ミラノ⇔リミニ間などでETR700によるフレッチャアルジェントが増便中/ETR700 run as Frecciargento

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今日から2月に入りました。コロナウイルスの騒動が続いていますが、早めに収束して欲しいところです。

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さてイタリアのミラノやボローニャと、リミニやアンコーナさらにバーリを結ぶアドリア海沿いの路線では、昨年の6月から新しく高速車両ETR700によるフレッチャアルジェントの運行がスタートし、12月のスケジュール改正ではさらに増便が進んでいます。今までこの区間はフレッチャビアンカが多く運転していましたが、そのフレッチャアルジェントへの置き換えが進んでいるのです。

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image: trenitalia.com

このETR700ですが、これは最近に新型車両として作られたものではなく、実は以前オランダの高速列車のフィーラ用として作られたV250という車両でした。それでオランダ内高速新線で運行をスタートしたのですが、この車両がオランダの寒さに対応できず故障が相次いだため、結局使用されなくなり、それをトレンイタリアが引き取って大リニューアルをして、ETR700としてイタリア内の列車に再利用することとなったのです。

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そのスタイリングはかなり独特で、ちょっとユーモラスな感じですが、カラーリングがシルバー(グレー)とレッドのアルジェントカラーに塗り直され、なかなか精悍なイメージとなっています。性能的にも最高時速は250キロに達し、従来のフレッチャビアンカに比べるとミラノとの間で30分ほど所要時間が短縮され、ミラノ/ボローニャ間で高速線を走るフレッチャロッサよりは少々時間がかかりものの、ミラノ/リミニ間を約3時間、アンコーナの場合はおよそ3時間半で結んでいます。
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image: trenitalia.com

またクラス設定は通常のフレッチャアルジェントとは違って、1等(ビジネス)と2等(スタンダード)の間に、フレッチャロッサ都同様の2等プレミアムを加えた3クラス制となっています。また車内はWIFIも完備され、より快適な利用が可能となっています。

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image: trenitalia.com

12月からはイタリアの「かかと」にあたるレッチェまで運行ルートが延び、このアドリア海沿いのルートはこのETR700によるフレッチャアルジェントが主力列車となっています。今後リミニやバーリなどへ旅行される場合にはぜひこのフレッチャアルジェントをご利用下さい。

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