各種ユーレイルパスのウィンターキャンペーン(一律10%オフ)スタート!今月末まで!!/ Eurail winter campaign

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

12月に入っていよいよ今年も残りわずかとなってきましたが、そんな今週12/3からまたユーレイルパスの割引キャンペーンがスタートとなりました。
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今回のキャンペーンは、ユーレイルグローバルパスと各国の国別パス(ナショナルパス)を合わせた全てのタイプのユーレイルパスを対象に、今月12月末までの購入分について一律で10%割引でお求めになれるというものになります。先週にもグローバルパスのキャンペーンはありましたが、今回はイタリアやフランス、オーストリアなど全て国別パスも含む、ユーレイルパス全体を対象としたキャンペーンとなります。またさらに、通常の大人料金だけでなく、ユースやシニア料金などの割引料金にも適用となりますので、そうした方にはダブルでお得になると言えます。

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10%割引になりますので、例えばグローバルパスの一番ベーシックな3日(フレキシー)ですと、当社の通常料金で現在1等大人¥38400のところが¥34600になりますし、また少々長めの旅行に人気の1等連続15日ですと通常¥77600が¥69900なります。また国別パスでは例えばイタリアの1等3日ですと¥22500が¥20300、オーストリアの1等8日でしたら¥45400が¥40900となり、かなりのお得感と言えるでしょう。

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2か国以上行かれる場合はグローバルパス(北欧ならスカンジナビアパス)、また国を限定しての旅行なら国別パスをうまく選んでいただければと思います。またグローバルパスは今年からイギリスも利用できるようになって、今まで以上に、ヨーロッパであればどこでも利用できるパスになっています。

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なお今回のキャンペーンは、料金が割引となっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行がお決まりになってからのお求めが安心かと思います。ただパスは発券日から最大で12ヶ月程度後まで利用可能ですので、今後の春休み時期やゴールデンウィークなどのご旅行にお使いになることも可能です。

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またこのキャンペーンは、ユーレイル関連のパス(ユーレイルと名の付くパス)が対象となりますので、スイストラベルパスやドイツのジャーマンレイルパス、またイギリスの各種ブリットレイルパスなどは割引になりません。ご注意ください。(ブリットレイルパスについては別の15%割引キャンペーンが実施中です)

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ぜひ今回のキャンペーンをうまく利用して今後のヨーロッパ旅行をお得に楽しんで欲しいと思います。

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ヨーロッパの各種列車手配やレイルパスなどのお求めは、専門旅行会社のユーリンクまで

グローバルパスの5%オフ&チャリティーキャンペーンが10/29まで限定再開! / Eurail Globalpass ‘Save & Give’ campaign again

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

10月も下旬で秋も深まってきた感じですが、以前に今年の夏にも行われた、ユーレイルグローバルパスの「SAVE&GIVE」キャンペーンが今週10/24から来週の10/29までの限定で再開されています。
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このユーレイルグローバルパスはほぼヨーロッパ全域で利用できる人気のレイルパスですが、今回のキャンペーンは前回同様「SAVE&GIVE」ということで、パス料金の5%割引とチャリティ団体への募金がセットになっています。具体的にはグローバルパスの全タイプ(シニアやユースなども含む)が5%の割引となり、同時にユーレイルを通じて国境なき医師団などのチャリティ団体に1パスあたり15ユーロが募金されるという内容になります。

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image:eurail.com

5%割引ということで、例えば一番ベーシックな3日フレキシーの場合1等大人¥37600(当社料金)のところが¥35800に、また少々長めの1等連続15日ですと通常¥75800が¥72100になるなどなかなかの割引になります。またそれに加えて、このキャンペーンの利用で自動的にチャリティ募金がなされ、それが社会的貢献につながるという点もポイントです。ヨーロッパでは現在環境問題なども含めた社会的な意識が高まっていて、それと組み合わせた新しいタイプのキャンペーンと言えるでしょう。

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なお今回のキャンペーンは最初に書きましたように販売期間が短く来週の10/29までの購入分(発券分)が対象となります。この日を過ぎますともう適用にはなりませんので、キャンペーン利用をご希望の場合には必ず10/29までにご購入ください。またキャンペーン利用のパスは、料金が安くなっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんのでその点も注意ください。(なおパスは購入からほぼ1年後まで利用可能ですので、来年の旅行などに使用することはできます)

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これからの秋冬にヨーロッパの列車旅が決まっている方は、ぜひこのグローバルパスのキャンペーンをお見逃しのないように!

