今年2024年からユーレイルパスでユングフラウ鉄道がぐっと便利に!/ Jungfrau railways with Eurail pass 2024!

いよいよ夏のスイスの観光シーズンも近づいてきました。そのスイス旅行のハイライトとも言えるのがユングフラウ観光ですが、前にもご案内しましたように ユングフラウ鉄道のユーレイルパス (グローバルパス)での 利用範囲が今年から拡大され、ぐっと利用しやすくなっています。

昨年の12月まで、 このユングフラウエリアで、ユーレイルパス (グローバルパス)でそのまま利用できるのは玄関口のインターラーケンまででした。そしてそこから上の登山鉄道については25%の割引の適用のみとなっていました。

これが今シーズンから有効範囲が拡大され、ユーレイルパスでインターラーケンから先の、グリンデルワルド、ラウターブルンネン、ウェンゲン、さらにミューレンまでがカバーされるようになったのです。

そしてその上のクライネシャイデックやアイガーグレッチャー、そしてユングフラウヨッホまでの分は従来通り25%の割引が適用となります。もちろん新ゴンドラのアイガーエクスプレスにも割引は適用となります。

実はこの通用範囲や割引の取り扱いは、スイスをカバーするスイストラベルパス(フレックス)と同じになります。今までレイルパスによって有効範囲や扱いが別で旅行者にもなかなかわかりにくいところでしたが、これが統一されたことでスッキリわかりやすくなったようにも思います。

ただ同時に今までユーレイルパスの25%割引はユーレイルの一般的なルールに従って、フレキシータイプの場合特に日にちを使用しなくても適用となっていましたが、今シーズンからはそれがこのユングフラウ鉄道については変更となり、割引を利用する際にも日にちのカウントが必要となっています。もともとスイストラベルパスフレックスも同様の扱いで、この点でもスイストラベルパスとユーレイルパスの扱いが統一されたといってもいいでしょう。

実はユーレイルグローバルパスは、スイスのみの旅行でも特に1等利用の場合には料金的にスイストラベルパスより有利になるケースがあります。現地のインフレやスイスフラン高などでユングフラウ鉄道の料金もなかなかの金額になっていますが、ぜひお得なパスを利用して賢くスイスの旅行を楽しんで頂ければと思います。

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