来年のユーレイルセレクトパス情報 – 4か国/3か国/2か国の3タイプに!

19 12月

ヨーロッパ各国周遊で人気の、いくつかの国を選んで使うことのできるユーレイルセレクトパスですが、このセレクトパスが来年販売分より、大きく変わって4か国/3か国/2か国の3タイプとなります。
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まずはこのセレクトパス、現時点では選択国は4か国の1タイプのみなのですが、来年からは、以前人気だった3か国パスが復活となります。ヨーロッパを数か国利用する場合4か国までは必要ないケースが多かったですので、この3か国がまたセレクトパスで人気となるのは間違いないでしょう。

Selectpass

またさらに現在のユーレイルリージョナルパス(2か国パス)が「リニューアル」されて、来年からユーレイルセレクトパスの2か国パスとなります。なお2か国パスについては選択国の組み合わせが決まっており、オーストリア/イタリアパス、ジャーマン/スウェーデンパスやブルガリア/ルーマニアパスなど17の新しい組み合わせのパスが新販売となります。なお一方現在のリージョナルパスのデンマーク/スウェーデンパスなど北欧内の2か国パスは販売終了となります。

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なお料金は現在と同様に国の組み合わせによってハイ/ミッド/ローの3段階となります。ただドイツやフランス、スイスなど西ヨーロッパのポピュラーな国を選ぶと大体はハイ料金になりますので、高い料金を目安にした方がわかりやすいかとは思います。

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来年からより選びやすくなるこのユーレイルセレクトパスでぜひヨーロッパの周遊旅行を楽しんでください。なおセレクトパス以外でもいくつかのパスで来年から商品内容が変わりますので、次回はそれをご案内します。

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ユーレイルナショナルパス/リージョナルパスの+1日キャンペーンもスタート! Eurail National /Regional passes campaign

3 10月

先週にお伝えしたユーレイルグローバルパスとセレクトパスのキャンペーンと同時に今月からスタートしたのが、このユーレイルナショナルパスとリージョナルパスの+1日キャンペーンです。これはすべてのユーレイルナショナルパス(1か国パス)とリージョナルパス(数か国パス)をお求めの場合、通常と同じ料金で、自動的に1日多い日数が利用できるというキャンペーンになります。
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グローバルパス/セレクトパス以外のすべてのユーレイル関連パスが対象ですので、イタリアやオーストリア、スペイン、スウェーデン、チェコなどほとんどの国別パスと、フランス/イタリアパスやフランス/ジャーマンパス、オーストリア/スイスパス、スカンジナビアパスなど多くの数か国パスがこの対象となります。対象とならないのはユーレイル関連パスでない、ドイツやイギリスやフランスのパスまたヨーロピアンイーストパスやバルカンパスあたりだけで、ヨーロッパ大陸の大体の国のパスについてはこのキャンペーンを受けられると思っていいでしょう。(なおフランスパスは別途個別のキャンペーンが実施中です。)

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なおこちらのキャンペーンは、グローバルパス/セレクトパスのキャンペーンと同様に、セーバーやユースなどの割引料金を含んだすべてのパスに適用となります。また12月までの発券分がキャンペーン対象となりますが、特に利用期間の制限はなく、発券日から6か月間が有効期間となりますので、今年の秋冬の旅行にはもちろん、お決まりであれば来年の正月や春の旅行にもお使いになれます。

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これからヨーロッパを1~2か国くらい列車旅行をする予定の場合にはぜひともこのキャンペーンにご注目ください。

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グローバル/セレクトパスの20%オフキャンペーンスタート!/Eurail Global & Select passes campaign launched

26 9月

やや唐突ではありましたが、連休明けの今週販売分から各種ユーレイルパスのキャンペーンが始まりました。まずその1つ目がこのユーレイルグローバルパスとセレクトパスの20%割引キャンペーンです。
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グローバルパスは元祖ユーレイルパスとも言えるヨーロッパ主要28か国で有効のパスで、またセレクトパスはそうした主要国の中から4か国を選んで利用できる人気のパスですが、今回のキャンペーンでは日数やクラスなどを問わずすべてのタイプのグローバル/セレクトパスがこのキャンペーンの対象となります。つまりセーバー料金やユース料金などの割引料金も含めて一律20%オフになるわけです。下が現在の料金表になりますが、こうしたヨーロッパの代表的なレイルパスがこれだけ安くなるというのは、かなり大盤振る舞いのお得なキャンペーンと言えます。

