3/2よりサービス開始のスイス氷河特急の「エクセレンスクラス」が初公開/ Glacier Express ‘Excellence class’

今年もいよいよ残り少なくなってきましたが、来年の3月から氷河特急で導入される「エクセレンスクラス」の車両がついに先日初公開されました。

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image: MGB/glacierexpress.ch

特等や飛行機のファーストクラスにあたると言えるこの「エクセレンスクラス」ですが、一番のインパクトは、やはり非常にゆったりした1+1列の2列配置のシートでしょう。1車両の定員はわずか20人(1等は36人)のみで、どの席からでもパノラマウィンドウ越しの迫力の車窓風景が楽しめます。シートも非常に豪華でモダンな造りとなっています。

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また人気の車内のランチに関しても、従来の3コースを超えた5コースメニューとなっていて、ワインや食後のコーヒーやデザートも付いています。まさにフルコースと言っていいでしょう。また車内にはエクセレンスクラス専用のバーラウンジ(Glacier Bar)もあって、シャンペンやカクテル、その他のソフトドリンクや軽食類などを楽しむこともできます。

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さらには乗車時の専用デスクでのチェックインや、車内での専任スタッフによるコンシェルジェサービスや専用タブレットによる車内エンターテイメント、また専用スペースでのラゲッジサービスなど、まさに今までの氷河特急のイメージを越えた、至れり尽くせりのサービス内容となっています。

glximage: MGB/glacierexpress.ch

なおこのエクセレンスクラスが連結されるのは当面1日1便ずつで、ツェルマット⇒サンモリッツについては8:52-16:38の902便、サンモリッツ⇒ツェルマットについては9:15-17:10の903便がその便になります。ご利用希望の場合はこの便を選んで頂くこととなります。また運行期間は3/2から10/13までとなります。

route-gexpimage: MGB/glacierexpress.ch

また料金的には1等のパスや乗車券の他に、エクセレンスクラス利用料金が¥50000程度(CHF420)となります。単純に通常の1等などと比較すると高額なイメージはありますが、車内設備や食事などこれだけの多くのハイクオリティのサービスが楽しめますので、それだけの価値はあるように思います。

gexp-mainimage: MGB/glacierexpress.ch

なお予約(10名以上のグループ以外の場合)に関しては通常の氷河特急と同様に乗車日の3ヶ月前にスタートとなります。1日各1便ですし、夏の時期などはやはり満席続出となる可能性もありますので、利用をご希望の場合はもちろん早目の予約がお勧めです。

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ぜひ来シーズンのスイスで優雅で豪華な列車旅をお考えの片はぜひこの氷河特急のエクセレンスクラスにご注目下さい!
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ユーレイルセレクトパスと1か国パスのキャンペーンもスタート/ Eurail select passes & one country passes campaign

今日から12月に入りましたが、先週ご案内したグローバルパスのキャンペーンに続いて、ユーレイルセレクトパスと各ユーレイル1か国パスについてもウィンターキャンペーンがスタートとなりました。このキャンペーンは今月中(12月末まで)の購入分について、通常料金からセレクトパスについては一律20%オフ、国別の1か国パスについては一律で15%オフのキャンペーン料金でお求めになれるというものです。
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このキャンペーンではセレクトパスの2/3/4か国、そして各国の国別のパスの全てが対象となります。つまりセレクトパスなら何か国のパスでもどの国の組み合わせでも対象になりますし、また1か国パスもどの国が対象ということもなく全ての国のパスがキャンペーン対象となります。なかなか門戸の広いキャンペーンといえます。

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また各パスにはセーバーやユースといった割引料金の設定がありますが、そうした割引料金についてもこのキャンペーンの対象となります。ダブルで安くなりますので、かなりのおトク感があると思います。

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具体的な料金としては、例えばセレクトパスですと売れ筋の1等3か国セーバー(同行割引)5日で¥46800(ハイ料金)が¥37500になりますし、国別パスですと人気のフランスパスの2等セーバー3日¥19000が¥16200となります。いずれもかなり魅力的な料金と言えるでしょう。

