2017レイルパス情報 ジャーマンレイルパスの日数設定が大幅に拡大/ German railpass 3~15days

いよいよ12月に入って今年も残り1か月を切りましたが、今回も引き続き来年のレイルパス情報です。ドイツで有効な人気のレイルパス、ジャーマンレイルパスが来年から日数の設定が大幅に増えて、さらに利用しやすくなります。

db-bahn    image:Deutsche bahn

現時点ではジャーマンレイルパスの利用日数の設定は、フレキシータイプ(1か月有効)が3/4/5/7/10日、一方連続タイプは5/10/15日なっていて、わかりにくいと言えばそうでした。これが来年からフレキシータイプでも連続タイプでも、同じく、3日/4日/5日/7日/10日/15日に統一されてぐっとわかりやすくなります。短い旅行なら3日や4日、長く行くなら10日や15日を、また毎日くらい列車を利用するのであれば連続タイプ、滞在型など数日に一度という感じで乗るのであればフレキシータイプと、旅行の期間やパターンに合わせてきめ細かく選ぶことができるようになるわけです。選択の幅がぐっと広くなり、ジャーマンレイルパスがさらに利用しやすくなります。

ICE FRA

このジャーマンレイルパスは実はヨーロッパの多くの国別のパスの中では、スイスと並んでトップクラスの人気を誇るパスです。これには何点か理由があるかと思いますが、まずドイツは、ロンドンやパリのような国の中心となる都市がなく、首都のベルリンの他、フランクフルト、ミュンヘン、ケルンといったように多くの街や観光地が各地に分散していて、国内を旅行する場合には大体何回かの移動が入る点、そしてそれらの都市間などを結ぶICEなどの列車網がスピードや運行本数などの点で便利にできていること、さらにこうしたICEなどがこのジャーマンレイルパスでそのまま乗れることなどが挙げられるでしょう。

ICE INSIDE

フランス旅行であればパリのみ滞在という場合も多いでしょうが、ドイツ旅行でフランクフルトのみ滞在やベルリンのみ滞在ということはますなく、大体は他の都市も周遊することになり、それがICE、さらにジャーマンレイルパスの人気につながるのです。

ICE MUC

なおジャーマンレイルパスは、ドイツ国内のICEやICなどの特急、REやSバーンなどのローカル列車を利用できるのはもちろん、さらにDB(ドイツ鉄道)が運行するベルギーへのICE、イタリアへのEC、チェコやポーランドへのバスといったドイツ国外への利用も可能となっています。またドイツ内のロマンティック街道バスやライン川の観光船などの割引もあります。

EBUS

来年もドイツの旅行には、より日数の設定が増えて便利になるこのジャーマンレイルパスをぜひご利用ください。

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