ヨーロッパでの列車利用は少なくとも今月末まで難しい状況に。。 /European trains impacted by virus problem

(ヨーロッパの列車チケットについては当社HPよりお求め下さい)

引き続き新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、残念ながら日本から海外へ旅行する方は現在ほぼいらっしゃらない状況となっていますが、その日本以上に状況が深刻なヨーロッパ各国ではもちろん列車の運行にも大きな影響が出ています。

ROM TER

イタリアをはじめスペインやフランスでは外出の禁止など移動の制限が行われ、TGVなどの高速列車も一応運行自体はあるものの、最低限の一部のみでの運行となっています。またそれ以外のドイツやイギリスなどの国々でも、列車の運行は続けれられていますが、概ね通常よりもかなり減便され、また正当な理由がない利用は原則としてできなくなっています。また各国間の国際列車に関してはユーロスターなども含め、ごく一部の便での運行かまたはほぼ全面的に運休となっております。

ICE FRA

いずれの国や区間でも4月末頃までは少なくともこうした運行状況が続く予定となっていて、5月以降の運行についてはまた今月中に見通しが出されるかと思います。今後の連休時期や夏頃のヨーロッパの旅行については、そのアナウンスなどを確認してプランニングしていただくのがいいと思います。なおユーレイルのHPには旅行者向けの各国の運行の情報も載っていますので参考になると思います。

LON SP

ぜひこのウイルス騒ぎが収まった後にはまたヨーロッパの列車旅行を楽しんで欲しいと思います。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

各種ユーレイルパス割引キャンペーン中 今月末まで10~15%オフ/ Eurailpass campaign March 2020

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクHPまたはウェブショップ)よりお求め下さい

今月は新型コロナウィルスの影響で海外旅行のお客様もかなり少なくなっていますが、そんな3月中の購入を対象とした、各種ユーレイルパスの割引キャンペーンがスタートとなっています。
eurail new
今回のキャンペーンは内容的には、グローバルパスと各国の国別パス(一部を除く)について、一律で1等に関しては15%、2等については10%割引となるもので、通常の大人料金だけでなく、ユースやシニア料金などの割引料金にも適用となります。1等と2等で割引率に差がありますので、1等ですとより有利ですし、シニアなどの方はダブルでお得と言えます。

lyria

例えばグローバルパスの一番ベーシックな4日の場合、当社の通常料金で現在1等大人¥43300のところが¥36900(2等4日は¥32500が¥29300)になりますし、また国別パスですと、例えばオーストリアの1等3日で¥25900が¥22100(2等3日は¥19400が¥17500)となるなど、かなりのお得感と言えるでしょう。

ICN

なお今回のキャンペーンは今月末までの購入分が対象となりますが、ただスカンジナビアパス、デンマークパス、スウェーデンパス、フィンランドパス、ノルウェーパスといった北欧のパスはキャンペーンの対象外となります。またフランスパスについても1日/2日/7日料金には適用となりませんので、利用の際はよくご確認ください。加えて、このキャンペーンは、ユーレイル関連のパス(ユーレイルの名前が付くパス)が対象のため、スイストラベルパスやドイツのジャーマンレイルパス、またイギリスの各種ブリットレイルパスなどには割引はありません。(ブリットレイルパスについては別の15%割引キャンペーンが今月末まで実施されます)

CPH

またキャンペーン商品のため、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行が決まってからのお求めが安心かと思います。ただパスは発券日から最大で12ヶ月程度後まで利用可能ですので、今後のゴールデンウィークやさらに夏休みなどのご旅行に使うことも可能です。

ICE FRA

現在海外旅行はこうした状況ではありますが、ぜひ今回のキャンペーンをうまく利用してヨーロッパ旅行をお得に楽しんで欲しいと思います。

LON SP

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ユーロスターのアムステルダム⇒ロンドン便がついに4/30から運行スタート/ Eurostar Amsterdam to London

(ユーロスターについては当社ユーリンクよりお求め下さい)

ユーロトンネルを通ってイギリスとフランスやベルギーを結ぶ人気のユーロスターですが、延期されてきたオランダのアムステルダムからロンドンへの便がついに4/30より運行を開始することとなりました。

ERS

ロンドンからアムステルダム行きのユーロスターの運行は2018年にスタートしていたのですが、その一方アムステルダムからの便の運転がなかなか始まらなかったのは、ユーロスターの独自のチェックインシステムのためと言っていいでしょう。乗られた方は分かるかと思いますが、ユーロスターは、基本的にどの駅から乗車する場合でも、乗車時にチケットのチェックや荷物のチェック、そして出国だけでなく到着国の入国の手続などを全て済ませるシステムになっています。(イギリスはシェンゲン協定に入っていないため大陸ヨーロッパの国々との間にはきっちりした出入国の管理が行われています) 

ERS LON2

これはこれでとても便利なのですが、逆に言いますと、乗車駅にそうした出入国の設備や関連のスタッフなどがないと、ユーロスターを出発させることができないのです。これがやっとアムステルダムで設置のめどが立ち、今回4月末から運行開始に相成ったわけです。

ams

こうした経過を経て運行を開始するこのアムステルダム/ロンドン間のユーロスターは、下のタイムテーブルにもありますように当面朝7:48発と夕方18:48発の1日2便となります。オランダとイギリスは時差が1時間ありますので、所要時間としてはおよそ4時間10分ほどで、列車で移動するのに便利なちょうどいい時間と言えるでしょう。ブリュッセルで30分ほど停車時間があってやや長めになりますが、街の中心から中心を結ぶのでトータルで見て時間のロスが少なく、また天候などの影響も受けづらく運転が安定していますから、充分飛行機と比べても選ぶ理由はあると思います。

ams-lon
(image: eurostar.com)

そして5/18からはオランダの経済の中心地とも言えるロッテルダムからの乗車も可能となり、その後はさらに1日あたり3便または4便程度への増便も予定されています。そうなれば利用の機会がぐっと増え、観光旅行の方もビジネス利用にもさらに便利になります。またちなみに先月末でイギリスはEUを離脱しましたが、利用に当って直接その影響は当面ありませんし、日本からの旅行客にとっては昨年からイギリス側の入国が自動ゲートを通れるようになって、むしろユーロスターは以前より利用しやすくなってると言えるでしょう。

ERS300

ぜひ今後もオランダなど大陸ヨーロッパの国々とイギリスの旅行にはこのユーロスターをご利用ください。車内も快適ですし、1等には引き続き食事のサービスもついていますので!

ERS MEAL

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

2020年レイルパス情報 グローバルパスの最短日数が4日に!またラトビアとエストニアも利用国に!! /Eurail Globalpass 2020

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

今月の5日からフランスではストライキが続いていて、ご旅行のお客様も心配されているところかと思います。これからクリスマスに向けて、収まっていく方向にはあるようですが、早めに収束してもらいたいところです。詳細は下の各HPでもご確認ください。
https://en.oui.sncf/en/train/strike 
https://twitter.com/sncf (フランス語)
https://www.thalys.com/be/en/traffic-info/27959
https://www.eurostar.com/rw-en/disruption/service-update

さてまた来年の販売分から、レイルパスについてもいろいろ商品変更が予定されていますが、その内の1つがこのユーレイルグローバルパスの日数設定の変更と利用可能国の追加です。
eurail new
グローバルパスについては今年からフレキシーの日数設定が大きく変わり、現在は3日が一番短い日数となっていますが、来年は一番短い日数が3日から4日へと変更になります。現在の3日についてはグローバルパスにしては安めの戦略的な料金設定となっていますが、来年の4日料金もこれを引き継いでかなり割安の料金となる予定です。少なくとも1日あたりの料金としては今年の3日より来年の4日の方が安くなるでしょう。来年も2~3か国程度の鉄道旅行にもこのグローバルパスの利用はお勧めです。