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今回のキャンペーンは今週からスタートしたわけですが、キャンペーン期間としては、今年の12月末までの購入(発券)分が対象となっています。また今回のキャンペーンのパスは原則来年の3月末までが有効期間となりますので、今年の秋冬のヨーロッパ周遊にはもちろん、お正月や学生シーズンの旅行にもお使いになれます。また払い戻しも可能(手数料は要)ですので、早めに購入してもそれほど大きなリスクもありません。

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ぜひこれからのシーズンのヨーロッパ各国のご旅行にこのセレクトパス/グローバルパスのキャンペーンを賢くご利用ください。なおユーレイルパスでも1か国パス(ナショナルパス)や数か国パス(リージョナルパス)については、セレクト/グローバルパスとは別に、プラス1日キャンペーンがスタートしています。これについてはまた次回にご案内します。

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スイストラベルパス 来月から利用日を決めてお求めください!/Swiss travelpass

29 8月

さてスイス内の列車をはじめとしてバス(ポストバス)や湖船、トラムなどの市内交通機関といった交通ネットワークが利用できるのが、人気のスイストラベルパス/トラベルパスフレックスですが、こうしたスイストラベルシステムのパス類は他のパスと同様、今までは購入の時点では特に使用する日にちを決めないで、出発後現地で手続(バリデーション)をして利用する日にちを記入して使うというのが使用開始の流れでした。

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これが来月手配分より、最初の時点で利用する期間を決めて、それをパスに印字し、バリデーションされたパスとして購入することとなります。1か月間有効のトラベルパスフレックスの場合はその中で利用日をまた選べますので、あまり問題はないかと思いますが、連続タイプのスイストラベルパスについては1日でも日程が変わると、その日パスが利用できなくなるケースもあるわけですので、購入の際には慎重に旅程と見比べながら決めていただければと思います。

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確かに購入後は旅程が変えづらいというデメリットもありますが、逆に発券時に利用期間が印字され、従来の現地でのバリデーション手続(使用開始手続)が不要となりますので、便利になると言えなくもないですね。ただ払い戻しについては、今まではもし現地で使用しなかった場合、そのまま持ち帰ればリファンド可能でしたが、今後払い戻しには現地で使わなかった証明(スタンプや裏書など)が必要となりますので、その際にはご注意ください(いずれも払い戻しは発券から6か月以内)
についても同じ扱いとなります。

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まだまだ9月以降もスイスの観光シーズンは続きます。今後スイストラベルパス/トラベルパスフレックスそしてスイストランスファーチケットについてはこの点を理解の上お求めください。

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今シーズンのスイストラベルパスは3タイプ! How to choose Swiss travel passes

9 5月

まもなくサマーシーズンに入るスイスの観光列車や登山鉄道について何回か書いてきましたが、ここで今シーズンから大きく変わったスイストラベルパス(旧スイスパス)についてその変更点などを再度ご案内しておきましょう。

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まず変わったのはその名前です。昨年までのスイスパス/スイスフレキシーパスから、今年は、連続タイプのスイストラベルパス、フレキシータイプのスイストラベルパスフレックス、フレキシータイプでハーフフェアカード付きのスイストラベルパスフレックス(ハーフフェア)コンビの3タイプとなりました。(上の画像が今月のそれぞれの料金となります)

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また利用上で変わったのはフレキシータイプの場合の割引利用の扱いです。昨年までは、他の国のパスと同様フレキシータイプの場合はその有効期間内で利用中であれば日数をカウントしない日でも、列車や登山鉄道などの半額程度の割引を受けることができましたが、今年からは通常のトラベルパスフレックスの場合は日数をカウントしない日はこうした割引特典等が受けられなくなりました。そしてそうした割引を希望の場合にはハーフフェアカードがプラス(その分の料金もプラス)されたフレックスコンビを利用していただくことになったわけです。昨年までのスイスフレキシーパスが、今年はトラベルパスフレックスとトラベルパスフレックスコンビの2タイプになったと言ってもいいでしょう。

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他にも、今シーズンから、今まで多く利用されてきた2人以上同行用のセーバー割引料金は設定がなくなり、すべて1名様用の料金となっています。その一方でユース料金はすべてのタイプに設定されるようになりました。また通用日数も変わり、いずれのタイプについても3日、4日、8日、15日で共通になっています。

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今シーズンのスイスの鉄道旅行にはこれらの点を踏まえたうえで、どのパスを選ぶか決めるのがいいでしょう。他にも1つの目的地を往復するタイプの旅行であればスイストランスファーチケットと、その割引付きタイプのスイストランスファーチケットコンビもお勧めです。またはスイス内でそれほど登山列車等を利用しない場合にはユーレイル関連のパス(オーストリア/スイスパスやジャーマン/スイスパスなど)を利用する手もあります。これらの選択肢からぜひベストマッチのパスを選択してスイス旅行を楽しんでください。

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スイス ゴールデンパスライン 今年も人気のパノラマ&クラシック Swiss Goldenpass Line 

2 5月

スイスのパノラマルートの中でも、チューリッヒやジュネーブから近く、わりと気軽に利用できるのがこのゴールデンパスラインと言えるでしょう。ゴールデンパスラインはルツェルン/インターラーケン/モントルー間の観光ルートで、いくつかの観光列車を乗り継ぎながら、アルプスの山々や湖水の眺めなどスイスらしい風景を楽しむことができます。

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このゴールデンパスラインには東側のルツェルン/インターラーケンと西側のインターラーケン/(ツバイジンメン)/モントルーの両区間があり、それぞれパノラマ列車などの観光用の列車が運行しています。東側のルツェルン/インターラーケン間にはいずれの列車にもパノラマ車両が連結されていて、ザルネン湖やブリエンツ湖などの青く美しい湖水の風景が楽しますし、また急勾配をラックレールを使って登っていくブリューニック峠越えはなかなかの迫力です。また車内には食堂車も連結され変化に富んだ風景を眺めながらの食事も楽しめます。

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またインターラーケン/モントルー間は途中のツバイジンメンで乗り換えとなり、そのツバイジンメン/モントルー間は、モダンな全車両パノラマ席のゴールデンパスパノラマと、「旧き良き時代」イメージのレトロ車両を使ったゴールデンパスクラシックが運行される、このゴールデンパスライン一番の人気区間となります。風景を存分に楽しみたいならパノラマ、雰囲気を味わいたいならクラシックということで、旅行スタイルに応じて選んでいただくのがいいでしょう。車窓からはレマン湖越しのモンブランの山塊や落ち着いたシャトーデーあたりのたたずまいなど見逃せない風景の連続で、もちろんこちらの車内でも軽食やワインなどを楽しみながらこうした景色を満喫することができます。

PANORAMA

もちろん1日でそのまま全区間を利用することもできますが、途中のインターラーケンでユングフラウエリアの観光など、ゆっくり日数をかけて周遊するのもお勧めです。また前回のウイリアムテルエキスプレスと合わせて利用するのも楽しいと思います。なおこれらのゴールデンパスラインの列車は座席予約なしでも利用はできますが、夏のシーズンには特にゴールデンパスパノラマやゴールデンパスクラシックについては予約はしておいた方が安全でしょう。また、人気の最前列シートのVIP席や、モントルーからの列車パッケージチョコレートトレインについては予約がマストとなります。

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ぜひこのゴールデンパスライン周遊で、本格的なスイスアルプスのパノラマを気軽に楽しんで欲しいと思います。詳細情報などはこちらの当社HPもご覧ください。

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スイス ウイリアムテル エキスプレス 今年は5/30から1日2便運行へ William Tell Express

25 4月

今回も引き続きこれからシーズンのスイスの観光列車ですが、スイス建国の英雄ウイリアムテルのゆかりの町ルツェルンと、南部ティチーノ地方の美しいリゾート地のロカルノ(ルガノ)との間を、湖船とパノラマ列車で結ぶのが、このウィリアムテルエキスプレスです。「エキスプレス」と名乗ってはいますが決して「特急」の類ではなく、レイククルーズとパノラマ列車での移動を組み合わせて風景を楽しむ列車パッケージと言っていいでしょう。

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このウイリアムテルエキスプレスは通年運行してはいますが、もちろんメインのシーズンは夏で、今年の場合来月30日から1日各2便の運行体制となり、これからピークシーズンを迎えます。ルツェルンから利用の場合は、まず桟橋から観光船に乗り込み、アッパーデッキの1等席に座って約2時間半のレイククルーズです。ルツェルン湖(フィアバルトシュテッター湖)での湖水と美しい山々の風景をランチを楽しみながら満喫できます。(料金はランチクーポン込) 

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またフリューレンからはパノラマ列車の乗り換えてスイスアルプスのゴッタルト越えの雄大な風景が楽しめます。合わせて乗っている時間は5時間程度ですのでちょうどゆっくり1日を過ごすのにぴったりのスケジュールとなっています。もちろんロカルノからルツェルンへの利用も可能です。

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なおこのウイリアムテルエキスプレスは1等のみの設定となっています。またスイストラベルパスやユーレイルパスなどスイスで有効なレイルパスをお持ちの場合はパスホルダー料金のみ(当社4月現在で¥9000)でご利用になれます。観光船とパノラマ列車というちょっと「異色のコラボ」とも言えますが、その分それぞれ変化に富んだ風景が楽しめるかと思います。ルツェルン/モントルー間のゴールデンパスラインなどの観光ルートと組み合わせての周遊もお勧めです。ぜひ今年のスイス旅行にはこのウイリアムテルエキスプレスも組み込んでみてはいかがでしょう。

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なおウイリアムテルエキスプレスの詳細は当社HPもご覧ください。

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スイス ツェルマットエリアも4/20よりサマーシーズン! Zermatt Gornergrat bahn/ Peakpass

18 4月

ユングフラウと並ぶスイスの人気アルペンリゾートと言えばこのツェルマットエリアと言えるでしょう。ツェルマットは前に書いた氷河特急の発着駅でも有名な、標高1600メートルにあるアルペンリゾートで、スキーなどウィンタースポーツのメッカとしても知られます。そして今週末で通常のスキーシーズンは終了となり、このツェルマットエリアも4/20より夏の観光シーズンへと入るのです。

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ツェルマットエリアの登山鉄道でまず有名なのはゴルナーグラート鉄道でしょう。このゴルナーグラート鉄道はツェルマットとアルプスの展望台として知られるゴルナーグラートとの間、距離にして10キロ弱、標高差は1400メートル以上を上りは30分少々かけて結びます。(ゴルナーグラートの標高は3089メートル) ゴルナーグラートではマッターホルンやモンテローザなどの展望ももちろん、有名なホテル(クルムホテル)もあってゆったりと食事やさらに宿泊も可能です。またルート上のリッフェルベルクやリッフェルアルプでは美しい湖などの風景やハイキング/トレッキングも楽しめます。

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またマッターホルンの展望台としてもう1か所有名なのは、スイスの最高標高駅のクラインマッターホルン(マッターホルングレーシャーパラダイス)です。ここへは列車ではなく、ゴンドラを乗り継いでのアクセスとなりますが、クラインマッターホルンの標高は富士山より高い3883メートルで、まさに間近にマッターホルンの迫力の雄姿が楽しめます。なおこのクラインマッターホルンとツェルマットとの標高差は2000メートルを越えますので、行かれる際には少々ゆっくり目に行動されるのが安心だと思います。

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もう1か所、アルプスのパノラマがより気軽に楽しめるのがスネガ/ロートホルンです。スネガまではトンネル内の鉄道(ケーブルカー)でわずか3分。そしてここからはゴンドラを乗り継いで標高3000メートルクラスの展望台ロートホルンに到着します。ここもハイキングや美しい展望が楽しめるルートです。なおこのスネガ/ロートホルンへのケーブルカー/ゴンドラは夏シーズンは5/23からの運行となります。

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こうしたツェルマットエリアの登山鉄道や観光用のゴンドラなどの乗り物が乗り放題なのが、ツェルマットピークパスです。3日から日数も選べますので、ツェルマットに数日以上滞在してアクティブに行動する方にぜひおススメです。

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ぜひこれから夏のシーズン、氷河特急などとも合わせてこのツェルマットを訪れてみてください。