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2020年夏からミラノとパリ間でフレッチャロッサが新規参入開始へ/ Frecciarossa 1000 for Milan-Paris

(FロッサやTGVについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

10月に入ってもう今年2019年も残り3ヶ月となりましたが、その来年2020年夏からミラノとパリ間でイタリアの高速列車のフレッチャロッサが直通運転を開始する見通しとのことです。そのフランス内でのテスト運行も先月よりスタートとなりました。

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上の画像がこのミラノ/パリ間を運行する予定となっている、トレンイタリア(イタリア国鉄に相当)の最新型の高速車両フレッチャロッサ1000(ETR1000またはETR400)になります。さすがイタリアといった感じのカラーリングとダイナミックなエクステリアデザインが印象的で、性能的にも最高で時速360KMまでの運行が可能な最新車両となっています。もちろん車内の快適性にもぬかりはありません。ちなみにこのFR1000の生産には日本の日立も大きく関わっています。

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現在このミラノ/パリ間の昼間の直通便としては現在フランス側のTGVが所要時間7時間ほどで1日あたり3便運行しているのですが、ここに来年6月予定でイタリア側のFロッサが新規参入をかけることとなります。この区間の運行は、トレンイタリア系のThello社(イタリアとフランス間の他の区間や夜行列車も運行)が担当し、当面1日あたり2便ずつの運行が予定されています。ルート的にはTGVと同様に、途中イタリアのトリノやフランスのリヨンを経由しての運行となり、所要時間はTGVよりは短い6時間45分程度の見通しとのことです。

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今のところミラノ/パリ間については、所要時間も7時間少々と長く、便数も少なめなこともあって、旅行者に大人気の都市同士のわりには列車を利用する方は多くないのですが、イタリア側の参入により競争が活性化されて、この区間での列車利用もよりポピュラーになっていきそうです。(この区間の直通はこれにより片道あたりTGVが3便、Fロッサが2便、夜行が1便の計6便となります) もちろんミラノ/パリだけでなく、パリとトリノやリヨンからミラノなど途中区間での利用もさらに便利になります。

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近年のヨーロッパの鉄道は「オープンアクセス」化が促進され、他の国の鉄道会社が別の国に乗り入れてくるケースも多くなりました。ぜひ来年夏からのこのFロッサのパリへの「殴りこみ」にも期待したいところです。

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ジャーマンレイルパス(3日+4日)の割引キャンペーンが来月スタート予定/ German railpass campaign

(ジャーマンレイルパスは当社ユーリンクよりお求め下さい。)

まもなく10月ということで日々秋めいてきていますが、来月からまたジャーマンレイルパスのキャンペーンがスタートする予定となっています。

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ジャーマンレイルパスのキャンペーンは年に何回か実施されるのですが、今回のキャンペーンは短めの3日と4日のパスが対象となります。具体的には、10月から12月14日までの購入分(発券分)に関して、全タイプの3日と4日の料金が通常より10%割引になるという内容になります。

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ジャーマンレイルパスには連続タイプとフレキシータイプがありますが、もちろん両方の料金ともに割引の対象となります。また一般の大人料金だけではなく、2人同行用のツイン料金や27歳までのユース料金といった割引料金にも適用となり、さらに10%安くなりますので、なかなか「使える」キャンペーンと言えるでしょう。例えば一番ベーシックな2等3日連続タイプの通常の大人料金は¥24600ですが、このキャンペーンを利用すると¥22200となり、さらに2人同行の場合はツインのキャンペーン料金で1人あたり¥17000となり、ダブルで得となるわけです。

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ドイツと言えば看板列車は高速列車のICEですが、ドイツではこうしたICEやICなどのネットワークが発達していて国内での列車移動がとても便利ですし、またICEが全席予約制ではなくパスのみで自由席として利用できることもあって、レイルパスがとても使いやすい国と言えます。またドイツは、イギリスのロンドンやフランスのパリのような一極集中がなく、フランクフルト、ミュンヘン、ケルン、ベルリンなど主要都市が各地に分散し、都市間を移動する機会が多いこともあって、このジャーマンレイルパスは多くの国別のパスの中でもトップを争う人気のレイルパスとなっています。

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またさらにドイツ内の列車に限らず、ジャーマンレイルパスは、ベルギーのブリュッセルとの間のICEやイタリアのベネチアなどとの間のEC、さらにポーランドやチェコとの間のICバスにも利用が可能となっています。また人気のロマンティック街道バスの割引(20%)などの特典もあり、ドイツ内外の旅行に幅広く利用できる商品と言えるでしょう。

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なお今回のキャンペーンは、書きましたように12/14までの発券分が対象ですが、パス自体は購入後1月末までが利用可能期間となりますので、早めに購入してクリスマスシーズンや年末年始の旅行に利用することも可能です。ただキャンペーン商品のため一度お求めになった後の変更や払戻などはできませんので、確実に旅行が決まってからのお求めが安全でしょう。

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これからの秋のドイツもまだまだ観光も楽しめますし、冬になれば美しいクリスマスマーケットもオープンします。ぜひこれからの秋冬のドイツ旅行にこのジャーマンレイルパスのキャンペーンをご利用下さい。

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ユーレイルグローバルパスの秋の10%オフキャンペーンがスタート!/Eurail Globalpass campaign

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

さて9月も半ばを過ぎて、ぐっと秋らしくなって来ましたが、そんな今週からまたユーレイルグローバルパスの新しい割引キャンペーンがスタートとなりました。
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ユーレイルグローバルパスはほぼヨーロッパ全域で利用できる人気のパスですが、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人やシニア料金など全てのタイプが一律で10%の割引となります。

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10%割引ということで、例えば一番ベーシックな3日(フレキシー)ですと、今月の当社の通常料金で1等大人が¥37600のところが¥33900に、またちょっと長めの旅行に人気の1等連続15日ですと通常¥75800が¥68300に、またパスの中で一番長い1等3ヶ月になると¥154200が¥138800と、かなりのお得感と言えるでしょう。

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なお今回のキャンペーンは、購入については来月10日発券分までの限定となります。このキャンペーンを利用したい場合は必ずそれまでにお求め下さい。なお購入後、利用可能なのはクリスマス前の12月15日までとなりますので、それまでのご旅行用にお求めいただければと思います。またこのキャンペーン利用の場合、料金が割引となっていることもあって、お求めになった後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行がお決まりになってからのお求めが安心でしょう。

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なおグローバルパスというと以前のイメージで、ヨーロッパ全体を旅行するわけじゃないから関係ないと思っている方もいらっしゃると思いますが、昨年販売分からグローバルパスは料金体系が大きく変わって、日数の短い3日や5日はぐっと割安になりました。これによりドイツとフランスなど1~2か国程度の旅行にもフィットし、お勧めできる商品となっています。また同時にイギリスも利用できるようになりましたので、通常のヨーロッパないであれば特に利用できる国などを気にしないで使えるようになったと言えるでしょう。

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これからの秋もまだまだヨーロッパの観光シーズンは続きます。クリスマス前までのヨーロッパ旅行には今回のグローバルパスのキャンペーンをうまくご利用ください。

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イタリア ローマとミラノ間でフレッチャロッサとイタロが増便でさらに便利に!/Frecciarossa e Italo

(イタリアの列車手配については当社ユーリンクにご依頼下さい)

イタリアの高速列車と言えば代表的なのはフレッチャロッサ(Frecciarossa)とイタロ(Italo)ですが、一番のメインルートのローマとミラノ間でそれぞれが増便され、イタリア内の列車移動がさらに便利になっています。

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フレッチャロッサは トレンイタリア(もともとの国鉄)が運行していますが、6月からさらに便数を増やし、大体このローマ/ミラノ間を、5時台から21時台まで1時間に3便から最大4便程度運行しています。その内の3~4便の内の2便はノンストップかまたはボローニャのみ停車の速達タイプで、ローマテルミニ駅とミラノ中央駅の間をおよそ3時間(最短2時間55分)で結びます。

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一方のイタロは、新規参入したNTV社による運行で、フレッチャロッサほどではないですが、最近1日片道2便ずつを増便し、およそ1時間あたり2便の運行となっています。その中で同様の速達タイプが1便で、こちらも両都市間をほぼ3時間で結びます。

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以前にはこの区間は4時間以上かかっていたことを思うと、はるかに便利になった感はあります。この所要時間であれば空港に行ってセキュリティチェックを受けて飛行機に乗るよりも、多くの人はこうした高速列車の利用を選ぶでしょう。また合わせると10分おき程度に運行していますので、時間もよりフレキシブルに選ぶことができます。

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また料金的にもノーマル料金(1等¥18000程度、2等¥13000程度)とさほど高くないですし、さらに両者の競争のおかげで早めの予約や空いている便の場合ならかなり安い料金での利用も可能です。またサービス面でもそれぞれ新型車両(FR1000、AGVなど)が投入され、また特等クラスなども含めた4クラスからお好きなクラスを選択でき、とても快適な移動を楽しめます。

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ぜひこうしたイタリア内での移動には便利で快適そしてお得な、こうしたフレッチャロッサやイタロなどの高速列車をご利用下さい。

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引き続き、フランス内の土砂災害のためパリ/ミラノ間のTGVなど運休中/ TGV Paris-Milan operation suspended

(TGVやTHELLOなどヨーロッパの列車予約は当社ユーリンクにお任せください)

日本でも梅雨の時期ということで各地で水害の情報が出ていますが、フランスでも今月初旬の7/2に大雨により、シャンベリーに近いイタリアとの国境周辺で土砂崩れが発生し、それにより現在もこのルートを運行するパリ/ミラノのTGVなどが運休となっています。

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PHOTO:sncf.com

このルートは通常のローカル列車(TER)の他、TGVやパリとミラノやベネチアを結ぶ夜行列車THELLOが運行しているのですが、まずTGVについては7/31までの運休が確定し、そしてその後も8/15までの乗車分については予約を休止している状況となっています。来月の前半までにこの区間のTGVの利用を予定している方や検討している方はよく確認しておいたほうがいいでしょう。なおこのルートでは一部イタリア内の代行バスも運行されており、当面パリ発12:45のTGVや、ミラノ発11:00の代行バスに乗りますと、両都市間を移動できるとのことですが、利用できる人数も少なめですのでSNCF自体もあまりお勧めしていません。もしこの区間を昼間移動されたい場合にはスイスのローザンヌ経由でTGVとECを乗り継いだほうが安全で快適でしょう。

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また夜行列車のTHELLOについては、利用客の多い週末などの便については迂回ルートでの運行が行われているとのことです。発着時間も通常通りということですので、これらの日であれば実質的に利用にあたっての影響はないと言えるでしょう。またそれ以外の平日などの場合にはバスによる代行運転となっており、寝台などの設備はないものの、移動自体は確保されます。

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もちろん急ピッチで復旧工事も進められているようですが、現時点では8月以降についてまだ確実な情報は出ていませんので、直近の利用に際しては運行情報などを良く確認されるのがいいでしょう。または8月上旬までの旅行の場合はローザンヌ経由など他のルートや他の交通機関を考えるのがいいかもしれません。まさに夏の旅行シーズン真っ盛りですが、列車周遊の方は情報をよく確認の上で旅行を楽しんで欲しいと思います。 

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ユーレイルグローバルパスの「Save&Give」キャンペーン(5%off)が新スタート!/Globalpass Save&Give campaign

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

さて6月も下旬で、「梅雨真っ盛り」という感じですが、そんな今週からユーレイルグローバルパスの新しいキャンペーン「SAVE&GIVE」キャンペーンがスタートとなりました。
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ユーレイルグローバルパスはご存知のように、西はポルトガルやイギリス、東はポーランドやトルコ、北はスウェーデンやフィンランド、そして南はイタリアやギリシャなど、ほぼヨーロッパ全域で利用できるパスですが、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人やシニア料金など全てのタイプが一律5%割引となります。また同時に「SAVE&GIVE」ということで、このキャンペーンを利用して購入すると、ユーレイルを通じていくつかのチャリティ団体に1パスあたり15ユーロが募金されるという内容になっています。

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一律5%ということで、例えば一番ベーシックな3日フレキシーですと、現料金で1等大人が¥38700のところ¥36800に、またより長めの1等連続15日ですと通常¥78200が¥74300に、また一番長い1等3ヶ月になると¥159000が¥151100と、なかなかの割引になります。またさらに購入により15ユーロが募金されるということで、社会的にいいことをした感も味わえるわけで、今までと一味違った新しいタイプのキャンペーンと言えるでしょう。

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なお今回のキャンペーンは来月の16日までの購入分(発券分)に適用となります。この日を過ぎますとキャンペーンの利用はできなくなりますので、ご利用の場合にはそれまでにご購入ください。またこのキャンペーン利用の場合、料金が安くなっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんのでその点も注意しておく必要があるでしょう。(なおパスは購入後約1年利用可能ですので、今年の夏だけでなく来年の旅行に使用することはできます)

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これからいよいよ夏の旅行シーズンを迎えます。この時期は長く旅行される方も多いですので、ぜひヨーロッパのご旅行に今回のグローバルパスのキャンペーンをうまくご利用ください。

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ユーレイルパスはイタロやウエストバーンなどの新規運行会社で利用可能?/ Eurail for new train operator Italo or Westbahn

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。またイタロなどの予約もお任せ下さい)

6月も中旬に入って、夏の旅行シーズンもまもなくとなりました。この時期は長い旅行の方も多く、ユーレイルグローバルパスなどのレイルパスも販売が多くなる時期です。ユーレイルパスはエリア内の列車が乗り放題ということで人気ですが、その一方でヨーロッパの列鉄道は運行の自由化が進み、もともとの国鉄系の鉄道会社以外の運行会社が列車を運行することも多くなってきました。
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このタイプの新規運行鉄道会社で一番有名なのはイタリアのイタロでしょう。イタロは今やイタリア内のメインルートのローマ、フィレンツェ、ミラノ、ベネチア、ナポリ、トリノからさらにサレルノやベローナなど多くの主要都市間を結び、もともと国鉄系のトレンイタリアのライバルとして、毎日多くの列車を走らせています。さてこの人気のイタロですが、残念ながらユーレイルパスは今のところ利用できません。ユーレイルパス利用の場合はトレンイタリアの列車に乗っていただくことになりますのでご注意下さい。なおイタロは区間や便にもよりますが、比較的安めの料金で利用できることが多いので、パスとは切り離して割引料金で利用するのがいいでしょう。

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また最近知られてくるようになったのはオーストリアのウエストバーンです。ウエストの名のように中心都市のウィーンから西側のリンツやザルツブルクとの間を運行する新規運行会社で、このルートでは国鉄系のOBB(オーストリア連邦鉄道)のレイルジェットと同等のスピードで運行し、ライバル関係となっています。このウエストバーンは運行開始当初はユーレイルパスは利用できませんでしたが、現在はユーレイルパスで利用が可能です。この列車は座席予約なしでも乗車できますので、パスで気楽に利用できるでしょう。(なおヨーロピアンイーストパスではウエストバーンは利用できませんのでご注意下さい)

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オーストリアのお隣のチェコを中心に運行しているのがレギオジェットとレオエキスプレスです。特にレギオジェットはプラハとウィーン間の主要ルートも運行し、オーストリアのレイルジェットのライバルになりつつありますが、この2社も昨年の秋からユーレイルパスが利用できるようになりました。なおレギオジェットはもともとバスをメインに運行している会社で、バスについてはユーレイルの対象外となります。

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そしてこの他にも、バス会社のFLIX社が運行するドイツのFLIXトレインはパスは利用できないなど、新規参入の鉄道会社でユーレイルパスが利用できるかは、会社によってまちまちとなっています。今後も運行自由化のさらなる進展で、こうした国鉄系以外の新規運行会社による列車は増えていくと思いますので、少々手間ではありますがそれぞれの列車についてユーレイルパスで利用できるかどうか確認してご利用ください。ぜひユーレイルパスで楽しいヨーロッパ旅行を!

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便利でお得なユーレイルパス、利用の際のご注意/ Eurailpasses : Steps to use

さて今年から各種ユーレイルパスについてはセレクトパスがなくなり、全体をカバーするグローバルパスと、一部の国や地域をカバーするナショナルパスとに整理されましたが、いちおうここで現地にてその各種ユーレイルパスを利用する際のプロセスを簡単にご案内しておきましょう。
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パスは購入した時点では特に何も記入されていないサラの状況ですが、そのままで列車に乗り込んだりすることはできません。まずは最初の一番大事なプロセスは「バリデーション」です。これは意味的には有効化するということで、駅の窓口での使用開始手続を指します。「バリデーション」の際は通常駅の窓口にて、今日から利用する(または明日から使う)など伝えて、駅員にパスの有効期間を記入してもらい、スタンプを押してもらうこととなります。これでパスは「有効化」されその有効期間の間利用可能となります。下のサンプル画像で、左側のFirst day,Last dayと右側のStampの箇所になりますが、この有効期間の日付等の記入はご自身でしてはいけないこととなっていますので、気をつけてください。

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そして、フレキシータイプのパスの場合は次に必要なのがご自身での利用日の記入です。現在グローバルパスの連続タイプを除くほとんどのパスは日にちを選んでとびとびで利用できるフレキシータイプとなっていますが、その場合パスに利用日数分の日付を記入するマス目が印字されていますので(上のサンプル画像ですと7日になります)、ここに実際の利用日を最初の乗車前に利用者自身で記入する必要があります。記入するとそれで初めてそのパスはその日有効という意味になります。なおここで日にちを間違えて記入しますと原則それで1日分は利用してしまったことになりますので、記入の際は本当に気を付けて下さい。なお例えば4月20日の場合は先に20、次に4という順番で、ヨーロッパ式(日月)の順序で書くことになりますので、その点も気をつけましょう。なお利用日の記入は1日ずつで、先の利用日まで記入する必要などはありません。

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そしてさらにこれは数年前からですが、各種ユーレイルパス利用の場合は乗車ごとにその乗車区間をパスカバーの所定欄(トラベルダイアリー)に記入する必要があります。これも乗車前の記入が必要で、何日に何時の便で、どこからどこまで乗車するかを書くこととなります。乗車前は結構バタバタしていたりして、うっかり忘れがちですし、いろいろ書かないとなりませんので少々手間でもありますが、これもきっちり記入する必要があるのです。

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これらのことをしないで、列車に乗車し、検札などでそれが見つかりますと、不正乗車とみなされて最大で200ユーロの罰金が課される可能性があります。200ユーロというと相当な金額になりますので、乗車前によく注意してください。また同時に多くの他の乗客の前で、不正乗車として扱われるのも多分に気分のいいものではないですので、乗車の際のルールとして心に刻んでおくといいでしょう。

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なおフランスのTGVやイタリアのフレッチャロッサ、スペインのAVE、夜行列車の寝台などを利用の際には、こうしたユーレイルパスの他に座席予約、寝台予約が必要となりますので、検札の際はパスと予約券を合わせて提示することとなります。

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一方、フレキシータイプのパスで、一部の観光船やバスなどを対象とした割引特典を利用する場合には、特にパスに日付などを記入する必要はありません。有効期間内であれば利用可能です。
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では上の利用に関してのステップを踏まえた上で、ぜひこのユーレイルパスでヨーロッパ旅行を存分に楽しんで欲しいと思います。

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