
チェコの首都として、多くの列車が発着するのがこのプラハ中央駅です。この駅はプラハの中心部に位置し、モダンな造りの建物になっています。チェコ内の列車はもちろん、近隣の中欧諸国との間の列車も数多く発着するこの駅は、中央ヨーロッパの1つの中心的なハブ駅となっています。

前回や前々回でもご案内したように、 この駅では、 ウィーンなどオーストリア方面と間の多くのレイルジェットやレギオジェットが発着しています。

また近隣のドイツやハンガリー、スロバキアなどとの間では国際列車としてのECも多く運転されています。ECに連結されているチェコ鉄道の車両はライトブルーのイメージカラーがなかなか映えています。

またもちろんチェコ国内では、オストラバ、オロモウツ、プルゼニ(ピルゼン)など多くの都市との間で列車が頻繁に運転されています。ペンドリーノ車両を使用したスーパーシティ(SC) はチェコ鉄道の国内のフラッグシップと言えるかもしれません。

また最近では、チェコ内やさらにチェコとポーランドのクラクフやスロバキアのコシチェとの間で運転しているのがこのレオエクスプレス(LEO EXPRESS)です。

このレオエクスプレスもチェコが本拠で、レギオジェットと同様に新参入の運行会社として各区間を走っています。最近はスペイン国鉄(RENFE)の出資も受け、今後さらに運行ネットワークを拡げる勢いです。

そうした多くの列車が発着するプラハの駅はこのように行き交う人々も多く、多くのレストランやショップなどもあってかなりにきやかです。

このプラハ中央駅では食事やお茶などはもちろん、ショッピングなども楽しめ、乗り換えなどで多少が時間が空いてしまっても、特にヒマに感じることもなく過ごせると思います。

ぜひチェコや中欧でも列車を利用して、旅行を楽しんで欲しいと思います。
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