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なお今回の割引キャンペーンについては、お求めの期限は12月末までですが、パスは発券日から11か月後まで利用が可能ですので、既にお決まりであれば来年以降の旅行にもお使いになれます。ゴールデンウィークやさらには夏の旅行にも利用可能なわけです。ただキャンペーン料金のため、購入後は変更やキャンセル、払戻しなどは一切できませんので、いずれにしても確実に旅行をすることが決まってからお求めになった方がいいでしょう。

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今月はこれで全タイプのユーレイル関連パスがキャンペーンとなっています。これからのウインターシーズンは夏に比べるとどうしてもヨーロッパ旅行の方は少なくなりますが、これからの時期もクリスマスのイルミネーションなどさまざまな魅力があります。ぜひこのキャンペーンを利用して、お得にヨーロッパの周遊旅行を楽しんで下さい!

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ユーレイルグローバルパス 「ブラックフライデー キャンペーン」中!/ Eurail Global pass ‘Black Friday’ campaign

11月も残り少々となりましたが、この11月4週目の金曜は、アメリカなどで始まって、最近は日本でも浸透してきたブラックフライデーのバーゲン時期で、これに合わせてユーレイルグローバルパスのキャンペーンも昨日からスタートしました。
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このユーレイルグローバルパスは西ヨーロッパのほぼ全体にあたる27カ国をカバーする人気のレイルパスで、元祖ユーレイルパスと言っていい商品です。主要国ではイギリスを除いてほぼ全ての国で利用できるパスと思っていいでしょう。今回のブラックフライデーキャンペーンでは、このグローバルパスが日数やクラスなどに応じて10%程度から最大で30%以上のディスカウントとなります。以前のキャンペーンでは1人用の大人料金とユース料金のみが対象でしたが、今回は2人以上用のセーバー料金も含め、全てのタイプでキャンペーンが利用できるようになっています。

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上の料金表のように、全体としては比較的日数が多く料金が高めのパスの方が割引率も高めになりまして、例えば1等5日フレキシーの場合通常¥65000が¥50000ちょうど、1等15日のフレキシーで通常¥127400が¥86900、一番長い1等3ヶ月の場合で通常¥226600が¥158800とかなりの大幅割引になります。特にフレキシータイプを中心にかなりお得で太っ腹なキャンペーンといえます。

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これからの晩秋やクリスマスシーズン、そして年末年始時期などにヨーロッパ各国の周遊を予定している方にはこのキャンペーンの利用がぜひお勧めです。またパスは発券日から最大11ヶ月以内に利用開始すればお使いになれますので、もしご旅行が確定していれば今後の夏のご旅行などにもお使いになれます。

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ただお買い得な一方で、もちろんキャンペーンゆえの制約もあって、このキャンペーン料金を利用した場合には購入後の変更やキャンセル等は一切できませんのでその点は注意が必要です。確実に旅行が決まってからのお求めが安全でしょう。

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なおこのブラックフライデーキャンペーンの販売の期限は来週中までの予定ですが、さらにその後にも各種ユーレイルパスのキャンペーンは続けれられる予定となっていますので、また次回に詳細をご案内したいと思います。

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スイストランスファーチケットが今年いっぱいで販売終了/ Swiss transfer ticket withdrawn by the end of 2018

11月も後半に入って、今年も残り1ヶ月少々となりました。来年へ向けての商品情報ですが、スイスの人気商品のスイストランスファーチケットが残念ながら今年中の発券をもって販売終了となります。

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スイストランスファーチケットは、任意のスイスの空港駅やターミナル駅等と目的地と間の2回分(2日分)の移動に利用できるチケットで、スイス内の周遊旅行というよりは、1つの目的地を往復するタイプの旅行にぴったりの商品です。なかなか人気があったため残念ではありますが、今年中に発券すれば利用は来年でも大丈夫ですので、スキー旅行などで既にご利用がお決まりの場合には、ぜひそれまでにお求め下さい。

