ベルニナ特急も5/9からサマースケジュールでの運行スタート/ Bernina Express on summer

7 3月

(ベルニナ特急については当社ユーリンクHPまたは当社スイスショップよりお求め下さい)

今回は先週の氷河特急と並ぶ、スイスの人気観光列車のベルニナ特急の今シーズンの情報です。ベルニナ特急はチューリッヒにも近いクールやランドクワルトそして氷河特急の発着駅でもあるサンモリッツと、イタリア国境のティラノの間を、通常の列車ではスイス最高標高地点の2054mのベルニナ峠を越えて結び、美しい山岳風景を満喫できる列車なのです。

bernina loop

このベルニナ特急は氷河特急と同じく今シーズンは5/9からサマーシーズンの運行に入ります。このサマーシーズンにはサンモリッツ/ティラノ間を1日2便ずつと、クール/ティラノの間を1便、ランドクワルト/ダボス/ティラノの間を1便の、合計1日各4便が運行されます。この中で特に日本からの方に人気なのはサンモリッツからの往復です。サンモリッツとティラノ間は片道2時間と手ごろな乗車時間で、日帰りで比較的気軽に往復できるのが人気のポイントと言えるでしょう。またチューリッヒ方面との移動で利用する場合にはクール/ティラノの便はとの間の利用するのが便利です。この場合は乗車時間が4時間ほどで、アルブラ線とベルニナ線の全線の風景を満喫することができます。

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またティラノでは、ベルニナ特急に接続して、観光用バスのベルニナバスがスイス南部のルガーノとの間を結んでいます。これもより変化に富んだ風景を楽しむことができますし、他のスイス各地との周遊にも便利です。またティラノとミラノ間はイタリア側の列車が運行していますので、ミラノ方面に抜けたりなど、スイスとイタリアを合わせた旅行にもこのベルニナ特急はお使いになれます。

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なおこのベルニナ特急も氷河特急と同様に、1等2等を合わせ全席がパノラマ車両となっています。また全席予約制となっていますので、ご利用の際にはレイルパスや乗車券にプラスして座席予約が必要となります。便や乗車日によっては人気が集中して満席になる場合もありますので、ご利用が決まっている場合には早目の予約が安全でしょう。(予約開始は乗車日の3か月前から!)なおティラノは町としてはイタリア側になりますが、ティラノ自体が国境駅扱いとなるため、このベルニナ特急(とベルニナバス)の区間はスイスで有効なパスがあれば利用OKです。

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今のところコロナウイルス問題で、旅行業界も深刻な状況で、日本を含め世界中が旅行を楽しむ状況でもなくなっていますが、この騒動が収まったらぜひ今シーズンもスイス旅行にはこのベルニナ特急をご利用ください。

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ミラノ⇔リミニ間などでETR700によるフレッチャアルジェントが増便中/ETR700 run as Frecciargento

1 2月

(イタリアの列車については当社ユーリンクよりお求め下さい。)

今日から2月に入りました。コロナウイルスの騒動が続いていますが、早めに収束して欲しいところです。

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さてイタリアのミラノやボローニャと、リミニやアンコーナさらにバーリを結ぶアドリア海沿いの路線では、昨年の6月から新しく高速車両ETR700によるフレッチャアルジェントの運行がスタートし、12月のスケジュール改正ではさらに増便が進んでいます。今までこの区間はフレッチャビアンカが多く運転していましたが、そのフレッチャアルジェントへの置き換えが進んでいるのです。

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image: trenitalia.com

このETR700ですが、これは最近に新型車両として作られたものではなく、実は以前オランダの高速列車のフィーラ用として作られたV250という車両でした。それでオランダ内高速新線で運行をスタートしたのですが、この車両がオランダの寒さに対応できず故障が相次いだため、結局使用されなくなり、それをトレンイタリアが引き取って大リニューアルをして、ETR700としてイタリア内の列車に再利用することとなったのです。

