レイルジェット 6月よりチェコとスロバキアの間でも運行スタート/Railjet Czech-Slovakia

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7月も下旬に入って、東京でも夏本番の暑さが続いていますが、今日は中欧エリアの情報です。
先月の6月のスケジュール改正時よりチェコのプラハとスロバキアブラティスラバとの間で高速列車のレイルジェットが運行を開始しています。

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image: slovakrail.sk

レイルジェットはもともとオーストリアの高速列車で、5年ほど前からウィーン/プラハ間でも運行を始め、昨年からはウィーンとブラティスラバ間でも一部運行をスタートしていましたが、今回はそのプラハとブラティスラバの間でも運行が開始となりました。なおオーストリア側のレイルジェットは濃い目のレッドがトレードカラーですが、チェコ側のレイルジェットはなかなかさわやかなライトブルーに塗られています。

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このプラハとブラティスラバ間のレイルジェットは当面それぞれ1便ずつの運行で、この両都市間を4時間弱ほどで結びます。スケジュール的にはプラハ発が夕方、ブラティスラバ発が早朝でやや利用しづらい時間帯で、また所要時間も従来よりこの区間を運行する通常のECとほぼは変わらないのですが、レイルジェットの方がは車両も新しく快適性という点ではECなどよりは上でしょう。また特等にあたる、ゆったりとした座席とドリンクなどのサービスが売りの「ビジネスクラス」と、従来の1等と2等の3タイプからクラスを選べるのもアドバンテージの1つです。

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レイルジェットはドイツのICEと同様に、座席予約がマストでなく、パスや乗車券のみでも利用できますので、自由旅行をされたい方には利用しやすい列車と言えるでしょう。また最高時速が230キロほどと、ICEやTGVのような300キロクラスの高速列車ではありませんが、チェコやスロバキアなど中欧で利用する分には十分な高速性を持っていると言えるでしょう。

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チェコやスロバキアあたりはここのところ、新規運行会社のレオエキスプレスやレギオジェットといった「新興勢力」も運行を増やしてきていて、さらに列車利用が便利になってきています。今後もぜひ、オーストリアやチェコ、スロバキアなどの中欧エリアの旅行にはこのレイルジェットなどの快適な列車旅をお楽しみいただければと思います。ビールもおいしいですし。

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