(ノルウェーのチケットについては当社ユーリンクウェブショップよりお求め下さい)
ここのところのコロナウイルスの騒動で海外旅行を控える方も出ているようです。早めにおさまってもらいたいところです。
先々週にヒースロー空港のアクセス列車の情報をお伝えしましたが、空港の規模こそ違うものの、北欧ノルウェーのオスロの空港にも2タイプの空港列車が運行しています。
1つが空港専用特急のフリートーゲ(FLYTOGET)です。「TOGET」はノルウェー語で列車のことで、その名の通りの空港列車を意味しています。フリートーゲは空港駅とオスロ中央駅間を最短19分で直結し、通常の時間帯では10分おきに運行し、予約なしで利用が可能です。特急用の車両が使われていて、荷物置き場も広く空港利用者にはまさに便利な列車と言えます。その分料金はやや高めで、独立した会社が運行しているためレイルパスは対象外となります。
もう1つがもともとの国鉄にあたるVyが運行する通常の近郊列車です。この列車の場合はオスロ市内だけではなく他の方面にも運行しているため行き先をちゃんと確認する必要はありますが、オスロ中央駅までは25分程度で到着し時間的にはフリートーゲと遜色はありませんし、こちらも15分おき程度には運転していますので、さほど待たされることもありません。料金的にはフリートーゲよりかなり安くなります(半額程度)し、こちらはユーレイルパスの利用も可能です。ちなみに先日私はパスを持っていたためこのVyの列車を利用しました。
なおどちらの列車も発着する駅自体は変わりませんが、空港駅に関してはフリートーゲは専用の乗り口になっていて自動改札が設置されています。またVyの近郊列車はヨーロッパの通常の列車とと同様改札なしでそのまま列車に乗り込み、車内にて検札が行われます。
より便利さと快適さを求めるならフリートーゲですし、それほどでなければVyの近郊列車でも十分だと思います。オスロでの空港アクセスはいずれにしても列車利用がお勧めです。
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