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6月も2週目に入りましたが、いよいよ待望されていたグラナダへのAVEがついに今月の26日から運行を開始することとなりました。マドリッドとグラナダ間の高速列車(以前はアルタリア)は2015年から工事のため運休となり、その後何度もそろそろ新線が開通してAVEが運行すると言われていながら伸び伸びとなっていたのですが、ようやく6/26からの運転開始が確定し、今週から予約がスタートとなりました。(6月の運転が6月に入ってから確定するというのもスペインらしいですが)
(image renfe.com)
このマドリッドとグラナダ間はこのAVEの運行開始で、ぐっと便利になって最短3時間5分で結ばれることになります。今のところは列車利用の場合、AVEと代行バスを乗り継ぎの場合で4時間ほど、または一時運行再開中の直通のタルゴですと5時間少々かかりますので、それに比べて乗換なしで3時間いうのははるかに便利といえます。もちろん日帰り往復も可能な時間ですので、グラナダがぐっと身近になると言えるでしょう。また中間にあるコルドバとはわずか1時間半ほどで結ばれますし、約6時間半とやや所要時間は長めになるもののバルセロナとの間にも直通便が運行されます。
なおこのマドリッドとグラナダ間AVEは当面は1日各3便で、スケジュールは大体下のようになります。まだ高速新線が完全には完成おらず、暫定的な運転開始ということで便数も少なめになっているようですが、今後新線が完全に出来上がれば、さらにスピードアップされ、また便数も倍くらいにはなると思われます。
(image renfe.com)
ともかくも夏の旅行シーズン前に、スペインを代表する観光都市のグラナダに直通のAVEが運行スタートとなるのは、スペイン旅行を予定されている方には本当にグッドニュースと言えます。ぜひこのAVEを利用して、マドリッド、バルセロナ、コルドバそしてグラナダなど、夏のスペインの旅行を楽しんでください。
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