ノルウェーのオスロから南方面へ、国内最長鉄道トンネルを含む22キロの高速新線が12/11に開業 / Norway Follo line opened

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12月も下旬に入って、東京でも寒い日が続いていますが、北欧ノルウェーでは首都オスロとその南の近郊のSKIとの間の約22キロの高速新線が冬スケジュール改定の12/11に開業しました。

Follo lineと名づけられたこの新線区間には、全長約19キロのノルウェー最長の鉄道トンネルが含まれており、最高時速250キロでの走行が可能となっています。これにより、ローカル列車はもともとの路線を、より長距離の列車は新線を経由することとなり、スピードアップや利便性の向上が図られています。

このルートにはオスロとスウェーデンのヨーテボリとの列車も走っており、今回この新線開通により、オスロ⇔ヨーテボリ間は10~20 分程度短縮され、さらに便利で利用しやすくなっています。 今後の北欧のご旅行の際はぜひ利用してみて下さい。(なおもともとのノルウェー国鉄は現在VYという名称で各種交通機関を運行しています)

2022年も残り10日を切りましたが、当社の今年の営業は12/27までとなります。 本年も当ブログをご覧頂きありがとうございました。今年に入ってコロナの影響も徐々に収まってきましたので、来年こそ自由に海外旅行が楽しめる環境となることを期待したいと思います。

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なお新年の当社の営業は連休明けの10日からになります。2023年もぜひ当社ユーリンクと当ブログをよろしくお願いいたします。よいお年をお迎え下さい!

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スペインのマドリッド⇔バルセロナ間にトレンイタリア系の高速列車IRYOが参入/IRYO Madrid-Barcelona

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12月に入って今年も残り少なくなりましたが、先日のスペインで一番の主要路線のマドリッド/バルセロナ間に、先日11/25からトレンイタリア社(イタリアのJRに相当)の関連会社による高速列車IRYO が新規参入し、運行を開始しました。 この区間は 日本で言えば東京大阪間にあたるような 、ビジネス客も観光客も多く利用するルートで、もともとスペイン国鉄RENFEの高速列車AVEがひんぱんに運行し、さらに数年前からフランス国鉄SNCFの格安版TGVのOUIGOも参入している路線です。

image : https://iryo.eu/en

今回のこのIRYOはトレンイタリア社とスペインの航空会社との共同会社による運営で、車両はイタリアが誇る最新型の高速車両フレッチャロッサ1000(ETR400)を使用し、この両都市間を途中サラゴサを経由し最速2時間半で結びます。また便数的にも1日を通して1~2時間に1便程度(1日片道10便ほど)とかなり多く、利便性も高いといえるでしょう。

またこのIRYOの場合はOUIGOやAVEの格安版のAVLOのようなLCC的な格安列車の位置づけではなく、通常の2等に加え、1等にあたる食事付のINFINITA BISTRÓなど4つのカテゴリー(利用クラス)が用意されており、旅行スタイルや予算などに応じて選ぶことができます。

ヨーロッパでは鉄道路線の「オープンアクセス化」により、同じ区間で複数の鉄道会社が運行し競争するケースが多くなってきていますが、 マドリッド⇔バルセロナ間 でも この IRYO の新規参入により、利用者としてはさらに便利でリーズナブルに移動が楽しめるようになるかと思います。コロナ明けのヨーロッパ旅行ではぜひこうした高速列車を利用して快適な移動を楽しんでください。

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