ユーレイル グローバルパス フリーデイ(日数追加)キャンペーン中 / Globalpass promotion

さて明日から3月ですが、今月からいくつかのレイルパスのキャンペーンが始まっていますので、お伝えしておきましょう。

eurail new eurail.com (なお今年からユーレイルのロゴが新しくなっています)

まずはユーレイルグローバルパスのフリーデイキャンペーンです。グローバルパスはヨーロッパほぼ全域の28か国をカバーする、元祖「ユーレイルパス」とでも呼ぶべきパスですが、このグローバルパスの連続タイプの15日と22日と1カ月が通常と同料金でより多く日数が使える、というのがこのキャンペーンです。具体的には15日が+2日の17日間、22日が+3日の25日、そし1ヵ月がさらに+5日と、同じ料金で長く利用でき、なかなかお得感いっぱいのキャンペーンと言えます。

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このキャンペーンの期間は3月末までの購入分となります。なおパスは購入から最大6か月後まで利用が可能ですので、3月中に旅行する場合はもちろん、行くことが決まっていればゴールデンウィークや、さらには夏の旅行にも利用できます。なおグローバルパスでも、上に書きました、15日、22日、1カ月以外のパスやフレキシータイプについてはこのキャンペーンの対象外となりますのでご注意ください。
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このグローバルパスで北はフィンランドやスウェーデンなどの北欧から南はイタリアやギリシャなどの南欧まで、また西はアイルランドやポルトガルから東はポーランドやブルガリアまで、本当に多くの国の列車が利用できます。ぜひこの時期にヨーロッパ全域の旅行を計画している方はこのキャンペーンに注目してください。

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他にもフランスレイルパスやジャーマンレイルパスなどのキャンペーンも今実施中ですので、また来週にご案内するようにいたします。

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2015情報 イギリス内の区間チケットが全て、現地と共通のタイプとなりました! Sector ticket in U.K.

さて今年からのレイルパスの変更点をいろいろお伝えしてきましたが、区間チケットについても今年はイギリス分について大きな変更がありました。それは今年からイギリス内の区間チケットが、すべて現地で販売されているものと同じEチケットタイプ(現地受取り)での手配となったことです。

VS EUSTON

今までの日本等でのイギリスの区間チケットについては、シンプルに片道や往復の乗車券、また予約が必要な場合は座席予約券(寝台券)という手配で、特に日付や便などが変わっても料金は共通でした。これが今年からは、現地で販売されているチケットと同様に、利用便や乗車日、空席の状況、チケットのタイプなどによって、さまざまな料金から選ぶことが可能となりました。多くの便や区間では「アドバンス料金」や「オフピーク料金」といった割引料金が設定され、以前よりも安い料金で購入することができるようになっています。

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ただ割引の料金については原則変更や払い戻しは不可で、またノーマル料金にあたるそうした制限のない「エニタイム料金」はかなり(区間によっては驚くほど)料金が高くなっています。そのあたりをよく理解した上で購入するのがいいでしょう。またこうした今年からのチケットは、昨年までのチケットと違い、すべて現地での受取りとなっています。発券機等での受取りは簡単ではありますが、リファレンス番号等がわからないとチケットが受け取れなくなりますので、その点の注意も必要です。まあその分出発前のチケットのやり取りは不要となりますので、そのあたりはメリットとも言えるでしょう。

TKT MACHINE

今年からのイギリス内の列車利用については、チケットもより賢く選んでみてください。

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2015パス情報 ブリットレイル関連パス 旧パーティーパスがセーバー料金に! Britrailpasses Saver fare

さて今回はイギリスで利用できるブリットレイルパス(イングランドパス/サウスウエストパス)についての変更点です。利用範囲などの変更は特にないのですが、まず昨年までこれらのブリットレイル関連のパスで設定されていた「パーティーパス」という3名以上利用での割引料金が、今年から一般的な「セーバー料金」に名前が変わり、内容も多少変わりました。

LON ST PANCRAS

今年もこの割引は、3名以上での適用という点では同じなのですが、変わったのは、昨年までのパーティー料金が2名までは通常料金で3人目以降がほぼ半額となったのに対し、今年からのセーバー料金は人数全てが単純に一律20%割引になっていることです。つまり3名様以上であれば何人でも同じ料金ですので、わかりやすくなって利用しやすくなったとは思います。(人数が多い場合の割引率は低くはなりましたが。。) なお人数による割引としてのセーバー料金は、他のユーレイルやフランスパスなどにももちろんありますが、他のパスでは2人以上で適用なのに対し、このブリットレイルだけは今までのパーティー料金同様3人以上に適用となりますのでご注意を!

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なお他にも、ブリットレイル関連のパスについては、今年からフレキシータイプの有効期間(利用可能期間)が昨年までの2か月から1か月に変更されました。長めの期間をかけてじっくりイギリスを旅行をする際には留意してください。ただ多くの日本からの旅行の方はそれほど旅行期間が長くないので、それほど利用にあたっての影響はないのではと思います。

LON MIDLAND

なおもう残り期間わずかですが、ブリットレイル関連パスは今月末までの利用分については20%割引のキャンペーンがありますので、直近でイギリスに行かれる方はぜひお使いください。。(料金はこちらをどうぞ)

HEATHROW EXPRESS

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2015レイルパス情報 スイストランスファーチケットが2タイプに! Swiss Transfer ticket

先週お書きしましたように、旧スイスフレキシーパスは今年から、利用日以外一切適用なしで料金安めのスイストラベルパスフレックスと、ハーフフェア割引がフル適用で料金高めのスイストラベルパスフレックスコンビの2タイプに分かれたわけですが、スイス内の2日分の移動をカバーするチケット、スイストランスファーチケットも今年より同様の2タイプとなりました。

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その1タイプめの「通常」の「スイストランスファーチケット」については今まで通り、スイス内の任意の2日分(1か月内)の移動のみをカバーし、それ以外の日の適用はありません。そして新しく加わった「スイストランスファーチケットコンビ」はこの2日分に加えてそれ以外の日でもフルにハーフフェア割引が適用となります。「コンビ」の方は実質的には去年までのスイスカードを引き継ぐもので、今年からスイストランスファーチケットにスイスカードを統合したと言ってもいいでしょう。

K Scheidegg

このスイストランスファーチケットはスイストラベルパスに比べると今のところややマイナーな存在ですが、チューリッヒやジュネーブなどからツェルマットやグリンデルワルドなど1か所の目的地を往復するタイプの旅行にはぴったりのチケットと言えます。そしてその目的地で登山列車など多く利用する場合には割引付きの「コンビ」を、あまりそうした予定のない場合などはより安い「通常」タイプを選ぶといいでしょう。またスキーなどのウィンタースポーツやさらにはビジネスでの利用にも「通常」タイプはお勧めです。なお使用条件として空港駅/国境駅からとなってはいますが、チューリッヒ中央駅などそれに準じた駅からでも利用は可能です。また一応現時点での料金も下に貼りましたので参考にしてください。

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今年のスイス旅行にはぜひスイストラベルパス/フレックス/フレックスコンビと合わせて、このスイストランスファーチケット/コンビにも注目してください。お申込みはこちらからもどうぞ!

Interlaken

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