FR1000

ちなみにグローバルパスの日数のバリエーションはこれにより来年は連続タイプの15日/22日/1ヶ月/2ヶ月/3ヶ月とフレキシータイプの4/5/7/10/15日(4/5/7日は1ヶ月中、10/15日は2ヶ月中)となります。旅行の日数や列車利用の頻度によってぴったりのものを選ぶことができます。

IMG_9660

また同時に来年よりバルト3国の内のエストニアとラトビアの2か国がグローバルパスの利用可能国に加わります。今年からリトアニアでは既にグローバルパスが使えるようになっていますので、これで来年からバルト3国はいずれもグローバルパスの利用範囲となります。バルト3国は東はロシア、南はポーランドに接し、バルト海を挟んで北はフィンランド、西はスウェーデンに面していますが、今のところあまり鉄道が発達しておらず、3国間での国際列車も運転されていないなど、少々利用しづらい面も実際あります。ただ今後は国際間も含め鉄道網の充実に力を入れるようですので、これからに期待したいところです。

baltic
image: eurailmap

ぜひ来年もヨーロッパの列車周遊には、さらに便利になるこのグローバルパスをご利用ください。

EURAILPASS COVER

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

各種ユーレイルパスのウィンターキャンペーン(一律10%オフ)スタート!今月末まで!!/ Eurail winter campaign

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

12月に入っていよいよ今年も残りわずかとなってきましたが、そんな今週12/3からまたユーレイルパスの割引キャンペーンがスタートとなりました。
eurail new
今回のキャンペーンは、ユーレイルグローバルパスと各国の国別パス(ナショナルパス)を合わせた全てのタイプのユーレイルパスを対象に、今月12月末までの購入分について一律で10%割引でお求めになれるというものになります。先週にもグローバルパスのキャンペーンはありましたが、今回はイタリアやフランス、オーストリアなど全て国別パスも含む、ユーレイルパス全体を対象としたキャンペーンとなります。またさらに、通常の大人料金だけでなく、ユースやシニア料金などの割引料金にも適用となりますので、そうした方にはダブルでお得になると言えます。

FR1000

10%割引になりますので、例えばグローバルパスの一番ベーシックな3日(フレキシー)ですと、当社の通常料金で現在1等大人¥38400のところが¥34600になりますし、また少々長めの旅行に人気の1等連続15日ですと通常¥77600が¥69900なります。また国別パスでは例えばイタリアの1等3日ですと¥22500が¥20300、オーストリアの1等8日でしたら¥45400が¥40900となり、かなりのお得感と言えるでしょう。

RJ wienflu

2か国以上行かれる場合はグローバルパス(北欧ならスカンジナビアパス)、また国を限定しての旅行なら国別パスをうまく選んでいただければと思います。またグローバルパスは今年からイギリスも利用できるようになって、今まで以上に、ヨーロッパであればどこでも利用できるパスになっています。

ERS

なお今回のキャンペーンは、料金が割引となっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行がお決まりになってからのお求めが安心かと思います。ただパスは発券日から最大で12ヶ月程度後まで利用可能ですので、今後の春休み時期やゴールデンウィークなどのご旅行にお使いになることも可能です。

lyria

またこのキャンペーンは、ユーレイル関連のパス(ユーレイルと名の付くパス)が対象となりますので、スイストラベルパスやドイツのジャーマンレイルパス、またイギリスの各種ブリットレイルパスなどは割引になりません。ご注意ください。(ブリットレイルパスについては別の15%割引キャンペーンが実施中です)

i

ぜひ今回のキャンペーンをうまく利用して今後のヨーロッパ旅行をお得に楽しんで欲しいと思います。

erp 19

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

グローバルパスの5%オフ&チャリティーキャンペーンが10/29まで限定再開! / Eurail Globalpass ‘Save & Give’ campaign again

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

10月も下旬で秋も深まってきた感じですが、以前に今年の夏にも行われた、ユーレイルグローバルパスの「SAVE&GIVE」キャンペーンが今週10/24から来週の10/29までの限定で再開されています。
eurail new
このユーレイルグローバルパスはほぼヨーロッパ全域で利用できる人気のレイルパスですが、今回のキャンペーンは前回同様「SAVE&GIVE」ということで、パス料金の5%割引とチャリティ団体への募金がセットになっています。具体的にはグローバルパスの全タイプ(シニアやユースなども含む)が5%の割引となり、同時にユーレイルを通じて国境なき医師団などのチャリティ団体に1パスあたり15ユーロが募金されるという内容になります。

save&give
image:eurail.com

5%割引ということで、例えば一番ベーシックな3日フレキシーの場合1等大人¥37600(当社料金)のところが¥35800に、また少々長めの1等連続15日ですと通常¥75800が¥72100になるなどなかなかの割引になります。またそれに加えて、このキャンペーンの利用で自動的にチャリティ募金がなされ、それが社会的貢献につながるという点もポイントです。ヨーロッパでは現在環境問題なども含めた社会的な意識が高まっていて、それと組み合わせた新しいタイプのキャンペーンと言えるでしょう。

RJ

なお今回のキャンペーンは最初に書きましたように販売期間が短く来週の10/29までの購入分(発券分)が対象となります。この日を過ぎますともう適用にはなりませんので、キャンペーン利用をご希望の場合には必ず10/29までにご購入ください。またキャンペーン利用のパスは、料金が安くなっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんのでその点も注意ください。(なおパスは購入からほぼ1年後まで利用可能ですので、来年の旅行などに使用することはできます)

IC Turku

これからの秋冬にヨーロッパの列車旅が決まっている方は、ぜひこのグローバルパスのキャンペーンをお見逃しのないように!

erp 19

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ユーレイルグローバルパスの秋の10%オフキャンペーンがスタート!/Eurail Globalpass campaign

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

さて9月も半ばを過ぎて、ぐっと秋らしくなって来ましたが、そんな今週からまたユーレイルグローバルパスの新しい割引キャンペーンがスタートとなりました。
eurail new
ユーレイルグローバルパスはほぼヨーロッパ全域で利用できる人気のパスですが、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人やシニア料金など全てのタイプが一律で10%の割引となります。

MIL NJ

10%割引ということで、例えば一番ベーシックな3日(フレキシー)ですと、今月の当社の通常料金で1等大人が¥37600のところが¥33900に、またちょっと長めの旅行に人気の1等連続15日ですと通常¥75800が¥68300に、またパスの中で一番長い1等3ヶ月になると¥154200が¥138800と、かなりのお得感と言えるでしょう。

ICE FRA

なお今回のキャンペーンは、購入については来月10日発券分までの限定となります。このキャンペーンを利用したい場合は必ずそれまでにお求め下さい。なお購入後、利用可能なのはクリスマス前の12月15日までとなりますので、それまでのご旅行用にお求めいただければと思います。またこのキャンペーン利用の場合、料金が割引となっていることもあって、お求めになった後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行がお決まりになってからのお求めが安心でしょう。

TGV MRS

なおグローバルパスというと以前のイメージで、ヨーロッパ全体を旅行するわけじゃないから関係ないと思っている方もいらっしゃると思いますが、昨年販売分からグローバルパスは料金体系が大きく変わって、日数の短い3日や5日はぐっと割安になりました。これによりドイツとフランスなど1~2か国程度の旅行にもフィットし、お勧めできる商品となっています。また同時にイギリスも利用できるようになりましたので、通常のヨーロッパないであれば特に利用できる国などを気にしないで使えるようになったと言えるでしょう。

LON SP

これからの秋もまだまだヨーロッパの観光シーズンは続きます。クリスマス前までのヨーロッパ旅行には今回のグローバルパスのキャンペーンをうまくご利用ください。

erp 19

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ユーレイルグローバルパスの「Save&Give」キャンペーン(5%off)が新スタート!/Globalpass Save&Give campaign

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

さて6月も下旬で、「梅雨真っ盛り」という感じですが、そんな今週からユーレイルグローバルパスの新しいキャンペーン「SAVE&GIVE」キャンペーンがスタートとなりました。
eurail new
ユーレイルグローバルパスはご存知のように、西はポルトガルやイギリス、東はポーランドやトルコ、北はスウェーデンやフィンランド、そして南はイタリアやギリシャなど、ほぼヨーロッパ全域で利用できるパスですが、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人やシニア料金など全てのタイプが一律5%割引となります。また同時に「SAVE&GIVE」ということで、このキャンペーンを利用して購入すると、ユーレイルを通じていくつかのチャリティ団体に1パスあたり15ユーロが募金されるという内容になっています。

save&give

一律5%ということで、例えば一番ベーシックな3日フレキシーですと、現料金で1等大人が¥38700のところ¥36800に、またより長めの1等連続15日ですと通常¥78200が¥74300に、また一番長い1等3ヶ月になると¥159000が¥151100と、なかなかの割引になります。またさらに購入により15ユーロが募金されるということで、社会的にいいことをした感も味わえるわけで、今までと一味違った新しいタイプのキャンペーンと言えるでしょう。

FR1000 IN MIL

なお今回のキャンペーンは来月の16日までの購入分(発券分)に適用となります。この日を過ぎますとキャンペーンの利用はできなくなりますので、ご利用の場合にはそれまでにご購入ください。またこのキャンペーン利用の場合、料金が安くなっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんのでその点も注意しておく必要があるでしょう。(なおパスは購入後約1年利用可能ですので、今年の夏だけでなく来年の旅行に使用することはできます)

MRS TGV INOUI

これからいよいよ夏の旅行シーズンを迎えます。この時期は長く旅行される方も多いですので、ぜひヨーロッパのご旅行に今回のグローバルパスのキャンペーンをうまくご利用ください。

erp 19

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

便利でお得なユーレイルパス、利用の際のご注意/ Eurailpasses : Steps to use

さて今年から各種ユーレイルパスについてはセレクトパスがなくなり、全体をカバーするグローバルパスと、一部の国や地域をカバーするナショナルパスとに整理されましたが、いちおうここで現地にてその各種ユーレイルパスを利用する際のプロセスを簡単にご案内しておきましょう。
eurail new
パスは購入した時点では特に何も記入されていないサラの状況ですが、そのままで列車に乗り込んだりすることはできません。まずは最初の一番大事なプロセスは「バリデーション」です。これは意味的には有効化するということで、駅の窓口での使用開始手続を指します。「バリデーション」の際は通常駅の窓口にて、今日から利用する(または明日から使う)など伝えて、駅員にパスの有効期間を記入してもらい、スタンプを押してもらうこととなります。これでパスは「有効化」されその有効期間の間利用可能となります。下のサンプル画像で、左側のFirst day,Last dayと右側のStampの箇所になりますが、この有効期間の日付等の記入はご自身でしてはいけないこととなっていますので、気をつけてください。

ERP sample

そして、フレキシータイプのパスの場合は次に必要なのがご自身での利用日の記入です。現在グローバルパスの連続タイプを除くほとんどのパスは日にちを選んでとびとびで利用できるフレキシータイプとなっていますが、その場合パスに利用日数分の日付を記入するマス目が印字されていますので(上のサンプル画像ですと7日になります)、ここに実際の利用日を最初の乗車前に利用者自身で記入する必要があります。記入するとそれで初めてそのパスはその日有効という意味になります。なおここで日にちを間違えて記入しますと原則それで1日分は利用してしまったことになりますので、記入の際は本当に気を付けて下さい。なお例えば4月20日の場合は先に20、次に4という順番で、ヨーロッパ式(日月)の順序で書くことになりますので、その点も気をつけましょう。なお利用日の記入は1日ずつで、先の利用日まで記入する必要などはありません。

