。
ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで