今シーズンのスイス ユングフラウ鉄道 おススメはやはりVIPパス!/ Swiss Jungfrau Vip pass

21 4月

(スイス関連チケットのお求めは、当社 スイスショップよりどうぞ)

今週はここ東京もすっかり夏のような天気となってきましたが、いよいよ夏のスイスの観光シーズンも近づいてきました。先週ご案内した氷河特急がパノラマ列車での看板列車とすれば、登山鉄道としての一番人気はやはりこのユングフラウ鉄道でしょう。

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この連休くらいからユングフラウを旅行する方も増えてきますが、今シーズンのユングフラウ鉄道の一番のトピックは、区間チケット料金が利用期間によって3段階の料金に分かれたことでしょう。区間料金に関しては、今までは12月には一度改定されるもののその後は通年固定となっていました。それが今年より、一番のピーク時期になる6~8月(ハイシーズン料金)、その前後の5月までと9~10月(ミッドシーズン料金)、そしてそれ以降(ローシーズン料金)、の3段階に料金が分かれ、料金的には去年までの通年料金が大体今年のミッドシーズン料金に相当し、ハイシーズン料金はそこから+10%程度となっています。下のように実際のこのハイシーズンにインターラーケンからユングフラウヨッホを往復した場合の金額は当社料金で¥29500となります。

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もともと高いことで知られるユングフラウ鉄道がさらに高くなってしまったという感じですが、ここでまさにおすすめなのがユングフラウVIPパスです。このユングフラウVIPパスはユングフラウヨッホも含めてユングフラウエリアで3日分利用できるパスですが、こちらは特に利用シーズンなどによる料金の改定などはなく、現時点での当社料金は¥25500となっています。つまりインターラーケンからユングフラウヨッホを単純に往復するだけであっても、この3日有効のVIPパスを利用したほうがお得なのです。VIPパスのエリアは下のようになりますのでご覧下さい。

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VIPパスは、ユングフラウヨッホはもちろん(なおクライネシャイデック⇔ユングフラウヨッホの往復は1回のみ利用可)、メンリッヘンやフィルストハーダークルムなどこのユングフラウエリアでさまざまに利用が可能です。1日観光でもユングフラウヨッホの行きや帰りに立ち寄ることもできますし、数日滞在するのであればさらに楽しめる範囲が広がります。

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また、スイストラベルパスなどのレイルパスを利用しますと区間チケット料金には割引(25%)がありますので、その場合区間チケット利用の方が多少料金的に有利になりますが、金額差はさほど大きくありませんし、スイストラベルパスはその割引利用の際にパスの日数もカウントする必要ありますので、トータルで見るとやはりこのVIPパスがお得でかつ便利と言えるでしょう。(なおスイスハーフフェアカードをお持ちの場合でしたら区間チケットは半額になりますので、区間チケット利用もいいと思います)

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なおもし4日以上ユングフラウエリアに滞在するのであれば、3日から最大8日まで有効のユングフラウトラベルパスの利用もおすすめです。VIPパスよりもバスなどより広いエリアで利用可能です。ただこのパスはユングフラウヨッホの往復については別途追加料金が必要となりますので、その分はプラスして考える必要があります。一応下がユングフラウトラベルパスの利用範囲になります。

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なお今シーズンはこのユングフラウVIPパス(ユングフラウトラベルパスも同じ)の利用期間は5/5~10/21となります。ぜひVIPパスなどを利用して、今年もお得にユングフラウの美しい風景と自然を満喫して欲しいと思います。詳細情報は当社のHPまたはウェブショップよりご覧ください。

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今年2018年もスイス氷河特急 まもなくシーズンイン 5/10~! / Swiss Glacier Express in 2018

14 4月

先週はスイスのバーゼルについてお書きしましたが、そろそろ今年もスイスのシーズンが近づいてきましたので、今回から何回か今年のスイスの鉄道や商品情報をご案内するようにいたします。まず最初はスイスの夏の列車旅行の代名詞とも言えるスイス氷河特急(氷河急行/Glacier Express)です。

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image:glacierexpress.ch

この氷河特急は、名峰マッターホルンのふもとのツェルマットと高級リゾートとして有名なサンモリッツの間を、ゆっくり8時間を車窓風景などを楽しむための観光列車で、これから夏にかけては列車によって満席になるほどの人気列車です。

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image:glacierexpress.ch

今シーズンはこの氷河特急は5/10からサマースケジュールに入り、本格的な運行がスタートとなりますが、今年の1つ目のトピックは、便数が片道あたり4便になることです。ツェルマットとサンモリッツ間をフルに運行するのは1日2便なのですが、その他に新しくツェルマット⇔クール間と、サンモリッツ⇔ブリーグ間で1便ずつが運行となります。全区間を乗る方ももちろん多いのですが、部分的に乗車する方もかなりいらっしゃいますので、これで利用区間によってある程度住み分けができて、より利用しやすくなるように思います。スケジュールは当社HPより下に貼付しましたのでご参照下さい。

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また今シーズンの氷河特急のもう1つのトピックは、利用日によって座席予約料金が2段階になることです。今までもウィンターシーズンとサマーシーズンでは料金が分かれていましたが、今年はさらにそのサマーシーズン(5/10~10/14)の中でもトップシーズンにあたる6/16~9/16乗車分については座席予約料が高めになります。乗車の際には利用時期にも気を留めた方がいいかもしれません。ただこれで利用者が真夏の時期に集中し過ぎるのを和らげて、座席が取りやすくなる効果はあるように思います。

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なお料金という点では、昨年からこの氷河特急は、スイストラベルパスと同様に、セレクトパスなどのスイスで有効なユーレイルパスでも乗車券分が全てカバーされるようになり、座席予約料の追加のみで利用できるようになっています。特にスイスを含む2か国のユーレイルパスは、スイスのみの利用であってもスイストラベルパスよりも料金的に有利になることが多い(特に1等)ですので、氷河特急を含むスイス鉄道旅行をより安くということでしたら、ユーレイルパスでの利用もぜひお勧めです。

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なお車内は1等、2等とも、周囲の車窓風景が楽しめるようにルーフまでが窓となったパノラマ車両となっており、1等は通路を挟んで1+2の3列席、2等は2+2の4列席となっています。またこの列車の名物とも言えるのが車内でのコースランチです。単なるランチボックスなどではなく、前菜からメインそしてデザートのコースメニューとなっていて、これがお昼時になるとそれぞれの座席へサーブされます。さらにワインや食後のドリンクなどをプラスすれば、車窓を楽しみながらのゆったりしたランチタイムが過ごせます。

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こうした魅力満点の氷河特急ですが、お席は全て予約制で、予約は乗車日の3か月前頃にオープンとなります。夏の時期はもちろん早めの予約がお勧めですが、便や予約のタイミングによっては寸前でもお取りできることもあります。当社ではギリギリまでお受けしていますので、ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。ぜひ今シーズンもこの氷河特急でスイスの列車旅を満喫して欲しいと思います。

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ICEやTGVなどスイスきっての国際ジャンクション駅 バーゼルSBB駅/ Basel SBB station 

7 4月

今週から4月に入りましたが、今回は前回までのドイツからちょっと南下して、スイスの北端にあるスイスの主要都市のバーゼルにです。このバーゼルはスイスのビジネスの中心地の1つですが、同時に列車利用上の要衝でもあります。

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このバーゼルの中央駅にあたるのがバーゼルSBB駅です。この駅はチューリッヒやジュネーブなどスイス各地との間の列車はもちろん、ドイツ方面とのICE、フランス方面とのTGVも多く発着し、まさに国際的な鉄道のジャンクション駅と言えます。乗換などでも利用する機会が多く、鉄道駅としての重要さから言うとスイス内ではチューリッヒ中央駅より上かもしれません。(なお「SBB」は国鉄にあたるスイス連邦鉄道の略称になります)

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国内に関して言えば、バーゼルからはチューリッヒ、ルツェルン、ベルン、ローザンヌ、ジュネーブ、ザンクトガレン、インターラーケン、ブリーグなどまさにほぼスイス全方面との間の列車が発着しています。高速列車のICやICN、また多くのローカル列車などが頻繁に運行しています。

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またドイツとはフランクフルトやケルンさらにはベルリンとの間など数多くのICEが発着しています。バーゼルとドイツ各都市間は距離は結構長いものの平坦なため運行スピードも速く、意外に便利にアクセスができます。フランクフルトの空港駅との間のICEも多いなど、運行体系上はドイツと一体化していると言っていいでしょう。なおSBB駅から1駅北の国境を越えた場所にバーゼルのドイツ駅とも言えるバーセルBAD駅があります。ここにもICEは止まりますので利用する場合にはSBB駅とこのBAD駅は間違えないように気をつけてください。

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フランスのパリとの間には大体2時間に1本程度の間隔でTGVが運行しています。このスイスとフランス間のTGVはTGVリリアと名づけられていて、ハイクオリティなサービスも売りで、フランス内高速線を疾走してパリとの間をおよそ3時間で結びます。

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またフランスとの間ではストラスブールやミュールーズ方面のローカル列車も運行しています。TGVは普通にSBB駅のホームに発着しますが、これらのローカル列車はSBB駅と隣接したバーゼルSNCF駅での発着となっています。SBB駅とこのSNCF駅との間は、ジュネーブのTGVホームと同様に出入国審査ができる通路を通って行き来します。実質的には同じ駅ですが、乗る場所は少々離れていますのでちょっと注意です。なおSNCF駅は現在リニューアル工事が進められていて、今後はSBB駅との一体化が進められる予定です。

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またこのバーゼルにはさらにはイタリアのミラノとの間のECも乗り入れています。このルートは2016年末から新しくできたゴッタルドトンネルを通るようになってさらにぐっと便利になりました。また湖や山越えの車窓風景も楽しめます。

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スイス国内はもちろん周辺各国との間の国際的なハブ駅として乗換にも便利なのがこのバーゼルSBB駅です。駅内には多くのショップやレストランなどもありますので、ぜひこのバーゼルを経由してヨーロッパ各地の鉄道旅行を楽しんで欲しいと思います。

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ドイツ⇔スイス⇔イタリアの直行のECがペンドリーノ車両ETR610で運行中/ EC train Germany-Italy via Swiss!

24 3月

今回もドイツ関連の情報になりますが、昨年12月のスケジュール改正から、フランクフルトとイタリアのミラノを直結する国際列車ECが運行をスタートしています。途中スイスを越えて両国間を結んでいるのですが、これまでドイツとイタリアを結ぶ直通列車は夜行列車のみでしたので、昼間の列車の運行はなかなか画期的なことです。

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この新しいECは、車両に関してはご覧のようにイタリアのETR610というペンドリーノ車両(車体傾斜機能付車両)を使用しています。この車両は最高速度250キロを出しつつも、山沿いでカーブの多いルートでも車体を傾けて早く走ることが可能で、こうしたスイスのような山の多い区間でその威力を発揮するというわけです。この車両がドイツに乗り入れるのは初めてで、こうしてフランクフルトの駅でICEなどと混じって見かけるとなかなか新鮮です。

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山岳路を早く走れるとは言ってもフランクフルトとミラノ間はもともとかなりの距離がありますので、トータルの所要時間としては7時間半くらいの所要時間となります。通しで乗るにはやや長めの所要時間ですが、途中のスイス内ではルツェルン湖やルガーノ湖などの湖の景色や切り立ったアルプスの山々などなかなかの車窓風景を楽しませてくれます。また2016年に開通した新ゴッタルトトンネルも通るのも話題性があります。

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この列車は全区間を通しで利用するのももちろんですが、ドイツ内では途中でマンハイムやカールスルーエ、フライブルクなどの各都市にも停車しますので、ドイツの南部あたりとスイス南部やイタリアとの間で利用するのにも便利だと思います。ドイツとイタリアの間を移動しながらスイスの景色も楽しめる、なかなかお勧めの列車ですので、今後ぜひご利用ください。

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2018年のレイルパス料金の変動は?/ Railpass fares on 2018

13 1月

新年あけましておめでとうございます。2018年ももうスタートとして2週間近くになりましたが、今年も当ブログではヨーロッパの列車などに関する情報をお伝えしていくつもりですので、ぜひ引き続きご覧いただければと思います。
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さて毎年ユーレイルなど各種のレイルパスは、通常この1月に料金や商品内容等が改定されますが、今年特に大きく料金が変更となったのはユーレイルの1か国パスです。このユーレイル1か国パスには、イギリス(ブリットレイルパス)、ドイツ(ジャーマンレイルパス)、スイス(スイストラベルパス)を除いた、フランス、イタリア、オーストリアなどの各国のパス該当し、利用国に応じて6段階の料金レベルが設定されています。当然大きい国や列車網が発達している国、西ヨーロッパの国などは高い方の料金レベルになるわけです。

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その料金レベルが、今年は国によってかなり入れ替えられ、このため料金が大きく変動となりました。ベネルクス、フィンランドなどは昨年が3番目のレベルだったのが4番目に、チェコ、スロバキア、ブルガリアなどについては5番目だったのが一番安い6番目となり、それぞれかなり値下がり(ベネルクスなどは15~20%程度、チェコなどは30%程度)となりました。人気の国も多いですのでこれらの国に旅行される方には朗報といえるでしょう。一方でフランスとルーマニアについては料金レベルが上げられ(フランスは3番目→2番目、ルーマニアは6番目→5番目)、値上がり(15~20%程度)となっています。また料金レベルは同じでも今年は5日や8日など日数の長いものは全般的に料金が安くなっています。

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またこれ以外でも、ジャーマンレイルパスやスイストラベルパス関連はそこそこの値上がりとなっています。また一方でブリットレイルパスなどイギリス関連のパスは多少の値下がりとなっています。ユーレイルのグローバルパスやセレクトパスについては日数やクラスなどでまちまちとなっています。全体的な詳細の料金情報はこちらの 料金表 でもご確認ください。

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このように今年はパス料金の変動がありましたが、こうした中で最適のレイルパスをうまく利用して、お得で便利な列車旅行を今年も皆さんに楽しんでいただきたいと思います。

ところでこの正月期間に自分自身もヨーロッパをある程度周遊してきましたので、次回以降そのトピックを何回かご案内していきたいと思います。

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今年もありがとうございました/ Have happy new year

29 12月

さて何回かにわたって来年の商品情報を伝えてきましたが、いよいよ2017年も残り数日となりました。今年も当ブログをお読みいただいてありがとうございました。

来年に関してはさしあたり、新商品としてユーレイルチェコ+ポーランドパス、ユーレイルセルビアパス、ユーレイルトルコパスが新しく販売スタートとなります。また、パスや区間などの料金は全般的に若干(2%程度)の値上がりとなりますが、フランスパス(15%程度)や、スイストラベルパス関連とジャーマンレイルパス(5%程度)はやや上げ幅が大きめとなり、その一方でベネルクスやフィンランド、またチェコなど中欧の一部の1か国パス(15~25%程度)やイギリスのブリットレイル関連パス(3%程度)の値下がりとなります。どうぞ来年のご旅行の参考にしてください。

さて今年もこのブログではいろいろなヨーロッパの列車関連の情報をお伝えしてきたつもりですが、皆様のお役に立てたでしょうか? 来年もよりためになる情報を書いていくように頑張りますので、ぜひ引き続きご覧いただければと思います。なお当社は本日で今年の営業を終了し、来年8日まで年末年始休業となります。新年の営業は連休明けの9日からになりますのでご承知おきください。

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では本年もありがとうございました。皆様どうぞよいお年をお迎えください。

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楽しいクリスマスを!/Have happy Christmas!!

22 12月

今週は明日が祝日のため、本ブログもお休みとさせていただきます。
皆さま、どうぞ楽しいクリスマスを!

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2018商品情報 : スイス ゴルナーグラート鉄道とツェルマットピークパスが利用時期による3段階料金に! /Gornergrat & Zermatt peakpass

16 12月

いよいよ12月も後半に入って、2017年も残り2週間となりました。寒い日が続いて少々しんどいところですが、また今回も来年の商品情報をお伝えします。

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さてゴルナーグラート鉄道といえばマッターホルンのふもとのツェルマットと展望スポットとして有名なゴルナーグラートの間を結ぶスイスの人気登山鉄道の1つですが、このゴルナーグラート鉄道が2018シーズンより、今まで通年同じだった乗車料金の設定が変更となり、利用時期に応じた3段階の料金となります。

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もちろん観光客が集中する夏の時期が高くなるのですが、シーズン分けとしては、実際の利用日を基準に、今から4月までがロー料金、5~6月と9~10月がミッド料金、7~8月がハイ料金となります。料金的には従来の料金がほぼそのままミッド料金となり、これと比較してロー料金はおよそ20%ほど安くなりハイ料金は15%程度高くなります。

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また同様に、ゴルナーグラート鉄道に加えマッターホルングレイシャーパラダイス(クラインマッターホルン)へのゴンドラやロートホルンなどへの区間など、このツェルマットエリアの登山鉄道や山岳交通機関が全体的に利用できるツェルマットピークパスも利用シーズンに応じた3段階の料金となります。こちらはミッド料金から見て、ロー料金は約15%安くハイ料金は10%ほど高くなります。

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来シーズンのゴルナーグラート鉄道やツェルマットピークパスの利用については、乗車日に留意して決めるのがよさそうです。冬のスキー客を除いて、観光のお客さんはどうしても夏に集中しますが、混雑を避けてより料金の安いミッドシーズンやローシーズンにあえて旅行するのも賢い選択かもしれません。

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TGVリリアが12月より、1等ビジネス+1等スタンダード+2等の3クラス制へ! / TGV Lyria 3classes

11 11月

11月も中旬に入って秋も深まってきましたが、12/10からのウィンタースケジュールより、パリ⇔ジュネーブなどフランスとスイスを結ぶ国際間TGVのTGVリリアが、現在の通常1等と2等の2クラス制から、1等ビジネス(ビジネスプレミア)、1等スタンダード(スタンダードプレミア)と、2等(スタンダード)の3クラス制を導入します。

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image : tgv-lyria.com

新しいクラス分けのポイントは現在の1等が、食事などのサービス付きの1等ビジネスと、座席利用のみの1等スタンダードに分かれる点です。現在の1等には食事やドリンク、新聞などのサービスついているのですが、それがそのままつくのが1等ビジネスで、それらをなくしてシンプルに席の利用のみとし、料金を下げたのが1等スタンダードとなるわけです。もちろん、特にそうしたサービスのつかない1等スタンダードと、2等に関してもドリンク等の車内販売等はありますし、バー車両に行けば食事もとることができます。また

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また、料金タイプとしては、1等ビジネスはノーマル料金にあたるフルフレックスタイプ(変更等可能)のみとなり、1等スタンダードにはフルフレックスタイプと、変更等が一部可能で料金が割安になるセミフレックスタイプの2タイプが設定され、そして2等ではこうしたフルフレックスタイプ、セミフレックスタイプに加え、料金重視で変更等一切不可のノンフレックスタイプの3タイプから選ぶことができるようになっています。フルフレックス以外は、便の空席状況や予約のタイミング等で料金の変動があります。

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なお、パリとローザンヌそしてベルンを結ぶ便には1等ビジネスの設定はなく、1等スタンダードと2等のみの利用となります。またユーレイルパスを利用の場合、1等は1等スタンダードの方を利用することとなります。利用の際はご注意ください。

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いずれにしても来月10日より、「Travel without compromise」のキャッチコピーにもあるように TGVリリアの選択の幅が広がり、より快適な移動が楽しめるようになります。クリスマスシーズンや年末年始時期など今後のスイスとフランス間の移動には、 このTGVリリアがぜひおすすめです!!

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このTGVリリアの新しい3クラス制の詳細情報はこちらのTGVリリアの公式HPもご参照ください。

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今年もユーレイルパスの20%オフキャンペーンが今月からスタート!/Eurail passes campaign

7 10月

今週から10月に入りましたが、前回ご案内したジャーマンレイルパスのキャンペーンと合わせて、今月からユーレイル関連パスの20%割引キャンペーンもスタートしました。
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このキャンペーンは、昨シーズンも実施されましたが、ユーレイルグローバルパス、セレクトパス(2/3/4か国)、各国の国別パスといった全てのユーレイルの関連パスを対象に、今月から年末の12月末までの購入分について、通常料金から20%オフのキャンペーン料金でお求めになれるというものです。ユーレイルのパスにはセーバー料金やユース料金といった割引料金の設定がありますが、それもこのキャンペーンの対象となり、ダブルで安くなりますので、かなりのおトク感があると思います。

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例えばグローバルパスの1等連続15日の場合、今月は通常¥85500ですが、キャンペーン利用の場合は¥68400と一気に安くなります。またセレクトパスですと、売れ筋の3か国セーバー(同行割引)5日で¥48100(ハイ料金)が¥38500になりますし、国別パスですと例えば人気のイタリアパスの2等セーバー3日¥19800が¥15900となります。いずれもなかなか魅力的な割引となっています。

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なお今回のキャンペーンは、購入の期限は12月末までですが、パスは発券日から11か月後まで利用が可能ですので、既にお決まりであれば来年以降の利用にも可能です。ただキャンペーン料金のため、購入後は変更やキャンセル、払戻しなどはできませんので、いずれにしても確実に旅行をすることが決まってからお求めになった方がいいでしょう。

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これからの秋冬のシーズンは、気候などの関係で夏に比べるとどうしてもヨーロッパ旅行の方は少なくなりますが、このヨーロッパも紅葉やクリスマスのイルミネーションなどしっとりしたさまざまな魅力があります。これからのヨーロッパ旅行をお考えの方はぜひこのキャンペーンを利用して、お得に列車周遊を楽しんで下さい!

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