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これで来年のスイスをカバーするパス類はスイストラベルパス、スイストラベルパスフレックス、そしてスイスハーフフェアカードの3種類になります。スイストラベルパスはもともとスイスパスと呼ばれたスイス全体をカバーするパスで、スイス内の列車はもちろん、ポストバスと呼ばれる各地の路線バス、観光用または移動用のいろいろな湖の湖船、主要都市の市内交通(トラムやバスなど)も利用でき、さらにほとんどの登山鉄道などの山岳交通機関にも50%の割引があり、そして多くのミュージアム(博物館美術館など)にも入場できるという、スイス内の旅行を包括的にカバーする商品となっています。

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そしてスイストラベルパスフレックスは、利用できる内容はスイストラベルパスと同じですが、スイストラベルパスが使用を開始してから日数分が有効という連続タイプのパスなのに対し、使用を開始してから1ヶ月間の間にとびとびで利用日を選んでよりフレキシブルに使えるパスとなっています。一番の売れ筋パスといっていいでしょう。ただユーレイルパスなどとは違って日数を使用しない日は割引等も受けられませんのでお気をつけ下さい。

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またスイスハーフフェアカードは特にレイルパスではなく、スイスの列車や山岳交通機関、湖船などの乗車券(乗船券)が1ヶ月間半額で利用できるという商品になります。スイストラベルパスで25%引のユングフラウ鉄道乗車券も50%となるなど、使い方によってはこのハーフフェアカード+半額乗車券の方がよりも安くなるケースもありますので、ぜひご注目下さい。

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またもちろんユーレイルパス(グローバルパス)も氷河特急を含めほとんどの列車区間で利用できます。ただユーレイルの場合山岳鉄道の割引等は一部のみとなりますので、山々への観光を楽しみたい場合にはハーフフェアカードと組み合わせるのもお勧めです。

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来年はスイストランスファーチケットこそなくなりますが、ぜひこれらのパス/チケットをうまく使ってお得に便利にスイスを旅行して欲しいと思います。

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レイルジェットが12/9より、スロバキアにも乗り入れ開始/ Railjet to Slovakia

先々週からの続きですが、オーストリアの高速列車のレイルジェットエキスプレス(RJX)が12/9の冬スケジュールより新たにスロバキアのブラティスラバへの運行を開始します。

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今回ブラティスラバへの乗り入れを開始するのは1日各1便で、現在チューリッヒとウィーンを結んでいるレイルジェットが1往復分ブラティスラバまで延長されるかたちとなります。今までウィーンとブラティスラバの間は近郊区間として、原則ローカル列車のみの運行でしたが、今回初めて特急的な列車が運転されることとなります。

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スケジュール的には下のようにウィーン⇒ブラティスラバは20:42発、ブラティスラバ⇒ウィーンは6:10発と、一般の旅行者にはやや使いづらい時間帯ですが、ウィーンだけでなくザルツブルクやリンツといったオーストリアの他の都市などとも直結しますので、意味合いは大きいように思います。

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image:oebb.at

レイルジェットはオーストリアの高速列車ですが、国際間にも着々とネットワークを広げ、スイスのチューリッヒやドイツのミュンヘン、さらにハンガリーのブダペスト、チェコのプラハ、昨年からはイタリアのベネチアにも運行するようになっていて、これにさらに12月からはスロバキアのブラティスラバが加わることとなります。なおチェコ行きの車両だけはチェコ国鉄CDが所有し、下のようなブルーのカラーリングの車両となっています。

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加えて、レイルジェットではないですが、12月からはスロバキア東部のコシツェやルーマニア北部のクルージナポカへもウィーンとの間でICが運行開始することとなっています。(さらに来年4月頃からはポーランドの人気都市クラクフへも運行予定です) 下がウィーンとベルリン間のICEとナイトジェットを含めた、12月以降のオーストリア発着のレイルジェットなどの国際間のマップとなりますが、このようにかつてのハプスブルク帝国の領域を思わせるようにネットワークが広がることとなります。

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image:oebb.at

今後レイルジェットをはじめとしてオーストリアを中心に中央ヨーロッパでの列車利用がより便利になりそうです。ぜひ今後の旅行プランにお加えください。

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12月より速達便のレイルジェットが「レイルジェットエキスプレス」に!/ New Railjet Xpress

お伝えしてきましたように12月のスケジュール改変時には、オーストリア関連では新しくウィーンとベルリンとの間のICEや夜行列車ナイトジェットが運行を開始するなどいろいろな改正点がありますが、それに加えてオーストリアの看板列車のレイルジェットにもちょっとした変更があります。12/9よりウィーン/ザルツブルク/インスブルック間などを走るレイルジェットの中で停車駅の少ない速達タイプの便については、新たにレイルジェットエキスプレス(RAILJET XPRESS)に名前が変わるのです。

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下のOBB(オーストリア鉄道)のタイムテーブルでもRJXの名称で表示されていますが、新たにレイルジェットエキスプレスの名前が付けられることで、レイルジェットの中でもより速い便としての位置づけを明確にし、利用客により分かりやすく、よりアピールするようにということのようです。

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もともとはじめにレイルジェットが運行を開始した際は、通過駅の多い速達タイプの便がレイルジェットで、より停車駅の多い便はICとして運行されていましたが、その後当時のICもレイルジェットに置き換えられ、どちらも同じレイルジェットとして運行されるようになっていました。これを再度名前を分けることで、お客様に分かりやすくしようということなのでしょう。

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このレイルジェットは、落ち着いたレッドのカラーリングが印象的で、高速新線メインのウィーン/ザルツブルク間を2時間20分程度で結び、またチロル地方のインスブルックへも山がちのルートにもかかわらず4時間少々で走ります。300キロオーバーのスピードを誇るドイツのICEやイタリアのFロッサのような派手さはありませんが、それでも最高時速230kmの俊足の持ち主で、オーストリアのほぼ全ての主要区間を結び、まさにオーストリアを代表する列車となっています。

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またさらにオーストリア内だけでなく、ドイツのミュンヘンやスイスのチューリッヒ、ハンガリーのブダペスト、チェコのプラハなど多くの国際区間も結んでいます。そしてこの12月からは新たにお隣りのスロバキアのブラティスラバに乗り入れを開始します。このあたりのレイルジェット(エキスプレス)のネットワークなどについてまた次回にご案内したいと思います。

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スイス氷河特急 今シーズンは10/14までの運行!/ Swiss Glacier Express

9月も半ばとなって日々秋めいてきていますが、前回のユングフラウ鉄道でも書きましたように、これからの時期もしばらくはスイスの各列車はサマーシーズンの運行が続き、列車旅を楽しむことができます、人気パノラマ列車の氷河特急も10/14までは運行され、ピークから少し外れたこの9~10月は夏の混雑も一段落して、落ち着いて楽しめるシーズンではあるのです。

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image: MGB

9月以降も下のタイムテーブルのように10/14まで、この氷河特急は1日4便のピーク時期と同様の運行が続きます。この4便の内2便がツェルマットとサンモリッツ間をフルに運行し、もう1便はツェルマットとクール間を結び、そしてもう1便はサンモリッツとブリーグ間を午後に出発して夜に到着するという新しいスケジュールで運行しています。もちろんツェルマットとサンモリッツの全区間を乗るのがベストですが、乗車時間も8時間程度とやや長くなりますので、特にこの時期は、短めに運行する便に乗ったり、途中で下車するなど部分的に利用するのも手かもしれません。

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また今シーズンの氷河特急は、利用日によって座席予約料金が2段階になり、この9/16以降の乗車分は料金的にやや安く利用できます。この点も秋の氷河特急のアドバンテージと言えるでしょう。夏と違って席の予約も取りやすくなり、よりゆったり利用が可能となります。

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そして10/14の運行終了後、10/15から12/8までは冬季の運休期間になります。この期間中、氷河特急は全区間で全て運休となりますので、この時期にスイスの鉄道旅行を考えている場合には注意してください。もちろん氷河特急と同じルートをローカル列車は運行していますので、それを乗り継いで、同じ車窓風景を楽しむことはできます。

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12/9からはウィンターシーズンの運行がスタートとなり、以降は毎日1日1便の運行体制となります。4/19からは1便が追加され、1日2便体制となります。なおウィンターシーズンの運行は5/10までとなります。

そして来シーズンの氷河特急のトピックは、新しく「エクセレンスクラス」が導入されることです。言わば特等にあたるこの「エクセレンスクラス」は、従来の1等よりさらにぐっとハイグレードで、料金はかなり高くなるものの、画像のように車内は非常にゆったりした1+1列の2列配置で、よりハイグレードなコースランチや各種のドリンクや軽食も料金に含まれ、さらにコンシェルジェサービスや専用情報端末も利用できるなど至れり尽くせりの内容となっています。運行開始は来年の3月を予定していますので、氷河特急をより優雅に利用したい方はぜひ注目です。

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image: MGB

ぜひこれからの秋、そして冬から来年へ、話題満載のこのスイス氷河特急をぜひご利用ください。

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スイス ユングフラウ鉄道 これからの秋にもお勧め! /Swiss Jungfrau railways from Autumn

9月に入って少しずつ秋らしくなってきましたが、夏のピークを過ぎてちょっと落ち着いたこれからの秋のスイスもなかなか魅力的と言えます。
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そのスイスアルプス一番人気と言えば、先々週も取り上げたユングフラウ鉄道ですが、今シーズンに関しては10/21までそのままサマーシーズンの運行が続きます。インターラーケンからグリンデルワルドまたはラウターブルンネンを回ってユングフラウヨッホへのメインルートはもちろん1年中運行してますし、ユングフラウの山々を眺めたり、ちょっとしたハイキングをしたりするのにぴったりな、シーニゲプラッテ、フィルスト、メンリッヘンの山々への登山鉄道やロープウェイなども10/21まではバッチリ営業しています。

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また人気のユングフラウVIPパスやユングフラウトラベルパスも同様に10/21までは利用可能です。特にユングフラウVIPパスは日本向けの専用商品で通常の往復料金よりも安く利用できますので、滞在日数などに合わせてこれらのパスをお使いになればよりお得でよりアクティブにユングフラウが楽しめます。観光にハイキングにその他のアウトドア体験にこれらのパスはお勧めです。

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もちろんピークシーズンで多くのお客さんで活気にあふれていている時期も楽しいのですが、その混雑から少し外れたこの9~10月もユングフラウの魅力は十分味わうことはできるでしょう。

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また、ユングフラウヨッホへのメインルートは1年中運行していますので、11月以降のユングフラウも決して捨てたもの(?)ではありません。昨年から11月以降については新しくローシーズン料金が設定されていますので、よりリーズナブルにユングフラウヨッホまでの山岳ルートを周遊することができます。ハイキングなどのアウトドア系のアクティビティーはともかく、通常の観光であればもちろんこの時期でも楽しむことができます。

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ぜひ秋以降もちょっと落ち着いたスイスの旅行を楽しんで欲しいと思います。

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ユーレイルグローバルパスのキャンペーンがスタート!9/15販売分まで/ Eurail Globalpass canpaign

さて今日から9月に入りまして、それなりの暑さは続いているもののちょっと秋っぽい雰囲気になってきた気はします。そんな今月ですが、15日までの販売分を対象に、ユーレイルグローバルパスの割引キャンペーンがスタートとなりました。
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このユーレイルグローバルパスは西はポルトガルやアイルランド、北はスウェーデンやフィンランド、東はポーランドやトルコ、そして南はイタリアやギリシャなど、イギリスを除くほぼヨーロッパ全域の28カ国等で利用できる「本家ユーレイルパス」とも言えるレイルパスで、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人料金とユース料金が、日数などに応じて10%程度から最大30%以上割引となるのです。

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フレキシータイプのパスや利用日数が長めのパスの方が割引も比較的大きくなりまして、例えば1等連続15日ですと通常¥83500が¥78600とそれほどの割引でもないですが、1等フレキシー5日の場合で通常¥65500が¥50300と25%程度、1等フレキシー15日なら¥128400が¥87500、また一番長い1等3ヶ月になると通常¥228200が¥159900と、30%ほどの大幅な割引になります。具体的な料金の詳細は下の料金表をご覧下さい。

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ただ今回キャンペーンは同行割引のセーバー料金は対象となりませんので、2人以上での利用の場合にはセーバー料金とよく金額を比較して決めていただくのがいいと思います。またこのキャンペーン料金のパスについては、料金が安くなっていることもあって、お求めになった後は変更やキャンセル等はできませんのでその点も注意しておく必要があるでしょう。

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なお今回のキャンペーンはあと2週間程度で9/15の販売分で終了となりますので、このグローバルパスのキャンペーン利用を予定の方はお早目のお求めが安心でしょう。なおパスは購入してから最大1年程度の間に利用すれば大丈夫ですので、もしお決まりであれば、今後の秋や年始年末などの旅行にもお使いになれます。

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ぜひこれからの秋冬シーズンのヨーロッパの列車旅に、こうしたキャンペーンをうまくご利用ください。

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スイス ユングフラウVIPパス 今シーズンも一番人気/ Jungfrau Vippass

(スイス関連チケットのお求めは、当社 スイスショップよりどうぞ)

さて夏のスイスアルプスで最もポピュラーな旅行先と言えばやはりユングフラウと言えるでしょう。
このユングフラウエリアを回るためのチケットとしては、通常のインターラーケンやグリンデルワルドからの乗車券、また3日から8日まで滞在日数に合わせて選べるユングフラウトラベルパス、そしてこの3日有効のユングフラウVIPパスとがあるのですが、やはり今年も一番利用する方が多いのは何と言ってもVIPパスです。その人気の理由はまず料金的に有利で、さらに有効範囲、有効日数のバランスがうまく取れているからでしょう。

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まずは料金(全て8月現在の料金です)ですが、ユングフラウVIPパスは3日有効¥25000で、これでユングフラウのトップ部分のユングフラウヨッホまでの利用が可能です。この金額は実はハイシーズン時期(6~8月)のインターラーケンやグリンデルワルドからの単純な往復料金よりも安いのです。今年から乗車券料金はシーズン分けされ、ハイシーズンの金額が上がったこともあるのですが、ハイシーズンの場合インターラーケンからの往復は¥28500、グリンデルワルドからは¥26000となり、単純に往復するだけでもVIPパスが料金的にオトクになるのです。

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またユングフラウトラベルパスについては3日料金を単純に見ると¥22000でVIPパスより安いのですが、ユングフラウヨッホへはプラス料金が別途必要でそれを加えるとVIPパスより高くなっていまいます。この料金的なアドバンテージは大きいでしょう。

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また人気の理由はその有効範囲が日本人の旅行にフィットしている点もあるでしょう。下がVIPパスの有効範囲ですが、ユングフラウヨッホの往復の他に、フィルストやメンリッヘン、ミューレン、シーニゲプラッテ、ハーダークルムの登山列車をほどよくカバーしています。ユングフラウトラベルパスの有効範囲よりは多少狭くなるのですが、1日はユングフラウヨッホへの往復に当てて、残りの2日(または1日)はそれ以外のスポットに何か所か行ってみるという感じで、旅程にフィットしていると言えるでしょう。

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また日数が3日というのもちょうど日本人の旅行パターンに合っているのでしょう。大体日本の方の旅行パターンとしてはインターラーケンに2泊してその後はツェルマット方面へといった感じで、大体このエリアに2泊程度するのが一般的と思います。となると、ユングフラウヨッホにも往復できて 最大で3日使えると言う点がちょうどピッタリと言えます。

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もちろん1週間などじっくり滞在する方には最大8日まで利用できるユングフラウトラベルパスもお勧めです。ハーフフェアカードやスイストラベルパスをお持ちの場合には乗車券やユングフラウトラベルパスには割引がありますので、むしろより安く利用できる場合もあります。旅程や所持しているパスなどに応じて最適なチケットを選んで旅行されるのがいいでしょう。

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今年の夏もそろそろ残り少なくなりましたが、10月中旬くらいまでは各登山鉄道も夏スケジュールで運行され、まだまだ楽しめますので、ぜひそれまでの時期にこのユングフラウ地方の美しい風景を満喫してほしいと思います。(なお今シーズンはユングフラウVIPパスとユングフラウトラベルパスの利用期間は10/21までとなります)
詳細情報は下の当社のHPまたはウェブショップよりご覧ください。

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