タリスの車内おススメサービス! 1等の食事と無料Wifi / Thalys meal service and free WIFI 

パリ、ブリュッセル、アムステルダム、ケルンなどを結ぶ高速列車が、この赤いカラーリングでも人気のタリスです。このタリスはこうした主要区間を走ってますので私も乗る機会が多いのですが、その車内でのサービスで個人的におすすめなのが、1等利用者への食事サービスと、1等と2等のセミフレキシータイプのチケットの利用者への無料WIFI(無線LAN)サービスです。

Thalys

まず食事についてですがこれは特に食堂車などへ移動するのではなく、1等車両であれば、飛行機の機内食と同様座っている席に自動的に運ばれてきます。内容は時間帯や区間に応じたものとなり、基本的にはランチやディナー用の食事とブレックファースト(朝食)とグルメスナック(軽食)のいずれかになります。(まずは下のように小さなナプキンが配られます)

tha nap

画像はランチになりますが、シンプルながらもメインディッシュにプラスして前菜的なものやデザートも付いてなかなかのグレードです。飲み物もワインやビールなどのアルコール類も含めて選択でき、もちろん食後にはコーヒーも出てきます。人気区間のパリ/ブリュッセルの場合ですと乗車時間が1時間20分ほどと慌ただしめにはなりますが、車内の食事としてはなかなか満足のいくものだと思います。

lunch

またもう1点がもはや海外でも必須と言えるWIFI(無線LAN)です。車内ではPCやタブレット、スマートフォンからそのままWIFIにつながりタリスの各種の情報が確認できますし、また簡単なレジスターで通常のインターネットに接続することができます。乗車中のヒマつぶし(?)はもちろん、メールやSNSなど他の人とのコミュニケーションや、ビジネス利用の方にはデスクワーク的な仕事もストレスフリーに可能です。

wifi

ぜひ次回タリスを利用する際にはこうしたサービス面も含めて、クラスや料金など選んでみて下さい。
(タリスの情報はこちらの当社HPもご覧ください)

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

オーストリア列車周遊でおすすめ – 1等用のOBBラウンジ! OBB Lounge for 1st class

今回は昨年末にも訪れたオーストリアです。昨年12月に新装されたウィーン中央駅をはじめ、オーストリアの主要駅にはオーストリア鉄道(OBB)のラウンジが設置され、1等のお客さまなら誰でも利用することができます。

OBB LOUNGE VIE HBF

利用にあたって特に手続や予約などがあるわけではなく、そのまま中に入ってカウンターのスタッフに1等のチケットを見せればそれでOK。ラウンジ内では置いてあるソファーでゆったりと列車の時間までくつろぐことができます。またドリンク類や簡単なお菓子類などの無料のサービスがあり、自由に好きなものをとることができます。画像のようにビールなどのアルコール類も用意されています。

LOUNGE2

またもちろんWIFIや電源コンセントも完備されていますのでPCやスマートフォンなどもストレスなしで使用できます。またヨーロッパの駅では快適なトイレを探すのも結構大変だったりしますが、このラウンジを使えばその問題もありません。

LOUNGE1

前回の旅行では個人的にも、ケルン方面への夜行列車が出発する夜11時過ぎまでこのOBBラウンジで快適に過ごすことができました。こうしたラウンジのサービスが利用できる点も1等を選ぶ1つの理由になるかもしれません。

VIE HBF

ウィーンの中央駅の他、西駅やザルツブルク、リンツ、インスブルックなどの主要駅に設置されていますので、オーストリアで1等を使って旅行される場合、乗車までの時間ぜひこのラウンジを利用してみてください。(ラウンジの詳細はこちらのOBBのHPまで)

LINZ

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

イギリス 今シーズンから区間チケットは現地受取りとなっています! Sector Ticket in U.K!

さて、ここしばらくスイスについて書いてきましたが、とりあえずひと段落という感じですので、今回からは国ごとや列車ごとにその時のちょっとしたトピックをお伝えするようにします。

Virgin

まず今回はイギリスです。イギリスについては、今シーズンから日本で手配する区間チケットについては、ヒースローエキスプレスなどの一部の列車を除いて、本券は現地の駅での受け取りとなりました。現地受取りというとホントにちゃんともらえるのか不安の方もいらっしゃると思うので、私自身の画像もつけて簡単にご案内いたしましょう。(なおブリットレイルパスなどのパス類は昨年までと同様に本券でのお渡しとなります)

Euston

これは現地の人がインターネット等で予約をした場合と同様の手続きになるのですが、まず当社など日本で区間チケット手配をしますと、発券用の8ケタのリファレンス番号を案内されます。そしてイギリスに到着後、駅に並んでいる発券機(画像はユーストン駅です)に向かいます。発券機はタッチパネルになっていて、まず「COLLECT」を選び、確認用に本人のクレジットカードを挿入します。

Collect
Card

そして機械の表示に合わせてリファレンスを入力すると、チケットがプリントアウトされるという流れになります。クレジットカードを入れることでちょっと不安に感じるかもしれませんが、それによりカードにチャージされることはありません。

number

もし発券機でなかなかうまくいかない場合やクレジットカードをお持ちでない場合などは窓口でも受け取ることができます。また、受取りは、乗車駅以外の駅でも可能ですし、当日以外でも大丈夫ですので、乗車時より前に受け取っておくと安心かと思います。なお何らかの理由でチケットの受取ができなかった場合でも、受け取っていないことを理由に返金等は受けられませんので、うまくいかない場合には駅員に確認するなどして確実にチケットを受け取るようにしてください。

Tkts

短い区間でも手配は可能ですし、アドバンス料金など列車によって割引料金の手配もお受けしてますので、イギリスの列車利用ならぜひご出発前に当社ユーリンクにてお求めください。お待ちしてます!!

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

今シーズンのスイストラベルパスは3タイプ! How to choose Swiss travel passes

まもなくサマーシーズンに入るスイスの観光列車や登山鉄道について何回か書いてきましたが、ここで今シーズンから大きく変わったスイストラベルパス(旧スイスパス)についてその変更点などを再度ご案内しておきましょう。

STP

まず変わったのはその名前です。昨年までのスイスパス/スイスフレキシーパスから、今年は、連続タイプのスイストラベルパス、フレキシータイプのスイストラベルパスフレックス、フレキシータイプでハーフフェアカード付きのスイストラベルパスフレックス(ハーフフェア)コンビの3タイプとなりました。(上の画像が今月のそれぞれの料金となります)

STF

また利用上で変わったのはフレキシータイプの場合の割引利用の扱いです。昨年までは、他の国のパスと同様フレキシータイプの場合はその有効期間内で利用中であれば日数をカウントしない日でも、列車や登山鉄道などの半額程度の割引を受けることができましたが、今年からは通常のトラベルパスフレックスの場合は日数をカウントしない日はこうした割引特典等が受けられなくなりました。そしてそうした割引を希望の場合にはハーフフェアカードがプラス(その分の料金もプラス)されたフレックスコンビを利用していただくことになったわけです。昨年までのスイスフレキシーパスが、今年はトラベルパスフレックスとトラベルパスフレックスコンビの2タイプになったと言ってもいいでしょう。

ENGELBERG

他にも、今シーズンから、今まで多く利用されてきた2人以上同行用のセーバー割引料金は設定がなくなり、すべて1名様用の料金となっています。その一方でユース料金はすべてのタイプに設定されるようになりました。また通用日数も変わり、いずれのタイプについても3日、4日、8日、15日で共通になっています。

Lauterbrunnen

今シーズンのスイスの鉄道旅行にはこれらの点を踏まえたうえで、どのパスを選ぶか決めるのがいいでしょう。他にも1つの目的地を往復するタイプの旅行であればスイストランスファーチケットと、その割引付きタイプのスイストランスファーチケットコンビもお勧めです。またはスイス内でそれほど登山列車等を利用しない場合にはユーレイル関連のパス(オーストリア/スイスパスやジャーマン/スイスパスなど)を利用する手もあります。これらの選択肢からぜひベストマッチのパスを選択してスイス旅行を楽しんでください。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

スイス ゴールデンパスライン 今年も人気のパノラマ&クラシック Swiss Goldenpass Line 

スイスのパノラマルートの中でも、チューリッヒやジュネーブから近く、わりと気軽に利用できるのがこのゴールデンパスラインと言えるでしょう。ゴールデンパスラインはルツェルン/インターラーケン/モントルー間の観光ルートで、いくつかの観光列車を乗り継ぎながら、アルプスの山々や湖水の眺めなどスイスらしい風景を楽しむことができます。

GPASS

このゴールデンパスラインには東側のルツェルン/インターラーケンと西側のインターラーケン/(ツバイジンメン)/モントルーの両区間があり、それぞれパノラマ列車などの観光用の列車が運行しています。東側のルツェルン/インターラーケン間にはいずれの列車にもパノラマ車両が連結されていて、ザルネン湖やブリエンツ湖などの青く美しい湖水の風景が楽しますし、また急勾配をラックレールを使って登っていくブリューニック峠越えはなかなかの迫力です。また車内には食堂車も連結され変化に富んだ風景を眺めながらの食事も楽しめます。

LUZERN

またインターラーケン/モントルー間は途中のツバイジンメンで乗り換えとなり、そのツバイジンメン/モントルー間は、モダンな全車両パノラマ席のゴールデンパスパノラマと、「旧き良き時代」イメージのレトロ車両を使ったゴールデンパスクラシックが運行される、このゴールデンパスライン一番の人気区間となります。風景を存分に楽しみたいならパノラマ、雰囲気を味わいたいならクラシックということで、旅行スタイルに応じて選んでいただくのがいいでしょう。車窓からはレマン湖越しのモンブランの山塊や落ち着いたシャトーデーあたりのたたずまいなど見逃せない風景の連続で、もちろんこちらの車内でも軽食やワインなどを楽しみながらこうした景色を満喫することができます。

PANORAMA

もちろん1日でそのまま全区間を利用することもできますが、途中のインターラーケンでユングフラウエリアの観光など、ゆっくり日数をかけて周遊するのもお勧めです。また前回のウイリアムテルエキスプレスと合わせて利用するのも楽しいと思います。なおこれらのゴールデンパスラインの列車は座席予約なしでも利用はできますが、夏のシーズンには特にゴールデンパスパノラマやゴールデンパスクラシックについては予約はしておいた方が安全でしょう。また、人気の最前列シートのVIP席や、モントルーからの列車パッケージチョコレートトレインについては予約がマストとなります。

CLASSIC

ぜひこのゴールデンパスライン周遊で、本格的なスイスアルプスのパノラマを気軽に楽しんで欲しいと思います。詳細情報などはこちらの当社HPもご覧ください。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで