ナイトジェットのアムステルダム/チューリッヒ便が12月から運行開始/ Nightjet Amsterdam-Zuerich from Winter

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

前にご案内したパリ/ウィーン便に加えて、来月12月のウィンタースケジュール期間から、夜行列車ナイトジェットのアムステルダム/チューリッヒ便が運行スタートすることとなりました。

NJ

ナイトジェットは、以前のシティナイトラインの路線などを引き継いで2016年に新たに運行をスタートした夜行列車で、それ以来徐々に運行区間の拡大を続け、今年に入ってからは5月にアムステルダム/ミュンヘン/ウィーン便が運行を開始し、そして12月からはパリ/ウィーン便とこのアムステルダム/チューリッヒ便も運行をスタートすることとなりました。なおパリ/ウィーン便は週3便ですが、このアムステルダム/チューリッヒ便はデイリー(毎日)の運行になります。

NJZRHAMS
image: nightjet.com

上がそのスケジュールとなりますが、見てみるとなかなかゆっくりできる時間帯になってるかと思います。またアムステルダムとチューリッヒ間はもちろんですが、そのルート上のバーゼルやユトレヒト発着での利用もできますし、時間帯的にはチューリッヒやバーゼルとドイツのケルンを結ぶ列車としても使えるようになっています。オランダとスイス間にはもちろん、ドイツ北部とスイスまたはオランダとドイツ南部といった区間の移動にも対応可能ですので、わりと幅広く利用できる夜行列車かと思います。

NJ BED

ナイトジェットは区間にもよりますが、プライバシーと設備重視のデラックス個室寝台(1~3人で使用)からベーシックに利用できる座席車まで、その時の旅行コンセプトや人数また予算などに応じて、利用カテゴリーを選ぶことができます。また車内では簡単な食事も取ることは可能ですし、個室寝台利用の場合は朝食のサービスもついています。

NJ FRUSTUCK

また前もお伝えしたように、来年2022年末までの予定でナイトジェットには、より快適で、プライバシー性を重視した新型の個室寝台やカプセルタイプのクシェット(簡易寝台)も導入される予定となっています。

NJ NEW
image: nightjet.com

また今後普通にヨーロッパ旅行ができるようになったら、ぜひこのナイトジェットで便利で快適なヨーロッパの夜行列車旅を楽しんで欲しいと思います。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ベルリン/ケルンのICEが12月からノンストップ最短3時間台で運転開始/ New ICE-Sprinter Berlin/Koeln

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

お伝えしているようにヨーロッパでは12/12からの冬スケジュールに切り替え時に今年も多くのダイヤ改正が行われますが、前回のチューリッヒ/ミュンヘンに続いて、新たにスピードアップが行われるのがベルリン/ケルン間です。

BER ICE

首都ベルリンとライン地方の中心都市ケルンを結ぶ主要路線として、この区間にはドイツの高速列車ICEが多く運行しており、現在は速い便でも大体所要時間が4時間半くらいなのですが、この12月からは快速版ICEのICEスプリンターが運転を開始し、最速の便では4時間を切る3時間台で運行するようになります。

CGN-BER
image: www.bahn.de

上に貼ったのが、DB(ドイツ鉄道)のHPから切り取ったこの区間の便の、冬スケジュールからのスケジュールのサンプルになります。このICEはもともとボン発でケルンを経由してベルリンに向かいますが、ケルンの中央駅(HBF)を6:18に出てからベルリンのSpandau駅に着くまではノンストップで、終着のベルリン中央駅(HBF)には3時間54分後の10:12の到着となります。このルートのICEは通常は途中のハノーバーなどに停車するのですが、途中停車駅をなくしたこともあって、大幅な所要時間の短縮が可能となっています。やはり3時間台になればイメージ的にもぐっと近くなり、今後利用する人がさらに増えてくるでしょう。

ICE CGN

なおこうしたICEの車両には現在、最高運転速度320KPHを誇るフラッグシップのICE3と、エコ仕様でオールラウンダーのICE4が主に使用されています。どちらにしても車内の快適さには問題がありませんし、WIFIも装備され、食堂車(bord restaurant)も連結されています。ゆったりしたシートでは仕事をしたり食事をしたりと車内の時間を有効に使うことができます。

ICE inside

ようやくコロナ流行も世界的に落ち着いてきており、今後近日中にはヨーロッパへの通常の渡航が可能になりそうです。その際ドイツを旅行される場合はさらに便利になるこうしたICEもぜひ利用して欲しいと思います

ice4fra

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

チューリッヒ/ミュンヘン間のECが12月からスピードアップされ3時間半で運行!/ Zuerich-Munich EC(EEC)

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

ヨーロッパでは、コロナ流行の影響などで予定通りに行かない区間も多いものの、12/12からの冬スケジュール期間への切り替え時にまたさまざまなダイヤ改正が行われます。前回ご案内したナイトジェットのパリ/ウィーン間の運転開始もそうですが、続いての大きなニュースがこのスイスのチューリッヒとドイツのミュンヘン間を走るEC(EEC)のスピードアップになります。

MUC

この区間のECはスイスとドイツの主要都市を結び、観光にもビジネスにも利用の多い人気の列車です。昨年まではずっと従来の客車タイプの車両での運転でしたが、昨年12月にドイツ区間での電化や路線改良に伴って新たに電車タイプのETR610による運行となり、その前より40分短い約4時間での運転となっていました。それが今年の12月からはスイス内の改良も終了し、さらに30分スピードアップされてほぼ3時間半で両都市間を結ぶようになります。下がDB(ドイツ鉄道)から切り抜いたスケジュールのサンプルになります。

zrhmuc
image: www.bahn.de

ルートはオーストリアを含めた3か国にまたがり、途中スイスのチューリッヒ空港やザンクトガレン、オーストリアのブレゲンツ、ドイツのリンダウなどを経由していきます。また便数的には当面現在と同様の各6便の運行が予定されています。チューリッヒ/ミュンヘン間ももちろんですが、さらにチューリッヒ空港からスイス東部や各地への移動、ミュンヘンとドイツ南部やオーストリアなどとの移動にも便利に利用できます。

ETR610 fra

運行車両はフランクフルト/チューリッヒ/ミラノ間やジュネーブ/ミラノ間などでも使用されているETR610ですので、車内の快適さも定評があります。もちろん1等と2等が連結され、食堂車(bord restaurant)も用意されています。(画像は現在運行しているフランクフルト/ミラノ間のものになります)

ETR610

なおリンダウは、以前はボーデン湖の島内の旧市街にある中央駅の発着で、ベネチアのように列車が橋の上を走って島内に入り、車窓からボーデン湖の風景が楽しめたのですが、昨年の路線改良の際に陸側に新駅のReutin駅ができて、以来このECもReutin駅発着となっています。(旧中央駅もInsel駅に改称) 車窓の楽しみが少し減ってはしまいましたが、それもあって大幅なスピードアップが可能となりぐっと便利になったと言えるでしょう。

lindau

今後コロナ明けでヨーロッパへの通常の渡航が可能となり、スイスとドイツを旅行される場合は、さらに便利になるこのECもぜひ利用して欲しいと思います。ただ直近での利用の際は、ドイツではFFPマスクの着用がマストでまた各国の入国には特別ルールがあるなどいろいろな制約がありますので、よく確認されるのがベターでしょう。
なおこれ以外にも多くの区間で12月からスケジュール改正などがありますので、また今後このブログにて情報をご案内していきたいと思います。

ZRH

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

12月より夜行列車ナイトジェットがパリ⇔ウィーン間の運転開始/Nightjet runs to Paris from Dec

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

日本でもヨーロッパでもワクチンの普及などもあってようやくコロナの流行は収束に向かってきましたが、そんな中で今週ナイトジェットのパリ/ウィーン間の運転開始が発表されました。

NJ mil

ナイトジェットは、2016年に以前のシティナイトラインなどの路線を引き継いでスタートした夜行列車で、現在オーストリアを中心にドイツ、スイス、イタリアなどの国際区間も結んでおり、12/13のウィンタースケジュール期間からはパリ/ウィーン間も運行することとなります。

NJ SLP

スケジュールは下のようになっており、当面の運行はそれぞれ週3便となります。距離が長いため所要時間もそれなりに長めにはなりますが、夜に乗車し寝ている間に移動して朝に到着となりますので利便性も高いですし、パリとウィーンというヨーロッパの2大人気都市を乗り換えなしで結びますから、かなりの人気路線になるように思います。

NJ PAR-VIE
image: nightjet.com

もちろん車内では簡単な食事も取ることは可能ですし、利用クラスによっては料金に朝食も含まれます。なおパリの駅はストラスブールやミュンヘン方面への列車が発着する東駅(Est)で、スケジュール的にパリとミュンヘン間の夜行移動にも利用可能となっています。

NJ DINNER

ちなみにこのパリ/ウィーン間には2007年に廃止(運行短縮)されるまで「オリエントエクスプレス」という夜行列車(豪華列車のオリエント急行とは別)が走っていて、それから見ると14年ぶりの復活と言えます。ヨーロッパの夜行列車は少し前まで、昼間の高速列車やLCCエアラインまた格安長距離バスなどに押され、全般的に運行を縮小させてきましたが、ここ数年来は環境意識の高まりとともに「グリーン」な移動手段として徐々に復活を見せてきています。その流れに乗ってナイトジェットも昨年からネットワークを拡げており、今回のパリ/ウィーン便に続いて、今年末か来年初頭にはチューリッヒ/アムステルダム便の運行開始も予定されています。

NJ-Sleeper
image: nightjet.com

また今後このナイトジェットには来年2022年中に、より快適な個室寝台やカプセルタイプのクシェット(簡易寝台)を備えた新型車両も導入される予定となっています。来年以降になるかもしれませんがコロナも明けてまた普通にヨーロッパ旅行ができるようになったら、ぜひこのナイトジェットで便利で快適なヨーロッパの夜行列車旅を楽しんで欲しいと思います。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ヨーロッパ内の国際列車や観光列車などの運行が徐々に再開中/European trains & services resuming

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

ワクチン普及のおかげか、または夏を迎えて気温も上がってきたせいか、ヨーロッパでは(日本でもそうですが)、ほぼどの国でもコロナ感染が収まる方向になってきました。新規陽性者数は多くの国で、大体ピーク時の10%程度で落ち着いている感じです。こうした状況もあって、直近の夏の旅行シーズンに向け、徐々にヨーロッパの各鉄道会社も、今までかなり制限されてきた国際列車や観光列車の運行や各種サービスなどを再開させてきています。

ERS

例えば前回にも書きましたように先月の24日からオーストリアを中心に、ドイツ、スイス、イタリアなどを結んでいる国際夜行列車のナイトジェットも各区間での運転を再開しています。あわせて新路線のアムステルダム便も運行を開始しました。

NJ mil

またロンドン/パリ間では片道1便(1往復)のみの運行が続けられてきたユーロスターも、ようやく先日増便され、まだ少ないものの1日2便での運転となっています。なおユーロスターは急激な売上減少から一時資金面の問題も心配されていましたが、それも先月にファイナンスの話がまとまり、当面の運行には支障がなくなっています。またタリスも徐々に増便され、現時点ではパリ/ブリュッセルで、1日片道あたり6便程度、パリ/アムステルダムで4便程度が運行されるようになっています。

Thalys

また観光関連の列車では、今週よりスイスでの飲食に関する制限の緩和に伴い、氷河特急の最上級クラスのエクセレンスクラスも営業を再開しました。またフランスでは、数年前に一時廃止となった、パリとニースを結ぶ夜行列車も5月下旬に運行を開始しています。これは最近の環境意識の高まりによるところもあり、運行初日にはフランスの首相が乗車したことでも話題になりました。以前はル・トランブルーという由緒ある人気列車(日本のブルートレインのモデルとなった)として運行していましたので、今後また夜行列車の利用がメジャーになることに期待したいところです。

nice

世界的に感染が収束に向かって、徐々にコロナ明けも見えてきました。今後また日本とヨーロッパとの一般的な渡航が再開されたら、ぜひこうした列車を利用して旅行を楽しんで欲しいと思います。