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そのスタイリングはかなり独特で、ちょっとユーモラスな感じですが、カラーリングがシルバー(グレー)とレッドのアルジェントカラーに塗り直され、なかなか精悍なイメージとなっています。性能的にも最高時速は250キロに達し、従来のフレッチャビアンカに比べるとミラノとの間で30分ほど所要時間が短縮され、ミラノ/ボローニャ間で高速線を走るフレッチャロッサよりは少々時間がかかりものの、ミラノ/リミニ間を約3時間、アンコーナの場合はおよそ3時間半で結んでいます。
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image: trenitalia.com

またクラス設定は通常のフレッチャアルジェントとは違って、1等(ビジネス)と2等(スタンダード)の間に、フレッチャロッサ都同様の2等プレミアムを加えた3クラス制となっています。また車内はWIFIも完備され、より快適な利用が可能となっています。

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image: trenitalia.com

12月からはイタリアの「かかと」にあたるレッチェまで運行ルートが延び、このアドリア海沿いのルートはこのETR700によるフレッチャアルジェントが主力列車となっています。今後リミニやバーリなどへ旅行される場合にはぜひこのフレッチャアルジェントをご利用下さい。

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イギリス 西海岸線 12月からヴァージントレインに代わってアヴァンティ社が運行中!/ UK Avanti Westcoast

18 1月

(イギリスでお使いになれるブリットレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい)

イギリスで、ロンドンとバーミンガムやマンチェスター、リバプール、湖水地方、グラスゴーなどを結ぶ西海岸線(West coast mail line)は、ロンドンとエジンバラなどを結ぶ東海岸線などと並んで、旅行客の利用も多いまさに主要路線ですが、この区間の列車運行が先月より今までのヴァージントレインズ社から新会社の「アヴァンティウエストコースト」社へと切り替わりました。

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image: www.avantiwestcoast.co.uk

イギリスの列車運行の契約は他の国とは違ってやや独特で、それぞれの路線ごとの運行権(フランチャイズ)を入札などにより5~10年程度の期間で契約するシステムとなっていて、今回はその契約の更新によりヴァージントレインズからアヴァンティによる運行になったのです。

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今のところ(1月上旬現在)現地ではまだ列車のエクステリアの変更などはまだ間に合わないようで、西海岸線は今までの上の画像のようなヴァージンカラーから塗装を落として下のような真っ白の車体での運行となっています。車内には次の画像のように一応AVANTIのロゴの入ったヘッドレストカバーなども付いていて、新体制による運行になったことを感じさせます。

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なおスケジュールや各種のサービス等は当面今までのヴァージントレインズと変わらず、以前に手配したチケットでのそのまま利用可能です。ですのでこれから利用する方も特に運行会社が変わったなどは意識することなく乗車できます。また今後はさらにこうした上の画像のペンドリーノ車両のリニューアルや、新型の日立製車両の導入も進められ、さらに便利で快適な利用ができるようになる予定です。

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このアヴァンティは、イギリス内外で列車など各種の交通機関を運営するファーストグループと、イタリアの国鉄に相当するトレンイタリアとのパートナーシップで運営されています。このトレンイタリアによるイギリス進出も少々話題になりましたが、この西海岸線で多く使用されるこうしたペンドリーノ車両はもともとイタリアで開発されたものですので、そのあたりも今回のフランチャイズ契約の理由の1つにはあるでしょう。また今後イギリス内でもHS2という本格的な高速新線が開業する予定で、その点も見据えてそうした高速列車運行のノウハウを多く持つトレンイタリアとタッグを組んだとも言えるでしょう。

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一方のヴァージントレインズの方は、これにより列車運行事業から当面撤退(東海岸線の運行も2017年で終了)となりました。音楽や航空会社で知られるヴァージングループの鉄道事業として、1997年の参入以来多くの話題を提供してくれたヴァージントレインズですので、この状況は少々さびしい気もしますが、この列車運行事業から締め出されたわけではなく、今後別の路線などでまた復活する可能性もあるようです。

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イギリスの列車は今後もいろいろ変わっていきそうです。さらに便利になることに期待しましょう。

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2020年レイルパス情報 グローバルパスの最短日数が4日に!またラトビアとエストニアも利用国に!! /Eurail Globalpass 2020

