11月のレイルパスキャンペーン : ユーレイル/ブリットレイル/ジャーマンレイル / Railpasses campaign on Nov

今年も11月に入って残りもわずか2か月となりました。毎年ながら早いものです。そんな今月はオフシーズンということもあって、ご案内していますようにユーレイルパス全般とイギリスのブリットレイルパス、そして一部ですがドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンが実施されています。それぞれ内容も期間もまちまちとなってややこしいですので、一応おさらいをしておきましょう。
eurail newimage: eurail.com
まずユーレイル関連パスのキャンペーンは、今年12月末までの購入分を対象に、全てのユーレイルパスについて料金タイプや利用日数にかかわらず一律20%割引となるというものです。ユーレイルパスといってもさまざまあって、ヨーロッパ全般をカバーするグローバルパス、ヨーロッパ内から2~4か国を選択するセレクトパス、またイタリアやスペイン、オーストリアなど各国用の1か国パスなど多くのパスがありますが、その全てがキャンペーンの対象となっています。またそれぞれのパスにおいて、2名以上のセーバーやユースなど多くの料金設定もありますが、その全タイプでこのキャンペーンの適用を受けることができます。ですので対象となる範囲がとても広く、また一律に20%オフとなりますのでとても分かりやすいキャンペーンとも言えます。また特に利用期間の制限もありません。

EURAILPASS COVER

ただこのキャンペーンで一点だけ注意は一度購入するとその後の変更や取消等はできない点です。旅行が完全に決まってから購入した方が安全でしょう。ただパスの有効期間は購入から11か月ほどありますので、また次の旅行に利用することもできます。

britlogo smaimage: britrail.com

次にブリットレイルパスのキャンペーンですが、これはイギリスのパスの中でメインとなる、ブリットレイルパス(+フレキシーパス)、ブリットイングランドパス(+フレキシーパス)、ブリットサウスウエストパス(+フレキシーパス)とブリットスコットランドパスの、大人料金が2月末までの利用分について20%オフになるという内容になります。ですのでロンドンプラスパスなどの一部の地域的なパスや、ユースやセーバー料金については対象外となります。ただ手配後の取消や変更等は通常料金のパスと同様に可能で。その点は安全なキャンペーンと言えます。

VS EUSTON

そしてドイツのジャーマンレイルパスのキャンペーンについては7日利用分のみが対象で、販売期間は12/10まで、利用期間は1月末までに限定となります。フレキシーの7日は通常料金の20%オフとなり、またもともと設定のない連続7日のキャンペーン料金が設定されます。なお7日であれば大人料金でもユースやツインなどの割引料金でもキャンペーンの適用が可能です。ただユーレイルパスと同様に手配後の変更や取消などは不可となります。

ICE MUC

このようにそれぞれの適用対象や販売時期、利用期間、取消の可否等はまちまちとなっています。これからの冬のシーズンにヨーロッパ旅行される方はこうしたそれぞれのパスのキャンペーン内容等を理解した上でぜひお得に列車周遊を楽しんでほしいと思います。当社のパス料金については こちらをご覧ください

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ブリットレイルパス 11月利用分より20%割引キャンペーンスタート / Britrailpass Offpeak campaign

先週に引き続き今回もイギリス情報ですが、今シーズンも来月11月利用分より恒例のブリットレイル関連パスの冬のキャンペーンがスタートとなります。

britlogo sma

このブリットレイルのキャンペーンは、来月11月1日から翌年の2月末までの利用分を対象に、通常の大人料金が20%オフでお求めになれるというものになります。ブリットレイル関連のパスは利用できるエリア等に応じていくつかのパスに分かれていて、その中でこのキャンペーンの対象となるのは、従来からの、ブリットレイルパス/フレキシーパス、ブリットイングランドパス/フレキシーパス、ブリットサウスウェストパス/フレキシーパスと、さらに今年は北部のスコットランドのみで利用できるブリットスピリットオブスコットランドパスも加わっています。なおそれぞれのパスのカバー範囲は下のマップのようになります。

