ドイツの最新のICE車両 ICE4 / newest and clever ICE

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ドイツを含め、ようやくヨーロッパ各国でも以前のロックダウン状態から徐々に経済の再開が進められていますが、そんなドイツで2017年から導入された新型のICE車両がこのICE4です。

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ICE4は、2017年12月にハンブルク⇔ミュンヘン間で運用が開始され、その後ベルリンも含め徐々に運行列車を拡大し、昨年末からは国際区間でも使用されるようになるなど、今やICE3と並ぶICEの主力車種の1つとなっています。

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このICE4は、現在のICEのフラッグシップ車両のICE3の進化版というわけではなく、むしろ効率性や環境性能などを重視した車両で、最高時速は250kmに抑えて、ドイツ内で高速線から準幹線までマルチに使用できるように造られています。また客席数が多く、一度に多くのお客さんを運べるのも特徴です

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エクステリアは今までのICE車両と比べると直線的なスタイリングが特徴的で、ヘッドライトのあたりは好き嫌いが分かれそうなデザインですが、新鮮なイメージは伝わってきます。車内のインテリアに関しては、重厚感のあった従来のICE3などと比べると、比較的シンプルでライトな雰囲気になっています。

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このICE4は、当面少々年季が入ってきたICE1車両の置き換えに使われ、さらにその後は現在はICとして運転している列車のICE化にも使われていく予定となっています。将来的にドイツの高速列車ネットワークでは、主要高速線ルートはICE3が、それ以外はICE4が、それぞれメインで使用されていくことになるようです。

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今後ドイツ内の列車移動ではさらにこのICE4を利用する機会が多くなるでしょう。

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