21 12月

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

今月の5日からフランスではストライキが続いていて、ご旅行のお客様も心配されているところかと思います。これからクリスマスに向けて、収まっていく方向にはあるようですが、早めに収束してもらいたいところです。詳細は下の各HPでもご確認ください。
https://en.oui.sncf/en/train/strike 
https://twitter.com/sncf (フランス語)
https://www.thalys.com/be/en/traffic-info/27959
https://www.eurostar.com/rw-en/disruption/service-update

さてまた来年の販売分から、レイルパスについてもいろいろ商品変更が予定されていますが、その内の1つがこのユーレイルグローバルパスの日数設定の変更と利用可能国の追加です。
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グローバルパスについては今年からフレキシーの日数設定が大きく変わり、現在は3日が一番短い日数となっていますが、来年は一番短い日数が3日から4日へと変更になります。現在の3日についてはグローバルパスにしては安めの戦略的な料金設定となっていますが、来年の4日料金もこれを引き継いでかなり割安の料金となる予定です。少なくとも1日あたりの料金としては今年の3日より来年の4日の方が安くなるでしょう。来年も2~3か国程度の鉄道旅行にもこのグローバルパスの利用はお勧めです。

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ちなみにグローバルパスの日数のバリエーションはこれにより来年は連続タイプの15日/22日/1ヶ月/2ヶ月/3ヶ月とフレキシータイプの4/5/7/10/15日(4/5/7日は1ヶ月中、10/15日は2ヶ月中)となります。旅行の日数や列車利用の頻度によってぴったりのものを選ぶことができます。

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また同時に来年よりバルト3国の内のエストニアとラトビアの2か国がグローバルパスの利用可能国に加わります。今年からリトアニアでは既にグローバルパスが使えるようになっていますので、これで来年からバルト3国はいずれもグローバルパスの利用範囲となります。バルト3国は東はロシア、南はポーランドに接し、バルト海を挟んで北はフィンランド、西はスウェーデンに面していますが、今のところあまり鉄道が発達しておらず、3国間での国際列車も運転されていないなど、少々利用しづらい面も実際あります。ただ今後は国際間も含め鉄道網の充実に力を入れるようですので、これからに期待したいところです。

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image: eurailmap

ぜひ来年もヨーロッパの列車周遊には、さらに便利になるこのグローバルパスをご利用ください。

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各種ユーレイルパスのウィンターキャンペーン(一律10%オフ)スタート!今月末まで!!/ Eurail winter campaign

7 12月

(各種ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

12月に入っていよいよ今年も残りわずかとなってきましたが、そんな今週12/3からまたユーレイルパスの割引キャンペーンがスタートとなりました。
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今回のキャンペーンは、ユーレイルグローバルパスと各国の国別パス(ナショナルパス)を合わせた全てのタイプのユーレイルパスを対象に、今月12月末までの購入分について一律で10%割引でお求めになれるというものになります。先週にもグローバルパスのキャンペーンはありましたが、今回はイタリアやフランス、オーストリアなど全て国別パスも含む、ユーレイルパス全体を対象としたキャンペーンとなります。またさらに、通常の大人料金だけでなく、ユースやシニア料金などの割引料金にも適用となりますので、そうした方にはダブルでお得になると言えます。

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10%割引になりますので、例えばグローバルパスの一番ベーシックな3日(フレキシー)ですと、当社の通常料金で現在1等大人¥38400のところが¥34600になりますし、また少々長めの旅行に人気の1等連続15日ですと通常¥77600が¥69900なります。また国別パスでは例えばイタリアの1等3日ですと¥22500が¥20300、オーストリアの1等8日でしたら¥45400が¥40900となり、かなりのお得感と言えるでしょう。

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2か国以上行かれる場合はグローバルパス(北欧ならスカンジナビアパス)、また国を限定しての旅行なら国別パスをうまく選んでいただければと思います。またグローバルパスは今年からイギリスも利用できるようになって、今まで以上に、ヨーロッパであればどこでも利用できるパスになっています。

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なお今回のキャンペーンは、料金が割引となっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行がお決まりになってからのお求めが安心かと思います。ただパスは発券日から最大で12ヶ月程度後まで利用可能ですので、今後の春休み時期やゴールデンウィークなどのご旅行にお使いになることも可能です。

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またこのキャンペーンは、ユーレイル関連のパス(ユーレイルと名の付くパス)が対象となりますので、スイストラベルパスやドイツのジャーマンレイルパス、またイギリスの各種ブリットレイルパスなどは割引になりません。ご注意ください。(ブリットレイルパスについては別の15%割引キャンペーンが実施中です)

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ぜひ今回のキャンペーンをうまく利用して今後のヨーロッパ旅行をお得に楽しんで欲しいと思います。

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グローバルパスの5%オフ&チャリティーキャンペーンが10/29まで限定再開! / Eurail Globalpass ‘Save & Give’ campaign again

26 10月

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

10月も下旬で秋も深まってきた感じですが、以前に今年の夏にも行われた、ユーレイルグローバルパスの「SAVE&GIVE」キャンペーンが今週10/24から来週の10/29までの限定で再開されています。
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このユーレイルグローバルパスはほぼヨーロッパ全域で利用できる人気のレイルパスですが、今回のキャンペーンは前回同様「SAVE&GIVE」ということで、パス料金の5%割引とチャリティ団体への募金がセットになっています。具体的にはグローバルパスの全タイプ(シニアやユースなども含む)が5%の割引となり、同時にユーレイルを通じて国境なき医師団などのチャリティ団体に1パスあたり15ユーロが募金されるという内容になります。

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image:eurail.com

5%割引ということで、例えば一番ベーシックな3日フレキシーの場合1等大人¥37600(当社料金)のところが¥35800に、また少々長めの1等連続15日ですと通常¥75800が¥72100になるなどなかなかの割引になります。またそれに加えて、このキャンペーンの利用で自動的にチャリティ募金がなされ、それが社会的貢献につながるという点もポイントです。ヨーロッパでは現在環境問題なども含めた社会的な意識が高まっていて、それと組み合わせた新しいタイプのキャンペーンと言えるでしょう。

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なお今回のキャンペーンは最初に書きましたように販売期間が短く来週の10/29までの購入分(発券分)が対象となります。この日を過ぎますともう適用にはなりませんので、キャンペーン利用をご希望の場合には必ず10/29までにご購入ください。またキャンペーン利用のパスは、料金が安くなっていることもあって、購入後の変更やキャンセル等は一切できませんのでその点も注意ください。(なおパスは購入からほぼ1年後まで利用可能ですので、来年の旅行などに使用することはできます)

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これからの秋冬にヨーロッパの列車旅が決まっている方は、ぜひこのグローバルパスのキャンペーンをお見逃しのないように!

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2020年夏からミラノとパリ間でフレッチャロッサが新規参入開始へ/ Frecciarossa 1000 for Milan-Paris

5 10月

(FロッサやTGVについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

10月に入ってもう今年2019年も残り3ヶ月となりましたが、その来年2020年夏からミラノとパリ間でイタリアの高速列車のフレッチャロッサが直通運転を開始する見通しとのことです。そのフランス内でのテスト運行も先月よりスタートとなりました。

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上の画像がこのミラノ/パリ間を運行する予定となっている、トレンイタリア(イタリア国鉄に相当)の最新型の高速車両フレッチャロッサ1000(ETR1000またはETR400)になります。さすがイタリアといった感じのカラーリングとダイナミックなエクステリアデザインが印象的で、性能的にも最高で時速360KMまでの運行が可能な最新車両となっています。もちろん車内の快適性にもぬかりはありません。ちなみにこのFR1000の生産には日本の日立も大きく関わっています。

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現在このミラノ/パリ間の昼間の直通便としては現在フランス側のTGVが所要時間7時間ほどで1日あたり3便運行しているのですが、ここに来年6月予定でイタリア側のFロッサが新規参入をかけることとなります。この区間の運行は、トレンイタリア系のThello社(イタリアとフランス間の他の区間や夜行列車も運行)が担当し、当面1日あたり2便ずつの運行が予定されています。ルート的にはTGVと同様に、途中イタリアのトリノやフランスのリヨンを経由しての運行となり、所要時間はTGVよりは短い6時間45分程度の見通しとのことです。

