ロンドン オイスターカード メリットいろいろ / Visitor Oystercard – various advantages

前回からの引き続きのロンドンオイスターカードですが、このオイスターカードには現地のロンドン在住者用の通常タイプと、当社でも取り扱っている旅行者向けのビジターオイスターカードとがあります。現地用の通常タイプはクレジットカードと連動させての利用やウィークリーなど定期券にあたる利用も可能ですが、登録などもいろいろ必要になってきますので、やはり普通の何日間くらいの旅行であればこのビジターオイスターカードがお勧めです。またこのビジターオイスターカードの場合は同じカードを他の人が利用することもできますし、チャージされている金額は期限なしに使えることもメリットですね。

OYS

さらにこのビジターオイスターカードには旅行者用ということで、観光用のいろいろな特典がついているのもうれしいポイントです。プラネットハリウッドなどのレストラン等での飲食、ショッピング、観光スポットなどでの割引がありますので、うまく使えばおトクに街歩きが楽しめます。(どのお店に入ろうか迷った時の手引きにもなりますしね。)

OYSTER

時々チャージの仕方が難しいんじゃないのと気にされる方もいらっしゃいます。当社で販売しているカードはもともと10ポンドか20ポンドがチャージされているのですが、何日間か使っていれば金額が当然なくなってきます。そこでチャージするわけですが、通常は駅の自動券売機(画像の機械は少々旧式ですが)でするのが一般的でしょう 。

Vending

券売機の黄色いオイスターのマークの入った読み取りセンサーのところに、カードを当てて表示に従って進むと、その時の残額と何ポンド入金(add)するかのボタンが表示されます。そしてその希望の金額にタッチして、あとはお金を入れればチャージ完了となります。私も個人的にも持っていますが、あまりこのチャージでとまどったことはありません。

add

なおロンドン交通局(Transport for London)では省力化とサービス向上のため、段階的に従来の紙チケットをなくしていく方針で、今後さらに、ロンドンで地下鉄やバスなどに乗るときはオイスターカードでの利用が「デフォルト」になるでしょう。ロンドンに旅行される方で、今後また行く可能性のある場合はこのオイスターカードを買っていって損はないと思います。ぜひスマートなロンドン滞在にこの1枚を!

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ロンドン スマートな街なか移動にオイスターカード! U.K. London Oystercard -Smartest way to move

さて今回はイギリスですが、ロンドンの街中を移動するのに一般的なで便利な交通手段といえば、やはりUndergroundやTubeと呼ばれる地下鉄や、赤いダブルデッカーで有名な市内バスです。そしてこうした地下鉄やバスに乗るのにぜひおすすめなのが人気のこのロンドンオイスターカードです。

oy20

このオイスターカードは日本のスイカやパスモにも似たプリペイドタイプのICカードですが、これを使うといくつかのメリットがあります。まずはもちろん利用が便利なことです。そのたびごとにチケットを買う手間もなく、そのまま画像にもある自動改札で黄色いオイスターのマークの読み取り機にかざすだけで自動的に料金が支払われます。(バスは通常乗車時のみ)
特に最近は地下鉄の駅でも有人の窓口が減ってきていて、チケットを買うこと自体がより手間がかかるようになっているのでなおさらです。

entrance

そしてその便利さだけではなく、通常購入するより料金がぐっと安くなることも大きなアドバンテージです。ロンドン地下鉄では現金で1回ごとにチケットを買うと初乗りが4.8ポンドとほぼ¥1000で飛び上がるほど高いですが、オイスターカードを使うとたとえばゾーン1内の場合で2.3ポンドとキャッシュの半額以下で利用できます。

piccadilly

また、1回ごとの料金が安くなる上に、さらにプライスキャップと言って、オイスターカード利用の場合は1日の利用金額が一定額になるともうそれ以上は料金がかからなくなるというも大きなプラスポイントもあります。これは乗り放題チケットのワンデイトラベルカードの機能を組み込んだものと言え、1日に何度も利用することの多い旅行客には特にメリットが大きいでしょう。

Underground

こんなオイスターカードについてはもう少しまた来週にお書きしたいと思います。

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スペイン AVE 乗る前には簡単なチェックインあり! / Spain AVE trains need check-in

さてヨーロッパの多くの国では、日本とは違って、駅に改札がなく乗車前のチェックなしにそのまま列車に乗れてしまうのが一般的ですが、ここスペインではちょっと勝手が違います。AVEやユーロメッドなどすべての長距離列車には乗る前にと簡単なチェックインと荷物の検査があるのです。

BCN1

画像はバルセロナのサンツ駅ですが、ここではAVEなどの高速列車に乗る場合は、まず駅の掲示板で自分が乗る列車のホームを確認し、そのホーム番号が書かれたゲートに向かいます。そしてまずはバッグやスーツケースなどの荷物をその検査の機械に通します。ちょっとフライトに乗る時のような雰囲気もあります。

CHECK IN

そしてそれを過ぎて進むとそのままチェックインのカウンターになりますので、ここでチケットを見せてチェックを受けます。チェックを受けるといっても、特に席を指定されるわけでもなく、荷物を預けるわけでもないので、すぐに終わります。

BCN GATE

そしてそこからホームへと降りていよいよ乗車です。特に面倒というほどではないですが、ここを通らないと乗車ができないので、他のヨーロッパの国の列車に慣れている人はちょっとアレッと思うかもしれません。ただ空港のチェックのような厳しいセキュリティーコントロールがあるわけではなく、ちょっとのんびりした雰囲気で、一応出発時間の2分前まではぎりぎりチェックインできることとなっています。(ちなみに同様にチェックインがあるロンドン/パリ間などのユーロスターは30分前までの手続がマストとなっています)

BCN AVE

このようにスペインのAVEなどの高速列車は特に早めに来ないと乗れないというわけではないですが、フランスやドイツなどのようにそのまま飛び乗れるわけではないのでどうぞお見知りおきください。ヨーロッパの列車は国や区間などごとに特色があってなかなか奥が深い(?)です。

BCN-ZARAGOZA

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北欧 X2000 8月よりオスロへ運行! / Swedish X2000 goes Oslo again

さて今回は北欧です! 北欧スウェーデンの高速列車X2000がこの8月よりストックホルムとノルウェーのオスロとの間を再び運行することとなりました。この区間は以前にも「LINX」という名前で運行されていたのですが、10年ほどのブランクを経て、またこの夏よりX2000が運転再開となります。

X2000 STO

これにより、現在通常のICで6時間以上かかっているこの区間は1時間半も短縮され、最速4時間半ほどで結ばれることとなります。もちろんそれでもフライトと比べると時間はかかりますが、列車には空港への移動やわずらわしいセキュリティーチェックはないですし、また北欧らしい湖や森林などの風景も見ながら移動できるのもアドバンテージです。

X2000 2

個人的にこのX2000に最近乗ったのは数年前になりますが、以前のブルーと白のツートンから、現在はシルバーを基調としたのカラーリングとなりちょっと落ち着いた雰囲気になったなと感じました。誕生したのが少々前なので最新のTGVやICEなどと比べると、今やデザイン的にクラシックに感じる部分もありますが、メカニカルな迫力のあるカッコよさは健在といえます。

X2000 OLD (old design)

また車内で印象的なのはインテリアにウッドが多くに使われている点です。シート地も含め木目のナチュラルな雰囲気が北欧デザインにも通じるものを感じさせ、なかなか居心地のいい車内空間というイメージです。なお1等はゆったりした3列シートとなる他、ドリンクやスナック類のサービスもあります。なおWIFIはクラスに関係なく利用可能です。

X2000 INSIDE.

また車両的には、スピードアップのためカーブで車体を内側に傾けるチルトリング(振り子)機能がついている点も特徴です。これは、車窓からでも車両が内側に傾いてくるのがわかるのでなかなか面白いのですが、慣れないで外ばかり見てると酔いやすいかもしれませんのでご注意を。

X2000 1CL X2000 WIFI

この夏からの北欧での移動には観光でもビジネスの場合でもぜひこのX2000に注目してください。

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