スウェーデン/デンマーク間のX2000が3月より運行再開!/ X2000 Sweden-Denmark

1月から国境の管理のため一部区間が運休となっていた、スウェーデンのストックホルムとデンマークのコペンハーゲンを結ぶ高速列車のX2000がようやく3/1から運行を再開することとなりました。もともとスウェーデンへの移民の問題により一部運休となっていたわけですが、一応新たなチェック体制が整ったということで運行再開となったようです。

X2000 STO

当面、このためコペンハーゲン発(デンマーク⇒スウェーデン)の便については少々イレギュラーな運行となっています。まずスウェーデンへの入国をチェックするため、コペンハーゲンでは乗車時にパスポートコントロール等のセキュリティチェックが行われます。ですので、コペンハーゲンからの乗車の場合は今のところ出発時間の30分程度前までに駅に着いておく必要があります。またさらに、コペンハーゲン発の便はコペンハーゲンの空港駅には停車しなくなりますので、空港から利用する場合は、遠回りにはなりますが一度中央駅まで行くか、または別の近郊列車(オーレスンドトレイン)で先に国境を越えてマルメ等から乗るか、いずれかで利用していただくことになります。

OLESUND

一方、ストックホルム発(スウェーデン⇒デンマーク)の場合はもともと問題もありませんでしたので、乗車時や国境等でも特にパスポート等のチェックはなく通常通り利用になれます。コペンハーゲンの空港駅にも停車しますので、コペンハーゲン空港からのフライト接続にも問題はありません。

X2000 INSIDE

スケジュールについては一部改定され、このX2000は両都市間を当面1日片道あたり5便程度運行することとなります。また所要時間は通常運行より20分程度長いを5時間から5時間半ほどとなります。

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なおこうした移民の問題による国境でのチェックはドイツ周辺を中心にヨーロッパのかなり国同士に広がっているます。早くこの問題も落ち着いて、また旅行をより楽しめる環境に戻ってほしいと思います。

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