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今のところミラノ/パリ間については、所要時間も7時間少々と長く、便数も少なめなこともあって、旅行者に大人気の都市同士のわりには列車を利用する方は多くないのですが、イタリア側の参入により競争が活性化されて、この区間での列車利用もよりポピュラーになっていきそうです。(この区間の直通はこれにより片道あたりTGVが3便、Fロッサが2便、夜行が1便の計6便となります) もちろんミラノ/パリだけでなく、パリとトリノやリヨンからミラノなど途中区間での利用もさらに便利になります。

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近年のヨーロッパの鉄道は「オープンアクセス」化が促進され、他の国の鉄道会社が別の国に乗り入れてくるケースも多くなりました。ぜひ来年夏からのこのFロッサのパリへの「殴りこみ」にも期待したいところです。

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ジャーマンレイルパス(3日+4日)の割引キャンペーンが来月スタート予定/ German railpass campaign

28 9月

(ジャーマンレイルパスは当社ユーリンクよりお求め下さい。)

まもなく10月ということで日々秋めいてきていますが、来月からまたジャーマンレイルパスのキャンペーンがスタートする予定となっています。

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ジャーマンレイルパスのキャンペーンは年に何回か実施されるのですが、今回のキャンペーンは短めの3日と4日のパスが対象となります。具体的には、10月から12月14日までの購入分(発券分)に関して、全タイプの3日と4日の料金が通常より10%割引になるという内容になります。

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ジャーマンレイルパスには連続タイプとフレキシータイプがありますが、もちろん両方の料金ともに割引の対象となります。また一般の大人料金だけではなく、2人同行用のツイン料金や27歳までのユース料金といった割引料金にも適用となり、さらに10%安くなりますので、なかなか「使える」キャンペーンと言えるでしょう。例えば一番ベーシックな2等3日連続タイプの通常の大人料金は¥24600ですが、このキャンペーンを利用すると¥22200となり、さらに2人同行の場合はツインのキャンペーン料金で1人あたり¥17000となり、ダブルで得となるわけです。

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ドイツと言えば看板列車は高速列車のICEですが、ドイツではこうしたICEやICなどのネットワークが発達していて国内での列車移動がとても便利ですし、またICEが全席予約制ではなくパスのみで自由席として利用できることもあって、レイルパスがとても使いやすい国と言えます。またドイツは、イギリスのロンドンやフランスのパリのような一極集中がなく、フランクフルト、ミュンヘン、ケルン、ベルリンなど主要都市が各地に分散し、都市間を移動する機会が多いこともあって、このジャーマンレイルパスは多くの国別のパスの中でもトップを争う人気のレイルパスとなっています。

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またさらにドイツ内の列車に限らず、ジャーマンレイルパスは、ベルギーのブリュッセルとの間のICEやイタリアのベネチアなどとの間のEC、さらにポーランドやチェコとの間のICバスにも利用が可能となっています。また人気のロマンティック街道バスの割引(20%)などの特典もあり、ドイツ内外の旅行に幅広く利用できる商品と言えるでしょう。

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なお今回のキャンペーンは、書きましたように12/14までの発券分が対象ですが、パス自体は購入後1月末までが利用可能期間となりますので、早めに購入してクリスマスシーズンや年末年始の旅行に利用することも可能です。ただキャンペーン商品のため一度お求めになった後の変更や払戻などはできませんので、確実に旅行が決まってからのお求めが安全でしょう。

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これからの秋のドイツもまだまだ観光も楽しめますし、冬になれば美しいクリスマスマーケットもオープンします。ぜひこれからの秋冬のドイツ旅行にこのジャーマンレイルパスのキャンペーンをご利用下さい。

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ユーレイルグローバルパスの秋の10%オフキャンペーンがスタート!/Eurail Globalpass campaign

21 9月

(ユーレイルパスについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

さて9月も半ばを過ぎて、ぐっと秋らしくなって来ましたが、そんな今週からまたユーレイルグローバルパスの新しい割引キャンペーンがスタートとなりました。
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ユーレイルグローバルパスはほぼヨーロッパ全域で利用できる人気のパスですが、今回のキャンペーンではこのグローバルパスの大人やシニア料金など全てのタイプが一律で10%の割引となります。

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10%割引ということで、例えば一番ベーシックな3日(フレキシー)ですと、今月の当社の通常料金で1等大人が¥37600のところが¥33900に、またちょっと長めの旅行に人気の1等連続15日ですと通常¥75800が¥68300に、またパスの中で一番長い1等3ヶ月になると¥154200が¥138800と、かなりのお得感と言えるでしょう。

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なお今回のキャンペーンは、購入については来月10日発券分までの限定となります。このキャンペーンを利用したい場合は必ずそれまでにお求め下さい。なお購入後、利用可能なのはクリスマス前の12月15日までとなりますので、それまでのご旅行用にお求めいただければと思います。またこのキャンペーン利用の場合、料金が割引となっていることもあって、お求めになった後の変更やキャンセル等は一切できませんので、確実に旅行がお決まりになってからのお求めが安心でしょう。

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なおグローバルパスというと以前のイメージで、ヨーロッパ全体を旅行するわけじゃないから関係ないと思っている方もいらっしゃると思いますが、昨年販売分からグローバルパスは料金体系が大きく変わって、日数の短い3日や5日はぐっと割安になりました。これによりドイツとフランスなど1~2か国程度の旅行にもフィットし、お勧めできる商品となっています。また同時にイギリスも利用できるようになりましたので、通常のヨーロッパないであれば特に利用できる国などを気にしないで使えるようになったと言えるでしょう。

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これからの秋もまだまだヨーロッパの観光シーズンは続きます。クリスマス前までのヨーロッパ旅行には今回のグローバルパスのキャンペーンをうまくご利用ください。

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イタリア ローマとミラノ間でフレッチャロッサとイタロが増便でさらに便利に!/Frecciarossa e Italo

24 8月

(イタリアの列車手配については当社ユーリンクにご依頼下さい)

イタリアの高速列車と言えば代表的なのはフレッチャロッサ(Frecciarossa)とイタロ(Italo)ですが、一番のメインルートのローマとミラノ間でそれぞれが増便され、イタリア内の列車移動がさらに便利になっています。

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フレッチャロッサは トレンイタリア(もともとの国鉄)が運行していますが、6月からさらに便数を増やし、大体このローマ/ミラノ間を、5時台から21時台まで1時間に3便から最大4便程度運行しています。その内の3~4便の内の2便はノンストップかまたはボローニャのみ停車の速達タイプで、ローマテルミニ駅とミラノ中央駅の間をおよそ3時間(最短2時間55分)で結びます。

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一方のイタロは、新規参入したNTV社による運行で、フレッチャロッサほどではないですが、最近1日片道2便ずつを増便し、およそ1時間あたり2便の運行となっています。その中で同様の速達タイプが1便で、こちらも両都市間をほぼ3時間で結びます。

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以前にはこの区間は4時間以上かかっていたことを思うと、はるかに便利になった感はあります。この所要時間であれば空港に行ってセキュリティチェックを受けて飛行機に乗るよりも、多くの人はこうした高速列車の利用を選ぶでしょう。また合わせると10分おき程度に運行していますので、時間もよりフレキシブルに選ぶことができます。

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また料金的にもノーマル料金(1等¥18000程度、2等¥13000程度)とさほど高くないですし、さらに両者の競争のおかげで早めの予約や空いている便の場合ならかなり安い料金での利用も可能です。またサービス面でもそれぞれ新型車両(FR1000、AGVなど)が投入され、また特等クラスなども含めた4クラスからお好きなクラスを選択でき、とても快適な移動を楽しめます。

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ぜひこうしたイタリア内での移動には便利で快適そしてお得な、こうしたフレッチャロッサやイタロなどの高速列車をご利用下さい。

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