ERS LON

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

国際夜行列車ナイトジェットが5月24日から運行再開!アムステルダムにも乗り入れ開始!! /Nightjet Amsterdam

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

日本でもワクチン接種が先週くらいから急速に進んできましたが、もともと感染の度合いが厳しかったヨーロッパでは既にワクチンがかなり普及し、そのかいあってか、ようやく大体どの国でも感染が収まる方向になってきました。これもあって、ヨーロッパの各鉄道会社もこれからの夏の旅行シーズンに向け、徐々に列車運行や各種のサービスを再開してきています。そして今週の5/24からオーストリアを中心に運行する夜行列車のナイトジェットの国際便もようやく各区間での運転を再開しています。

NJ

ナイトジェットは、オーストリアを中心にドイツ、スイス、イタリアなどの国際区間を結んでいて、ウィーン/チューリッヒやミュンヘン/ローマなど多くの人気路線がありますが、この5月から新たに加わったのがオランダのアムステルダムとミュンヘンやウィーンをそれぞれ結ぶ便です。(ミュンヘン発着便はインスブルックが出発/終着駅になります) もともとはもっと早めの予定でしたが、コロナの影響で先送りとなって、ようやく今月からの運行開始となりました。

AMS

ミュンヘン便もウィーン便もデイリーでの運行で、アムステルダムと途中のニュールンベルク間は併結されての運行となります。所要時間はウィーン便ではやや長めになるものの、いずれも夜に乗車して寝ている間に移動し朝に到着しますので、特に大きな時間のムダということもなく、効率的に移動できるといえるでしょう。車内の寝台設備は快適ですし、簡単な食事などを取ることも可能です。

NJ INSIDE

NJ DINNER

ヨーロッパの夜行列車は数年前までは、スピードアップされる昼間の高速列車や、拡大を続けるLCCエアラインや格安長距離バスなどに押され、その運行区間や便数を縮小してきましたが、ここ数年環境意識の高まりとともに、地球に優しい移動手段として、徐々に復活を見せてきています。その流れもあって、ナイトジェットも、昨年にはブリュッセル便、そして今年はこのアムステルダム便と、その運行ネットワークを拡げてきています。

obbnj image: nightjet.com

また今後、このナイトジェットには来年2022年中には、より快適な個室寝台やカプセルタイプのクシェット(簡易寝台)などが特徴的な新型車両も導入される予定となっています。コロナ明けとなったら、ぜひこのナイトジェットで、便利で快適なヨーロッパの夜行列車旅を楽しみたいと思います。

NJ-Sleeper
image: nightjet.com

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

夜行列車ナイトジェットの新型車両が2022年中にデビュー予定 / Nightjet new fleet

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

ヨーロッパでも日本でも変わらずコロナ問題が続いていますが、日本ではどうやら低位安定の状態になり、ヨーロッパでも域内最多だったイギリスでは新規感染がぐっとおさまるなど、春を迎えてある程度収束の兆しも見えてきています。そうした中、オーストリアを中心にヨーロッパ各国を運行する夜行列車のナイトジェットの新型車両のエクステリアが先月末に公開されました。

obbnj image: nightjet.com

彼ら自身のHPで’ultra-modern design’と表現しているように、この新型車両の内外装は今までのヨーロッパの夜行用車両と一線を画したモダンなデザインとなっています。ドイツのICEなども担当するジーメンス(Siemens)がこの製造を進めており、これまで培われてきた最新のデザインや性能がようやく寝台車両にも投入されるということなのでしょう。

NJ-Minisuite
image: nightjet.com

ここで一番目を引くのは、上下2段になった新しいカプセルタイプの寝台のミニスイート(mini-suite)です。これはクシェットのカテゴリーに入りますが、これなら料金重視の場合でも、従来の相部屋利用前提の6人用クシェットなどでは望めなかったプライバシーが確保され、利用客の裾野を広げられるように思います。(日本のカプセルホテルからインスパイアされたのかもしれませんね)

NJ-couch4
image: nightjet.com

また従来からのグループ向けの4人部屋のクシェットや、1人か2人で個室として使用する寝台コンパートメントも現在と比べてぐっとモダンで未来的なデザインとなっています。なおこの新型車両では1~2人用の個室寝台はいずれも洗面台に加えトイレ&シャワー付となるようです。ちなみにクシェット(ミニスイートももちろん)には室内にはそうした設備はありませんので、車両内の共用の洗面台やトイレを利用することになります。

NJ-Sleeper
image: nightjet.com

この新型車両は来年2022年中(年末頃)にデビューの予定となっています。ヨーロッパの常として多少時期的には遅れる可能性もありますが、いずれにしてもさすがにその頃にはこのコロナの問題も収まっているでしょう。新登場の暁には今まで以上に快適で便利なヨーロッパの列車旅が楽しめるようになると思います。

NJ mil

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ヨーロッパの各種レイルパスがほぼEチケット対応となりました!/ European railpasses now ‘E-ticketable’

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

3月に入って陽射しも日に日に暖かくなってきました。一進一退はあるものの日本でもヨーロッパを含む海外でも徐々にコロナの状況も改善を見せてきていて、春以降の海外旅行への期待も高まりつつありますが、そんな間に各種ユーレイルパスなどヨーロッパのレイルパスはほぼEチケットでの利用が可能となっています。
eurail new
今までユーロスターやTGVなど区間チケットに関しては列車や国ごとに、従来の紙チケットからEチケット化が進展してきていましたが、レイルパスに関しては区間を自由に使えることや車内等でのチェックなどの点から余りEチケット対応が進んできませんでした。それが昨年くらいからスイストラベルパスやイギリスの各種ブリットレイルパスを初めとして各パスのEチケット化が進み、現在ではグローバルパスや国別パスなどの各種ユーレイルパスを含め、ほぼ全てのレイルパスがEチケットでの利用ができるようになりました。

britlogo sma

パスのフォーマットについては、単純にPDF化されたEチケットタイプのものもありますし、モバイルパスといった名称でアプリ上で表示させるものなど、パスの種類によって異なっています。また有効日が固定される連続タイプのパスは余り問題ありませんが、一定期間中に利用日を選んで利用するフレキシータイプのパスは日にちの選択には注意です。

brp-m
image: britrail.net

こうしたEチケット化により、パスを旅行中になくした、または持ってくるのを忘れたといったこともなくなりますので、その点も利用者には便利と言えるでしょう。一方で旅行中にスマートフォン(またはタブレット等)をなくしてしまったり、またはバッテリー切れや電波が届かなくなるといった事態なども当然あり得ますので、紙でも印刷しておくなどその時の対処法もパスの種類に応じてよく確認しておくことも安心につながるでしょう。

egp-m
image: eurail.com

もちろん従来からの紙タイプのレイルパスも合わせて販売が続けられますし、一部のパスや料金タイプによっては紙タイプのフォーマットのみの場合もあります。いずれにしても利用の際は希望に合わせて選んでいただくのがいいでしょう。ぜひこのコロナ明けのヨーロッパ旅行にはレイルパスで列車を使って旅行を楽しんで欲しいと思います。

Polish EC

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

新年おめでとうございます/ Happy new year 2021

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

当社では先週の8日より本年2021年の営業を開始いたしました。直近で日本では緊急事態宣言が出され、ヨーロッパでも感染が収まらないなど、引き続き今後の展望ができない状況ではありますが、ワクチンの投与なども始まっていますので、早めのヨーロッパ旅行の再開に期待していきたいと思います。なおこうした状況でもありますので、当面来月中までこのブログも隔週での更新にしますのでご了承ください。

ぜひ今年も当ブログをご覧になって、ヨーロッパの列車旅に関心を持ち続けていただければと思います。

bernina

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

今年もありがとうございました – 2021年もよろしくお願いいたします!/ Look forward to see in 2021

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

当社の2020年の営業は本日までとなります。今年はとりわけ旅行業にとって過去にない厳しい年となりました。今後のコロナ感染と旅行産業の状況についてはまだ全く展望が見えませんが、当社も希望をもって来年に望みたいと思います。今年も当ブログをご覧頂いた方々にはありがとうございました。来年もぜひ当社ユーリンクと当ブログをよろしくお願いいたします。(なお新年の当社の営業は8日からになります)
よいお年をお迎え下さい!

OSL

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで