テレビやインターネットのニュースでも取り上げられてますが、ブダペスト東駅での難民の影響等で、ハンガリーと、オーストリアやドイツ方面のレイルジェットや、スロバキア/チェコ方面のECといった国際列車は、9/3から直通運転が一時休止となっています。
map : MAV Hungarian railway
詳しくは上のハンガリー国鉄のマップも見るとわかりますが、簡単に言いますと、まずミュンヘンやウィーン方面との間のレイルジェットは、ハンガリー内が運休となり、国境に近いヘジェシュハロム(Hegyeshalom)発着となります。そしてブダペストとの間はローカル列車を途中ジェール(Győr)で乗り継いで移動することとなります。またスロバキアのブラティスラバやチェコのプラハとの間のECについても、ハンガリー内区間が運休となって国境駅のソブ(Szob)発着となり、ブダペストとの間はローカル列車の利用となります。
どれくらいの期間、こうした変則的な運行になるかはわかりませんが、治安上の理由からとりあえず当面はこうした運行となっていますので、直近でこのあたりの列車の移動を予定している場合にはよく運行情報を確認するようにしてください。
このブダペスト/ウィーンなどは日本からの旅行者の利用もとても多い区間です。早く難民などの問題もある程度解決して通常の運転体制に戻ってほしいものです。
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