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先週のフィンランドに続いて、今回はそのお隣りで一応日本とも隣国のロシアの高速列車サプサンです。
ロシア語で「はやぶさ」を意味するサプサンは、車両的には見た目でも分かるようにドイツのICE3ベースのVelalo RUSが使用され、ロシアの一番のメインルートのモスクワとサンクトペテルブルク間などを運行しています。運行開始は2009年で、最高時速はやや控えめの250キロで運転されています。なおロシアもフィンランドと同様レール幅が通常のヨーロッパ標準より広いため、車両にもそれに合わせた改修がされています。
このサプサンはクラス的には大きく分けて、ファースト(FIRST)、ビジネス(BUSINESS)、エコノミー(ECONOMY)の3クラスとなっています。ファーストは1+2列のゆったり配置で、ビジネスとエコノミーは2+2の4列配置となります。
またファーストとビジネスには食事等のサービスが付いていて、下の画像のように座席にサーブされます。(エコノミー等でも食事サービス付の車両もあります)
なおロシアの大都市で駅が方面別に複数ある場合、それぞれの駅名にはその駅から発着する目的地の都市名が付いているケースが多く、モスクワとサンクトペテルブルク(旧市名レニングラード)間ですと、モスクワはレニングラード駅(オクチャブリスカヤ駅とも呼ぶ)、レニングラードはモスクワ駅(中央駅とも呼ぶ)の発着となります。またロシアの駅に入る際にはどこも通常荷物検査がありますので、一応利用の際は留意するといいように思います
ロシアはちょっと行きづらいイメージはありますが、主要都市間は列車の利用もなかなか便利です。ぜひ今後ロシア旅行の機会がありましたら、ぜひ列車利用もトライしてみて下さい。
なお来週は連休期間に入りますので、このブログもお休みとします。話題のGOTOトラベルキャンペーンも利用できる方はうまく使って、旅行業界を助けて頂ければと思います。
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