パリ シャルルドゴール空港 TGVとRERの駅はドコ?/ PAR CDG Station

さて今回はフランスです。パリのシャルルドゴール空港は、フランスはもちろんヨーロッパ全体の玄関口とも言え、日本からも多くの方が利用する空港です。この空港にはもちろん列車の駅もあって高速列車のTGVや近郊列車(RER)が乗り入れているのですが、大きい空港のゆえに駅の場所などもそれなりに複雑となっています。

PAR CDG TERMINAL
image : www.aeroportsdeparis.fr

まず、フランス各地やベルギーなど近隣国とを結ぶのがTGVですが、TGVの駅についてはターミナル2にのみ位置しています。

CDGVAL - コピー

ターミナル2に降りて、画像のようにTGVまたはSNCFの表示に従っていくとTGVの乗り場となります。ここから各地へTGVが発着します。なおターミナル1に到着した場合などは、新しくできた空港内シャトル電車の「CDG-VAL」でターミナル間を移動することとなります。

TGV

空港と市内を結ぶのがそのRER(B線)で、このRERの駅は同じくターミナル2と、もう1か所ターミナル1の近くの、2か所に位置しています。ターミナル2の方はTGV駅の隣で、画像のようにパリ市内方面の表示に従っていくと乗り場となっています。

RER cdg2

なおホーム自体はTGVの隣ですが、駅は別々となっています。

RER CDG2

またもう1か所は、ターミナル1や3を利用する場合の駅になります。この駅はターミナルとは直結していませんので、いずれにしても「CDG-VAL」での移動が必要となります。

CDG VAL

なおTGVは空港とパリ市内間には走っていませんので、普通に市内に行く場合にはRERの方をを利用することとなります。ぜひシャルルドゴール空港のアクセスにはTGVやRERなど列車を利用ください!!

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ジャーマンレイルパスの日数追加キャンペーンもスタート!!/ German Railpass Extra days camgaign

暑い日が続きますね。そんな今月8月より、先週お書きしましたブリットレイルパスの+1dayキャンペーンと同様、ドイツのジャーマンレイルパスについても10日と15日のパスを対象にしたキャンペーンがスタートしました!

ICE MUC

ジャーマンレイルパスはICEやICなどドイツ内の列車に乗り放題でヨーロッパ各国のパスの中でもトップクラスの人気のパスですが、今回はその中で日数の長い10日(連続タイプ/フレキシータイプ)と15日(連続タイプ)を対象に、9月末までの販売分(発券分)について、同じ料金で10日は+2日で合計12日分、15日は+4日で計19日分が利用できるというキャンペーンになります。この夏から秋へのドイツの長めの周遊旅行にぴったりのキャンペーンと言えますね。

ICE INSIDE

ただこのキャンペーンのパスは、実際の利用については10月末までとなっています。11月以降は利用ができません。またキャンペーン商品のため一度購入しますと変更や払い戻しは不可となりますので、キャンペーンを利用の場合には気を付けてください。

DUS RE

ドイツは、ICEなどの高速列車にしてもほとんどが座席予約なしでパスのみで乗車できますので、スイスと並んで、レイルパスの利用がとても便利な国と言えます。今回のキャンペーンのようにドイツ1国で列車を10数日乗る方はあまり多くはないと思いますが、ぜひこのキャンペーンも含めて、ドイツの周遊にはこのジャーマンレイルパスにご注目ください!

DRS

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ブリットレイルパス 夏の+1dayキャンペーン スタート! / Britrailpass Freeday campaign began

今日から8月に入りましたが、今月から、イギリスのブリットレイルパスの+1dayキャンペーン(フリーデイキャンペーン)がスタートしました。

VT

ブリットレイルパスはイギリスの列車に利用できるレイルパスですが、このキャンペーンは、そのブリットレイルパス/ブリットイングランドパス/ブリットサウスウエストパス(フレキシー含む)が、通常と同じ料金で1日分多く利用できるというキャンペーンになります。例えば3日のパスであれば同じ料金で自動的に4日分、8日であれば9日分が利用できるということですね。料金などは下の画像を参照してください。

BRP

このブリットパスの+1dayキャンペーンは時々実施されるのですが、今回は来月9月からイギリス(イングランド)で開催されるラグビーワールドカップに合わせてとのことで、販売期間はそのワールドカップが開幕するの9/18までの購入分となります。通常の観光旅行にももちろんこのワールドカップ観戦の「足」としてもこのブリットレイルパスはお勧めです。なお有効期間は購入時(発券日)より6か月間となっていますので、この夏だけでなく、秋や冬の旅行にもご利用になれます。

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イギリスでは、安い料金で列車(特に長距離列車)を利用しようとすると、席数や便が限定されたり変更等が一切不可など難しいルールがくっついてきます。一方ある程度フレキシブルに利用できる料金(エニタイム料金)もありますが、これは結構びっくりするような高い金額になってしまいます。その点で、このブリットレイルパスはどの便やどの区間でも基本的に自由に利用でき、また乗るほど割安になりますので、イギリスでのFIT旅行にはぴったりだと思います。その便利なブリットレイルパスが9/18までに買うとさらに1日分がお得になるキャンペーンですので、この夏以降イギリスに旅行を予定している方はぜひ注目してください!

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トルコ イスタンブールでもユーレイルパスは利用可能! Eurailpass in Turkey

今回はちょっと毛色を変えてトルコです。トルコでは中心都市イスタンブール発着の多くの路線は工事中で、今のところあまり列車での移動が便利とは言えず、利用する方も残念ながら多くはないのですが、実はこの国でもユーレイルパスは使用できるのです。グローバルパスはトルコ内の列車にも有効ですし、セレクトパスでトルコを選択国にすることもできるのです。

ERP image:eurail.com

ユーレイルパスで利用できるのはトルコ国鉄(TCDD)の列車になりますが、イスタンブール市内でも利用できるトルコ国鉄の路線が、新しく2013年に開通した、アジア側とヨーロッパ側を海底トンネルで結ぶマルマライ線です。ボスフォラス海峡の下に日本の会社(大成建設)がメインになって造られたことでも知られるこのマルマライ線ですが、この開通によりイスタンブール市内のヨーロッパ側とアジア側との移動は、今までのフェリーなどに比べて飛躍的に便利なりました。この路線もトルコ国鉄ですのでユーレイルパスは利用が可能なのです。

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そしてこのマルマライ線は、現在のイスタンブール市内や近郊での運行にとどまらず、さらにトルコ各地との高速列車のネットワークにつながる予定となっていて、更なる工事が進められています。現時点でも首都アンカラとの間には所要時間約4時間で結ぶ高速列車が運行しているものの、イスタンブールの発着駅は中心部からかなり離れた郊外のベンディッキ駅であまり便利とは言えません。これが今後この工事が完成してマルマライ線と接続されれば、イスタンブールの中心部とアンカラやその他のトルコの主要都市とがダイレクトに結ばれ、トルコの列車利用は一気に便利になるでしょう。

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他にもヨーロッパ側のブルガリア方面の国際路線も、このマルマライ線につながる予定で、ヨーロッパ方面への列車旅行の起点/終点ともなりうるかもしれません。そうなればユーレイルパスを使ってトルコを旅行する人もぐっと増えるでしょう。なおその際には画像のこのイェニカプ駅がそのメイン発着駅となる予定です。

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今後トルコの列車については大きく発展しそうです。トルコ旅行だけでなくその他のヨーロッパの国と組み合わせての旅行の際にも注目です。

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ユーロスター 乗車時間の30分前にチェックイン! Eurostar check-in, 30minute earlier

ロンドンとパリやブリュッセルなどを結んでビジネス客にもレジャー客にも人気のユーロスターですが、このユーロスターはヨーロッパの列車としてはめずらしく乗車前にチェックインが必要となっています。とはいっても出発時間の30分前までなので、飛行機に比べればそんなに早くもないですが、ユーロスターの場合乗車までにもろもろの「手続」があるのです。

ERS

ユーロスターに乗車の際にはまず、列車そのもののチェックインがあります。下の画像のようにチェックインのゲートがありますので、Eチケットの場合はここで自動改札へ、紙チケットの場合は有人の改札へ向かいます。そしてそのゲートを過ぎた後は列に従って、荷物などのX線チェックとなります。ここで荷物や上着をセンサーに通し、自分も探知機をくぐります。列車としてはちょっと面倒ですが。重要施設である海峡トンネルでのテロ防止という点で仕方ないのでしょう。ただ空港でのチェックのように靴まで脱がされて、といったほどのレベルではありません

check in

そしてそのあとは出入国の審査です。ユーロスター乗車時に特徴的なのは、乗車駅で出国管理だけでなく到着国の入国管理も行うことです。たとえばパリ発ならまずはEU側の出国管理が行われ、それが終わるとそのあとさらに目的国の入国管理も行われます。出国は大体簡単ですが、イギリスへの入国はランディングカード(ゲート前などに置いてある)も必要でいろいろ聞かれる場合もあるので、ここで結構待たされる場合もあるでしょう。

CAFE

そしてようやく「全手続」を終えて、カフェなどもある乗車コンコースへ到着です。通常ユーロスターの車内に入れるのは乗車時間の10分前くらいになってからですので、それまではここでコーヒーを飲んだりして少々待つことになります。そして案内とともにボーディング開始となるとようやく乗車となります。

BOARDING

なおあまり待たされるのがイヤな場合は1等ノーマルにあたる「ビジネスプレミア」料金にすると乗車の10分前までのチェックインで乗車が可能です。ただ料金はなかなかいい金額(今月の当社料金で¥55200)となりますので、サービス面のプラスと合わせて考える感じでしょうか。

B PREMIER

お書きしましたように、ユーロスターの場合はヨーロッパ内の他のTGVやICEといった高速列車とは違って、乗車前にもろもっろの手続きがありますので、ある程度余裕をもって出発駅に着くようにお勧めします。30分前を切っても即乗車できないというわけではないですが、混雑した便や時間帯の場合には時間切れとなることもありますので。

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ぜひイギリスとヨーロッパ大陸との移動にはこのユーロスターをご利用ください。

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イタロ ローマ テルミニ駅発着便が増えてます! Italo from/to Roma Termini

イタリアの高速列車として3年ほど前に新たに運転を開始し、今やトレンイタリアの「フレッチャ」シリーズと肩を並べる人気なのがこのイタロです。イタロはミラノ/フィレンツェ/ローマ間の主要路線をメインに、トリノ/ベネチア/ミラノ/フィレンツェ/ローマ/ナポリ/サレルノなどを結び、日本からも多くのお客さまが利用しています。新型の車両を使用し、カジュアルで
そんなイタロのウィークポイントの1つがローマ、ミラノ、トリノといった主要都市の発着駅がいわゆる「中央駅」ではないことでした。それが、ローマについては先月のスケジュール改正から「中央駅」にあたるテルミニ駅の発着便が一気に増えて、この「弱点」が解消されつつあります。(下がテルミニ駅です)

TERMINI

もともとのイタロのローマのメイン駅はティブルティーナ駅で、今でもこの駅にはイタロのローマ発着の便がすべて止まるのですが、概ね半分くらいの列車はさらにテルミニ駅にも止まるようになったのです。もちろんティブルティーナ駅も街中にあって不便ではないものの、やはりテルミニ駅の方が中心部へのアクセスや周辺のホテル、その他の設備も整っていていろいろな面で利用しやすいのは確かです。これでまたイタロがより利用しやすくなったといえるでしょう。ただすべてのイタロがテルミニ駅に止まるわけではないので、利用する時はその便がどの駅に止まるのかを確認するのがベターでしょうね。

TIBURTINA

なおイタロは、ミラノでは中央駅ではなくポルタガリバルディ駅、トリノはポルタヌオバ駅ではなくポルタスーザ駅のみの発着となっています。おそらくこれには政治的な理由(新規参入で、かつ運行にフランス国鉄が関わっているなど)も絡んでいるでしょうし、また航空会社でLCCがメインの空港でなく少し離れた空港に発着するのと似た構図とも言えます。