erp 19

そしてさらにこれは数年前からですが、各種ユーレイルパス利用の場合は乗車ごとにその乗車区間をパスカバーの所定欄(トラベルダイアリー)に記入する必要があります。これも乗車前の記入が必要で、何日に何時の便で、どこからどこまで乗車するかを書くこととなります。乗車前は結構バタバタしていたりして、うっかり忘れがちですし、いろいろ書かないとなりませんので少々手間でもありますが、これもきっちり記入する必要があるのです。

diary
これらのことをしないで、列車に乗車し、検札などでそれが見つかりますと、不正乗車とみなされて最大で200ユーロの罰金が課される可能性があります。200ユーロというと相当な金額になりますので、乗車前によく注意してください。また同時に多くの他の乗客の前で、不正乗車として扱われるのも多分に気分のいいものではないですので、乗車の際のルールとして心に刻んでおくといいでしょう。

pol

なおフランスのTGVやイタリアのフレッチャロッサ、スペインのAVE、夜行列車の寝台などを利用の際には、こうしたユーレイルパスの他に座席予約、寝台予約が必要となりますので、検札の際はパスと予約券を合わせて提示することとなります。

new-tgv

一方、フレキシータイプのパスで、一部の観光船やバスなどを対象とした割引特典を利用する場合には、特にパスに日付などを記入する必要はありません。有効期間内であれば利用可能です。
KD

では上の利用に関してのステップを踏まえた上で、ぜひこのユーレイルパスでヨーロッパ旅行を存分に楽しんで欲しいと思います。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ロンドン⇒アムステルダムのユーロスターが6月から3便体制に/ Three Eurostar trains to Amsterdam

ユーロスターは昨年4月に、ロンドンからオランダのアムステルダムまでの運行を開始しましたが、さらにこの6月のスケジュール改正(6/10)より現在の2便から1日3便に増便されることとなりました。この区間はビジネスマンを中心に人気が高く早速の増便となります。

ERS LON

この区間のユーロスターは、途中でブリュッセルとオランダのロッテルダムに停車してアムステルダムに向かいます。現在は平日であれば概ね朝と夕方の1便ずつの運転ですが、これに11:04がに新たに増便されて3便体制となります。下にその新しいスケジュールを貼りましたが、朝7時台と夕方はビジネス利用に便利ですし、新しい11:04は一般の旅行者向けにも利用しやすい時間帯とですので、現在よりもさらに幅広い客層から人気が出そうです。なおイギリスとオランダなど大陸のヨーロッパ諸国は時差が1時間ありますので、実際の乗車時間はいずれも約4時間で、飛行機移動と比べても利便性で問題ないと言えるでしょう。

ers tt (image : eurostar.com)

なおユーロスターは独自のチェックインシステムをとっていて、どの駅から乗る場合でも(季節限定等の停車駅除く)、乗車時にチケットのチェックや荷物のチェック、そして出入国の手続などを全て済ませるシステムになっています。ですので、乗車時は通常の列車よりやや早めに駅に着く必要はありますが、そこで手続関連は全て終わりますので、乗車後の検札や到着駅での各種手続等はありません。その点でかなり乗り物として便利と言えます。

LON SP

ただその一方、乗車駅にそうした設備やスタッフなどが必要となる関係で、今回のユーロスターもロンドンからアムステルダムは運行されますが、この逆のアムステルダムからロンドンへは運行がありません。この点は少々注意してください。アムステルダム(とロッテルダム)にはまだそうした施設等がないので、オランダ側からお客さんを乗せることができないのです。当面アムステルダムなどからロンドンへユーロスターを利用する場合には以前と同様ブリュッセルでの乗換となります。なおこのユーロスター用のチェックイン施設については設置が進められており、早ければ今年の年末頃にオランダ側からの運行もスタートするかもしれません。

AMS

ぜひイギリスからオランダへの移動に関してはこの6月以降さらに便利になるユーロスターをご利用ください。遠い空港への移動や厳しいセキュリティチェックなどを避けられる点は飛行機移動と比べて大きなアドバンテージと言えます。さらに今後はアムステルダム発の便の運転開始にも期待しましょう。

AMS2

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで