今年のスイス旅行にはユーレイルグローバルパスもお勧め!/Eurail Globalpass for Swiss

(ユーレイルグローバルパスなどのお求めは、当社 スイスショップよりどうぞ)

いよいよもうすぐ4月で新年度入りとなります。今年は元号も変わるということで2回心機一転の機会があるように思います。さてスイスの観光シーズンも近づいてきましたが、スイス鉄道旅行でスイストラベルパス(フレックス)と並んで実はご利用がお勧めなのがこのユーレイルグローバルパスです。
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ユーレイルグローバルパスはヨーロッパほぼ全域で利用できるパスで、料金もそれに比例して高めのイメージがあります。ところが今年のグローバルパスは、去年までのユーレイルセレクトパスがなくなったのをカバーすることもあって、特に日にちの短い3日や5日などがぐっと値下げされて料金的に利用しやすくなっているのです。

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実際の金額(4月販売分)としては、例えば一番短い3日利用の場合で、スイストラベルパスは連続タイプで1等¥44900、2等¥28400、フレックスで1等¥51600、2等¥32600なのに対し、グローバルパス(フレキシー)は1等で¥39600、2等¥29700となります。おなじフレキシータイプで比較すると、1等2等ともにグローバルパスが料金的には有利で、特に1等に関してはかなり安くなっています。

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もちろんスイストラベルパスの場合は通常の列車だけでなく、ポストバスや湖船や市内交通機関も利用でき、登山列車が50%オフとなり、ファミリーカードで親と同行する子供無料は無料となるなど、様々なメリットはありますので、一概には言えないところもあります。またグローバルパスも、メジャーなところではインターラーケン/グリンデルワルド間はカバーしておらず、登山列車や湖船の割引はごく一部など、アドバンテージに欠ける点もあります。ただスイストラベルパスにはないシニア割引料金もありますし、他に11歳までの子供の無料特典などもついています

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ですので今年のスイスの鉄道旅行については、どこを周遊するのか、クラスは1等なのか2等なのか、どういう交通機関を利用するか、年齢はどうなのかなど、総合的に考えて、利用するレイルパスをどうするのか決めるのがよさそうです。当社の「パス料金表」もぜひご参照ください。

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ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

ロンドン⇒アムステルダムのユーロスターが6月から3便体制に/ Three Eurostar trains to Amsterdam

ユーロスターは昨年4月に、ロンドンからオランダのアムステルダムまでの運行を開始しましたが、さらにこの6月のスケジュール改正(6/10)より現在の2便から1日3便に増便されることとなりました。この区間はビジネスマンを中心に人気が高く早速の増便となります。

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この区間のユーロスターは、途中でブリュッセルとオランダのロッテルダムに停車してアムステルダムに向かいます。現在は平日であれば概ね朝と夕方の1便ずつの運転ですが、これに11:04がに新たに増便されて3便体制となります。下にその新しいスケジュールを貼りましたが、朝7時台と夕方はビジネス利用に便利ですし、新しい11:04は一般の旅行者向けにも利用しやすい時間帯とですので、現在よりもさらに幅広い客層から人気が出そうです。なおイギリスとオランダなど大陸のヨーロッパ諸国は時差が1時間ありますので、実際の乗車時間はいずれも約4時間で、飛行機移動と比べても利便性で問題ないと言えるでしょう。

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なおユーロスターは独自のチェックインシステムをとっていて、どの駅から乗る場合でも(季節限定等の停車駅除く)、乗車時にチケットのチェックや荷物のチェック、そして出入国の手続などを全て済ませるシステムになっています。ですので、乗車時は通常の列車よりやや早めに駅に着く必要はありますが、そこで手続関連は全て終わりますので、乗車後の検札や到着駅での各種手続等はありません。その点でかなり乗り物として便利と言えます。

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ただその一方、乗車駅にそうした設備やスタッフなどが必要となる関係で、今回のユーロスターもロンドンからアムステルダムは運行されますが、この逆のアムステルダムからロンドンへは運行がありません。この点は少々注意してください。アムステルダム(とロッテルダム)にはまだそうした施設等がないので、オランダ側からお客さんを乗せることができないのです。当面アムステルダムなどからロンドンへユーロスターを利用する場合には以前と同様ブリュッセルでの乗換となります。なおこのユーロスター用のチェックイン施設については設置が進められており、早ければ今年の年末頃にオランダ側からの運行もスタートするかもしれません。

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ぜひイギリスからオランダへの移動に関してはこの6月以降さらに便利になるユーロスターをご利用ください。遠い空港への移動や厳しいセキュリティチェックなどを避けられる点は飛行機移動と比べて大きなアドバンテージと言えます。さらに今後はアムステルダム発の便の運転開始にも期待しましょう。

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まもなくシーズン!今年もスイスユングフラウ鉄道のお勧めはVIPパス!!/ Jungfrau Vippass 2019

(ユングフラウVIPパスなどのお求めは、当社 スイスショップよりどうぞ)

東京も少しずつ暖かくなってきて、もう春もすぐそこという感じですが、同時に今年のスイスの観光シーズンも近づいてきました。スイスのパノラマ列車の一番人気が氷河特急なら、登山鉄道の一番人気はやはりこのユングフラウ鉄道でしょう。

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今年は10連休ということもあって、ゴールデンウィークにスイス旅行をされる方も例年になく多いですが、この時期からのユングフラウ観光にお勧めなのが、ちょうど4/13から利用期間がスタートとなるユングフラウVIPパスです。このユングフラウVIPパスはユングフラウヨッホも含めてユングフラウエリアで3日分利用できるパスで、その利用エリアや有効期間(3日)そして割安に設定された料金の点で、ちょうど日本からの旅行客にぴったりのパスと言えます。

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利用エリア的には、メインとなるユングフラウヨッホへのルートはもちろん(但しこの間の往復は1回のみ利用可)、インターラーケンから上のユングフラウエリアの登山鉄道や山岳交通機関をほどよくカバーしています。ハイキングなどにも人気のメンリッヘンやフィルストなども含め、このエリアに数日滞在して観光するのにちょうどいいカバー範囲と言えます。また有効期間は3日のみの設定ですが、大体日本からの観光の方はこのエリアでインターラーケンかグリンデルワルドあたりに2泊位して観光しますので、ちょうど3日あると宿泊の前後にも利用できてジャストフィットという感じです。

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そして料金的には、このパスは現時点の当社料金で¥25500となっていますが、これは通常のインターラーケンからの単純往復の料金がが5月末までのミッドシーズンで¥26500、6月からのハイシーズンで¥28500よりも安く、かなりのバーゲン料金なのです。単純なユングフラウヨッホ往復の1日観光にもお勧めできる商品なのです。

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ただこのVIPパスにはスイスハーフフェアカードやスイストラベルパスなどのレイルパス利用者への割引は特にありません。ですので、特に割引率の高い(50%オフ)のハーフフェアカードを利用の場合には半額となる通常の往復乗車券を利用してもいいでしょう。なお通常の乗車券は少し案内しましたように、6月~8月はハイシーズンの高めの料金が適用となりますので、利用時期も合わせて考えてもいいかもしれません。

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また長めの滞在で利用日数が4日以上などの場合は、最大8日までの設定があり、カバー範囲も比較的広いユングフラウトラベルパスの利用もおすすめです。このユングフラウトラベルパスにはハーフフェアカードなどの割引もありますのでそれも利点と言えるでしょう。(ただユングフラウヨッホへの往復区間は追加料金が必要となります) 一応下がユングフラウトラベルパスのカバー範囲になります。

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なお今シーズンのユングフラウVIPパス(ユングフラウトラベルパスも同じ)の利用期間は4/13から10/21までとなります。ぜひ今年もVIPパスなどを利用して、おトクにユングフラウの美しい風景と自然を満喫して欲しいと思います。詳細情報は当社のHPまたはウェブショップよりご覧ください。

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各種ユーレイルパス、春の10%割引キャンペーンがスタート!4/9の発券分まで!! / Eurailpasses

3月に入って少しずつ暖かくなってきましたが、今週からまた新しく各種ユーレイルパスの春のキャンペーンがスタートとなりました。今回のキャンペーンは来月9日までの1ケ月の間の購入分について、ユーレイルグローバルパスと多くの国別パスが一律で10%割引料金でお求めになれるというものです。
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このキャンペーンではグローバルパス全てと、北欧を除くほとんどの各国の国別のパスの全てが対象となります。ですので、グローバルパスやフランス、イタリア、オーストリアなどほとんどの人気国のパスは割引になると思っていいでしょう。一応対象外となるのはスカンジナビアパス、スウェーデンパス、ノルウェーパス、フィンランドパスのみですので、なかなか間口の広いキャンペーンと言えます。

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また各パスにはユースやシニアの割引料金の設定がありますが、そうした割引料金についてもこのキャンペーンの対象となります。ダブルで安くなりますので、なかなかのおトク感があると思います。具体的には、例えば売れ筋のグローバルパス連続大人15日ですと通常¥80600のところがキャンペーンで¥72600、フランスパスの2等3日¥20200が¥18200など、より魅力的な料金となります。

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ただ例によってキャンペーン料金のため、購入後は変更やキャンセル、払戻しなどは一切できません。その点は注意が必要です。いずれにしても確実に旅行をすることが決まってからお求めになった方がいいでしょう。

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なお今回の割引キャンペーンについては、特に購入後の利用期間の制限はありませんので、購入からおおよそ11か月後まで利用が可能です。既に確実にお決まりであればゴールデンウィークやさらには夏の旅行にもおすすめできます。

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これからヨーロッパも春を迎え、旅行シーズンへと入ってきます。ぜひこれからの春休みやさらに連休時期のご旅行にこのおトクなキャンペーンをご下さい!

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今年のベル二ナ特急は1便がランドクアルトまで延長運転/ Bernina Express 2019 runs from Landquart

3月に入ってちょっと春めいてきましたが、スイスの人気パノラマ列車で、氷河特急と合わせての利用も多いのがこのベルニナ特急です。チューリッヒなどにも近いクールや、山岳リゾート地のサンモリッツと、イタリア国境にあるティラノ間を結び、最高標高の2054mのベルニナ峠やラーゴビアンコの湖水などの美しい風景を満喫できる列車なのです。

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このベルニナ特急は氷河特急と同じく、今シーズンは5/11からサマースケジュールの本格運行がスタートとなりますが、今年のトピックは従来のダボス/ティラノ便が、チューリッヒに近いランドクアルトまで延長運転され、ランドクアルト/ダボス/ティラノ間の運転になることです。ランドクアルトへはチューリッヒから1時間ほどで、今までのクール接続に加え、チューリッヒから利用できる便がもう1本増えることになり、よりベル二ナ特急が利用しやすくなるのです。

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もちろんこのランドクアルト/ダボス/ティラノ便とクール/ティラノ便に加え、サンモリッツ/ティラノ便が午前と午後に1便ずつありますので、ベル二ナ特急は今年も合計1日片道あたり各4便の運転となります。日本の旅行者に人気なのは片道2時間とほどほどの乗車時間のサンモリッツ/ティラノ便で、気楽に利用できるのが人気のポイントかもしれません。またクールとの場合は乗車時間が4時間ほどで、チューリッヒ方面から利用する場合にはこの便を利用するのが便利です。

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なおティラノでは、観光用の路線バスのベルニナバスがに接続し、保養地としても知られる湖畔リゾート地のルガーノとの間を結んでいて、さらに変化に富んだ風景を楽しむことができます。またティラノからはミラノとの間にイタリア側の列車が運行していますので、ベルニナ特急を使ってスイスとイタリア方面との間を移動するのもお勧めです。

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ちなみにティラノは町としてはイタリアに入りますが、ティラノ駅自体がスイスとイタリアの国境駅扱いとなるため、ベルニナ特急はスイスで有効なパス+座席予約で利用可能です。ベルニナバスも同様にイタリア内も走りますが、スイスのみのパスで利用できます。

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なおベルニナ特急も、氷河特急と同様に1等2等とも全席がパノラマ車両で、また全席予約制となっています。便や日にちによっては人気が集中する場合もありますので、ご利用が決まっている場合には早目に予約されると安心です。(予約開始は乗車日の3か月前から!) 詳細はこちらの当社HPをご覧ください!

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今シーズンもぜひ夏のスイス旅行に、より便利になるベルニナ特急をご利用ください!!。

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