MIL PGクオリティの高いサービスも人気の理由でしょう。(車両のデザインには好き嫌いあると思いますが。)

ITALO

いずれにしてもローマのテルミニ駅に止まることでイタロはより便利になりましたので、トレンイタリアのフレッチャロッサやフレッチャアルジェントなどと同様にぜひ利用をお勧めします。

ITALO INSIDE

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フランスレイルパス 今月から大幅ラインナップ拡大! France railpass – wider line-up  

その名の通りフランスの列車が利用できるのがこのフランスレイルパスですが、この7月からフランスレイルパスのラインナップが拡大しました。(フランス側からの発表は少々唐突でしたが。。)

TGV dup

これまでフランスレイルパスのバリエーションは利用日数の点では、フレキシータイプの3日/4日/5日/6日/7日/8日/9日のみの設定でした。これが下の料金表のように今月よりフレキシータイプにはさらに1日/2日と長めの15日が新たに加わり、1日~9日と15日の設定なっています。またさらに初めて連続タイプも設定され、連続の2日/4日/5日/8日/15日が新登場となりました。

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また同時に今まで1等にのみ設定されていたシニア料金が2等にも拡大されています。また料金表上には特に書いていませんが、11歳までの子供については、大人やシニアに同伴する場合は無料(大人/シニア1人について子供2人まで)となったのです。

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実はフランスレイルパスは、フランス内で主に利用することになるTGVに乗るには座席予約が必要だったりすることもあって、TGV等を利用する人の多さの割りにはあまり販売が多くなかったのですが、今回も日数などの設定の見直し/拡大で選択の幅が広がりましたので、フランスを旅行する人にとってはよりお求めやすくなったとは思います。特に1日や2日のパスについてはパリ滞在でモンサンミッシェルやトゥールなど1~2か所くらい往復する場合などにはかなり便利に思います。

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ちなみに彼らの「ライバル」ジャーマンレイルパスが今年から同様に連続タイプを設定し、また同伴する子供を無料としています。このあたりも今回のフランスレイルパスのラインナップ拡大への刺激となったでしょうね。

paris nord

これからフランスを旅行される方はぜひ大きくバリエーションの増えたこのフランスレイルパスに注目してください!

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ロンドン オイスターカード メリットいろいろ / Visitor Oystercard – various advantages

前回からの引き続きのロンドンオイスターカードですが、このオイスターカードには現地のロンドン在住者用の通常タイプと、当社でも取り扱っている旅行者向けのビジターオイスターカードとがあります。現地用の通常タイプはクレジットカードと連動させての利用やウィークリーなど定期券にあたる利用も可能ですが、登録などもいろいろ必要になってきますので、やはり普通の何日間くらいの旅行であればこのビジターオイスターカードがお勧めです。またこのビジターオイスターカードの場合は同じカードを他の人が利用することもできますし、チャージされている金額は期限なしに使えることもメリットですね。

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さらにこのビジターオイスターカードには旅行者用ということで、観光用のいろいろな特典がついているのもうれしいポイントです。プラネットハリウッドなどのレストラン等での飲食、ショッピング、観光スポットなどでの割引がありますので、うまく使えばおトクに街歩きが楽しめます。(どのお店に入ろうか迷った時の手引きにもなりますしね。)

OYSTER

時々チャージの仕方が難しいんじゃないのと気にされる方もいらっしゃいます。当社で販売しているカードはもともと10ポンドか20ポンドがチャージされているのですが、何日間か使っていれば金額が当然なくなってきます。そこでチャージするわけですが、通常は駅の自動券売機(画像の機械は少々旧式ですが)でするのが一般的でしょう 。

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券売機の黄色いオイスターのマークの入った読み取りセンサーのところに、カードを当てて表示に従って進むと、その時の残額と何ポンド入金(add)するかのボタンが表示されます。そしてその希望の金額にタッチして、あとはお金を入れればチャージ完了となります。私も個人的にも持っていますが、あまりこのチャージでとまどったことはありません。

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なおロンドン交通局(Transport for London)では省力化とサービス向上のため、段階的に従来の紙チケットをなくしていく方針で、今後さらに、ロンドンで地下鉄やバスなどに乗るときはオイスターカードでの利用が「デフォルト」になるでしょう。ロンドンに旅行される方で、今後また行く可能性のある場合はこのオイスターカードを買っていって損はないと思います。ぜひスマートなロンドン滞在にこの1枚を!

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ロンドン スマートな街なか移動にオイスターカード! U.K. London Oystercard -Smartest way to move

さて今回はイギリスですが、ロンドンの街中を移動するのに一般的なで便利な交通手段といえば、やはりUndergroundやTubeと呼ばれる地下鉄や、赤いダブルデッカーで有名な市内バスです。そしてこうした地下鉄やバスに乗るのにぜひおすすめなのが人気のこのロンドンオイスターカードです。

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このオイスターカードは日本のスイカやパスモにも似たプリペイドタイプのICカードですが、これを使うといくつかのメリットがあります。まずはもちろん利用が便利なことです。そのたびごとにチケットを買う手間もなく、そのまま画像にもある自動改札で黄色いオイスターのマークの読み取り機にかざすだけで自動的に料金が支払われます。(バスは通常乗車時のみ)
特に最近は地下鉄の駅でも有人の窓口が減ってきていて、チケットを買うこと自体がより手間がかかるようになっているのでなおさらです。

entrance

そしてその便利さだけではなく、通常購入するより料金がぐっと安くなることも大きなアドバンテージです。ロンドン地下鉄では現金で1回ごとにチケットを買うと初乗りが4.8ポンドとほぼ¥1000で飛び上がるほど高いですが、オイスターカードを使うとたとえばゾーン1内の場合で2.3ポンドとキャッシュの半額以下で利用できます。

piccadilly

また、1回ごとの料金が安くなる上に、さらにプライスキャップと言って、オイスターカード利用の場合は1日の利用金額が一定額になるともうそれ以上は料金がかからなくなるというも大きなプラスポイントもあります。これは乗り放題チケットのワンデイトラベルカードの機能を組み込んだものと言え、1日に何度も利用することの多い旅行客には特にメリットが大きいでしょう。

Underground

こんなオイスターカードについてはもう少しまた来週にお書きしたいと思います。

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スペイン AVE 乗る前には簡単なチェックインあり! / Spain AVE trains need check-in

さてヨーロッパの多くの国では、日本とは違って、駅に改札がなく乗車前のチェックなしにそのまま列車に乗れてしまうのが一般的ですが、ここスペインではちょっと勝手が違います。AVEやユーロメッドなどすべての長距離列車には乗る前にと簡単なチェックインと荷物の検査があるのです。

BCN1

画像はバルセロナのサンツ駅ですが、ここではAVEなどの高速列車に乗る場合は、まず駅の掲示板で自分が乗る列車のホームを確認し、そのホーム番号が書かれたゲートに向かいます。そしてまずはバッグやスーツケースなどの荷物をその検査の機械に通します。ちょっとフライトに乗る時のような雰囲気もあります。

CHECK IN

そしてそれを過ぎて進むとそのままチェックインのカウンターになりますので、ここでチケットを見せてチェックを受けます。チェックを受けるといっても、特に席を指定されるわけでもなく、荷物を預けるわけでもないので、すぐに終わります。

BCN GATE

そしてそこからホームへと降りていよいよ乗車です。特に面倒というほどではないですが、ここを通らないと乗車ができないので、他のヨーロッパの国の列車に慣れている人はちょっとアレッと思うかもしれません。ただ空港のチェックのような厳しいセキュリティーコントロールがあるわけではなく、ちょっとのんびりした雰囲気で、一応出発時間の2分前まではぎりぎりチェックインできることとなっています。(ちなみに同様にチェックインがあるロンドン/パリ間などのユーロスターは30分前までの手続がマストとなっています)

BCN AVE

このようにスペインのAVEなどの高速列車は特に早めに来ないと乗れないというわけではないですが、フランスやドイツなどのようにそのまま飛び乗れるわけではないのでどうぞお見知りおきください。ヨーロッパの列車は国や区間などごとに特色があってなかなか奥が深い(?)です。

BCN-ZARAGOZA

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