ベルニナ特急 5/9よりサマーシーズンの運行開始 Bernina Express

11 4月

引き続きスイスのパノラマ列車ですが、スイス東部のクールやサンモリッツなどとイタリア内のティラノの間を運行し、氷河特急と合わせて利用されることも多いのがこのベルニナ特急です。サンモリッツとティラノの間では通常の鉄道で最高標高の2054mのベルニナ峠を越え、多くの湖なども車窓に広がるなどパノラマ風景には折り紙つきの列車ともいえます。

Bernina-Express image : RHB

このベルニナ特急は5/9からハイシーズンの運行に入り、サンモリッツ/ティラノ間が片道あたり1日2便と、クール/ティラノ間とダボス/ティラノ間が各1便運行されます。所要時間がクールからの場合で4時間、サンモリッツからなら2時間と比較的短めですので、サンモリッツからの日帰り往復など、気軽に乗車できるのもこの列車のプラスポイントです。またサンモリッツからなら午前と午後にも便がありますので、フレキシブルに利用可能です。

Bernina-route image : RHB

さらにティラノでは、ルガーノとの間のベルニナバスも接続していますし、ミラノとの間には通常の列車も運行していますので、スイスの他のエリアやイタリア方面との周遊にもお使いになれます。

TIRANO

なおベルニナ特急は氷河特急などと同様に全席予約制となっていますので、乗車の際にはパスや乗車券のほかに座席予約券が必要となります。便や日にちによっては混雑する場合もありますので、利用が決まっている場合にはお早目の予約(予約開始は乗車日の3か月前)が安心かと思います。ティラノは場所としてはイタリアに位置しますが、ベルニナ特急(ベルニナバスも)についてはスイスで有効なパスがあれば利用可能です。また氷河特急と違って、スイストラベルパスだけでなくユーレイル関連のパスでも乗車券分はカバーします。

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今年の夏のスイス旅行にはぜひこのベルニナ特急もご利用ください。
詳細はこちらの当社HPからもどうぞ

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スイス ユングフラウ鉄道 今年もまもなくシーズンイン Swiss Jungfrau railways

4 4月

前回の氷河特急に引き続き、スイスの登山鉄道で一番人気と言えばやはりこのユングフラウ鉄道でしょう。私がこのユングフラウに最初に訪れたのは20年以上前でしたが、青く澄んだ空と白い雪をかぶった山々をバックに、緑の草原が広がり赤い屋根の家々が点在する、という「いかにもスイス」的な鮮やかなコントラストには強く感動したものです。そんな風景が車窓に広がるユングフラウ鉄道でも、今年もまもなく各路線が夏の運行をスタートし、サマーシーズンへと入ります。

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もちろんインターラーケンからユングフラウヨッホへのメインルートやミューレン方面への電車は、年間を通じて運行されるのですが、さらに今後、4/25よりハーダークルム、5/9よりフィルスト、5/23よりシーニゲプラッテ、そして5/30よりメンリッヒェンへの路線が夏の運行を再開して、ユングフラウ鉄道各線でフル運行となる予定です。

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またこのユングフラウ鉄道はもちろん通常の乗車券もありますが、数日以上滞在する方向けのレイルパスのユングフラウ鉄道パス(6日)とユングフラウVIPパス(3日)もあり、今年は5/1からこれらのパスの利用シーズンもスタートとなります。なおユングフラウVIPパスは期間は短めで利用できる範囲も限定されますが、ユングフラウヨッホへの一番山上の区間もカバーしています。一方ユングフラウ鉄道パスは期間が長く利用できるエリアも広いですが、ユングフラウヨッホまでの区間は対象外(割引あり)となっています。どちらも料金は同程度ですので、旅行タイプに応じて選ぶのがいいと思います。

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もちろん例年通り、スイストラベルパス(去年までのスイスパス)やハーフフェアカード、またユーレイル関連のパスなどを利用の場合には、乗車券にしてもパスにしても割引料金がありますので、スイスの鉄道旅行と合わせて利用するのがお勧めです。

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どうぞ今シーズンも「いかにもスイス」的な美しいアルプスの風景が楽しめるユングフラウ鉄道をご利用ください。詳細は当社の こちらのページもご覧ください。

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スイス氷河特急 今年は5/9よりシーズンイン! Glacier Express in High season

28 3月

さてそろそろシーズンを迎えるスイスですが、そのスイスで一番有名なパノラマ列車と言える氷河特急を今シーズンの情報と合わせてその実用情報などを簡単にご案内しておきましょう。この氷河特急は有名なリゾート地のツェルマットとサンモリッツを1日ゆっくり8時間ほどかけて結ぶ観光列車でこれからの夏のシーズンは予約が取りにくくなるほどの人気があります。

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今シーズンの情報として、まず列車の運行はシーズンインの5/9から片道あたり1日2本となり、6/13からは3本運行体制となります。またその運行スケジュールは、サンモリッツ発は8:02、9:02、10:02でツェルマット着が16:10、17:10、18:10、またツェルマット発は7:52、8:52、9:52でサンモリッツ着が15:55、16:55、17:55と、いずれもきっちり1時間おきでの運行となっていて、以前に比べてとても分かりやすくなっています。ダボス便は今シーズンも運行がありませんので、ダボスからの場合はフィリズールで乗り換えていただくこととなります。また人気の車内でのコースランチについては今シーズンもどの便も食堂車の連結はなく全てそれぞれの席へのサーブとなります。

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また予約にあたってですが、氷河特急には1等席と2等席があり、いずれも全席予約制となります。予約は乗車日の3か月前からオープンとなりますが、6~8月は人気が高く、日にちや便によってはオープンと同時に予約が取りづらくなる場合があります。ただ逆に乗車日の1か月前を切るくらいから、ブロックされた席が落とされて、普通に席が取れるようになるケースもありますので、単に早めに予約すれば大丈夫というものでもなく、そのタイミングにもよると言えるでしょう。また氷河特急の場合、全般的に、1等の方が混みがちで、また便としては出発時間の早い方から埋まっていく傾向はあると言えるでしょう。

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なおこの氷河特急は、スイストラベルパス(旧スイスパス)はもちろんご利用になれますが、ユーレイルグローバルパスやセレクトパス、ジャーマン/スイスパスなどのユーレイル関連のパスはルート西側のディセンティス/ツェルマットをカバーしていないので、別途その乗車券分(割引はあり)も必要となります。ユーレイルのパスを利用の場合にはこの点も加えてお考えください。

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今シーズンも、人気の氷河特急をぜひご利用ください。

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もうすぐスイスの鉄道シーズンです! Swiss Panoramic trains

20 3月

3月も後半になって、そろそろ春夏のスイスの観光列車のシーズンも近づいてきました。スイスの多くのパノラマ列車や登山鉄道は冬の間は減便していたり運休していたりするのですが、これがスキーシーズンの終わる4月くらいからそろそろ夏の運行をスタートさせてくるのです。そろそろ運行予定なども決まってきましたので、簡単にこうした人気の列車や登山鉄道の今シーズンの運行についてまとめてみましょう。

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・氷河特急
サンモリッツとツェルマットを結ぶスイスの代表的なパノラマ列車の氷河特急は、現在の1日1便の運行から、サマーシーズン入りする5/9より1日2便の運行となり、6/13からは3便のフル運行体制となります。

・ベルニナ特急
クールやサンモリッツとイタリアのティラノを結ぶベルニナ特急については、3/28からティラノとルガーノ間のベルニナバスが運行を開始します。また現在1日1便の運行が5/9から1日4便のサマースケジュールとなります。

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・ウイリアムテルエキスプレス
ルツェルンとロカルノなどを湖船とパノラマ車を乗り継ぐウイリアムテルエキスプレスは、4/3から今シーズンの運行がスタートとなります。また5/30から1日2便運行となります。

・ゴールデンパスライン
モントルーとインターラーケンそしてルツェルンを結ぶ観光ルートのゴールデンパスラインですが、5/1よりチョコレートトレインの今シーズンの運行がスタートします。

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・ユングフラウ鉄道
スイスの登山鉄道の代表とも言えるユングフラウ鉄道については、通年運行のユングフラウヨッホへのルートに加え、4/25にハーダークルム、5/9にフィルスト、5/23にシーニゲプラッテ、そして5/30にメンリッヒェンへのルートが運行を再開し、全線運行となる予定です。また5/1から、ユングフラウ鉄道各線を利用できるユングフラウ鉄道パス(6日)とユングフラウVIPパス(3日)の利用期間もスタートとなります。

・ツェルマット ゴルナーグラート鉄道
ユングフラウと並ぶ一大アルペンリゾートのツェルマットエリアでは、ゴルナーグラート鉄道などこのエリア内の登山鉄道等が乗り放題のツェルマットピークパスの、サマーシーズンの利用が4/20よりスタートとなります。

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ざっと箇条書きでまとめるとこのようになりますが、また来週よりそれぞれの列車/鉄道についてざっとご案内していきたいと思います。

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ユーレイル1か国/数か国パス +1日キャンペーン中 Eurail National & Regional pass campaign

14 3月

前回までにご案内したグローバルパスやジャーマンパス/フランスパスに続いて、今月からスタートしたのが、全てのユーレイル1か国パス(ナショナルパス)とユーレイル数か国パス(リージョナルパス)が、来月4月末までの購入分(発券分)について通常同じ料金で1日多く利用できるというキャンペーンです。
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このキャンペーンの対象となるのは全てのユーレイルの国別パスと地域別パスで、例えば国別のパスであればイタリアパスやオーストリアパス、スペインパス、チェコパスなど、また数か国のものであればフランス/イタリアパス、ジャーマン/スイスパス、スカンジナビアパスなど、多くの人気のパスがその対象となっています。言わば別のキャンペーン中のジャーマンパス/フランスパス、そしてスイスやイギリスのパスまた中東欧のヨーロピアンイーストパスなどを除いた、多くの国やエリアのパスでこのキャンペーンが受けられると言ってもいいでしょう。(対象となるパスについてはこちらのパス料金表をご覧ください)

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またこのキャンペーンは、他のパスのキャンペーンとは違って、日数による限定もなく、セーバーやユースなどの割引料金も含めて、そのパスの全タイプが単純に1日プラスとなりますのでとても利用しやすいと思います。また、特に利用期間や変更/払戻し等の制限もなく、通常のパスと同様に使える点もプラスポイントですね。一応期間的には来月4月末までの購入分に適用ですが、パスは購入から原則最大6か月先まで利用可能ですので、それまでの期間の旅行にはもちろん、5月以降の旅行にもお使いになれます。

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今回のキャンペーンが急にスタートしたのは、おそらくここのところの世界的なテロなどの騒ぎで、こうしたパスの利用者が今シーズンは相当少なくなっているからなのでしょう。でもこれから旅行しようという方にはちょっとお得なプレゼントと言えます。ぜひこの機会にヨーロッパの列車周遊をこのパスで楽しんでみてください!