Britmap

料金的にはこのキャンペーンを利用すると、例えばブリットイングランドパスの場合、2等3日連続タイプで通常料金¥17400のところが¥13900とかなりお手頃な料金になります。また長く英国周遊などをする場合でブリットレイルパスの1等1か月は通常¥121200ですが、キャンペーンを使えば¥97000と2万以上安くなります。なおこのキャンペーンは25歳までのユース料金や60歳以上のシニア料金、また3人以上で同行利用のセーバー料金など、すでに割引になっている料金には適用となりませんのでお間違えの無いようにと思います。ちなみに、シニア料金よりはこのキャンペーン料金の方が割安となり、セーバーやユース料金とは同額になります。

VS

イギリスの列車はフランスやイタリアなどと違って、人気のヴァージントレインのペンドリーノなど長距離を結ぶ高速列車でも原則的に座席予約なしで、パスのみでそのまま乗れますので、こうしたレイルパスがとても利用しやすい国と言えます。もちろん多くのこうした長距離列車は座席予約も可能で、ブリットレイルパス所持の場合現地での座席予約は通常無料となります。またロンドンエリアもカバーするパスは空港アクセス特急のヒースローエキスプレスも利用が可能です。なお1等の場合、列車によっては食事等のサービスもありますしもちろんゆったりしてますので、料金的に少々高くても1等を選ぶメリットはあると思います。

HEX

なおイギリスの区間チケットにはアドバンス料金やオフピーク料金といった割引料金があって、早めに決めて買っておくとかなり安くなる場合もあるのですが、直前や当日にチケットを買おうとするとやたらと高いノーマル料金(エニタイム料金)になってしまうことも多々あります。ですのでイギリス内で列車を使って自由に旅行したいという場合には、料金的な点や使い勝手なども総合的に考えて、これらのブリットレイル関連のパスはとても便利だと思います。

VS2

通貨のポンドもかなり下がって、イギリス旅行は今が旬かもしれません。ぜひこれからのクリスマスシーズンや年末年始の旅行にこのキャンペーンを使ってお得にイギリスを周遊してください!

EUSTON

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ロンドン地下鉄 週末24時間運転拡大中! Night Tube in London

ロンドンの街中を移動するに一番便利な乗り物と言えば、やはりUndergoundやTubeの呼び名でも知られるロンドン地下鉄で間違いないかと思いますが、そのロンドン地下鉄では今年の夏から一部の路線で、金曜と土曜の夜の終日運転が開始され、さらにこの週末からその路線が拡大されました。

VICTORIA LINE

この週末24時間運転はNIGHT TUBEと名付けられていますが、これはまず8月に、セントラルラインとビクトリアラインでスタートしました。セントラルラインは中心部のオックスフォードサーカスやトッテナムコートロードを通ってロンドン市内を主に東西に結び、ビクトリアラインは同様にオックスフォードサーカスやその名の通りビクトリアを通って市内を南北に結んでいます。それに今週末からさらにジュビリーラインが加わったのです。

night-tube image: Transport for London

そのマップが上のようになりますが、セントラルラインは赤、ビクトリアラインは水色、そしてジュビリーラインはグレーで書かれています。ジュビリーラインは従来の中心部とさらにカナリーワーフなど再開発されたドックランド地区も通る人気路線です。今回の路線拡大で、ロンドン市内でその恩恵を受けられるエリアがかなり増えたわけです。もちろんこのNIGHT TUBEは、ロンドンで「夜遊び」をエンジョイした場合に便利ですが、そんな遅い時間には出歩かないという人でも、深夜着や早朝発のフライトやまたは列車などを利用する場合等で大きなメリットがあります。

INSIDE

なおこの夜間の運行については基本的にどの路線も10分おきでの運行となります。(一部の区間は20分おき) また料金は特に夜間だからといって日本のタクシーのように、特別の高い料金となるわけではなく、通常の昼間の料金と同じになります。また日にちの区切りは朝の4:29までは前日扱いで、4:30からはまた次の日のある使いとなります。ですのでワンデイのトラベルカードを週末(金と土の夜)に使った場合は翌朝の4:29までは利用できるわけです。オイスターカードなどの料金カウントも同様のルールとなります。

???????????????????????????????

今後さらに11月からはノーザンラインでも開始が予定され、ヒースロー空港にもつながっているピカデリーラインもこの秋中のスタートが計画されています。今後ロンドン内の移動はさらに便利になっていきそうです。現在のポンド安も相まってロンドンはこの秋冬の旅行に一番のおすすめです。なおこのNIGHT TUBEの詳細はこのロンドン交通局のHPからもご確認下さい。

LHR T5

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

イギリスの区間チケットは現地で要ピックアップ/ British Point to point ticket

オリンピックももうそろそろフィナーレが近づいてきましたが、日本選手の活躍もなかなかのものでした。

さて、先日までいろいろ各種のイギリスのブリットレイルパスについてお伝えしましたが、もちろんイギリス内についてはそうしたレイルパス以外にも、各種の割引料金を含めた区間チケットもご手配が可能です。ただブリットレイルパス類はパス本券そのものを出発前にお渡しできるのですが、区間チケットについては日本での手配後、チケット本券は現地の駅での受け取りとなります。今回はそのピックアップのプロセスをご案内しておきます。

euston

これは現地イギリスに住んでる人がインターネット等で予約をした場合と同様の手続きになるのですが、当社でイギリスの区間手配をしますと、スケジュールや座席番号などと合わせて8ケタのリファレンス番号をお伝えします。そしてイギリスに到着後、上のように駅に並んでいる発券機にそのリファレンス番号を入力してチケットを受け取るのです。

collect

画像にあるユーストン駅をサンプルにしますと、発券機はタッチパネルになっていて、まず「COLLECT」を選び、確認用に本人のクレジットカードを挿入します。

c card

クレジットカードを入れることでちょっと不安に感じるかもしれませんが、それによりカードにチャージされることはありません。

???????????????????????????????

そして機械の表示に合わせてリファレンスを入力すると、チケットがプリントアウトされるという流れになります。なおチケットはクレジットカードサイズの大きさになります。

tkt uk

そしてチケットを受け取ったらホームへ向かうこととなります。なおイギリスの駅は日本と同様にホーム入り口に改札がありますので、チケットがないと中には入れません。

euston home

もし発券機でなかなかうまくいかない場合やクレジットカードを持っていない場合などは窓口でも受け取ることができます。また、またこの発券機はほとんどすべての駅にあって、チケットピックアップは、乗車駅以外の駅でも、当日じゃなくても大丈夫ですので、先に目についた駅などで受け取っておくと安心だと思います。(下はガトウィック駅)

Gatwik

イギリス内の各区間では「アドバンス料金」や「オフピーク料金」などの割引料金が設定され、購入のタイミングや列車によっては驚くほど安い料金で購入できる場合があります。ただこうした割引料金のチケットは原則として変更や払い戻しが不可になります。もしそうした変更等がありそうな場合には、かなり料金的には高くなりますが、そうした制限のない「エニタイム料金」でお買いになるのがいいでしょう。もちろん利用する区間が何区間かある場合などはレイルパスがおすすめですので、その時のご旅行の優先度に応じて、どのチケットにするか選んでいただければと思います。

virgin

ではブリットレイルパスも含め、イギリスの列車チケットならぜひ出発前に当社ユーリンクにてお求めください。お待ちしてます!

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ブリットレイルパス 8月限定 +1dayキャンペーン / Britrailpasses Freeday campaign

britlogo sma
ここ何回かにわたってイギリスの様々なブリットレイル関連のパスをご案内してきましたが、来週8日からそのブリットレイルパスの+1dayキャンペーン(フリーデイキャンペーン)がスタートとなります。

vst

今回のキャンぺーンは今月29日発券分までの限定で、対象となるのは、ブリテン島全体で有効のブリットレイルパス、その内のイングランド内で利用できるブリットイングランドパス、そしてイングランド南西部とウェールズの一部をカバーするブリットサウスウエストパスの3タイプ(フレキシー含む)となります。キャンペーン内容としては昨年と同様に、通常と同じ料金で1日分多く利用できるというキャンペーンになります。例えば3日のパスであれば同じ料金で自動的に4日分、4日であれば5日分、8日ならば9日分が利用できるということです。料金などは下の画像を参照してください。

brit campaign

このブリットパスの+1dayキャンペーンは昨年から1年ぶりの実施となります。ちょうど夏の旅行シーズンたけなわですので、これから出発する方にはベストタイミングといえます、なおこれらのパスの有効期間は購入時より6か月間となっていますので、この夏だけでなく、秋や冬の旅行にも使うことが可能です。

liverpool

イギリスでは、便や区間また期間限定でかなり安く区間チケットが販売もされていますが、やはり安い分いろいろな制限もあり、あまり正直利用しやすいとも言えません。その点で、このブリットレイルパスはその有効期間中であれば、どの便やどの区間でも制約なしで自由に利用できて使い勝手がよく、また料金もかなりリーズナブルですので、イギリスでの自由旅行にはぴったりだと思います。座席予約に関しても基本的に現地で無料でご利用になれます。また下の画像のように1等には列車によって食事のサービスもあります。この夏からのイギリス旅行にはぜひキャンペーンスタートのブリットレイル関連のパスをご利用ください! ⇒パスのお求め等はこちら

画像 067

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ブリットレイルパス 北部のスコットランドだけのパスも3タイプ/ Brit Scotland passes

britlogo sma
イギリスというと比較的、ロンドンやイングランドを中心としたエリアに目が行きがちですが、独自の文化や歴史を持ち、また雄大な自然風景が楽しめる点で、このスコットランドも多くの旅行客を集めています。そんなスコットランドをカバーするパスも実は3タイプあるのです。

Scotland

1つ目は上のマップの一番左のパスで、スコットランド全体をカバーするスピリット オブ スコットランドパスです。先日までフリーダムオブスコットランドパスという名前でしたがこれが名称変更され、この名前になりました。このパスはカーライルやバーウィックアポンツイードから北のスコットランド全体をカバーしているのですが、特徴としては列車はもちろんですが、他に主要なバス路線や、島へのフェリーも含んでいる点です。「レイルパス」というよりは「交通パス」と言っていいでしょう。空路でスコットランドに入り、じっくりスコットランド各地を旅行するお客様にはぴったりのパスになります。

Scotrail

また2つ目がマップの真ん中のセントラルスコットランドパスです。このパスはエジンバラやグラスゴーなどスコットランドの中心部をカバーし、このエリアのみに滞在する方にはお勧めです。そして3つ目はマップの右側のスコティッシュハイランドパスです。このパスはインバネスやフォートウイリアムなど北部のハイランド地方のみをカバーするパスで、ハイランド地方の雄大な自然を満喫したい方におすすめのパスになります。

???????????????????????????????

ロンドンやマンチェスターなどイングランド地方だけではないイギリスの魅力をこれらのスコットランドのパスで堪能してほしいと思います。なおそれぞれのパス料金については下記をご参照ください。

Scotpass

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ロンドンメインなら、サウスウエストパスかロンドンプラスパス /Brit London plus pass or Sounthwest pass

さて引き続きのイギリスのブリットレイル関連パスです。

britlogo sma

前々回と前回で、ブリテン島全体をカバーするブリットレイルパスや、ブリテン島主要部のイングランドで利用できるブリットイングランドパスを案内しましたが、ロンドンステイを中心にイギリスの南の方だけ回れればいいやというお客様用に、より手軽なレイルパスとしておすすめなのが、このブリットサウスウエストパスとブリットロンドンプラスパスになります。

Britpasses - 2

まずサウスウエストパスはその名の通り、ブリテン島の南西部をカバーするパスになります。下の地図でも多少わかりづらいかもしれませんが黄色く塗られた路線をカバーしていまして、ロンドンから西側のバースやオックスフォード、チェルトナム、ウェールズのカーディフ、またさらにその南はイギリス最西端のコーンウォール地方のペンザンス、エクセター、そしてロンドンから南の方ではサザンプトンやポーツマスなどをカバーしています。ロンドンからコッツウォルズ地方や南ウェールズ、コーンウォール地方などをまわるのにぴったりのパスと言えるでしょう。

BRIT

一方のロンドンプラスパスは上の地図ですとグレーに塗られたエリアで、ロンドンの近郊を全般的にカバーしています。サウスウエストパスと同様にオックスフォードやサザンプトンはカバーし、さらに北方向にはノーザンプトンやケンブリッジ、東の方ならハーウィッチやドーバー、また南の海岸線沿いはブライトンやイーストボーンなどずっとカバーしています。ですので、このパスの場合はロンドンに滞在して主に日帰りでロンドンから各地を往復するような旅程に適していると言えます。

vst

日数の設定についてはサウスウエストパスはブリットレイルパスやブリットイングランドパスと同様、連続タイプとフレキシータイプがあり、また最大日数は連続の1か月ですが、ロンドンプラスパスはより「小ぶり」になり、フレキシータイプの3日から最大8日となります。利用日数に応じて選んでいただければと思います。

???????????????????????????????

ぜひイギリスの鉄道旅行には旅程に最適のパスをお選びください!

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

今だからイギリス周遊! イングランドならにブリットイングランドパス / Brit England pass

britlogo sma

住民投票以来ゴタゴタの続いていたイギリスですが、ようやく今週に新しい首相も決まって、徐々に落ち着いてきました。そんなイギリスの主要部がイングランドで、このイングランドをカバーするレイルパスがその名の通りブリットイングランドパスになります。
Britpasses - 2

そのイングランドのエリアは上の画像にも載っていますが、具体的にどこまでかというと、北のスコットランドとの境はニューカッスルからもう少し先に行ったバーウィックアポンツィード、と湖水地方のもう少し北のカーライルまで、また西のウェールズとの境はチェスターやブリストルのもう少し先あたりになります。ですので普通にイギリスを旅行する上ではかなりの部分がこのイングランドパスでカバーされています。

VST

有名なところでは、大聖堂でも有名なヨーク、ウィンダミアなどの湖水地方、サッカーでも人気のマンチェスターやリバプール、バースやチェルトナム、オックスフォードなどのコッツウォルズ地方、また一番西のコーンウォール地方のペンザンスなどかなりのメジャーどころがこのパスのエリアに含まれています。一方で料金的にはブリテン島全体をカバーするブリットレイルパスより大体20%ほど安くなっています。ロンドン中心のイギリス周遊でスコットランド方面までは行かない場合など、とてもおすすめのパスと言えます。

VS KX

なおロンドンはそれぞれのルート別に発着駅が分かれていて、ヨークやエジンバラ方面への「東海岸線」はキングスクロス駅、バーミンガムやマンチェスター、リバプールなどへの「西海岸線」はユーストン駅、バースやブリストル、エクセターなどの西方面はパディントン駅になります。他にもユーロスターやミッドランド方面の列車が発着するセントパンクラス駅、イングランド南部への便が発着するビクトリア駅やウォータールー駅など多くのターミナル駅がありますので、利用の場合には方面ごとに乗る駅をよくご確認ください。

EUSTON

次回はまたこうしたブリットレイルパスの利用日数等や料金の設定についてご案内するようにします。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

今、話題(?)のイギリスへ!ブリットレイルパスで自由自在!! / Britrailpass for whole Britain

さて先々週から引き続きのブリットレイル関連のパスですが、やはりこの中で一番代表的なのはその名の通りのブリットレイルパスとそのフレキシー版のブリットレイルフレキシーパスでしょう。

britlogo sma

このブリットレイルパス/フレキシーパスは地図の画像にもあるように、いわゆるブリテン島(イギリス本島)全体の列車が利用できるパスになっています。 (なお同じイギリス内でも、ブリテン島内ではない北アイルランドはカバーしていません。)

Britpasses - 2

ロンドンから、北はもちろんスコットランドの北部ハイランド地方まで、このパス1枚で利用することができます。ロンドンからスコットランドの首都で観光都市のエジンバラへはヴァージントレイン(イーストコースト)で最短4時間少々。空港への移動もない分飛行機で行くよりも便利かもしれません。さらに、ネス湖で有名なインバネスや入り江の町フォートウイリアムなど北のハイランド地方へは列車に乗るだけでも雄大な車窓風景が楽しめます。

edi

またイングランドの西に位置するウェールズ地方もこのパスでカバーしています。首都のカーディフへはロンドンからわずか2時間。ウェールズ語の独特な表記も特徴的です。またさらに港町のスウォンジーやお城でも有名なバンゴールなどウェールズ内もこのパスで自由に移動が可能です。

Holyhead

もちろんロンドンを中心に、ヨーク、湖水地方、マンチェスター、リバプール、バース、ペンザンス、ブライトン、ドーバーなどのイングランド内もこのパスで利用可能です。さらに、少々料金が高いことで「有名」な、ヒースロー空港とロンドン市内を結ぶヒースローエキスプレスもカバーしています。

LHR

なおイギリスの場合、スコットランドなどへの夜行列車を除いて、昼間の列車は予約がマストではありませんので、ブリットレイルパスのみで気軽に予約なしに乗り降りできるのも、大きなメリットです。イギリス全体の周遊旅行にはぜひこのブリットレイルパスをご利用下さい。

Lon kx

特にスコットランドやウェールズには行かない、という方はイングランドに利用範囲を限定したブリットイングランドパスがおすすめです。来週にまたブリットイングランドパスについてご案内します。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

EU離脱で注目(?)のイギリスで、列車乗り放題のブリットレイルパス/ Briltrailpassess in UK

昨日の国民投票でイギリスがついにEU離脱を決めました。イギリス人にとって、自分たちがどれくらい「ヨーロッパ」であるべきか、は長年の課題ですので、こうした判断が出るのもうなずけないことではありません、直近の難民などの問題が背中を押したのでしょう。
そんな注目(?)のイギリスですが、ポンドも下がったことでイギリスへの旅行はしやすくなったかもしれません。ここでこのイギリス内で利用できるレイルパスのブリットレイル関連パスを一通りご案内しておきましょう。

britlogo sma (images: britrail.com)

このイギリス内で利用できるブリットレイル関連パスは、下のマップでもお分かりになるように、主に利用範囲に応じていくつかのパスに分かれています。(images: britrail.com)

Britmap
まずはその名の通りブリテン島(イギリス本島)全体で利用できるのがブリットレイルパスです。イングランドもスコットランドもウェールズもカバーし、ロンドンからエジンバラなどブリテン島内全体でお使いになれます。

また、ブリテン島の内でその主要部とも言えるイングランド地方をカバーするのがブリットイングランドパスになります。ロンドンやマンチェスター、リバプール、バース、ヨーク、湖水地方などまでの旅行であればこのブリットイングランドパスがおすすめです。

LON kx

そしてイングランドパスとややエリアがかぶりますが、数年前から販売開始になり、ブリテン島内のロンドンから南西部をカバーするのがブリットサウスウェストパスになります。イングランドのバースやコッツウォルズ地方や、より西部のペンザンスやウェールズ地方のカーディフなどはこのパスでカバーし、イングランドパスよりももう少し安くなっています。

また、よりエリアを限定し、ロンドンとその近郊のイングランド南東部をカバーするのがロンドンプラスパスです。ケンブリッジ、オックスフォード、バース、ブライトンなどロンドンからの日帰り旅行に向いているパスといえます。

VST

さらにスコットランド限定のパスもありまして、スコットランド全体をカバーするフリーダムスコットランドパス、中心部のエジンバラとグラスゴー間を主に利用できるセントラルスコットランドパス、そしてインバネスやフォートウイリアムなどハイランド地方でお使いになれるスコティッシュハイランドパスの3タイプが販売されています。

一応それぞれのパスごとに利用エリアを示したマップが下のようになりますのでご覧ください。(images: britrail.com)
Britpasses
このようにイギリスのパスは利用エリアなどによっていくつものタイプがあります。また次回以降この中のメジャーなパスについてもう少し取り上げていきたいと思います。

ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで