今年もありがとうございました/ Have happy new year

さて何回かにわたって来年の商品情報を伝えてきましたが、いよいよ2017年も残り数日となりました。今年も当ブログをお読みいただいてありがとうございました。

来年に関してはさしあたり、新商品としてユーレイルチェコ+ポーランドパス、ユーレイルセルビアパス、ユーレイルトルコパスが新しく販売スタートとなります。また、パスや区間などの料金は全般的に若干(2%程度)の値上がりとなりますが、フランスパス(15%程度)や、スイストラベルパス関連とジャーマンレイルパス(5%程度)はやや上げ幅が大きめとなり、その一方でベネルクスやフィンランド、またチェコなど中欧の一部の1か国パス(15~25%程度)やイギリスのブリットレイル関連パス(3%程度)の値下がりとなります。どうぞ来年のご旅行の参考にしてください。

さて今年もこのブログではいろいろなヨーロッパの列車関連の情報をお伝えしてきたつもりですが、皆様のお役に立てたでしょうか? 来年もよりためになる情報を書いていくように頑張りますので、ぜひ引き続きご覧いただければと思います。なお当社は本日で今年の営業を終了し、来年8日まで年末年始休業となります。新年の営業は連休明けの9日からになりますのでご承知おきください。

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では本年もありがとうございました。皆様どうぞよいお年をお迎えください。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

楽しいクリスマスを!/Have happy Christmas!!

今週は明日が祝日のため、本ブログもお休みとさせていただきます。
皆さま、どうぞ楽しいクリスマスを!

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2018商品情報 : スイス ゴルナーグラート鉄道とツェルマットピークパスが利用時期による3段階料金に! /Gornergrat & Zermatt peakpass

いよいよ12月も後半に入って、2017年も残り2週間となりました。寒い日が続いて少々しんどいところですが、また今回も来年の商品情報をお伝えします。

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さてゴルナーグラート鉄道といえばマッターホルンのふもとのツェルマットと展望スポットとして有名なゴルナーグラートの間を結ぶスイスの人気登山鉄道の1つですが、このゴルナーグラート鉄道が2018シーズンより、今まで通年同じだった乗車料金の設定が変更となり、利用時期に応じた3段階の料金となります。

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もちろん観光客が集中する夏の時期が高くなるのですが、シーズン分けとしては、実際の利用日を基準に、今から4月までがロー料金、5~6月と9~10月がミッド料金、7~8月がハイ料金となります。料金的には従来の料金がほぼそのままミッド料金となり、これと比較してロー料金はおよそ20%ほど安くなりハイ料金は15%程度高くなります。

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また同様に、ゴルナーグラート鉄道に加えマッターホルングレイシャーパラダイス(クラインマッターホルン)へのゴンドラやロートホルンなどへの区間など、このツェルマットエリアの登山鉄道や山岳交通機関が全体的に利用できるツェルマットピークパスも利用シーズンに応じた3段階の料金となります。こちらはミッド料金から見て、ロー料金は約15%安くハイ料金は10%ほど高くなります。

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来シーズンのゴルナーグラート鉄道やツェルマットピークパスの利用については、乗車日に留意して決めるのがよさそうです。冬のスキー客を除いて、観光のお客さんはどうしても夏に集中しますが、混雑を避けてより料金の安いミッドシーズンやローシーズンにあえて旅行するのも賢い選択かもしれません。

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2018商品情報 : ユーレイルパス料金 – 来年はベネルクスなど値下げ! フランスは値上げ!! / Eurailpasses price change

12月に入って、引き続き来年2018情報です。来年のユーレイル関連のパスは全般的には大きく料金は変わらない予定ですが、その中でユーレイルの1か国パスについては、一部料金が大きく変わりそうです。ユーレイル1か国パスは国等によってその料金が6レベルに分かれているのですが、その中で一部のパスはその料金レベルが変更となります。

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まず値下げになるのは、ベネルクスパス、フィンランドパス、アイルランドパス、チェコパス、スロバキアパス、ブルガリアパス、クロアチアパスになります。ベネルクスパス、フィンランドパス、アイルランドパスは現在は3番目の料金レベルですが、これが4番目の料金となりますので、概ね15%程度値下がりとなる見通しとなっています。またチェコパス、ブルガリアパス、クロアチアパスについては現在5番目の料金が6番目の一番安めの料金になりますので、20%少々値下がりとなる見通しです。ですので、これらの国のパスを購入予定の場合は、来年に入ってからのお求めがベターかもしれません。(ただ今月中の購入の場合は20%オフのキャンペーンがありますので、それを加えるとあまり変わらないかもしれませんが) またイタリアパスも4月販売分から現在の3番目から4番目料金に変更の予定となっています。

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一方値上げになるのは、フランスパスとルーマニアパスになります。フランスパスは現在ベネルクスなどと同じ3番目の料金ですが、来年からは2番目となります。またルーマニアについては現在の6番目から5番目の料金レベルとなります。フランスについては15%程度の料金アップが見込まれますので、すでに利用がお決まりの場合には今年中のお求めが料金的には有利になります。(同様に20%オフのキャンペーンもありますので)

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それ以外のパスは大きな料金変更はない予定ですが、パスの種類や料金タイプまた今後の為替変動により、それなりに変わってはきます。既に購入がお決まりの場合にはキャンペーン利用と合わせて今年中のお求めがお勧めです。またユーレイル以外でもスイストラベルパス関連は全般的に多少料金が上がりそうですので、こちらも年内のお求めをお勧めします。
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また次回も2018情報をご案内いたします。
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2018年商品情報 : ユーレイルトルコパスとセルビアパスが新登場/ New in 2018 Eurail Turkey pass, Serbia pass

いよいよ12月に入って今年も残り1か月を切りました。相変わらず早いものです。そんな来年からの新商品情報の第2弾ですが、来年からユーレイルの1か国パスとして、ユーレイルトルコパスとユーレイルセルビアパスが新登場となります。

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image:eurail.com

どちらもヨーロッパの鉄道旅行としては今のところ、ややなじみが薄いかもしれません。まずトルコについてはユーレイルに加盟したの2013年で、それからグローバルパスやセレクトパスでなどが利用できるようになりました。そしてついに来年からはトルコのみのパスが販売開始となるわけです。トルコでは現在列車のネットワークの整備が進められていて、その中で、中心都市のイスタンブールと首都のアンカラを約4時間で結ぶ高速列車YHTがこの国の看板列車と言えます。(イスタンブール発着駅は多少郊外にあります) またその他にもエーゲ海沿いのイズミールや観光地のパムッカレの方にも列車でアクセスすることができます。今後は、現在運休中のヨーロッパ側の路線にもブルガリア方面への高速列車が運行する予定となっています。

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一方のセルビアはバルカン半島の中心に位置する国で、ドナウ川に面した首都ベオグラードを中心に主に南北に国土が拡がっています。列車網がそれほど発達しているとまでは言えないですが、セルビア第2の都市ノヴィサドや南のニーシュなど各地に列車が運行しています。また北に位置するハンガリーやクロアチア、東にあるブルガリアなどとの間でECや夜行列車などの直通列車が運行していますので、周辺の国と合わせての鉄道旅行も便利でしょう。

SERBIA
image:eurail.com

なおこのトルコパスとセルビアパスですが、いずれも通用日数やクラスなどの設定は他のユーレイル1か国パスと同様で、1等と2等の大人、セーバー(2人以上)、ユース(27歳まで)の料金があり、また日数は3日、4日、5日、8日の4種類となります。なお料金的には、現在のポーランドなどと同様の1か国パスでは一番安いカテゴリーとなる予定です。なおトルコ内での高速列車や夜行列車利用の場合にはパスの他に座席予約等が必要となります。またセルビア内ではECなどでも特に座席予約はマストではないですが、そこそこ長距離を利用する場合には予約がお勧めです。

EURAILPASS COVER

ぜひ来シーズンはこの新しいパスを利用して、このトルコとセルビアの列車旅を満喫して欲しいと思います。

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