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ユーレイル グローバルパス フリーデイ(日数追加)キャンペーン中 / Globalpass promotion

28 2月

さて明日から3月ですが、今月からいくつかのレイルパスのキャンペーンが始まっていますので、お伝えしておきましょう。

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まずはユーレイルグローバルパスのフリーデイキャンペーンです。グローバルパスはヨーロッパほぼ全域の28か国をカバーする、元祖「ユーレイルパス」とでも呼ぶべきパスですが、このグローバルパスの連続タイプの15日と22日と1カ月が通常と同料金でより多く日数が使える、というのがこのキャンペーンです。具体的には15日が+2日の17日間、22日が+3日の25日、そし1ヵ月がさらに+5日と、同じ料金で長く利用でき、なかなかお得感いっぱいのキャンペーンと言えます。

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このキャンペーンの期間は3月末までの購入分となります。なおパスは購入から最大6か月後まで利用が可能ですので、3月中に旅行する場合はもちろん、行くことが決まっていればゴールデンウィークや、さらには夏の旅行にも利用できます。なおグローバルパスでも、上に書きました、15日、22日、1カ月以外のパスやフレキシータイプについてはこのキャンペーンの対象外となりますのでご注意ください。
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このグローバルパスで北はフィンランドやスウェーデンなどの北欧から南はイタリアやギリシャなどの南欧まで、また西はアイルランドやポルトガルから東はポーランドやブルガリアまで、本当に多くの国の列車が利用できます。ぜひこの時期にヨーロッパ全域の旅行を計画している方はこのキャンペーンに注目してください。

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他にもフランスレイルパスやジャーマンレイルパスなどのキャンペーンも今実施中ですので、また来週にご案内するようにいたします。

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2015レイルパス情報 スイストランスファーチケットが2タイプに! Swiss Transfer ticket

7 2月

先週お書きしましたように、旧スイスフレキシーパスは今年から、利用日以外一切適用なしで料金安めのスイストラベルパスフレックスと、ハーフフェア割引がフル適用で料金高めのスイストラベルパスフレックスコンビの2タイプに分かれたわけですが、スイス内の2日分の移動をカバーするチケット、スイストランスファーチケットも今年より同様の2タイプとなりました。

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その1タイプめの「通常」の「スイストランスファーチケット」については今まで通り、スイス内の任意の2日分(1か月内)の移動のみをカバーし、それ以外の日の適用はありません。そして新しく加わった「スイストランスファーチケットコンビ」はこの2日分に加えてそれ以外の日でもフルにハーフフェア割引が適用となります。「コンビ」の方は実質的には去年までのスイスカードを引き継ぐもので、今年からスイストランスファーチケットにスイスカードを統合したと言ってもいいでしょう。

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このスイストランスファーチケットはスイストラベルパスに比べると今のところややマイナーな存在ですが、チューリッヒやジュネーブなどからツェルマットやグリンデルワルドなど1か所の目的地を往復するタイプの旅行にはぴったりのチケットと言えます。そしてその目的地で登山列車など多く利用する場合には割引付きの「コンビ」を、あまりそうした予定のない場合などはより安い「通常」タイプを選ぶといいでしょう。またスキーなどのウィンタースポーツやさらにはビジネスでの利用にも「通常」タイプはお勧めです。なお使用条件として空港駅/国境駅からとなってはいますが、チューリッヒ中央駅などそれに準じた駅からでも利用は可能です。また一応現時点での料金も下に貼りましたので参考にしてください。

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今年のスイス旅行にはぜひスイストラベルパス/フレックス/フレックスコンビと合わせて、このスイストランスファーチケット/コンビにも注目してください。お申込みはこちらからもどうぞ!

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2015レイルパス情報 スイストラベルパス フレックス ハーフフェア割引 Swiss Flex Half fare

31 1月

今日で1月も終わりですが、今回は引き続き今年のスイストラベルパス(旧スイスパス)で変更になった登山列車等の割引についてです。

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スイスのパスと言えば他の国のパスと違って、列車だけでなく湖船やバス(ポストバス)そしてトラムや市内バスなどの市内交通機関にも利用でき、さらにアルプスの山々などへ上る登山鉄道などがほぼ半額になる点が特徴的と言えます。そのアドバンテージはもちろん今年も大きくは変りません。ただこの登山列車等の割引については、去年までの「スイスフレキシーパス」では日にちを選択しない日についても適用されてきましたが、今年からは通常の「スイストラベルパスフレックス」では日にちを選択しない日の割引の適用はなくなりました。一方で新たにこうした半額割引が常に利用でき、その分少々料金が高めの「スイストラベルパスフレックス (ハーフフェア)コンビ」が登場しています。

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いわば今までのフレキシーパスが2タイプに分かれたと言ってもいいでしょう。通常の「フレックス」では登山列車の割引等も含めて選択した日のみが有効となりそれ以外の日は一切パスの適用はないのに対し、「フレックス コンビ」の場合は選んだ日以外でもパスを利用の間(最大1か月)は登山列車等(その他通常の列車なども含めて)の割引が適用となります。

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その分通常の「フレックス」は料金が安めとなりますので、旅行パターンとして、滞在する場所で登山列車やゴンドラなどを多く使ってなるべくアクティブに動きたい場合には「フレックス コンビ」を、また町などでじっくり滞在してそれほどそうした乗り物を多く使う予定のない場合には通常の「フレックス」を選んでいただくのがいいでしょう。双方の料金差は今のところ¥7000少々ですので、それで判断してみてください。お申込みはこちらからもどうぞ!

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2015レイルパス情報 スイスパスが「スイストラベルパス」に! Swiss Travelpasses

24 1月

今年からのさまざまなレイルパスの変更点をお伝えしていますが、その中でも一番と言っていいくらい変わったのはこのスイスのパスもしれません。まずは名称です。以前から長くスイスのレイルパスは「スイスパス」として知られてきましたが、これが今年から「スイストラベルパス」に変わりました。(何でもスイスの担当者によると「スイスパス」という名前の別のチケットがスイス国内向けに販売されるからということだそうです) 同時に昨年までの「スイスフレキシーパス」は「スイストラベルパスフレックス」に変わっています。

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もちろん変わったのは名称だけではありません。利用日数の設定も大きく変わっています。昨年までの日数設定は、スイスパス(連続タイプ)が4日/8日/15日/22日/1か月、スイスフレキシーパスが1か月中の3日/4日/5日/6日がとなっていましたが、今年からは統一され、スイストラベルパス(連続タイプ)もフレックス(1か月内から選択)もいずれも3日/4日/8日/15日の4タイプとなりました。長い旅行の方にはちょっと選択肢が減りましたが、すっきりしてわかりやすくなったとは思います。

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また割引料金については、今まで多くの方が利用してきた2名以上同行のセーバー割引料金が残念ながらなくなりました。今年からは何人での旅行であっても通常の1人用の料金が適用となります。一方で25才までのユース料金は拡充されて、1等やフレックスを含むすべての日数やクラスに適用となりました。学生の方など若い人にはグッドニュースと言えます。なお15歳までの子供用の無料のファミリーカードについては今年も変わりません。

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さらにこのスイスのパスの大切なポイントである登山列車等の割引もかなり変わったのですが、これはまた次回にお書きします。

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ユーレイル情報④ グローバルパスがポーランドなどでも利用可&フレキシーの5日新登場! Globalpass

10 1月

いよいよ2015年になりました。今年もどうぞこのブログを読んでいただけると幸いです。
さて前よりお書きしています2015年のパス情報ですが、今回は「元祖ユーレイルパス」ともいえるユーレイルグローバルパスについてです。

polish ecglobal  image: Eurail.com

また同時に日数設定の点では新たに、より短いフレキシーの5日料金が登場しました。今までグローバルパスのフレキシーは10日と15日の2タイプだったのですが、この5日が増えてより短い旅行の方にもおすすめできるようになりました。ただこの5日については有効期間が使用開始から10日と短めになります(他の10/15日は2か月有効)ので、5日パスについては短めの旅行期間で多くの国を旅行する場合にお勧めと言えるでしょう。(料金はこちらをどうぞ)

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利用範囲が広がり日数設定が増えて、より魅力がアップしたこのグローバルパスで全ヨーロッパの周遊を楽しんでいただきたいと思います。

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