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ベルニナ特急 5/9よりサマーシーズンの運行開始 Bernina Express

11 4月

引き続きスイスのパノラマ列車ですが、スイス東部のクールやサンモリッツなどとイタリア内のティラノの間を運行し、氷河特急と合わせて利用されることも多いのがこのベルニナ特急です。サンモリッツとティラノの間では通常の鉄道で最高標高の2054mのベルニナ峠を越え、多くの湖なども車窓に広がるなどパノラマ風景には折り紙つきの列車ともいえます。

Bernina-Express image : RHB

このベルニナ特急は5/9からハイシーズンの運行に入り、サンモリッツ/ティラノ間が片道あたり1日2便と、クール/ティラノ間とダボス/ティラノ間が各1便運行されます。所要時間がクールからの場合で4時間、サンモリッツからなら2時間と比較的短めですので、サンモリッツからの日帰り往復など、気軽に乗車できるのもこの列車のプラスポイントです。またサンモリッツからなら午前と午後にも便がありますので、フレキシブルに利用可能です。

Bernina-route image : RHB

さらにティラノでは、ルガーノとの間のベルニナバスも接続していますし、ミラノとの間には通常の列車も運行していますので、スイスの他のエリアやイタリア方面との周遊にもお使いになれます。

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なおベルニナ特急は氷河特急などと同様に全席予約制となっていますので、乗車の際にはパスや乗車券のほかに座席予約券が必要となります。便や日にちによっては混雑する場合もありますので、利用が決まっている場合にはお早目の予約(予約開始は乗車日の3か月前)が安心かと思います。ティラノは場所としてはイタリアに位置しますが、ベルニナ特急(ベルニナバスも)についてはスイスで有効なパスがあれば利用可能です。また氷河特急と違って、スイストラベルパスだけでなくユーレイル関連のパスでも乗車券分はカバーします。

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今年の夏のスイス旅行にはぜひこのベルニナ特急もご利用ください。
詳細はこちらの当社HPからもどうぞ

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スイス ユングフラウ鉄道 今年もまもなくシーズンイン Swiss Jungfrau railways

4 4月

前回の氷河特急に引き続き、スイスの登山鉄道で一番人気と言えばやはりこのユングフラウ鉄道でしょう。私がこのユングフラウに最初に訪れたのは20年以上前でしたが、青く澄んだ空と白い雪をかぶった山々をバックに、緑の草原が広がり赤い屋根の家々が点在する、という「いかにもスイス」的な鮮やかなコントラストには強く感動したものです。そんな風景が車窓に広がるユングフラウ鉄道でも、今年もまもなく各路線が夏の運行をスタートし、サマーシーズンへと入ります。

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もちろんインターラーケンからユングフラウヨッホへのメインルートやミューレン方面への電車は、年間を通じて運行されるのですが、さらに今後、4/25よりハーダークルム、5/9よりフィルスト、5/23よりシーニゲプラッテ、そして5/30よりメンリッヒェンへの路線が夏の運行を再開して、ユングフラウ鉄道各線でフル運行となる予定です。

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またこのユングフラウ鉄道はもちろん通常の乗車券もありますが、数日以上滞在する方向けのレイルパスのユングフラウ鉄道パス(6日)とユングフラウVIPパス(3日)もあり、今年は5/1からこれらのパスの利用シーズンもスタートとなります。なおユングフラウVIPパスは期間は短めで利用できる範囲も限定されますが、ユングフラウヨッホへの一番山上の区間もカバーしています。一方ユングフラウ鉄道パスは期間が長く利用できるエリアも広いですが、ユングフラウヨッホまでの区間は対象外(割引あり)となっています。どちらも料金は同程度ですので、旅行タイプに応じて選ぶのがいいと思います。

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もちろん例年通り、スイストラベルパス(去年までのスイスパス)やハーフフェアカード、またユーレイル関連のパスなどを利用の場合には、乗車券にしてもパスにしても割引料金がありますので、スイスの鉄道旅行と合わせて利用するのがお勧めです。

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どうぞ今シーズンも「いかにもスイス」的な美しいアルプスの風景が楽しめるユングフラウ鉄道をご利用ください。詳細は当社の こちらのページもご覧ください。

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