ブリュッセル空港駅の利用には駅使用料(DIABOLO FEE)が必要です/Brussel Airport station

早いもので、8月ももう終わりですね。暑さもそろそろ和らぎそうです。

BRU APT

ヨーロッパではドイツやスイスなどを初めとして、多くの駅には改札がなく構造上そのまま出入りが可能なのですが、このブリュッセルの空港駅では昨年より新たに入出場用のゲートが作られ、駅を利用する際にはDIABOLO FEE(ディアボロフィー)という名の駅使用料が必要となっています。(なおDIABOLOはブリュッセル空港の整備建設計画の名称とのことです)

BRU AP GATE

このゲートを通るためには、そのDIABOLO FEE(現時点では1人当たり5.14ユーロ)を支払う必要があるのですが、では実際どうやって通ればいいかというと、まず現地で購入したチケットについては、このDIABOLO FEEが購入金額にはじめから含まれていて、そのチケットに印字されたバーコードをこのゲートでスキャンして通ることができます。

BRU AP GATE2

一方日本で購入したユーレイルなどのレイルパスや区間乗車券の場合は、この分が含まれていませんし、もちろんチケットにバーコードもありません。このため駅にはDIABOLO FEE分など用の券売機が設置してありますので、それでその場でそのDIABOLO FEE分のチケットを購入し、それをかざしてこのゲートを通ることとなります。

BRU AP TKT

ブリュッセルの空港駅利用の場合にはこうしたプロセスと出費がありますので、利用予定の方は片隅においておくとその場で慌てないですむでしょう。ちなみにご希望の場合には当社にてこのDIABOLO FEE分を代行手配することも可能です。また単にこの空港駅で乗り換えるだけでゲートを通らない場合にはDIABOLO FEEは不要です。

DIABOLO

なおこのDIABOLO FEEは上にも書いたように空港関連の交通整備にあてられるとのことです。ようやく先日のテロ事件の影響もなくなってきましたし、日本からのANAの直行便も飛ぶようになりましたので、今後さらにこの空港駅が便利になることに期待しましょう!(DIABOLO FEEの詳細はこちらのベルギー国鉄のHPもご覧ください)

BRU AP HOME

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です